70 / 104
転章
転章-2 継承 後編
しおりを挟む
◆
「アレクシア様、お身体に障ります。そろそろお休みになられては?」
「ええ。でも、もう少しだけ。貴女は先にお休みなさい」
そう返すと、侍女はそれ以上何も言わずに控える。
アレクシアはそんな彼女から視線を外し、ウラノスの像を見上げた。指を組み直すと、目を閉じ軽く頭を下げる。
(ウラノスよ、どうかゼフィールを奪わないで欲しい。この国にもわたくしにも、あの子の代わりはいない)
ただ、それだけを祈る。
自らも通った儀式だ。ゼフィールが継承の間へ入って一日は何の心配もしていなかった。当時のアレクシアと同じように、あの部屋の中で微睡んでいる。そう思っていたから。
継承の儀はいい休憩時間だった。
光に包まれ眠くなり、気が付いたら終わっていた。
その間に変わったことは、頭の中に、高性能な検索機能を持った図書館を作られた、とでも言えばいいのだろうか。所蔵されているのは、歴代王の記憶という書物だ。
普段は収納されているだけなので、過去を思い出したりなどしない。けれど、そういう知識がある、ということだけは分かるようになっているのだ。そして、いざ詳細を知ろうとすれば、すぐに目的の本の、栞の挟まったページを閲覧できる。
お陰で、当時の王がどういう意図でそういう政策を行ってきたのかも分かる。一貫した国政を営むのに、これほど便利な機能はない。
図書館と栞を得るためにかかった時間がおおよそ一日だった。これは、各国、誰であっても大差ない。
けれど、待てども待てどもゼフィールは出てこない。一日半が経過した頃から礼拝堂に籠り、彼の無事を祈っているが、祈りが届いた実感はない。
何かが起きている。それは分かった。
原因を求め記憶を必死に漁り、随分と昔に、《ハノーファ》のライナルト王太子の継承に時間が掛かったと聞いた事を思い出した。芋蔓式に、《ドレスデン》と《ライプツィヒ》の王太子も継承に時間が掛かったと、先日聞いたばかりだった事も思い出す。
日々の執務に追われるあまり、記憶の片隅に追いやっていた事柄だ。
古い記憶を辿って行くと、数百年置きに長時間の継承は起こっている。それも、五王家時を同じくして、だ。
更に不思議なのはここからで、長時間の継承を受けたであろう者達の記憶は残っていない。彼らと生きた時が重なっていたであろう者達の記憶も、彼らに関する部分だけは不自然な抜けが目立つ。
一つ共通しているのは、その記憶に深い悲しみが刻みつけられている点だ。
時間は掛かろうとも、ゼフィールは継承の間から出てはくるのだろう。けれど、その時彼がどうなっているのかは分からない。彼にとって何か不都合な事が起こるのではないか。それだけが心配だ。
「陛下、王子がお戻りに!」
礼拝堂の後ろ扉から兵が駆け込んできた。
常時、兵達はアレクシアのもとへ駆け込んでなどこない。ゼフィールの身に何かあったのかと不安がよぎる。
「あの子はどちらに?」
「居場所でありますか? 申し訳ございません。王子がお戻りになられたと伝えねばと走ってきたもので、どちらにいらっしゃるかは」
「そう。気にしなくていいわ。伝えてくれて御苦労でしたね」
恐縮して頭を下げる兵を労い下がらせる。アレクシアは立ち上がると服の裾を正し、礼拝堂の出口へ向け歩き出した。
(まぁ、あの子が出てきたというのなら、わたくしが探しに行けばいいだけのことだし。とりあえず十字石を渡して、それから話を聞くのがいいかしらね)
そう思い歩き出したのだが、その脚は礼拝堂を出ることなく止まった。
探し人本人が目の前に立っていたからだ。
ゼフィールは少しばかり疲れてはいるようだったけれど、継承の間に入る前とこれといった違いは見られない。そして、微かに驚きを浮かべた変わらぬ顔で、いつものように声をかけてきた。
「まだ起きていらしたのですか? お母様。もう夜も遅い。お身体に障るのでは?」
「わたくしよりも。貴方は、どこか身体の調子が悪いところはない?」
「特にありませんが、どうかしましたか? まぁ、話は明日にしましょう。お母様にまた倒れられてしまうと、皆、困ってしまいますからね。部屋まで送りましょう」
ゼフィールが先導して歩き出そうとする。
「お待ちなさい」
その背にアレクシアは声を掛けた。腕にはまるブレスレットの一つを外し、振り返った彼に渡す。
「先に渡しておくわ。使い方は知っているわね?」
「はい。……十字石にまで縛られると、ますます逃げ出せませんね」
ゼフィールはブレスレットを腕にはめながら寂しそうに笑う。その笑みが気になってアレクシアは声を掛けようとしたのだが、その前に彼は歩き出してしまった。
ゼフィールと並び歩きながら自室への道を辿る。横を歩く彼の顔をそっと見てみても、先程一瞬見せた表情はもう無い。それが腑に落ちず、そのまま見ていると彼がこちらを向いた。
「どうかしましたか?」
「いえ。先程貴方がとても寂しそうに見えたから。わたくしの勘違いならいいのだけど」
「俺はそんな顔をしていましたか」
ゼフィールの顔に苦い色が浮かぶ。先程とは違う、けれど、とても近い雰囲気が彼から出てくる。
「はぐらかしても納得してはくれなさそうですね」
「貴方は……継承の儀で何があったの?」
みっともなく彼にしがみ付き、問い正してみたけれど、ゼフィールは顔を逸らしてしまった。目を合わさぬまま、彼が呟く。
「黄昏の贄」
その言葉にアレクシアの身体が強張る。
連綿と連なる記憶の中に何度も出てくる言葉だ。それが何を意味するのかも受け継がれている。
よくよく記憶を漁ってみると、この言葉は長時間の継承が起こった時に使われている。だというのに、記憶の欠落があまりに多くて、関連していると気付かなかった。
その剥落の仕方は、まるで、両者が関連していると気付かせないための作為すら感じる。
「まさか……貴方が贄とは言わないわよね?」
声が震える。
ゼフィールはゆっくりとアレクシアの方へ顔を戻すと、何も言わずに瞳を閉じた。
「貴方は、それを受け入れるの!?」
否定して欲しくて、つい声が大きくなった。
世界の為には必要な犠牲だと理性は理解している。そもそも、五王家自体が贄を排出するために存続してきているのだ。それをとやかく言うつもりはない。しかし、一人の母として、自らの息子を差し出すことに納得がいかない。
「貴方が贄だと言うのなら、代わりましょう。贄は差し出さねばならない。ならば、わたくしが――」
「無理ですよ」
冷たい声でゼフィールが言う。
「贄になるにも資格がいる。そして、継承の儀でそれを知る。お母様は知らされなかったでしょう? そんなお母様では、どう転んでも贄にはなれません」
服を掴むアレクシアの指を彼がゆっくりと解く。
「お母様。俺は、七つの時貴女に逃がしてもらってから、ずっと、ずっと逃げてばかりだったんです。国から逃げ、自分の心から逃げ、刺客から逃げ、多くの同胞の犠牲の上に逃がしてもらい。恰好悪いですよね」
「それは貴方のせいではないでしょう? 逃げるしかなかったから貴方は逃げた。仕事をしたにすぎないわ」
アレクシアはふるふると首を振った。そんな彼女にゼフィールが苦笑する。
「そうかもしれません。でも、このままでは、俺の人生はただ逃げるだけで終わってしまう。だからね、王子に戻ると決めた時に、一緒に決意したんですよ。もう逃げまいって」
「それとこれとは別でしょう?」
「まぁ、予想外ではありましたが。けれど、俺達が逃げれば世界は終わります。たとえ逃げても俺達は死ぬのです。自分達だけが死ぬのか、世界も道連れに死ぬのか、それだけの違いです。それなら、お母様達が生きてくれる方が有意義でしょう?」
「けれど」
「そう悲しい事ばかりでもありませんよ? 贄となれば多くの命を救える。それは、多くの命を奪った俺には贖罪です。俺なんかの命でも役に立てるのだと思うと、随分と心が軽くなりました」
目覚めてから見せたことのない澄んだ顔でゼフィールが笑う。
その笑顔を見ながら、アレクシアは彼の手を強く握った。
記憶の中のゼフィールの手はまだまだ小さかった。けれど、今は彼女より大きい。折角取り戻したこの手を、運命は再び手放せというのか。
彼にその決断をさせた運命も、それを止める術を持たぬ自分の無力さも、様々な事が呪わしい。
「そんなお顔をなさらないで下さい、お母様。確かに、俺は親不孝者になるのでしょう。ですが、その分、共にいれる時間は大切にしたいと思っているんです」
握り締めたアレクシアの手をゼフィールが優しく包みながら言う。声には優しさと労わりがあふれている。
彼にこんな気遣いをさせてしまう自分の弱さが情けない。
「俺は貴女の息子として産まれてこれて幸せでした。貴女は自慢の母親です。ですから、最期まで笑っていてください。貴女はどんな時でも笑っていたと思い続けられるように」
「そんなこと――」
無理に決まっているではないか。既に涙腺が決壊しようとしているというのに。
幼い時からそうだが、彼のお願いは随分と無茶なものが多い。一人っ子だからと、甘やかして育てたのがいけなかったのかもしれない。
「アレクシア様、お身体に障ります。そろそろお休みになられては?」
「ええ。でも、もう少しだけ。貴女は先にお休みなさい」
そう返すと、侍女はそれ以上何も言わずに控える。
アレクシアはそんな彼女から視線を外し、ウラノスの像を見上げた。指を組み直すと、目を閉じ軽く頭を下げる。
(ウラノスよ、どうかゼフィールを奪わないで欲しい。この国にもわたくしにも、あの子の代わりはいない)
ただ、それだけを祈る。
自らも通った儀式だ。ゼフィールが継承の間へ入って一日は何の心配もしていなかった。当時のアレクシアと同じように、あの部屋の中で微睡んでいる。そう思っていたから。
継承の儀はいい休憩時間だった。
光に包まれ眠くなり、気が付いたら終わっていた。
その間に変わったことは、頭の中に、高性能な検索機能を持った図書館を作られた、とでも言えばいいのだろうか。所蔵されているのは、歴代王の記憶という書物だ。
普段は収納されているだけなので、過去を思い出したりなどしない。けれど、そういう知識がある、ということだけは分かるようになっているのだ。そして、いざ詳細を知ろうとすれば、すぐに目的の本の、栞の挟まったページを閲覧できる。
お陰で、当時の王がどういう意図でそういう政策を行ってきたのかも分かる。一貫した国政を営むのに、これほど便利な機能はない。
図書館と栞を得るためにかかった時間がおおよそ一日だった。これは、各国、誰であっても大差ない。
けれど、待てども待てどもゼフィールは出てこない。一日半が経過した頃から礼拝堂に籠り、彼の無事を祈っているが、祈りが届いた実感はない。
何かが起きている。それは分かった。
原因を求め記憶を必死に漁り、随分と昔に、《ハノーファ》のライナルト王太子の継承に時間が掛かったと聞いた事を思い出した。芋蔓式に、《ドレスデン》と《ライプツィヒ》の王太子も継承に時間が掛かったと、先日聞いたばかりだった事も思い出す。
日々の執務に追われるあまり、記憶の片隅に追いやっていた事柄だ。
古い記憶を辿って行くと、数百年置きに長時間の継承は起こっている。それも、五王家時を同じくして、だ。
更に不思議なのはここからで、長時間の継承を受けたであろう者達の記憶は残っていない。彼らと生きた時が重なっていたであろう者達の記憶も、彼らに関する部分だけは不自然な抜けが目立つ。
一つ共通しているのは、その記憶に深い悲しみが刻みつけられている点だ。
時間は掛かろうとも、ゼフィールは継承の間から出てはくるのだろう。けれど、その時彼がどうなっているのかは分からない。彼にとって何か不都合な事が起こるのではないか。それだけが心配だ。
「陛下、王子がお戻りに!」
礼拝堂の後ろ扉から兵が駆け込んできた。
常時、兵達はアレクシアのもとへ駆け込んでなどこない。ゼフィールの身に何かあったのかと不安がよぎる。
「あの子はどちらに?」
「居場所でありますか? 申し訳ございません。王子がお戻りになられたと伝えねばと走ってきたもので、どちらにいらっしゃるかは」
「そう。気にしなくていいわ。伝えてくれて御苦労でしたね」
恐縮して頭を下げる兵を労い下がらせる。アレクシアは立ち上がると服の裾を正し、礼拝堂の出口へ向け歩き出した。
(まぁ、あの子が出てきたというのなら、わたくしが探しに行けばいいだけのことだし。とりあえず十字石を渡して、それから話を聞くのがいいかしらね)
そう思い歩き出したのだが、その脚は礼拝堂を出ることなく止まった。
探し人本人が目の前に立っていたからだ。
ゼフィールは少しばかり疲れてはいるようだったけれど、継承の間に入る前とこれといった違いは見られない。そして、微かに驚きを浮かべた変わらぬ顔で、いつものように声をかけてきた。
「まだ起きていらしたのですか? お母様。もう夜も遅い。お身体に障るのでは?」
「わたくしよりも。貴方は、どこか身体の調子が悪いところはない?」
「特にありませんが、どうかしましたか? まぁ、話は明日にしましょう。お母様にまた倒れられてしまうと、皆、困ってしまいますからね。部屋まで送りましょう」
ゼフィールが先導して歩き出そうとする。
「お待ちなさい」
その背にアレクシアは声を掛けた。腕にはまるブレスレットの一つを外し、振り返った彼に渡す。
「先に渡しておくわ。使い方は知っているわね?」
「はい。……十字石にまで縛られると、ますます逃げ出せませんね」
ゼフィールはブレスレットを腕にはめながら寂しそうに笑う。その笑みが気になってアレクシアは声を掛けようとしたのだが、その前に彼は歩き出してしまった。
ゼフィールと並び歩きながら自室への道を辿る。横を歩く彼の顔をそっと見てみても、先程一瞬見せた表情はもう無い。それが腑に落ちず、そのまま見ていると彼がこちらを向いた。
「どうかしましたか?」
「いえ。先程貴方がとても寂しそうに見えたから。わたくしの勘違いならいいのだけど」
「俺はそんな顔をしていましたか」
ゼフィールの顔に苦い色が浮かぶ。先程とは違う、けれど、とても近い雰囲気が彼から出てくる。
「はぐらかしても納得してはくれなさそうですね」
「貴方は……継承の儀で何があったの?」
みっともなく彼にしがみ付き、問い正してみたけれど、ゼフィールは顔を逸らしてしまった。目を合わさぬまま、彼が呟く。
「黄昏の贄」
その言葉にアレクシアの身体が強張る。
連綿と連なる記憶の中に何度も出てくる言葉だ。それが何を意味するのかも受け継がれている。
よくよく記憶を漁ってみると、この言葉は長時間の継承が起こった時に使われている。だというのに、記憶の欠落があまりに多くて、関連していると気付かなかった。
その剥落の仕方は、まるで、両者が関連していると気付かせないための作為すら感じる。
「まさか……貴方が贄とは言わないわよね?」
声が震える。
ゼフィールはゆっくりとアレクシアの方へ顔を戻すと、何も言わずに瞳を閉じた。
「貴方は、それを受け入れるの!?」
否定して欲しくて、つい声が大きくなった。
世界の為には必要な犠牲だと理性は理解している。そもそも、五王家自体が贄を排出するために存続してきているのだ。それをとやかく言うつもりはない。しかし、一人の母として、自らの息子を差し出すことに納得がいかない。
「貴方が贄だと言うのなら、代わりましょう。贄は差し出さねばならない。ならば、わたくしが――」
「無理ですよ」
冷たい声でゼフィールが言う。
「贄になるにも資格がいる。そして、継承の儀でそれを知る。お母様は知らされなかったでしょう? そんなお母様では、どう転んでも贄にはなれません」
服を掴むアレクシアの指を彼がゆっくりと解く。
「お母様。俺は、七つの時貴女に逃がしてもらってから、ずっと、ずっと逃げてばかりだったんです。国から逃げ、自分の心から逃げ、刺客から逃げ、多くの同胞の犠牲の上に逃がしてもらい。恰好悪いですよね」
「それは貴方のせいではないでしょう? 逃げるしかなかったから貴方は逃げた。仕事をしたにすぎないわ」
アレクシアはふるふると首を振った。そんな彼女にゼフィールが苦笑する。
「そうかもしれません。でも、このままでは、俺の人生はただ逃げるだけで終わってしまう。だからね、王子に戻ると決めた時に、一緒に決意したんですよ。もう逃げまいって」
「それとこれとは別でしょう?」
「まぁ、予想外ではありましたが。けれど、俺達が逃げれば世界は終わります。たとえ逃げても俺達は死ぬのです。自分達だけが死ぬのか、世界も道連れに死ぬのか、それだけの違いです。それなら、お母様達が生きてくれる方が有意義でしょう?」
「けれど」
「そう悲しい事ばかりでもありませんよ? 贄となれば多くの命を救える。それは、多くの命を奪った俺には贖罪です。俺なんかの命でも役に立てるのだと思うと、随分と心が軽くなりました」
目覚めてから見せたことのない澄んだ顔でゼフィールが笑う。
その笑顔を見ながら、アレクシアは彼の手を強く握った。
記憶の中のゼフィールの手はまだまだ小さかった。けれど、今は彼女より大きい。折角取り戻したこの手を、運命は再び手放せというのか。
彼にその決断をさせた運命も、それを止める術を持たぬ自分の無力さも、様々な事が呪わしい。
「そんなお顔をなさらないで下さい、お母様。確かに、俺は親不孝者になるのでしょう。ですが、その分、共にいれる時間は大切にしたいと思っているんです」
握り締めたアレクシアの手をゼフィールが優しく包みながら言う。声には優しさと労わりがあふれている。
彼にこんな気遣いをさせてしまう自分の弱さが情けない。
「俺は貴女の息子として産まれてこれて幸せでした。貴女は自慢の母親です。ですから、最期まで笑っていてください。貴女はどんな時でも笑っていたと思い続けられるように」
「そんなこと――」
無理に決まっているではないか。既に涙腺が決壊しようとしているというのに。
幼い時からそうだが、彼のお願いは随分と無茶なものが多い。一人っ子だからと、甘やかして育てたのがいけなかったのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる