若者たち

ザボン

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第四章◆◆◆淳

第三十二話

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俺はスタッフの一員としてその場に立ち会っていたが、爆笑したいのをグッとこらえていた。斎藤も自分のパートを良くこなせてた。
後で誉めてやろう。
淳も年間契約を取り交わすなんて、本当にちょろいやつだな。
これであいつの体は俺たちのものだ。
俺はこの1年でどんな卑猥な事をさせてやろうか、ワクワクし始めた。

契約が交わされたので、改めて撮影開始となった。
すると、本郷さんが入ってきた。
俺は本郷さんに挨拶した。「ポン太が寝たので様子を見に来た」本郷さんは斉藤がうまくやれるか心配なんだろう。

今回の動画は、今実施された試験も使われることとなり、その続きとして開始する、と言われた。
既に萎えている僕のペニスを若い男が手と口を使って刺激し始め、同時に肛門に指をあてて刺激を始めた。

「モデルのケツをカメラに向けろ」と本郷さんが言い、斎藤は本郷さんがいることに気付き、慌ててカメラに淳のケツの穴が映るように向けた。
「それだとペニスが見えないだろ、もっとこうだよ」
とうとうアングルに入っていき、斎藤を指導し出した。
他のスタッフは困惑していたが、黒スエットと俺はニタニタしながら経過を見ていた。
ちょくちょくダメ出しが入って、時間が流れていった。
ようやく、男優も全裸になり、モデルとの絡みが始まった。
なんとなく撮影が形になってきたのを見届け、「ポン太が起きる時間だ」と、本郷さんは帰っていった。

僕は若い男が指導され始めたので、少し落ち着いてきた。
こいつも俺と同い年か、少し年上か?
男優って言われてたけど、これが仕事なんだろうか?
と、観察するくらい余裕が出てきた。
すると、その男優から「ケツの穴にペニスをいれるから、その前に浣腸するぞ」といわれ、やはりすむ世界が違うと実感した。

店のソファに向かい膝まずいて、ソファに両肘をついて、もう少し股を開いて、と細かい指示が出る。
床にはブルーシート、ケツの下に透明なボールをおかれ、太い注射器のようなもので液体を注入された。
「はい、100cc、150、200」
男優が注入数を読み上げていく。
800ccまではいるとチューとケツの穴から液体が逆流しだし、ボールを男優が構えて、「よし」と合図と共に僕は「フンッ」と踏ん張り、シャーーーと噴射した。そして水と共にドボドボドボと茶色い固形物が出てきた。
「クセッ」と男優が言った。
それを5セット、行った。
僕はおしりの穴がひくひくしているのが分かった。こんな僕の恥ずかしい部分に、明るいライトをあてられ、こんな大勢の人に見られてるこの状態、恥ずかしすぎる!
頭に血がのぼると、ペニスが固くなってきた。
「あれ、こいつ浣腸したら勃起してやんの」
男優から大きな声でいわれ、回りのスタッフも覗き込み、クスクス笑ってる。
「じゃあ、ケツの穴に指いれていくぞ」そう言われると冷たいぬるっとした感触があり、指が入ってきた。初めての感覚だった。「ウォーッ」と、声を出した。少し指を曲げられまグジュグジュと音をたてて出し入れしている。
僕のペニスは立ちっぱなしだ。
すると指が二本となり拡張されていく。。

こいつ、ケツに指入れられるの、はじめてなんだな。
俺は思ったが、普通に考えれば当たり前の事だとすぐに気がついた。
斎藤も調子が出てきて、撮影しやすいカメラアングルで淳の肛門を拡張している。
「次はこれを入れるぞ」と、斎藤は淳にバナナのようなディルドを見せている。
「痛い、無理です。」と淳は悲痛な叫びをあげている。確かにかなり太めだ。
「そうか、なら、これならどうだ」
そういうと、ジェルでヌルヌルにした自分の勃起ペニスを肛門に差し込んだ。
奥まで一気に入れた。
淳は「フー、ハァフー、ハァフー」と深呼吸をしている。ペニスは萎えてきている。
一度ペニスを「チュルン」と音をさせて抜いた。
斎藤のペニスは相変わらずきれいな形をしている。
すると斎藤はテーブルに淳を仰向けに寝かせ、自分は立ったまま淳の肛門に再挿入した。
もう、淳はいたがらなくなり、斎藤の動きが早くなるにつれ、喘ぎ声も激しくなっていった。「ヤバイ、イ、イク」
俺は思わず「はぁ?」と言ってしまった。

あのあと、男優が予定外に早く射精してしまったらしく、スタッフは、呆れていた。そして男優も浣腸させられ、僕がその男優のケツに挿入した。
僕は男のケツにペニスをぶちこむのは当然初めてだったが、男優も初めてだったらしく、他のスタッフに肛門を拡張され、痛い痛いと(僕より)騒いで、なんとか僕はペニスを挿入できた。
挿入してしまえば、男優も喘ぎ声に変わり、目がトロンとして気持ち良さそうだった。
確かに僕も、気持ちが良くて、多分こんな顔になっていたと思う。
そして男優の顔面に射精し、僕の初撮影は終わった。

こういう世界に少し興味があったが、本当にやるとは思わなかった。やってしまったのだから、あとは開き直るしかない。と思ってる。でも、もしも須藤さんが現場に行けてたら、どうやって話をつけたんだろう。
次に話す機会に聞いてみようと思った。
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