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15 名前
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あの後、事情を説明した僕はクマ擬きに謝った。クマ擬きはわざとで無いからと許してくれた。
『でも話しだけでは信じられんな。本当にそんな回復魔法があるのか。』
「じゃあもう1度やってみるよ。痛いの痛いの飛んでいけ。」
今度は呪文のアレンジなしで唱える。すると僕の時と同じようにクマ擬きの体から球体が出てきた。球の色は灰色だ。球は僕たちの真上をクルクル回っていたが、ピタリと止まると勢いよく洞窟の外へ飛んでいった。
『驚いた。本当にぎっくり腰が治っておる。』
「良かっ「じぃじ、ごめんなちゃい。…うわーん。」」
クマ擬きが抱き付く女の子の頭を優しく撫でる。女の子は泣き止む気配がなく、何度もクマ擬きにごめんなさいと謝る。ごめんなさい?僕は女の子が泣き終わるのを待ち事情を聞くことにした。
「病気は全部ウソ!?」
『そうなんじゃ。最近はこの子に構う時間が無くてな。寂しくて嘘を付いたそうだ。』
「ウソいってごめんなちゃい。」
「謝ってくれればいいよ。」
クマ擬きの足にしがみつきながら女の子は僕に頭を下げた。この女の子よく観察すると凄い可愛い。大きな赤い瞳は涙の残りで潤んでいて、唇は綺麗なピンク色。肩より長い黒髪は洞窟での生活で少し汚れているが、全然気にならない。頭にチョンと、2本の角があるが、それ以外には人間と違う特徴はない。
じっと見られるのがイヤだったのか、女の子はクマ擬きの背中に隠れてしまった。
「嫌われちゃったかな。」
『恥ずかしがり屋なんじゃ。』
「ちがうもん。てんしからかくれてるの。」
「『天使?』」
女の子は頷くと僕を指差した。
「ウソつくわるいこは、てんしにおしゅおきされるの。じぃじがいってた。」
『あぁ、確かにこの間悪い魔人の子どもを誘拐する天使の物語を、寝る前に話したのう。』
女の子がクマ擬きから離れようとしないのは、僕を誘拐しに来た天使と間違えているんだ。可愛らしい勘違いに、その場の空気が和む。僕は女の子の目線が合うように膝を地面に付けて座った。
「僕は天使じゃなくて人間だよ。」
「でもわたしがウソいったから、くろのたまがきて、じぃじケガした。」
また泣き出しそうな女の子を前に、僕はクマ擬きに目で助けを求める。どうやらこの子は、自分が悪い子だから天使が攻撃してきて、クマ擬きがケガしたと思っている様だ。
『こぞうは人間じゃ。安心しろ。それにちゃんと謝れるのは良い子のすることじゃ。』
「わたしはいいこ?」
『良い子じゃ。』
クマ擬きの言葉に女の子が笑顔になる。僕が人間だと分かったようで、トコトコと僕の前にやって来た。
「ねえ、ニンゲンはじぃじのおともだちなの?」
「そうだよ。クマも…じぃじの背中に乗せてもらう位、仲良しだよ。」
「そうなんだ。」
その時ふと気付いた。クマ擬きと女の子の名前聞いてない。クマ擬きは僕をこぞう、女の子は僕をニンゲンと呼ぶ。今更だが自己紹介をしよう。
「僕は涼と言うんだ。ニンゲンじゃなくて涼と呼んでね。」
「はい、りょうにぃに。」
「偉いね。君のお名前も教えてくれる。」
僕の問いに女の子はキョトンと首を傾げる。予想外の反応に僕は戸惑う。何か難しい言葉を使ったのかな。
「じぃじには何て呼ばれるの。」
「えっと、このこかあのこだよ。」
「…クマ擬き?」
『そう言えば、ワシもこの子の名前知らん。』
驚きで口がポカンと開く。突如訪れた静寂に、クマ擬きは気不味そうに説明をする。
『どこから説明するかのう。まず第一前提としてワシは魔物ではない。正確には元魔物で今は魔獣じゃ。魔獣は生活の中で強くなり、知識を得て魔人と会話ができる特別な存在じゃ。ワシ等の言葉は人間は理解出来ないが、言語読み書きのスキルを持つこぞうとは話せる。』
最初に会ったのがクマ擬きだから知らなかったけど、魔物とは会話出来ないのか。でも薄々気付いていたけど、クマ擬きって結構な実力があるよね。Aランクの冒険者であるグレイの剣を避けたり、服を噛んで僕を空中に投げたり、比較する対象が無かっただけで、クマ擬きはかなりの実力者だ。
『ワシも昔は魔物じゃった。その頃の記憶を覚えている。しかし、ワシは1度も名前を呼ばれた事はない。』
「何で?」
『理由は簡単。ワシには名前が無いからじゃ。魔物は本能で動く。例えば集団行動をする魔物が居たとしよう。赤子等の例外を除き、弱い魔物は強い魔物に従う。相手の望みを本能で察知するんじゃ。弱い魔物は命令されたら何でもする。自分が食い殺されない為にな。』
クマ擬きと視線が交わる。その顔はどこか真剣で悲しそうだ。
『これが理由じゃ。魔物は強さが絶対。名前なんて意味がない。近くにいる自分より弱い魔物に命令する。それだけで自分の望みは叶う。それに単独行動が好きな魔物も同じじゃ。一人なら自分を呼ぶ相手がいない。だから、名前は必要ない。』
クマ擬きはそう言うと、女の子を抱き上げて自分の足と足の間に座らせた。女の子はニコニコして嬉しそうだ。
『魔物から魔獣になったが、ワシは自分に名前を付けなかった。』
「名前が無いと不便じゃない。」
『名前は親が子に様々な意味を込めて付けると聞く。ワシは自分ではない誰かに、名前を付けて欲しかったのだ。』
「…クマ擬き。」
クマ擬きの心を正確に理解する事は僕には無理だ。でも自分以外の大切な人から名前を貰いたい。そんな気持ちが伝わった。
僕の想像だけど、クマ擬きは女の子の名前を聞けなかったんじゃないかな。話を聞いていて、クマ擬きは名前に強い思いがある気がした。そんなクマ擬きが女の子の名前を聞き忘れるなんて、僕には考えられなかった。
「りょうにぃにはなんでじぃじを、クマモドキっていうの?」
「えっと、クマ擬きがクマという動物に似てるの。でも、宝石が付いてたり少し違うからクマ擬きって、呼んでるの。」
「ふーん、それはなまえじゃないの。」
「えっと。」
「なまえってじぶんをよぶ、ことばでしょう。」
女の子は僕たちの会話を聞きながら名前が何なのか考えていたようだ。女の子の言葉は概ね正しい。けれど、クマ擬きという名前を本人が受け入れるかは別の話だ。女の子が分かるように説明するには、僕の頭では難しかった。
「そうだ。わたしもじぃじに、なまえつける。」
『「えっ?」』
「モドキはどう。モドキじぃじ。」
女の子がキラキラした瞳でクマ擬きを見上げる。クマ擬きは大瞳を潤ませて、女の子を撫でる。この日、クマ擬きの名前がモドキに決まった。
『でも話しだけでは信じられんな。本当にそんな回復魔法があるのか。』
「じゃあもう1度やってみるよ。痛いの痛いの飛んでいけ。」
今度は呪文のアレンジなしで唱える。すると僕の時と同じようにクマ擬きの体から球体が出てきた。球の色は灰色だ。球は僕たちの真上をクルクル回っていたが、ピタリと止まると勢いよく洞窟の外へ飛んでいった。
『驚いた。本当にぎっくり腰が治っておる。』
「良かっ「じぃじ、ごめんなちゃい。…うわーん。」」
クマ擬きが抱き付く女の子の頭を優しく撫でる。女の子は泣き止む気配がなく、何度もクマ擬きにごめんなさいと謝る。ごめんなさい?僕は女の子が泣き終わるのを待ち事情を聞くことにした。
「病気は全部ウソ!?」
『そうなんじゃ。最近はこの子に構う時間が無くてな。寂しくて嘘を付いたそうだ。』
「ウソいってごめんなちゃい。」
「謝ってくれればいいよ。」
クマ擬きの足にしがみつきながら女の子は僕に頭を下げた。この女の子よく観察すると凄い可愛い。大きな赤い瞳は涙の残りで潤んでいて、唇は綺麗なピンク色。肩より長い黒髪は洞窟での生活で少し汚れているが、全然気にならない。頭にチョンと、2本の角があるが、それ以外には人間と違う特徴はない。
じっと見られるのがイヤだったのか、女の子はクマ擬きの背中に隠れてしまった。
「嫌われちゃったかな。」
『恥ずかしがり屋なんじゃ。』
「ちがうもん。てんしからかくれてるの。」
「『天使?』」
女の子は頷くと僕を指差した。
「ウソつくわるいこは、てんしにおしゅおきされるの。じぃじがいってた。」
『あぁ、確かにこの間悪い魔人の子どもを誘拐する天使の物語を、寝る前に話したのう。』
女の子がクマ擬きから離れようとしないのは、僕を誘拐しに来た天使と間違えているんだ。可愛らしい勘違いに、その場の空気が和む。僕は女の子の目線が合うように膝を地面に付けて座った。
「僕は天使じゃなくて人間だよ。」
「でもわたしがウソいったから、くろのたまがきて、じぃじケガした。」
また泣き出しそうな女の子を前に、僕はクマ擬きに目で助けを求める。どうやらこの子は、自分が悪い子だから天使が攻撃してきて、クマ擬きがケガしたと思っている様だ。
『こぞうは人間じゃ。安心しろ。それにちゃんと謝れるのは良い子のすることじゃ。』
「わたしはいいこ?」
『良い子じゃ。』
クマ擬きの言葉に女の子が笑顔になる。僕が人間だと分かったようで、トコトコと僕の前にやって来た。
「ねえ、ニンゲンはじぃじのおともだちなの?」
「そうだよ。クマも…じぃじの背中に乗せてもらう位、仲良しだよ。」
「そうなんだ。」
その時ふと気付いた。クマ擬きと女の子の名前聞いてない。クマ擬きは僕をこぞう、女の子は僕をニンゲンと呼ぶ。今更だが自己紹介をしよう。
「僕は涼と言うんだ。ニンゲンじゃなくて涼と呼んでね。」
「はい、りょうにぃに。」
「偉いね。君のお名前も教えてくれる。」
僕の問いに女の子はキョトンと首を傾げる。予想外の反応に僕は戸惑う。何か難しい言葉を使ったのかな。
「じぃじには何て呼ばれるの。」
「えっと、このこかあのこだよ。」
「…クマ擬き?」
『そう言えば、ワシもこの子の名前知らん。』
驚きで口がポカンと開く。突如訪れた静寂に、クマ擬きは気不味そうに説明をする。
『どこから説明するかのう。まず第一前提としてワシは魔物ではない。正確には元魔物で今は魔獣じゃ。魔獣は生活の中で強くなり、知識を得て魔人と会話ができる特別な存在じゃ。ワシ等の言葉は人間は理解出来ないが、言語読み書きのスキルを持つこぞうとは話せる。』
最初に会ったのがクマ擬きだから知らなかったけど、魔物とは会話出来ないのか。でも薄々気付いていたけど、クマ擬きって結構な実力があるよね。Aランクの冒険者であるグレイの剣を避けたり、服を噛んで僕を空中に投げたり、比較する対象が無かっただけで、クマ擬きはかなりの実力者だ。
『ワシも昔は魔物じゃった。その頃の記憶を覚えている。しかし、ワシは1度も名前を呼ばれた事はない。』
「何で?」
『理由は簡単。ワシには名前が無いからじゃ。魔物は本能で動く。例えば集団行動をする魔物が居たとしよう。赤子等の例外を除き、弱い魔物は強い魔物に従う。相手の望みを本能で察知するんじゃ。弱い魔物は命令されたら何でもする。自分が食い殺されない為にな。』
クマ擬きと視線が交わる。その顔はどこか真剣で悲しそうだ。
『これが理由じゃ。魔物は強さが絶対。名前なんて意味がない。近くにいる自分より弱い魔物に命令する。それだけで自分の望みは叶う。それに単独行動が好きな魔物も同じじゃ。一人なら自分を呼ぶ相手がいない。だから、名前は必要ない。』
クマ擬きはそう言うと、女の子を抱き上げて自分の足と足の間に座らせた。女の子はニコニコして嬉しそうだ。
『魔物から魔獣になったが、ワシは自分に名前を付けなかった。』
「名前が無いと不便じゃない。」
『名前は親が子に様々な意味を込めて付けると聞く。ワシは自分ではない誰かに、名前を付けて欲しかったのだ。』
「…クマ擬き。」
クマ擬きの心を正確に理解する事は僕には無理だ。でも自分以外の大切な人から名前を貰いたい。そんな気持ちが伝わった。
僕の想像だけど、クマ擬きは女の子の名前を聞けなかったんじゃないかな。話を聞いていて、クマ擬きは名前に強い思いがある気がした。そんなクマ擬きが女の子の名前を聞き忘れるなんて、僕には考えられなかった。
「りょうにぃにはなんでじぃじを、クマモドキっていうの?」
「えっと、クマ擬きがクマという動物に似てるの。でも、宝石が付いてたり少し違うからクマ擬きって、呼んでるの。」
「ふーん、それはなまえじゃないの。」
「えっと。」
「なまえってじぶんをよぶ、ことばでしょう。」
女の子は僕たちの会話を聞きながら名前が何なのか考えていたようだ。女の子の言葉は概ね正しい。けれど、クマ擬きという名前を本人が受け入れるかは別の話だ。女の子が分かるように説明するには、僕の頭では難しかった。
「そうだ。わたしもじぃじに、なまえつける。」
『「えっ?」』
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