最高な世界で、

城真真城

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一章

一話  転移

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「新の思いは理解できた。
しかし、よく私を召喚したなあの魔方陣複雑すぎて誰一人呼び出されたことなどなかったから。」

「誰一人・・・」

「あぁそうだ。新君は本当に異世界へ行きたいのかい?」

「その意思は変わらない。」

「そうか。それじゃ初めて召喚した人間だ特別に転移させるとしようか。」

「神様、ありがと。」

「!! 感謝されるほどでない!////(新の笑顔はドキッと来るな)それと私の名は、ルファーだそう呼べタメ口で・・・君は最初からそうであったな。」

「ルファー転移はここでやるの?」

「いや、私のルームに来てもらう。
新、手を差し出して。」

言われた通りに僕は、手を差し出したそしてルファーが呪文を唱え僕の右手に触れたすると手の甲に紋章のような物が浮かび驚いてルファーを見上げた。

「この紋章が無ければ私のルームに招くことは困難なのだ。」

「あぁ、そーゆうことか分かった。」

「では、ゆくぞ。ルーム!」


気が付けば僕はルファーに招かれた場所にやってきていた、周囲を見てみるとうっすらと青くしたドーム型の空間に着いていた。

「ここにいつもルファーはいるの?」

「違うよ、ここは転移をさせる場所さ。
私のルームはいくつかあってね君たちが住んでる家と同じなんだ。雰囲気は宮殿に近いかな。」

「転移する場所があるってことは、僕以外にも転移さた人はいるの?」 

「いるとも基本的に死んでからやるから転生になるな。基準は人生の不幸度できめる。
 基準に当てはまらない人間は、天国行きか地獄行きという決まりがある。」

「へぇ~そんな仕組みなんだ~。
ルファーって何でも答えそうな感じたね。」

「この程度の質問だったら問題はないからね。?どうしたさっきから私の顔をずっと見て。」

新は、召喚してからずっとルファーのことを見ていたのだがなんとなくスルーはしていたそれでも、顔を伺うことを止めなかったため聞いたのだ。

「えっと。ただ神様はこんなに可愛い女の子がやってるんだと思って。」

「!!?かっかっかわいい!?この私が?神々の中でも普通とされているんだぞ?」

「そうなの。可愛いと思うけど。」

「ま、まぁ。そんなことはどうでもいい転移に向けての準備をするぞ!」



転移準備・・・

「転移説明の前に、まずは5つの世界から一つ選んでもらおうか。」

そういってルファーは、手のひらを合わせ一言口ずさむ。
そして、4つのモニターのような物体が僕の目の前に現れた触れてみたけどすり抜けるようだ。

「左側の方の星から説明して行くよ。」

と言って話し出した。

最初に説明した惑星は、カウウスという星でおよそ地球の5倍あり、陸が三割海が七割と陸地が余りにも少なすぎる。

そのため、多くの生物が海に住み着くようになっていった。それは、人類を含めて。
人類は、地球人の平均身体能力が約束五倍以上も上回っている。 

魔法は、無属性と水属性の2つしか保持してないようだ。

二つ目に説明したのが、白い星だ割合的に80%を占めている植物は存在していないという。
名は、シュガー。
この白い物の正体は、建造物による物らしい。

 科学技術の発展に優れた世界で魔法というものは存在していなかったでも、科学技術により実現された。
 
 魔法の発生には、魔道具が必要なようで自ら魔法を生み出すことは出来ないようだ。

三つ目は、あまり勧める惑星ではないらしい。名は、バルームア。

ほとんど法律がないそのため治安が悪く自分の身を自分で守らなけれいけない。

信頼性を強く持てるのは家族だけなのだ。
惑星の規模は、地球の2分の1と小さい。

最後に説明されたアピロという世界は、惑星ではないのだ。

この世界は、宇宙がないアピロそのものが宇宙に似た性質を持っているそうだ。

その性質は、空間が膨張し続けるというもの。
アピロは、空間が膨張する以外にも地形なども形成されるこの現象は無限に続くらしい。

規模が大きいため謎の部分が多いみたいだ。
現段階では、地球6個分の面積らしい。
そして、世界観はVRゲームに似たよな感じらしい。
説明はここまで。



「では、新どの世界が好みかな?」

「僕は、アピロにするよ」

「やっぱりね」
そう言ってルファーは微笑んだ。

「じゃあ次は、種族を決めて行こうか」
・・・

僕は今、種族選びをしている最中だ。
種族数は、25と思ったより多かった。
僕自身、ゲームと同じであると考えていて多くても6ぐらいだと予想したため驚いてしまった。

紹介された種族
人間/エルフ/ダークエルフ/ゴブリン/犬人族/猫人族/リザードマン/小人族/魚人/鳥系人族/兎人族/狼人族/狐人族/魔族/竜族/ドラゴン族/ヒュドラ(半竜族)//邪神/天使/死神/ヴァンパイア/巨人族/アンデッド/悪魔/精霊/妖精

先に見て邪神と死神とアンデッドはすぐに排除した。

さっきこの三種族に対して・・邪神と死神とアンデッドって種族じゃないよ!!って言ったら「種族だけど?」といい不思議そうにこちらを見ていたのだ。

ラノベとマンガの知識だけを信じてはいけないな。

「ルファー、ヒュドラって首がいくつもあるドラゴンのことだよね?」

「間違ってはいないよ。
でも、アピロではセブルドラゴンって言われてるんだよ。」

「じゃあ何なの?」

「人形(ひとがた)ドラゴンと言ったら伝わるよね。」

「そんなものが・・・」

スキルとか能力で一時的なモードになるなら分かる。でもそんな類いのものではない、もしかしたら神の位を持つ種族以外は、ヒュドラが最強なのでは。

「形態はあるの?」

「もちろんあるさ。 ドラゴン→半龍人→人間といった感じで三形態あるね。」

「人形ドラゴンだから本来の姿が半龍人と言うことになるよね。
やっぱり、半龍人の形態が強いのかな?」

「うん、たしかに本来の姿っていうのもあるけど人間とドラゴンの良い部分が合わさっている形態でもあるからね。それに竜族やドラゴン族の数百倍もの力の差ができるほどだ。」

そしたら、イメージとしてはあの漫画のような姿になれるのかカッコイイなよし決めた。

「ヒュドラにするよ。」

「いいのかい?寿命50万年くらいになるけ 
 ど。」

「かまわないよ。相当大きい世界だし色んなと 
ころを冒険して思う存分楽しめそうだから大丈夫。」

「そうか。なら今現在、ヒュドラはどんな立場
にあるかを説明しようかな。
ヒュドラはとても珍しい一族で、昔色んな逸 
話を残していて王の器を持つ者とされている 
ため上位貴族だ。もちろん、貴族の位ではな 
いヒュドラもいるが基本的貴族が多い。
まぁ、悪いイメージを持つ種族ではないから 
そこは安心だから。」

「うん、分かった。」

「ステータスは、こちらで決めるけど、EXスキ 
 ルを二つ選んでもらう。これを見て。」

先ほど見せたモニターを見せてた。

ーEXスキル
○シャドウハーツ
 ・影からもう一人の自分が現れる。

○ステレス
 ・気配や音を消すことができる。

○神界の天秤
 ・いろんなものがはかれる。
  結果に対しそれ相応の攻撃ができる。

○アンデッド作成
 ・どの死体でもアンデッドにする。

○カゲロウ
 ・相手の視界を屈折させる。 

○幻影
 ・まぼろしを見せる。

○クリエイト
 ・道具、武器、乗り物などイメージしたものを作れる。
  性質や素材を具体的に再現することができて魔力を
  多く注ぎ込むことで性能がより高まる。

○コピー
 ・EXスキルをコピーできる。

○パイロキネシス
 ・あらゆる炎を操る能力。

○スーパーアーマー
 ・防御力を10倍にする。(時間制限15分)

「気に入ったものはあるかい?」

「うん、僕的に面白そうなものが一つあったか    
らすぐ決めれたんだけどもう一つが・・・まぁ良いやこのスーパーアーマーにしようかな
 守りは大切だし。」

「最初に決めたのは何かな?」

「クリエイトにするよ。イメージしたものが作れるのは楽しそうだし。」

「そうか、準備はこれで終わりだよ。ステータスは、アピロに到着してから確認してみてくれ。」


ルファーに言われて今、僕はドームの中央にある魔方陣の上に立っている。そろそろ転移される。

「では、第二の人生楽しんでくれ新の人生を見守ってるよ。」

『トランジィション』

手を合わせてそう呟くと魔方陣が白く輝きそして白い光が新を包み込んだ

「ルファーありがとう。」
最高の笑みで言うと新はドームから姿を消した

「やはり、君の笑顔は反則だ/////」

次回から、アピロでの物語が始まります。












  

































    
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