158 / 227
パパとママ
しおりを挟む
風華side
仁士『ふうちゃん、御厨くんにはいつ合わせてくれるんだい?』
風華『え?』
実家に、珠ちゃんの事を相談しに行って美樹さんの作った、チーズタルトとコーヒーを頂きながら、爆弾発言をした父に
私は固まってしまって
風華「パパ… 頑張ってるの。御厨さん… あの…色々とあったかもしれないけど… えっと…」
御厨さんの事怒ってるの?
余り褒められた事じゃないから?
離婚とか…
美樹「大丈夫よ。パパは英士さんから色々聞いて、どんな人かな?って興味があるのよ。別に取って食べようとか、反対しようとかじゃ無いから」
仁士「美樹!余計なこと言うんじゃない!」
ホントだパパ… 照れてる?
それよりも日頃ダンディで、ビシッと決めてる感じの父が… 美樹さんには頭上がらないんだって思ったら…
仁士「何笑ってるんだ?」
風華「別に… あの…」(笑)
何か感じ取ったらしい美樹さんと一緒に笑っちゃって… ずっと父に捨てられたって… 一緒にお茶したり食事をしたり
再婚相手の美樹さんとも、こんなに仲良くなれるなら、8年前一緒に暮らそうって言われた時に…
仁士「8年前に… 何が何でも暮らしてれば… ゴメンな…」
同じ事考えてた。些細な事で感じる幸せ…
風華「今同じ事思ってた。パパ?確かにすれ違っちゃったけど、8年前に暮らしたらきっと、上手くいかなかったじゃないか?って思うの」
仁士「確かに。あの時、ふうちゃんは自分の殻に閉じ込もった感じて… お互い喧嘩別れしたかもしれないね」
美樹「英士さんも、同じ事を言ってましたね?」
仁士「英士が、『御厨くんは一本芯の通った人間だって』だからふうちゃんは、幸福になれるって…珠稀ちゃんにも会いたいな。ふうちゃんとずっと一緒に居てくれて。お礼を言いたいし」
(英士さんありがとう)
仁士『ふうちゃん、御厨くんにはいつ合わせてくれるんだい?』
風華『え?』
実家に、珠ちゃんの事を相談しに行って美樹さんの作った、チーズタルトとコーヒーを頂きながら、爆弾発言をした父に
私は固まってしまって
風華「パパ… 頑張ってるの。御厨さん… あの…色々とあったかもしれないけど… えっと…」
御厨さんの事怒ってるの?
余り褒められた事じゃないから?
離婚とか…
美樹「大丈夫よ。パパは英士さんから色々聞いて、どんな人かな?って興味があるのよ。別に取って食べようとか、反対しようとかじゃ無いから」
仁士「美樹!余計なこと言うんじゃない!」
ホントだパパ… 照れてる?
それよりも日頃ダンディで、ビシッと決めてる感じの父が… 美樹さんには頭上がらないんだって思ったら…
仁士「何笑ってるんだ?」
風華「別に… あの…」(笑)
何か感じ取ったらしい美樹さんと一緒に笑っちゃって… ずっと父に捨てられたって… 一緒にお茶したり食事をしたり
再婚相手の美樹さんとも、こんなに仲良くなれるなら、8年前一緒に暮らそうって言われた時に…
仁士「8年前に… 何が何でも暮らしてれば… ゴメンな…」
同じ事考えてた。些細な事で感じる幸せ…
風華「今同じ事思ってた。パパ?確かにすれ違っちゃったけど、8年前に暮らしたらきっと、上手くいかなかったじゃないか?って思うの」
仁士「確かに。あの時、ふうちゃんは自分の殻に閉じ込もった感じて… お互い喧嘩別れしたかもしれないね」
美樹「英士さんも、同じ事を言ってましたね?」
仁士「英士が、『御厨くんは一本芯の通った人間だって』だからふうちゃんは、幸福になれるって…珠稀ちゃんにも会いたいな。ふうちゃんとずっと一緒に居てくれて。お礼を言いたいし」
(英士さんありがとう)
0
あなたにおすすめの小説
離婚した彼女は死ぬことにした
はるかわ 美穂
恋愛
事故で命を落とす瞬間、政略結婚で結ばれた夫のアルバートを愛していたことに気づいたエレノア。
もう一度彼との結婚生活をやり直したいと願うと、四年前に巻き戻っていた。
今度こそ彼に相応しい妻になりたいと、これまでの臆病な自分を脱ぎ捨て奮闘するエレノア。しかし、
「前にも言ったけど、君は妻としての役目を果たさなくていいんだよ」
返ってくるのは拒絶を含んだ鉄壁の笑みと、表面的で義務的な優しさ。
それでも夫に想いを捧げ続けていたある日のこと、アルバートの大事にしている弟妹が原因不明の体調不良に襲われた。
神官から、二人の体調不良はエレノアの体内に宿る瘴気が原因だと告げられる。
大切な人を守るために離婚して彼らから離れることをエレノアは決意するが──。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
〜仕事も恋愛もハードモード!?〜 ON/OFF♡オフィスワーカー
i.q
恋愛
切り替えギャップ鬼上司に翻弄されちゃうオフィスラブ☆
最悪な失恋をした主人公とONとOFFの切り替えが激しい鬼上司のオフィスラブストーリー♡
バリバリのキャリアウーマン街道一直線の爽やか属性女子【川瀬 陸】。そんな陸は突然彼氏から呼び出される。出向いた先には……彼氏と見知らぬ女が!? 酷い失恋をした陸。しかし、同じ職場の鬼課長の【榊】は失恋なんてお構いなし。傷が乾かぬうちに仕事はスーパーハードモード。その上、この鬼課長は————。
数年前に執筆して他サイトに投稿してあったお話(別タイトル。本文軽い修正あり)
婚約破棄された令嬢、気づけば宰相副官の最愛でした
藤原遊
恋愛
新興貴族の令嬢セラフィーナは、国外の王子との政略婚を陰謀によって破談にされ、宮廷で居場所を失う。
結婚に頼らず生きることを選んだ彼女は、文官として働き始め、やがて語学と教養を買われて外交補佐官に抜擢された。
そこで出会ったのは、宰相直属の副官クリストファー。
誰にでも優しい笑顔を向ける彼は、宮廷で「仮面の副官」と呼ばれていた。
その裏には冷徹な判断力と、過去の喪失に由来する孤独が隠されている。
国内の派閥抗争、国外の駆け引き。
婚約を切った王子との再会、婚姻に縛られるライバル令嬢。
陰謀と策略が錯綜する宮廷の只中で、セラフィーナは「結婚ではなく自分の力で立つ道」を選び取る。
そして彼女にだけ仮面を外した副官から、「最愛」と呼ばれる存在となっていく。
婚約破棄から始まる、宮廷陰謀と溺愛ラブロマンス。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる