雪梛の一閃

雪梛

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銃撃編

近未来な銃の仕様

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扉を開けて中に入ると色々なものが置いてあるようだ。


「いらっしゃいって綺雪さんとカルマじゃーないですか。そちらのお二方は?」

「私の連れです。銃を買いたいとのことでしたのでこちらを紹介さえていただきました」

「おおー。それは何ともありがたいですね。ご自由にみてってどうぞ!」


元気のいい店長のようだ。

店内には雪梛たちの知識だとアサルトライフルのようなものや大型機関銃、ハンドガンやリボルバーもあるようだ。

色々な銃を持ってみて一番手に馴染んだものを選んだようだ。


「じゃあこれをお願いしてもいいかな?」

「こちらですね。では少々メンテナンスをしてまいりますのでお待ちくださいね」


そういうと銃を持って部屋に入っていった。


「マイナーなものを選びましたね。あの銃は装填弾数が非常に少ない代わりに威力、信頼度が高いのですよ」

「そうなんだね。まあ一発以上撃てれば十分でしょ?それで決めればいいし」


あまりにも雪梛らしいセリフだった。


「お待たせ!そしたらエネルギーの装填方法について説明したほうがいいな。まず撃ち方はトリガーを引く。これは当然として装填弾数は四発だ。撃ちきると銃のこのタンクみたいな部分に入っているエネルギーが弾に変換できるように準備される。まあ自動リロードみたいなもんだな。そうして完了するとまた撃てる。
そしてこのタンクのエネルギー充電方法はそれぞれの弾ごとに専用の魔力パックがあるからそれを専用コードで繋いでやれば完了だ。こいつは一回のフル充電で五百発程度撃てるからな。まあ説明はこんなところだ。ちなみにこの銃のモデル名はEYG-4だ。大事にしてやってな」

「説明ありがとうね。じゃあ専用のエネルギーパックをつけて会計をお願い」

「はいよ。じゃあ会計は60万だ。カードだろ?ここにタッチしてくれな」


会計を済ませると雪梛は店を出てきた。


「EYG-4…エネルギーワンガン-装填弾数四発か。面白そうだね」


そんなことを言っていると4人が出てきたようだ。


「いいわね。私も同じものにしようかと思ったのだけれどもやっぱり銃は面白いわね」

「何を買ったの?」

「SG-6…スモールガン-装填弾数六発よ。面白いわね」

「セリフをパクらないでよ」


そんな茶番をして2人は解析のために家に帰るようだ。





「いいわね。これなら気兼ねなくできるわ」


先ほど帰る前にもう一度店に入って行き不要になった銃を譲ってもらったのだ。

現在は香澄の部屋でとりあえずその銃たちを分解しているようだ。

香澄の部屋が描写されるのが初なので一応紹介をしておこうか。

部屋の広さは雪梛の部屋と変わらなく中には銃の整備をするために作業台と工具がそこそこに置いてある。

毎日のように欠かさず色々な銃を見ているため作業台があると色々便利らしい。

とりあえずそんな感じだな。


「基本的な骨組みとなる構造は変わらないね。そこからエネルギー式に変えるための装飾がついているという感じか」

「そうらしいわね。見たところこれならマガジンを入れるための場所を小さくできそうなのにしていないものね。こっちの方がとっかかりやすいのかそれとも面倒だったのかの2択ね」


香澄なら銃について専門用語も知っているのだろうがいかんせん私がわからんのやさかい表現が甘なってまうな。

しゃーないから今度銃いっぱい買うか…


「そしたら私はエネルギーに使用されている魔力波長とか接続方法とかを調べてみるよ」

「わかったわ。私は構造的な方を見ているわね」


そうして一時間ほど亜空間を使用したりして色々な実験を行いながら2人の少女がこの世界の銃を解析し始めた。





「案外簡単だったわね。まあ広く出回っているものだからある程度メンテナンス性がないと問題よね」

「構造はそうかもしれないけどこっちは案外難しかったよ。というかまともな解析なんて闇魔法ぶりな気がするんだけど」


どうやら大体の構造から魔力の波長に接続方法から変換方法まで把握したようだ。

まあ魔力を使ってやりくりしているなら雪梛たちなら自力で何とかした方が使い勝手いいからな。


「せっかく香澄が解説をしてくれるし誰か呼ぼうか」

「もちろんあたしがくるわよ」

「予想通りよ」

「じゃあこの子がいるのは?」

「え?」


朝月の方を見るとちょこんと静樹がいた。


「あたしもいるわー」

「あら、久しぶりね。ちょうどよかったわ。これで銃を使う人は揃ったわね」

「りえは?」

「あいつはいい奴だったわ…」


いやしんでないからねー!?

うわぁ!?急に入ってくるなや!

おちついててんちょうー。私もついに復活の時がきたんだよー!

安心しろ。私が作者を統率している間はそんなことはさせないで

そ、そんあぁぁぁ!!!

そうしてへたり込んでしまったりえを原初に強制送還した。


「じゃあ早速解説を始めるわよ。いいかしら?」

「もちろんいいよ」

「そしたらまずは銃の構成からについていくわよ。基本的には私たちの知っている銃の形式を骨組みにして構成されていたわ。ハンドガンだったりサブマシンガン、ライトマシンガンに軽機関銃、ロケットランチャーだったりもあったわね。基本構成をこの旧式の銃にしたのはいくつかの理由が考えられるわ。まずは簡易的に構成したものがそのまま採用されたケースね。とりあえず既存のもので機能が上手くいくかを研究して完成したらその形が一番最適であったというまあなかなかにあり得そうなケースよね。次に考えられるのは面倒だったからというものね。一応の仮組であってもそれで使えるのであればそれでいい。まあこの線は薄いでしょうね。最後はコストカットね。金がなかった。以上。続いて骨組み以外のこの世界独自のパーツについてね。追加パーツとしては銃弾を作り出すための通路とエネルギータンク、あとはトリガーを引いた際に信号を伝えるための回路の空間ね。まあ空間と言っても使用しているのは魔力だから極小よ。銃の外装についてはこのぐらいね。質問はあるかしら?なければ雪梛にパスするわよ?」


すると静樹が手を挙げて質問した。


「香澄って雪梛のこと雪梛って呼ぶことあるの?」

「ええもちろんよ。今回のが初なんてあり得ないじゃない。気になるなら今から読み返してきなさい。33万程度文字数あるけども」


流石にすぐには読み返しをしないようだ。


「じゃあ今度は私の解説だね。私の解説内容は弾の発射の仕組みと魔力の波長、それと補充時の仕組み程度かな。じゃあまずは発射の仕組みからいこうか。この銃はさっきちょっと出てきたけど魔力を主体として起動している。…まあいいかトリガーを引くとエネルギータンクから魔力が決められた量流れていき途中の回路で変換されてたまに切り替わる。そしてそのまま銃口まで到達するとレーザーとなって発射されると言ったところだね。これだけだとレーザーに変質する仕組みや回路の仕組みエネルギータンクからの指定量取り出す仕組みが不十分だから説明していこうか。まずはエネルギータンクからの仕組みだね。エネルギータンクには少々変わった魔力が入れられるんだ。最近ちょっと出てきたけど条件変化型魔力が入っていたね。じゃあこれを紐解いていこうか。まずは条件。それは簡単で回路を通る。これを条件にすれば銃口に行き着くときにちょうどいい感じになるんだよ。もう少し細かくいうのであればこの魔力が回路というフィルターを通されるたびに徐々に変化していくというものだね。次は変化だね。エネルギータンクには系統がのっていないただの条件変化魔力が入っている。条件が満たされるたびにマイナス電子が含まれる雷系統の魔力へと変換される。これは変化の内容。そして制御の仕組みだけどまあこれはエネルギータンクの内部制御システムみたいなものだね。エネルギータンク自体にも条件起動型魔力が入っていてその条件が内部から一定数の魔力が減ると流通を一定時間遮断というものだね。どうやら魔力というものは便利らしくそう言った回路も簡単に組めちゃうんだ。まあこのぐらいかな。とりあえずこれがエネルギータンクと内部魔力についての解説だね。そしたら次は回路について話そうか。この回路も案外簡単で仕組みとしては密度が非常に低い魔力をフィルターのように張っているだけ。あとは魔力が尽きないようにちょっとした生成装置がついていたね。どうせだからこの生成装置についても話そうか。こいつの仕組みは現状の知識だとかなり難しかったからちょっと甘い説明になるよ。内部に超高密度の魔力の塊があってそれが魔力を供給している。本当はそこから魔力を魔力線で繋ぎつつ先ほどの条件起動魔力だったりは大量に挟まっているんだけどそれを説明しよいとすると多分文章量がとんでもないことになっちゃうから今回は割愛だね。そしたらようやく発射の仕組みだね。これに関しては知識が足らなくて現象しか解らなかったよ。さっきの回路を通って銃口にマイナス電子が溜まっていって一定数いくと爆発したかのように発射される。これが発射時に起こっている現象だよ。これを理解するなら科学関係の方を少々理解しないといけないんだろうけどいまさらそこまでやりたいとは思わないからここはスルーだね。まあ雷系統粒子が一定数溜まって発射されると思ってもらえればいいよ。私も厳密な理解はしないからね。そしたら次は魔力の波長について話そうか。どうにも普通の条件起動型や条件変化型魔力とは異なった波長をしていたんだよね。さっき武器屋の人が専用のパックから充電するとか言っていたんだけど多分弾ごとに分かれているんだろうね。それも普通の魔力では実現ができなかったのかあれは人為的な魔力操作が行われているね。自然的な魔力の波長なら私が解らないわけがないからね。専用の魔力波長にすることのよって色々分けたり何だりできて便利なんだろうね。ちなみに同じ魔力波長のやつは簡単につくれそうだったよ。そして最後に接続についてだね。ちょっと出てきた充電の仕組みだね。なんか専用のコードが必要とか言っていたけどとりあえず私は自身の魔力で導線を作って通してみたんだよ。そしたら何らかの制御機構が発動したのか上手く充電できなかったんだよね。だから次に導線に使用する魔力の波長を変更してみたんだよ。それで繋いだらさっきよりはいい感じってレベルだった。どうやた金庫の鍵みたいに完璧にあっている波長じゃないと完璧な充電はできなかったんだよね。多分ここにも条件起動型魔力が仕込まれていて弾と連動している波長の魔力の導線が接続された時のみ開放される仕組みみたいだったよ。まあこのぐらいかな。ところで一つ気になったんだけど今まで他の世界で魔法や呪文を使えるのは作者関係の人物だったんだけど何でこの世界の銃の開発者
たちは魔力関係が制御できたんだろうね?」

「世界間で情報が乱れてもてんちょうが修正しそうよね。それかあえて残しているのかしら?」

「だったら多分綺雪が原因よ」


その瞬間に全員が朝月の方をみた。


「あの子今は開発チームにいないけれども前はすごかったのよ?この銃の開発の確か六割ほどは自力で全部作っていたもの」


それを聞いて全員が納得したようだ。

作者関係の行動による結果であればてんちょうが無理やり消すわけにはいかないのだから。


「じゃあこの辺で解説はお開きにしようか。あとは適当にゆっくりして行ってもいいよ」

「じゃああたしはホットコーヒーをお願いするわ」

「私はココアー」

「そしたら私が入れてくるわ。貴方は何がいいかしら?」

「そしたらコーヒーをお願い」

「わかったわ」


そんな感じで後は雑談をして本日は終了のようだ。






「とりあえず実用性について試してみようか」


現在亜空間に来ていてエネルギータンクを減らない仕様にして練習しに来ているうようだ。


今までの球が飛ぶ仕様ではなくレーザーが発生するので試行錯誤するようだ。

様々な剛性の魔力防壁を生成してそれに対してどんどん撃っていく。

そしてそれが終了したら今度は強度を変更して反射されるラインを調べるようだ。

他にも様々な条件下で使用してみてとりあえず基本的なスペックは把握できたようだ。


「この銃すごいわね。どんなに暑かろうが寒かろうが使えるなんて。まあ弾の発射方法だったり何だりが全然違うからそういうものだろうから当然ではあるのだけれどもね」


光と闇の融合物質は魔力には効かないし直接妨害するにしても利点がない。

更に魔力弾よりも多少速いのでバーストショットが決まるようになればスーパースローが使えないと回避が非常に困難なものとなる。

まあ雪梛たちはこういった高スペックの武器は好まない傾向があるのだが今回はどうだろうか。

「やっぱりほとんど使い道がないよね」

「ええ、まあ威力や速度は申し分ないけれども弾数や応用の難しさに携帯性がダメね」

そりゃ指に装填する魔力弾と比べればそうなっちゃうだろうな。

弾数無限の応用がきいて携帯性に関しては最高峰。

どうやらたまの遊びだったりコレクションとしてしまっておくようだ。

ああ、新要素が基礎超大事主義の雪梛に潰されてしまった。

そんなこんなでとりあえず銃撃編にかえっていった。



「後書き」
こんにちは雪梛です。
銃の仕様をアドリブで書きながら読むのは面白いですね。
あらかじめこんなふうにしようとかは一切考えていないため本当に読者みたいな気分で書いてます。
この世界も亜空間編ぐらいには長続きさせたいですね。
ではまた次回お会いしましょう!
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