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生徒会のお仕事Ⅴ
生徒会のお仕事Ⅴ③
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『最後だから頑張りたかったのになぁ』
昨日リンコ先輩の家に見舞いに行ったときに、リンコ先輩が呟いた一言だった。
体育祭は今月末にあり、とてもじゃないがリンコ先輩がケガを治すのは間に合いそうもない。
俺は珍しく何か出来ることがあるのではないかと考え込んでいた。
「ヒナ大丈夫?何か考えてるみたいだけど」
少し顔に出てしまっていたのだろう、久遠さんが心配して声をかけてきた。
「大丈夫ですよ。それよりリンコ先輩の代わり見つかりそうですかね?」
「リンコ先輩以外にもう一人ブロック長に立候補してた人がいたみたいだから、たぶんその人にしてもらうことになるかな」
「そうですか」
俺が実行委員長なことを除けば体育祭の準備は上手くいっている。ブロック長や他の役職も決まり、今日の昼休みにあった実行委員会会議でも何の問題も無かった。あとは、スローガンを決めて本番に向けて練習を頑張るだけだ……だと言うのに、俺はどうしても何かが嫌だった。
「ヒナ……変なこと考えてない?」
久遠さんはまたも心配するように俺の顔を覗きこみながら話しかけてきた。
それにしても、変なこととは何だろうか。俺はいつもどうでもいいことを考えているからある意味変なことを考えているかと言えば考えている。けれど、久遠さんが言う変なこととはもっと違うことだろう。例えば……
「変なことってエッチなことですか?」
「違うよ!?そうじゃなくて……まあ、ヒナだから大丈夫か」
そう言う割には、久遠さんは俺の方をチラチラと見てくる。
「えっと……俺の顔に何かついてますか?」
「そうじゃないんだけど、ヒナが思い詰めた顔してるから」
「俺でもたまには考え事くらいしますよ?」
「たまにというよりは、いつもだと思うけどね。だけど、いつもと顔が違うというか、真剣さが違うというか何かヒナが悩んでいるように見えちゃってね」
「まあ、悩みってほどじゃないんですけど……」
俺は久遠さんがあまりに心配してくるからだろうか、リンコ先輩と友達になったことや体育祭に向けて準備が上手くいっていることがなんとなく嫌なことなど思っていることを話した。
「ふふっ、流石は美智瑠ちゃんが気に入っただけはあるよ。ねえ?ヒナはさ……友達ってなんだと思う?」
すると、久遠さんは優しい笑みを浮かべながらリンコ先輩と同じことを聞いてきた。
昨日リンコ先輩の家に見舞いに行ったときに、リンコ先輩が呟いた一言だった。
体育祭は今月末にあり、とてもじゃないがリンコ先輩がケガを治すのは間に合いそうもない。
俺は珍しく何か出来ることがあるのではないかと考え込んでいた。
「ヒナ大丈夫?何か考えてるみたいだけど」
少し顔に出てしまっていたのだろう、久遠さんが心配して声をかけてきた。
「大丈夫ですよ。それよりリンコ先輩の代わり見つかりそうですかね?」
「リンコ先輩以外にもう一人ブロック長に立候補してた人がいたみたいだから、たぶんその人にしてもらうことになるかな」
「そうですか」
俺が実行委員長なことを除けば体育祭の準備は上手くいっている。ブロック長や他の役職も決まり、今日の昼休みにあった実行委員会会議でも何の問題も無かった。あとは、スローガンを決めて本番に向けて練習を頑張るだけだ……だと言うのに、俺はどうしても何かが嫌だった。
「ヒナ……変なこと考えてない?」
久遠さんはまたも心配するように俺の顔を覗きこみながら話しかけてきた。
それにしても、変なこととは何だろうか。俺はいつもどうでもいいことを考えているからある意味変なことを考えているかと言えば考えている。けれど、久遠さんが言う変なこととはもっと違うことだろう。例えば……
「変なことってエッチなことですか?」
「違うよ!?そうじゃなくて……まあ、ヒナだから大丈夫か」
そう言う割には、久遠さんは俺の方をチラチラと見てくる。
「えっと……俺の顔に何かついてますか?」
「そうじゃないんだけど、ヒナが思い詰めた顔してるから」
「俺でもたまには考え事くらいしますよ?」
「たまにというよりは、いつもだと思うけどね。だけど、いつもと顔が違うというか、真剣さが違うというか何かヒナが悩んでいるように見えちゃってね」
「まあ、悩みってほどじゃないんですけど……」
俺は久遠さんがあまりに心配してくるからだろうか、リンコ先輩と友達になったことや体育祭に向けて準備が上手くいっていることがなんとなく嫌なことなど思っていることを話した。
「ふふっ、流石は美智瑠ちゃんが気に入っただけはあるよ。ねえ?ヒナはさ……友達ってなんだと思う?」
すると、久遠さんは優しい笑みを浮かべながらリンコ先輩と同じことを聞いてきた。
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