12 / 158
見えて来た関係性① ~R~
しおりを挟む
リョウ「御厨涼也です」
亜子「海老名亜子です」
結衣「山崎結衣です」
今だに一言も話さない、のんちゃん
なんか…のんちゃん、顔色を桜色に染め目を瞑り小さく深呼吸しているんだけど…
…俺邪魔な気がして、帰ろうと思ったんだけど
ヤマト.タケル「帰るな!」
と言われてしまって…
(この空気感耐えられねぇ)
小さく溜め息をつく
なかなか切り出せずにいる、のんちゃん…
友達の亜子ちゃんと、結衣ちゃんが、両サイドに座り
ようやく…
というか唐突に
のん「リョウくん?」
リョウ「覚えていてくれたんだね?のんちゃん久し振り!」
ようやく声は聞けたけど…
俯き、黙ってしまったのんちゃんに変わって
亜子「あたし達、のんが可哀想で… 勢いで来てしまっだけど…知らなくて良いことは知らなくて良いんじゃないかと思えて来て…」
亜子ちゃんが言うと
結衣「のんちゃん、私達から聞こうか?」
結衣ちゃんの言葉に
ヤマト「ありがとう。亜子。結衣ちゃん。俺達、のんが話すの待ってるから」
(ん?ヤマトの奴、亜子ちゃんは呼び捨てで結衣ちゃんはちゃん付け…)
さっきの違和感が朧気に見えて…
タケル「のんちゃんいつまで黙っているつもりだ?」
結衣「タケルさん、そんな言い方…」
イライラしているタケルに、結衣ちゃんが言うと
タケル「結衣ちゃん口出しすんな!」
タケルの言葉に、結衣ちゃんの瞳に涙の粒が…
(コイツ、バカか!!)
思った瞬間
のん「タケルにぃのバカ!!」
のんちゃんが、叫んだんだ
亜子「海老名亜子です」
結衣「山崎結衣です」
今だに一言も話さない、のんちゃん
なんか…のんちゃん、顔色を桜色に染め目を瞑り小さく深呼吸しているんだけど…
…俺邪魔な気がして、帰ろうと思ったんだけど
ヤマト.タケル「帰るな!」
と言われてしまって…
(この空気感耐えられねぇ)
小さく溜め息をつく
なかなか切り出せずにいる、のんちゃん…
友達の亜子ちゃんと、結衣ちゃんが、両サイドに座り
ようやく…
というか唐突に
のん「リョウくん?」
リョウ「覚えていてくれたんだね?のんちゃん久し振り!」
ようやく声は聞けたけど…
俯き、黙ってしまったのんちゃんに変わって
亜子「あたし達、のんが可哀想で… 勢いで来てしまっだけど…知らなくて良いことは知らなくて良いんじゃないかと思えて来て…」
亜子ちゃんが言うと
結衣「のんちゃん、私達から聞こうか?」
結衣ちゃんの言葉に
ヤマト「ありがとう。亜子。結衣ちゃん。俺達、のんが話すの待ってるから」
(ん?ヤマトの奴、亜子ちゃんは呼び捨てで結衣ちゃんはちゃん付け…)
さっきの違和感が朧気に見えて…
タケル「のんちゃんいつまで黙っているつもりだ?」
結衣「タケルさん、そんな言い方…」
イライラしているタケルに、結衣ちゃんが言うと
タケル「結衣ちゃん口出しすんな!」
タケルの言葉に、結衣ちゃんの瞳に涙の粒が…
(コイツ、バカか!!)
思った瞬間
のん「タケルにぃのバカ!!」
のんちゃんが、叫んだんだ
0
あなたにおすすめの小説
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
灰かぶりの姉
吉野 那生
恋愛
父の死後、母が連れてきたのは優しそうな男性と可愛い女の子だった。
「今日からあなたのお父さんと妹だよ」
そう言われたあの日から…。
* * *
『ソツのない彼氏とスキのない彼女』のスピンオフ。
国枝 那月×野口 航平の過去編です。
君に何度でも恋をする
明日葉
恋愛
いろいろ訳ありの花音は、大好きな彼から別れを告げられる。別れを告げられた後でわかった現実に、花音は非常識とは思いつつ、かつて一度だけあったことのある翔に依頼をした。
「仕事の依頼です。個人的な依頼を受けるのかは分かりませんが、婚約者を演じてくれませんか」
「ふりなんて言わず、本当に婚約してもいいけど?」
そう答えた翔の真意が分からないまま、婚約者の演技が始まる。騙す相手は、花音の家族。期間は、残り少ない時間を生きている花音の祖父が生きている間。
片想い婚〜今日、姉の婚約者と結婚します〜
橘しづき
恋愛
姉には幼い頃から婚約者がいた。両家が決めた相手だった。お互いの家の繁栄のための結婚だという。
私はその彼に、幼い頃からずっと恋心を抱いていた。叶わぬ恋に辟易し、秘めた想いは誰に言わず、二人の結婚式にのぞんだ。
だが当日、姉は結婚式に来なかった。 パニックに陥る両親たち、悲しげな愛しい人。そこで自分の口から声が出た。
「私が……蒼一さんと結婚します」
姉の身代わりに結婚した咲良。好きな人と夫婦になれるも、心も体も通じ合えない片想い。
わたしは夫のことを、愛していないのかもしれない
鈴宮(すずみや)
恋愛
孤児院出身のアルマは、一年前、幼馴染のヴェルナーと夫婦になった。明るくて優しいヴェルナーは、日々アルマに愛を囁き、彼女のことをとても大事にしている。
しかしアルマは、ある日を境に、ヴェルナーから甘ったるい香りが漂うことに気づく。
その香りは、彼女が勤める診療所の、とある患者と同じもので――――?
俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木廉也との出会いである。
廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる