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11章 追う者と追われる者
看破
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巨大な鉄人形が稼働を始める。
内に詰められた緑の糸が輝きを放ち、魔力を指の先まで張り巡らせていく。
全身鎧の隙間から漏れ出る碧光が、なんとも幻想的だ。
緑の繭に包まれて、シャルルは眼下に見える『鉄の箱舟』を見つめる。
革命軍が確保している巨鎧兵は、その数を少しだけ増やし、『鉄の騎士』が十五機、『赤鉄の騎士』が一機の計十六機になっていた。更に鉄の箱舟の量産も進み、今ではその数を六つに増やしている。
以前ガンフがローゼリエッタに伝えた策。
それは戦えぬ一般民をこの鉄車に乗せ、バルドリンガの辺境にある町に避難させるという物だった。
各町の居住者受け入れには、王であったガンフの良く知る貴族たちが助けてくれた。
バルドリンガ国の躍進劇を喜びながらも、どこかおかしいと感じている者たちだ。
数日前とは打って変り、大体的に動き出す革命軍を見て、まだ報せを受けていない国の民らは恐怖と不安に包まれた。
ガンフは怯える民の前に顔を出すと、大きな声で指示を出す。
「バルドリンガに滅ぼされた国の民よ!我々はこれから、王国の軍と一戦交えねばならぬ!だがその戦力差は圧倒的だ。とてもではないが、其方たちを守りながら戦うことは出来ない。我々は、各地の貴族と連絡を取り、多くの民を受け入れる体制を整えた!望む者は鉄の箱舟に乗り込むのだ!どうか、どうか理解して欲しい!」
集まった民がこの話に反応を見せだすと、ガンフは次の集団へと向かい再び同じ説明をする。
それを何度か繰り返し、どうにか全ての民の理解を得ることに成功した。
平穏だった人形の館周辺は、俄かに騒がしくなる。
問題はその選別にあった。
革命軍の言葉から、この地が戦場となることは容易に予想できる。
ならば当然、この場からは逃げなければならないのだが、いかに巨大であろうとも、鉄の箱舟には定員という物が存在するのだ。
あぶれた者は、自らの足で目的地を目指さねばならなく、どちらが危険かは言うまでもない。
転送魔法の時同様、体の不自由な者が優先され、次いで女が、最後に男が乗り込んでいく。
条件が似通った者同士の諍いが起きる度に、パラミシア兵が出向いては説得を試みた。
流れる人の波。
それは巨鎧兵が引く、鉄の箱舟に向かって流れていく。
その波の中で、ちらほらと人の流れに反し動く影があった。
彼らこそが、バルドリンガが用意した工作員である。
作戦の唐突な変更を受け、ハルクエルに伝える為に急遽群れを外れようとしたのだ。
工作員の一人が、近くの木々で姿を隠しながら、通話用の魔法石を取り出す。
「なぜ唐突に作戦変更が……兎も角っ、早く王に報せなければ!」
取り出した石に魔力を通し、手に入れた情報を伝えようと画策する。
その時、背後から聞き覚えのある声があがった。
「やはりいたか。バルドリンガの手の物よ」
声に振り向く工作員が見たのは、神妙な表情で立ち並ぶパラミシア兵、そして彼らの主であるガンフであった。
工作員の男は恐怖する。
彼は見てきたのだ。バルドリンガに仇成し、逃亡の末に捕まった者達の末路を。
耳を削がれ、指を折られ、腕を切り落とされては、治癒魔法によって元の状態に戻される。そしてまた、同じ拷問が繰り返されるのだ。死にたくても死ねない地獄の時間。やがて心が崩壊し自我を失うと、首を落とされ、大衆の前に貼り付けにされる。
その光景は、敵でありながら同情しか覚えない凄惨な物であった。
例え前時代的であろうとも、例え非人道的であろうとも、王が取ったこの処罰は十分な効力を発揮した。
その結果生まれたのが、彼らのような恐怖に縛られた従順兵である。
また、若い工作員は他に戦場を知らぬ。
故に革命軍もバルドリンガと同様に、非道な行いをするものとばかり思っていた。
数人がかりで羽交い絞めにされながらも、男は震える声で精いっぱいの虚勢を張る。
「な……何を言っているのですか?私は、コーンウェルで暮らしていた一般民ですよ」
だがそれも、王という立場で何千という人間を見てきたガンフには通用しない。
「下手な芝居はやめるが良い。我々は貴様らが転送魔法でここに来た時から、貴様らの存在に気付いていたのだ」
誤魔化しきれないと察した工作員は観念し、姿を変える幻想魔法を解除する。
それまで端正だった顔は、厳つい兵士のものへと変わり、彼が確かに敵国の潜入兵であることを告げた。
男は歯向かうことをしなかった。
魔法使いである彼ならば、例え羽交い絞めにされようとも多少の抵抗は出来ただろう。
だがあまりにも多勢に無勢。人目に付くことを極端に恐れた結果、工作員たちは集まることをせず、それぞれ個別に姿を隠そうとしたのだ。
そこへ押しかけるは十を超える屈強なパラミシア兵。何処にも逃げられる理由がない。
脳裏に蘇るのは捕虜となった逃亡兵の末路。
湧き上がる焦燥感に堪え切れず、男は喚きだす。
「くそぅ!!どこが悪かった!?何故分かった!?」
これから待つ惨劇に恐怖し、酷く取り乱す。時間稼ぎという旨もあっただろう。だが彼の魔法は完璧で、誰かにばれたような気配は一つも無かった。少なくとも、彼はそう感じていた。
これは単純な疑問だ。
この疑問に対し、ガンフは鼻で笑って答える。
「お前たちは何度も周辺国に攻め入った。その度に救助し終えた無人の都市を見てこう思ったのだろう?民に扮し、共に救助されれば潜入できるのではと。その目論見は成功し、お前は今ここにこうして存在している。だがな……一体どこの国に、攻め込まれる小国へ生活拠点を移そうという輩がいるのだ?小国とはいえ王は王。彼らは例え小さな違和感であっても、見逃すことなどせんのだよ」
彼らの行いは、初めから看破されていたのだ。その小さな国を統べる、たった一人の王たちによって。
工作員はいよいよ、項垂れるしかなくなった。
ガンフは大人しくなった工作員を見ると、隣にいる配下に向かって指示を出す。
「おい、奴の魔法石を取り上げろ!後は……そうだな」
断罪の時である。
男は下される判決を前に、耐えきれず強く瞳を瞑る。
だが、裁くのは眼前にいる王では無かった。
「ロゼ殿。どうしましょうか?」
「そうですね……皆さんと一緒に避難して貰ったらどうでしょうか?魔法石を取り上げたのならば、もう連絡も取れないでしょうし、このまま戻ってもあのハルクエル王が黙って許すわけがないと思います」
思いもよらぬ所から救いの手が現れた。
思わず男は目を見開く。
黒の豪華なドレス。真っ赤な長い髪。白銀の騎士を従えた麗しの令嬢がそこにいた。
その声は澄み渡り、どこまでも優しい甘美な音色だ。
絶望の淵に現れた救済の女神。
彼にとってはその言葉も、決して大げさなものではない。
「どうでしょうか?頷いてもらえると嬉しいのですが……そうでないと」
「わっ、分かりました!」
少々手荒な真似に、と続けようとしたローゼリエッタの言葉を遮って、男は叫んだ。
呆れたのは、それを傍から見ていたガンフだ。
「ロゼ殿……それはちと甘すぎるのではないか?奴らは仮にも、敵国の工作兵ですぞ」
そもそもこの場所がバルドリンガに漏れたのは、彼らの情報漏洩があったからである。
その元凶を何の保証も無しに助けるなど、お人好しという言葉では済まされない。
だがガンフの言葉に異論を発したのは、他でもないローゼリエッタだった。
「でも、彼らの報告があったからこそ、ガンフさんの作戦が確かなものになったのではないですか」
「そ、それはそうだが……」
事、人命を救うことに関して、彼女は他を圧倒する頭の回転を見せる。
先程ガンフが民に告げた作戦には、更に続きがある。
それは、革命軍の動向を大体的に告知することであった。
当然各町にもその話は届けられ、彼ら工作員も知らぬ間に、直接ハルクエルに偽りの情報を刷り込んでいたのだ。
その甲斐もあって、王国は現在、森の奥に向かう革命軍にしか目が向かっておらず、魔法道具で姿を隠しながら走る巨鎧兵など、想定していなければ眼中にもない状態だ。
工作員は全てが捉えられ、一か所に集められると、ローゼリエッタの案が提示され、説得が行われる。
恐怖で支配されたものは、容易に寝返るものだ。もう一つ言えば、一人の男がローゼリエッタを以上に持ち上げたことも少なからず影響したのだろう。
工作員たちはやがて、提案の全てを受け入れ、同行することに決めた。
話が全てまとまると、ローゼリエッタは一団に向かって声を張り上げる。
「さぁ!話は全て解決しました!あとは、更にバルドリンガの目を引く為に、私たちも森の奥へ向けて出立しましょう!」
工作員だった者達はそれぞれ、監視約として数名のパラミシア兵と共に、六機の鉄の箱舟に乗り込む。
そして六つの鉄車と、六機の巨鎧兵は、人形の館を後にし安全な街へと旅経った。
続いて歩きで目的地を目指す者達も、多くのパラミシア兵を引き連れて旅立つ。
全てを見送った革命軍は、身を隠す素振りも見せず、行軍を開始する。
目指すは、『森人の森』深奥だ。
内に詰められた緑の糸が輝きを放ち、魔力を指の先まで張り巡らせていく。
全身鎧の隙間から漏れ出る碧光が、なんとも幻想的だ。
緑の繭に包まれて、シャルルは眼下に見える『鉄の箱舟』を見つめる。
革命軍が確保している巨鎧兵は、その数を少しだけ増やし、『鉄の騎士』が十五機、『赤鉄の騎士』が一機の計十六機になっていた。更に鉄の箱舟の量産も進み、今ではその数を六つに増やしている。
以前ガンフがローゼリエッタに伝えた策。
それは戦えぬ一般民をこの鉄車に乗せ、バルドリンガの辺境にある町に避難させるという物だった。
各町の居住者受け入れには、王であったガンフの良く知る貴族たちが助けてくれた。
バルドリンガ国の躍進劇を喜びながらも、どこかおかしいと感じている者たちだ。
数日前とは打って変り、大体的に動き出す革命軍を見て、まだ報せを受けていない国の民らは恐怖と不安に包まれた。
ガンフは怯える民の前に顔を出すと、大きな声で指示を出す。
「バルドリンガに滅ぼされた国の民よ!我々はこれから、王国の軍と一戦交えねばならぬ!だがその戦力差は圧倒的だ。とてもではないが、其方たちを守りながら戦うことは出来ない。我々は、各地の貴族と連絡を取り、多くの民を受け入れる体制を整えた!望む者は鉄の箱舟に乗り込むのだ!どうか、どうか理解して欲しい!」
集まった民がこの話に反応を見せだすと、ガンフは次の集団へと向かい再び同じ説明をする。
それを何度か繰り返し、どうにか全ての民の理解を得ることに成功した。
平穏だった人形の館周辺は、俄かに騒がしくなる。
問題はその選別にあった。
革命軍の言葉から、この地が戦場となることは容易に予想できる。
ならば当然、この場からは逃げなければならないのだが、いかに巨大であろうとも、鉄の箱舟には定員という物が存在するのだ。
あぶれた者は、自らの足で目的地を目指さねばならなく、どちらが危険かは言うまでもない。
転送魔法の時同様、体の不自由な者が優先され、次いで女が、最後に男が乗り込んでいく。
条件が似通った者同士の諍いが起きる度に、パラミシア兵が出向いては説得を試みた。
流れる人の波。
それは巨鎧兵が引く、鉄の箱舟に向かって流れていく。
その波の中で、ちらほらと人の流れに反し動く影があった。
彼らこそが、バルドリンガが用意した工作員である。
作戦の唐突な変更を受け、ハルクエルに伝える為に急遽群れを外れようとしたのだ。
工作員の一人が、近くの木々で姿を隠しながら、通話用の魔法石を取り出す。
「なぜ唐突に作戦変更が……兎も角っ、早く王に報せなければ!」
取り出した石に魔力を通し、手に入れた情報を伝えようと画策する。
その時、背後から聞き覚えのある声があがった。
「やはりいたか。バルドリンガの手の物よ」
声に振り向く工作員が見たのは、神妙な表情で立ち並ぶパラミシア兵、そして彼らの主であるガンフであった。
工作員の男は恐怖する。
彼は見てきたのだ。バルドリンガに仇成し、逃亡の末に捕まった者達の末路を。
耳を削がれ、指を折られ、腕を切り落とされては、治癒魔法によって元の状態に戻される。そしてまた、同じ拷問が繰り返されるのだ。死にたくても死ねない地獄の時間。やがて心が崩壊し自我を失うと、首を落とされ、大衆の前に貼り付けにされる。
その光景は、敵でありながら同情しか覚えない凄惨な物であった。
例え前時代的であろうとも、例え非人道的であろうとも、王が取ったこの処罰は十分な効力を発揮した。
その結果生まれたのが、彼らのような恐怖に縛られた従順兵である。
また、若い工作員は他に戦場を知らぬ。
故に革命軍もバルドリンガと同様に、非道な行いをするものとばかり思っていた。
数人がかりで羽交い絞めにされながらも、男は震える声で精いっぱいの虚勢を張る。
「な……何を言っているのですか?私は、コーンウェルで暮らしていた一般民ですよ」
だがそれも、王という立場で何千という人間を見てきたガンフには通用しない。
「下手な芝居はやめるが良い。我々は貴様らが転送魔法でここに来た時から、貴様らの存在に気付いていたのだ」
誤魔化しきれないと察した工作員は観念し、姿を変える幻想魔法を解除する。
それまで端正だった顔は、厳つい兵士のものへと変わり、彼が確かに敵国の潜入兵であることを告げた。
男は歯向かうことをしなかった。
魔法使いである彼ならば、例え羽交い絞めにされようとも多少の抵抗は出来ただろう。
だがあまりにも多勢に無勢。人目に付くことを極端に恐れた結果、工作員たちは集まることをせず、それぞれ個別に姿を隠そうとしたのだ。
そこへ押しかけるは十を超える屈強なパラミシア兵。何処にも逃げられる理由がない。
脳裏に蘇るのは捕虜となった逃亡兵の末路。
湧き上がる焦燥感に堪え切れず、男は喚きだす。
「くそぅ!!どこが悪かった!?何故分かった!?」
これから待つ惨劇に恐怖し、酷く取り乱す。時間稼ぎという旨もあっただろう。だが彼の魔法は完璧で、誰かにばれたような気配は一つも無かった。少なくとも、彼はそう感じていた。
これは単純な疑問だ。
この疑問に対し、ガンフは鼻で笑って答える。
「お前たちは何度も周辺国に攻め入った。その度に救助し終えた無人の都市を見てこう思ったのだろう?民に扮し、共に救助されれば潜入できるのではと。その目論見は成功し、お前は今ここにこうして存在している。だがな……一体どこの国に、攻め込まれる小国へ生活拠点を移そうという輩がいるのだ?小国とはいえ王は王。彼らは例え小さな違和感であっても、見逃すことなどせんのだよ」
彼らの行いは、初めから看破されていたのだ。その小さな国を統べる、たった一人の王たちによって。
工作員はいよいよ、項垂れるしかなくなった。
ガンフは大人しくなった工作員を見ると、隣にいる配下に向かって指示を出す。
「おい、奴の魔法石を取り上げろ!後は……そうだな」
断罪の時である。
男は下される判決を前に、耐えきれず強く瞳を瞑る。
だが、裁くのは眼前にいる王では無かった。
「ロゼ殿。どうしましょうか?」
「そうですね……皆さんと一緒に避難して貰ったらどうでしょうか?魔法石を取り上げたのならば、もう連絡も取れないでしょうし、このまま戻ってもあのハルクエル王が黙って許すわけがないと思います」
思いもよらぬ所から救いの手が現れた。
思わず男は目を見開く。
黒の豪華なドレス。真っ赤な長い髪。白銀の騎士を従えた麗しの令嬢がそこにいた。
その声は澄み渡り、どこまでも優しい甘美な音色だ。
絶望の淵に現れた救済の女神。
彼にとってはその言葉も、決して大げさなものではない。
「どうでしょうか?頷いてもらえると嬉しいのですが……そうでないと」
「わっ、分かりました!」
少々手荒な真似に、と続けようとしたローゼリエッタの言葉を遮って、男は叫んだ。
呆れたのは、それを傍から見ていたガンフだ。
「ロゼ殿……それはちと甘すぎるのではないか?奴らは仮にも、敵国の工作兵ですぞ」
そもそもこの場所がバルドリンガに漏れたのは、彼らの情報漏洩があったからである。
その元凶を何の保証も無しに助けるなど、お人好しという言葉では済まされない。
だがガンフの言葉に異論を発したのは、他でもないローゼリエッタだった。
「でも、彼らの報告があったからこそ、ガンフさんの作戦が確かなものになったのではないですか」
「そ、それはそうだが……」
事、人命を救うことに関して、彼女は他を圧倒する頭の回転を見せる。
先程ガンフが民に告げた作戦には、更に続きがある。
それは、革命軍の動向を大体的に告知することであった。
当然各町にもその話は届けられ、彼ら工作員も知らぬ間に、直接ハルクエルに偽りの情報を刷り込んでいたのだ。
その甲斐もあって、王国は現在、森の奥に向かう革命軍にしか目が向かっておらず、魔法道具で姿を隠しながら走る巨鎧兵など、想定していなければ眼中にもない状態だ。
工作員は全てが捉えられ、一か所に集められると、ローゼリエッタの案が提示され、説得が行われる。
恐怖で支配されたものは、容易に寝返るものだ。もう一つ言えば、一人の男がローゼリエッタを以上に持ち上げたことも少なからず影響したのだろう。
工作員たちはやがて、提案の全てを受け入れ、同行することに決めた。
話が全てまとまると、ローゼリエッタは一団に向かって声を張り上げる。
「さぁ!話は全て解決しました!あとは、更にバルドリンガの目を引く為に、私たちも森の奥へ向けて出立しましょう!」
工作員だった者達はそれぞれ、監視約として数名のパラミシア兵と共に、六機の鉄の箱舟に乗り込む。
そして六つの鉄車と、六機の巨鎧兵は、人形の館を後にし安全な街へと旅経った。
続いて歩きで目的地を目指す者達も、多くのパラミシア兵を引き連れて旅立つ。
全てを見送った革命軍は、身を隠す素振りも見せず、行軍を開始する。
目指すは、『森人の森』深奥だ。
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