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旅立ち
旅立ち①
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「暑い……」
「そんなこと言ってたらもっと暑く感じるでしょ……」
「もう昼過ぎだから一番暑いんだよ……」
「ましろはダメダメね。これくらいで根をあげるなんてわたしはこれくらい全然平気よ」
ましろとせつなの二人は砂漠のど真ん中でそんな会話をしていた。
死霊は夜に活動することが多いのでましろたちは朝イチにクオル大国を発ち隣の国……ルベール国に向かっていたのだが、クオルとルベールの間には広大な砂漠が広がっており二人はどんどん体力を削られていた。
「……ねえ、あとどれくらい歩けばルベールに着くの?」
あれから一時間ほど歩き続けていると、疲れてきたのかせつながそう聞いてきた。
「そうだなぁ、あと三日も歩けば着くよ」
ましろは二、三歩後ろを歩いているせつなの方を振り返りそう答えた。
「……ルベール遠すぎ……」
「おいおい……さっきまでこんなの楽勝って言ってたのはどこのどいつだよ」
「訂正、相当きつい……ましろおんぶ」
せつなはそう言ってましろの背中から手を回して……
「って、おい!おんぶは無理だから!砂漠でおんぶなんかしてたら体力持たないから!」
「がんばって」
せつなはましろのことなどお構いなしに背中に乗ってきた。
「……ちょっと、その……背中にせつなの慎ましい何かが当たってるから……早く降りて」
「わたしの胸は手に収まるくらいのお手頃サイズなんだから慎ましいなんてものじゃない」
「(それって……小さいってことじゃないの?)」
「何か言った?」
「いえ、何も言ってないです!」
少しせつなが怒っていそうなので仕方なくましろはせつなをおぶっていくことにした。
ましろがせつなをおぶってから30分ほどたった頃……
「なあ、そろそろ一回降りないか?さすがにちょっと、お……」
「それ以上は場合によっては死を意味するわよ」
ましろが重いから降りて、と言おうとするとせつなが耳元でそう言ってきた。
(……ヤバイ……声がマジだ。女の子に重いは禁句だな)
「さすがにちょっと、お……おにぎりの一つでも食べないか?俺もうお腹ペコペコでさ……」
「それもそうね。ここら辺でご飯にしましょう」
ましろが何とか言い換えて昼ごはんを食べることになった。
「そんなこと言ってたらもっと暑く感じるでしょ……」
「もう昼過ぎだから一番暑いんだよ……」
「ましろはダメダメね。これくらいで根をあげるなんてわたしはこれくらい全然平気よ」
ましろとせつなの二人は砂漠のど真ん中でそんな会話をしていた。
死霊は夜に活動することが多いのでましろたちは朝イチにクオル大国を発ち隣の国……ルベール国に向かっていたのだが、クオルとルベールの間には広大な砂漠が広がっており二人はどんどん体力を削られていた。
「……ねえ、あとどれくらい歩けばルベールに着くの?」
あれから一時間ほど歩き続けていると、疲れてきたのかせつながそう聞いてきた。
「そうだなぁ、あと三日も歩けば着くよ」
ましろは二、三歩後ろを歩いているせつなの方を振り返りそう答えた。
「……ルベール遠すぎ……」
「おいおい……さっきまでこんなの楽勝って言ってたのはどこのどいつだよ」
「訂正、相当きつい……ましろおんぶ」
せつなはそう言ってましろの背中から手を回して……
「って、おい!おんぶは無理だから!砂漠でおんぶなんかしてたら体力持たないから!」
「がんばって」
せつなはましろのことなどお構いなしに背中に乗ってきた。
「……ちょっと、その……背中にせつなの慎ましい何かが当たってるから……早く降りて」
「わたしの胸は手に収まるくらいのお手頃サイズなんだから慎ましいなんてものじゃない」
「(それって……小さいってことじゃないの?)」
「何か言った?」
「いえ、何も言ってないです!」
少しせつなが怒っていそうなので仕方なくましろはせつなをおぶっていくことにした。
ましろがせつなをおぶってから30分ほどたった頃……
「なあ、そろそろ一回降りないか?さすがにちょっと、お……」
「それ以上は場合によっては死を意味するわよ」
ましろが重いから降りて、と言おうとするとせつなが耳元でそう言ってきた。
(……ヤバイ……声がマジだ。女の子に重いは禁句だな)
「さすがにちょっと、お……おにぎりの一つでも食べないか?俺もうお腹ペコペコでさ……」
「それもそうね。ここら辺でご飯にしましょう」
ましろが何とか言い換えて昼ごはんを食べることになった。
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