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しばらく家に帰宅 

お熱なかなと

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次の日の朝あたしはかなと君の為に朝ごはんを作った。
すりりんごだ。風邪に良いってよく聞くし、りんごだけだからちょー簡単だしね。
コンコンとかなと君の部屋をノックした。
ガチャ!かなと君は起きていた。顔は昨日より赤くない。
「おはようかなと君。急になんだけどさ熱計ってくれないかな?昨日よりは顔赤くないし大丈夫だろうけど。」
「おはようみこ。ちょいだるいけど一応計るわ。」
そしてあたしはかなと君の脇に体温計をはさみ計った。
10秒後。ぴぴぴー!
「38度5分かぁー。昨日より大分下がったね。冷えピタ貼っといたおかげだね。じゃあ早速朝ごはんだよ。」
「良かったぁ。うっそ!朝ごはんすりりんごじゃん!俺大好き!」と目を輝かせて言った。
かなと君は凄い勢いで食べた。
「美味かったぁ。」かなと君は言った。
そしてかなと君に冷えピタを貼った。
「冷た!でも気持ちいい!」
「かなと君。冷えピタ貼ったからまた下がるかも知れない。でも上がるかも知れないから、寝たほうが良いかも。」
「えー。まぁ早く治したいし寝るわ。お休みー。」
「うん。それが良いよ。お休み!」
そしてあたしはお姉ちゃん達を起こしに行った。
これがあたしの毎日任された仕事だ。
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