最高な世界で、

城真真城

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エルフの国 編

二話  始まり

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ここがアピロ・・・綺麗だ。

 僕が転移さた場所は、森の中にある湖だった。
そこは、エネルギーに満ちた不思議なオーラを放っている様だった。不思議と言ってもそんな悪い雰囲気なものではない。
なんか安心感を与えてくれるのだ。

これから冒険が始まる楽しみ過ぎて鼓動が高まっているのが分かる。
夢見た世界、憧れた魔法の世界にドキドキが止まらない。
諦めなくて良かったルファーに感謝。『ありがと』うと言っても言い切れないほどの恩だ。

 この世界を楽しむ前に確認しないといけない。

「ステータス、オープン。」
○人化状態
ーステータス 
名前:アル=ネオ Lv1/∞  
 種族:ヒュドラ(一般種) 属性/光・風・炎・雷・雨・無
ボーナスポイント=200000

体力:50/300000
魔力:65/500000
攻撃力:40/50000
魔法攻撃力:45/50000
防御力:30/20000

スキル:
ブレス(光・炎)Lv3 一刀流Lv2  二刀流Lv2
盾術Lv1     投擲Lv 1     拳闘Lv2 
銃術Lv 2  蒼ノ眼Lv10  瞬速(加速)Lv2

バッシブスキル:
身体強化Lv 3 HP20%以下で攻撃力2倍
被ダメージ20%ダウン (Lv150解除)

EX スキル:
地球情報習得  クリエイト  スーパーアーマー
ドラゴン化  人化  ヒュドラ化  鷹の目
 覚醒(封印)

称号:
異世界からの転移者

ヒュドラ化・・・攻撃力と瞬速2倍
ドラゴン化・・・魔法攻撃力2倍

新しい名前だな、正直嬉しい新しく人生を送っていくんだなと実感できるから。

それより、僕が想像していたよりもステータスの容量が大きすぎる。特に体力量と魔力量が特に。
ヒュドラだからなのかな?


ボーナスポイントはなんだろう?
そう考えて見つめていたら具体的な説明文が表示された。
一定以上見るとこうなるみたい。

えっと。あぁ、経験値を上げてることができるんだ。すぐにレベルアップできるこれなら安心。
スキルもできるのかな?
考えてもしかたないやってみよう。


ボーナスポイント10000
シン: Lv 200
体力:20200/300000
魔力:21610/500000
攻撃力:2000/50000
魔法攻撃力:2010/50000
防御力:2000/20000
最大Lv10
ブレスLv6  一刀流Lv6  二刀流Lv6
盾術Lv3  投擲Lv3  拳闘Lv5  銃術Lv6  瞬速(加速)Lv5
身体強化Lv10

こんなものかな。もし危険が迫ってきてもこれなら安心。
スキルもレベルアップできるみたいで良かった。

あと、気になっている地球情報習得を確認してみよう。

スキル内容が表示される思いきや検索欄されスマートフォンの様に文字を打ち込むキーボードまで現れた。

地球の情報を検索できるスキルってことかな?
とりあえず検索してみよう。
そう言ってもなにを検索すればいいのかな う~ん。
スキルでも検索しよう。
まず地球にもある剣術にしてみようかな。

ー100万件以上ヒットしましたー
僕は今、驚いている。
やっぱり神様からのプレゼントは相当優秀でした。

剣術が少ないと思っていて予想を上回っていたのもあるけどそれ以上に100万件の剣術が直ぐに習得出来るという事実に驚いてそれと同時に理解もした。

でも、習得する気はないだってそれじゃあ意味がない50万年の人生があるんだ直ぐに習得したら面白くない経験した上で学びたいと思う時に習得したいのだ。

それに、チートだしね。

一気に200レベルにした人の言葉だとは思えないよね。

とりあえずはこの検索は情報しか使わないってことで。

今日のところはこれくらにして、とりあえず旅を始めようかな。
今、人化の状態だから通常状態のヒュドラになろうかな。

ザワッ

ん?なにか向こうに誰がいるようだ殺気や威嚇の気配がなさそうだからまずモンスターではないと思う。

まず僕は、顔を見られるのは嫌だなと思いフードを深く被った。
僕の今の格好は、転移する前とは違いなぜか魔道士の様な紺色のマントを着ていた。長さは腰ほどある。
アニメで例えれば、新劇の巨人人のデザインに似ている。

「誰かいるんですか。」
ザワッっとした所から可愛らしい女の子の声が聞こえてきた。

「いるけど。」

「はぁ~よかった・・モンスターではなくて。」
そう言って彼女は、安堵を漏らして木の影から姿を現した。
 
「ごめんなさい、驚きましたか?」

「大丈夫、気配には気づいてたから。」

緋髪・・・地球では無い髪色だね。それに日本語なんだ

「そうですか。ところで、こんな所でなにを?」

なんて言えばいいのかな、異世界から転移して来ましたなんて言ったら変な雰囲気になるのは嫌だし 

「あの・・・」

「あぁ、えっと、この湖が神秘的って聞いたから。」
これで大丈夫かな。

「なるほど・・確かにここの湖は神秘的ですけどよくここに来ようと思いましたね。
この森は守護の森と言ってこの森を守るために精霊達が強力な幻術魔法をかけてくるため危険なんです。」

「じゃあ、君は、危険な場所に来て大丈夫なの?」

「私は、大丈夫です。エルフなので。」

「エルフ?」

「はい。このとおり。」

腰まで伸びた緋髪をかきあげて耳を見せてくれた。

「本当だ。でも何でエルフは大丈夫なの?」

「それはですね。エルフ国スティラと守護の森は今、友好関係を築いているためエルフには危害を与える必要はないと見なされているんです。」

「そうなんだ。」

「・・貴方って不思議と良い人な感じがしますね。もしかしたら、それで精霊達も何もして来なかったのかもしれません。
確認で聞きますけど貴方は、エルフでは無いですよね。」

「うん、違うよ。」

「やはりそうですよね。種族を聞いても?」

「別にいいよ。」
言っても問題ないよねイメージは、悪くない種族ってルファーが言ってたし。

「僕の種族はね。ヒュドラなんだ。」

「ヒュッ・・ヒュドラ・・今、ヒュドラって言いました!?」

「そうだけど。」
まさか、エルフと仲が悪いとかではないよね?
今の反応とっても気になる正直に聞いてみようかな。

「えっと・・・なんで驚いてるの?もしかして、エルフはヒュドラが憎いのかな?」

「とんでもない!ただこんな所で出会うなんて想像してなくてですね。
それに、エルフは憎んだりしません。
一度、200年前の昔に私達の国スティラを救ってくれた英雄なんです。
だから、憎むなんてありえません!!」

「わっ、分かったから落ち着いて!ね?」

「すみません、まさかの出会いだったのでついつい興奮してしまいました。」

「そんなに珍しんだね。」

「貴族の一族ですからめったに会えません奇跡が起きるくらいに。今がその奇跡ですけど。」

「あのさ、勘違いしてるようだけど僕は貴族ではないよ。一般種だよ。」

「一般種?ヒュドラ族にもそんなもの達がいるんですか?初めて耳にしました。
疑って悪いんですがそれは本当ですか?」

「本当だよ。でも、証明する物はないんだけど。」

「まずは信じてみます。
でも、一度お母様、女王様に合ってもらいます。色んな知識を持っているのでもしかしたら証明する方法があるはずです。」

「君って、お姫様なんだ。」
どおりで、言葉使いが綺麗だったのか。

「はい、そうですよ。
そういえば、名乗ってませんでしたね。
私の名前は、スティラ国第二王女のローズ=リリスと申します気軽にリリスと呼んでいただくと嬉しいです。」

「うん、分かったよリリス。次は、僕が名乗る番だね。
僕の名前は、アル=ネオ、よろしく。呼び方どっちでも良いよ。」

「はいでは、ネオ様と言わせてもらいます。
これからスティラに案内しますので、着いてきてください。」


つづく...



















































    
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