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第2話 儀式
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「――……や、やったぁぁああぁああっ‼ 『ブン回し(辛)』のスキルが発現たぞぉおおぉおっ‼」
「「「おお、コレは凄いぞっ‼」」」
一際大きな歓声が上がったかと思えば、暫くした後、天幕の中から茶髪にそばかすの少年がひょっこりと顔を覗かせた。
と、キョロキョロと、まるで誰かを探しているような素振りでもって周囲を見回していたかと思えば、
「……――お♪」
「へ?」
一瞬、バチッと僕と目が合うやいなや、ニヤリと笑みを浮かべ、タタタと順番待ちをしていた列に強引に割り込む形で僕の前までやってくるなり、
「お~~、リックじゃね~か? イヤァ~、参っちゃったよ。俺さぁ~『ブン回し』、それも『(辛)』なんてスキルが発現ちゃってよぉ。いやぁ~、ホントは冒険者なんて全然なりたくもなかったんだけどさぁ~、こんなスキルが発現ちまった以上は仕方ないよなぁ~。あ~あ、嫌だなぁ~、冒険者なんてこれっぽっちもなりたくなかったのになぁ~♪」
「あ、え、え~と、お、おめでとうチャモア! 『ブン回し』だけでも凄いのに、『(辛)』なんて本当に凄いや! 多分、村始まって以来の快挙なんじゃないかな?」
そのセリフとは裏腹に満面の笑みをたたえるチャモアにむけて、幼馴染として惜しみない賞賛をおくる。
ちなみに、さっきから出てきている(戊)だの(辛)だのとかっていうのは、そのスキルの等級を表す記号のようなものであって……。どのスキルにも必ずついて回る表記なんだ。で、その内容はというと……。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
とまぁ、全部で十段階あって、チャモアに発現したブン回し(辛)というのは、下から三番目ってことになる。
下から三番目というと全然大したことないって思われがちだけど、とんでもない!
僕たちの住んでいるこの村はそれはもう辺鄙なところにあって……。これまでにも何人かの村人たちが冒険者を志し都会へと旅立っては行ったものの、これといった成果を上げた者もなければ、(癸)以上のスキルを発現したものもいなかったんだ。
だので、チャモアがここまで有頂天になるのも左程不思議でも何でもないってことなんだ。
「へへっ、ま~な。でも、俺くらいの天才ならそれも当然の事なんだけどな♪ ま、無駄だとは思うけど、お前も精々頑張るんだな。もっとも、俺みたいなエリートと違って、所詮、お前みたいな出来損ないの弱虫には間違っても強いスキルなんて発現したりしないだろうけどな♪ あ、でも、安心していーぜ。そん時は、俺の荷物持ちくらいには使ってやるからさ♪」
「あ、う、うん、あ、ありがとう、が、頑張ってみるよ‼」
って、今さら何をどう頑張ればいいのか分からなかったけど、とりあえずそう返事を返すとチャモアは僕の肩をバシバシと数回叩くと、満足したように高笑いと共にこの場を後にした。
そんなチャモアの後ろ姿を見送っていたところへ、
「――ハイ、それでは次の人、どうぞ!」
「あっ、は、はいっ‼」
とうとう僕の番がやってくる。
僕はグッと拳を強く握り込むと、覚悟を決め天幕の中へと入っていった。
天幕の中は薄暗いランタンの灯りにのみよって照らされており、修道女を含めた数人の大人たちが僕を迎え入れてくれた。
と、足を踏み入れると同時に、僕はこれでもかと大きな声で叫んだ。
「あ、あの、リ、リック・リパートンです! よ、よろしくお願いしまっゅ……――」
「へ?」
「…………」
「…………」
――う、うわぁあああああああああああっ、か、噛んだぁっ⁉ この大事な場面で噛んだっ⁉ うぅ、昨日の夜、散々練習してきたってのにぃ、この土壇場で噛むなんて……。あ~~~、僕のバカバカバカバカバカバカッ‼
と、頭を抱え、自らのドジさ加減を呪っていたところ、
「フフ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
そういうと、修道女は今にも泣き崩れてしまいそうだった僕に優しく笑いかけ、更には僕の手を取るとあくまでもゆっくりと、急ごしらえにも作られたであろう祭壇の前まで連れて行ってくれた。
「――……どうです? そろそろ、落ち着きましたか?」
「は、はい、お、お手数をお掛けしました……‼」
「よろしい――……それでは、リック・リパートン。これより、神より賜りしアナタに与えられたスキル発現の儀を執り行います。それに基づき、どのようなスキルを授かるかは天のみぞ知ること……。その結果、例え自らが望むようなスキルが発現しなかったからといって、神を非難するようなことがあってはなりません。よろしいですね?」
「は、ハイ! だ、大丈夫です‼」
「よろしい。……とはいえ、世間で言われているような、スキルは何もその人の人生を決定づけるものではありません。あくまでも、コレらはあなたが今後辿るであろう道に、更なる可能性を与えるギフトに過ぎないということをお忘れなきよう。
故に、スキルにのみ振り回され、本来自分が目指していた目標を見失うようなことがあってはなりません。あくまでも、最後に決断するのはスキルではなく、あなた自身の意志なのですから……」
「は、ハイ! わ、分かりました、よ、よろしくお願いします‼」
「よろしい。では、これより、アナタのスキル発現の儀を執り行います。心を落ち着かせ、この水晶にそっと手を添えてみてください」
言われるままに僕は祭壇の上に供えられていた水晶玉をそっと包み込むように両掌でもって覆っていく。
「よろしい。では、いきますよ? ――おお、我らの父なる神よ……――」
と、修道女が何やら呪文のような文言を口にし始めた直後から僕の体の周りを光の粒みたいなものが漂い始めていく。
パァアアアアアアッ‼
ほのかに暖かいような、そして、ソレはドンドン数を増していき、更には色をも変え、遂には僕の体全体を眩いまでの光の粒子が覆い始めていった。
「――……その大いなる慈愛をもって、この者に祝福を与えたまえ‼」
バシュゥウウウウウウウウッ‼
最後に修道女がそう叫ぶのと同じくして、僕の体を包んでいた光の粒子は目も眩まんばかりの七色の光を発し、僕の体全体を包み込んだかと思えば、パーーーンっとひときわ大きな音を立て大きく弾け飛び、そのまま僕の体の中へと流れ込むように吸収されていった。
「――………………?」
……あ、あれ? これで、終わり……? とくに、これといって変化を何も感じないけんだけれど……?
想像と違って余りの呆気なさに戸惑いを覚えつつも、修道女へと声をかけてみるも。
「あ、あの、修道女……? も、もう終わったんで、しょう、か……?」
そんな僕の声すら届いていないのか、修道女を含めたその場にいた四人の大人たちは水晶玉を覗き込むように、こぞって何やら話し込んでいる。
そして、全員のその瞳には、子供の僕の目にもまざまざと理解できるくらいに、動揺の色が浮かんでいて……。
その唯ならぬ雰囲気に、僕はソレ以上追及することも出来ず、成り行きを見守っているしかなかった。
「こ、コレは……」
「あ、ああ、し、信じられん……。ま、まさか、こんな辺境の村で、こんなことが……」
「しかし、それでは、この水晶は一体⁉」
「ん? どうかしましたか?」
「し、司祭様っ! ち、ちょうどよかった! い、今、お呼びしようかと……。ともあれ、こ、コレをご覧くださいっ‼」
「ん? 一体どうしたと……――ふ、ふぉおおおおおおおおおおおおおおおっ⁉」
騒ぎを聞きつけたのか、それとも偶然やってきただけか、修道女たちに促されるままに司祭様が水晶を覗き込んだかと思えば、天幕を突き破らんまでの絶叫とともに、遂には腰でも抜かしのか、その場にへたり込んでしまう。
「「「し、司祭様⁉ だ、大丈夫ですか⁉」」」
慌てた様子でこの場にいた修道士たちが司祭様を助け起こしていく。
「――……ハァ、ハァ~~~、も、もう、大丈夫です。心配をかけてしまいましたね……」
「し、司祭様? そ、それで、コレはやはり⁉」
「う、うむ、ま、間違いないでしょう……。コレは、レア・スキル……。そ、それも、未だかつて発現例さえなかった未知のレア・スキルに相違ないっ‼」
「や、やっぱり‼」
どよめき狼狽える大人たちとは対照的に、僕は訳が分からず只々呆然とその場に突っ立っていた。
と、そんな僕に対し、その場にいた大人たちが一斉にコチラと振り返ってくる。
――ビクッ⁉
ほんの数十分前とは打って変わって、僕を見つめる大人たちの瞳には、羨望、嫉妬、恐怖といった様々な感情が浮かび上がっていて……。
「あ、あのぉ……?」
「この子の名は?」
「リ、リック……。リック・リパートンです、司祭様……。」
「う、うむ、リック・リパートンか……。あ~~~、ゴホンッ‼ ……リック・リパートン。心して聞きなさい。我らが父たる神よりアナタが授かったスキルは……」
そこで、司祭様の口から告げられた内容は、余りにも衝撃的な事実であった……。
「「「おお、コレは凄いぞっ‼」」」
一際大きな歓声が上がったかと思えば、暫くした後、天幕の中から茶髪にそばかすの少年がひょっこりと顔を覗かせた。
と、キョロキョロと、まるで誰かを探しているような素振りでもって周囲を見回していたかと思えば、
「……――お♪」
「へ?」
一瞬、バチッと僕と目が合うやいなや、ニヤリと笑みを浮かべ、タタタと順番待ちをしていた列に強引に割り込む形で僕の前までやってくるなり、
「お~~、リックじゃね~か? イヤァ~、参っちゃったよ。俺さぁ~『ブン回し』、それも『(辛)』なんてスキルが発現ちゃってよぉ。いやぁ~、ホントは冒険者なんて全然なりたくもなかったんだけどさぁ~、こんなスキルが発現ちまった以上は仕方ないよなぁ~。あ~あ、嫌だなぁ~、冒険者なんてこれっぽっちもなりたくなかったのになぁ~♪」
「あ、え、え~と、お、おめでとうチャモア! 『ブン回し』だけでも凄いのに、『(辛)』なんて本当に凄いや! 多分、村始まって以来の快挙なんじゃないかな?」
そのセリフとは裏腹に満面の笑みをたたえるチャモアにむけて、幼馴染として惜しみない賞賛をおくる。
ちなみに、さっきから出てきている(戊)だの(辛)だのとかっていうのは、そのスキルの等級を表す記号のようなものであって……。どのスキルにも必ずついて回る表記なんだ。で、その内容はというと……。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
とまぁ、全部で十段階あって、チャモアに発現したブン回し(辛)というのは、下から三番目ってことになる。
下から三番目というと全然大したことないって思われがちだけど、とんでもない!
僕たちの住んでいるこの村はそれはもう辺鄙なところにあって……。これまでにも何人かの村人たちが冒険者を志し都会へと旅立っては行ったものの、これといった成果を上げた者もなければ、(癸)以上のスキルを発現したものもいなかったんだ。
だので、チャモアがここまで有頂天になるのも左程不思議でも何でもないってことなんだ。
「へへっ、ま~な。でも、俺くらいの天才ならそれも当然の事なんだけどな♪ ま、無駄だとは思うけど、お前も精々頑張るんだな。もっとも、俺みたいなエリートと違って、所詮、お前みたいな出来損ないの弱虫には間違っても強いスキルなんて発現したりしないだろうけどな♪ あ、でも、安心していーぜ。そん時は、俺の荷物持ちくらいには使ってやるからさ♪」
「あ、う、うん、あ、ありがとう、が、頑張ってみるよ‼」
って、今さら何をどう頑張ればいいのか分からなかったけど、とりあえずそう返事を返すとチャモアは僕の肩をバシバシと数回叩くと、満足したように高笑いと共にこの場を後にした。
そんなチャモアの後ろ姿を見送っていたところへ、
「――ハイ、それでは次の人、どうぞ!」
「あっ、は、はいっ‼」
とうとう僕の番がやってくる。
僕はグッと拳を強く握り込むと、覚悟を決め天幕の中へと入っていった。
天幕の中は薄暗いランタンの灯りにのみよって照らされており、修道女を含めた数人の大人たちが僕を迎え入れてくれた。
と、足を踏み入れると同時に、僕はこれでもかと大きな声で叫んだ。
「あ、あの、リ、リック・リパートンです! よ、よろしくお願いしまっゅ……――」
「へ?」
「…………」
「…………」
――う、うわぁあああああああああああっ、か、噛んだぁっ⁉ この大事な場面で噛んだっ⁉ うぅ、昨日の夜、散々練習してきたってのにぃ、この土壇場で噛むなんて……。あ~~~、僕のバカバカバカバカバカバカッ‼
と、頭を抱え、自らのドジさ加減を呪っていたところ、
「フフ、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
そういうと、修道女は今にも泣き崩れてしまいそうだった僕に優しく笑いかけ、更には僕の手を取るとあくまでもゆっくりと、急ごしらえにも作られたであろう祭壇の前まで連れて行ってくれた。
「――……どうです? そろそろ、落ち着きましたか?」
「は、はい、お、お手数をお掛けしました……‼」
「よろしい――……それでは、リック・リパートン。これより、神より賜りしアナタに与えられたスキル発現の儀を執り行います。それに基づき、どのようなスキルを授かるかは天のみぞ知ること……。その結果、例え自らが望むようなスキルが発現しなかったからといって、神を非難するようなことがあってはなりません。よろしいですね?」
「は、ハイ! だ、大丈夫です‼」
「よろしい。……とはいえ、世間で言われているような、スキルは何もその人の人生を決定づけるものではありません。あくまでも、コレらはあなたが今後辿るであろう道に、更なる可能性を与えるギフトに過ぎないということをお忘れなきよう。
故に、スキルにのみ振り回され、本来自分が目指していた目標を見失うようなことがあってはなりません。あくまでも、最後に決断するのはスキルではなく、あなた自身の意志なのですから……」
「は、ハイ! わ、分かりました、よ、よろしくお願いします‼」
「よろしい。では、これより、アナタのスキル発現の儀を執り行います。心を落ち着かせ、この水晶にそっと手を添えてみてください」
言われるままに僕は祭壇の上に供えられていた水晶玉をそっと包み込むように両掌でもって覆っていく。
「よろしい。では、いきますよ? ――おお、我らの父なる神よ……――」
と、修道女が何やら呪文のような文言を口にし始めた直後から僕の体の周りを光の粒みたいなものが漂い始めていく。
パァアアアアアアッ‼
ほのかに暖かいような、そして、ソレはドンドン数を増していき、更には色をも変え、遂には僕の体全体を眩いまでの光の粒子が覆い始めていった。
「――……その大いなる慈愛をもって、この者に祝福を与えたまえ‼」
バシュゥウウウウウウウウッ‼
最後に修道女がそう叫ぶのと同じくして、僕の体を包んでいた光の粒子は目も眩まんばかりの七色の光を発し、僕の体全体を包み込んだかと思えば、パーーーンっとひときわ大きな音を立て大きく弾け飛び、そのまま僕の体の中へと流れ込むように吸収されていった。
「――………………?」
……あ、あれ? これで、終わり……? とくに、これといって変化を何も感じないけんだけれど……?
想像と違って余りの呆気なさに戸惑いを覚えつつも、修道女へと声をかけてみるも。
「あ、あの、修道女……? も、もう終わったんで、しょう、か……?」
そんな僕の声すら届いていないのか、修道女を含めたその場にいた四人の大人たちは水晶玉を覗き込むように、こぞって何やら話し込んでいる。
そして、全員のその瞳には、子供の僕の目にもまざまざと理解できるくらいに、動揺の色が浮かんでいて……。
その唯ならぬ雰囲気に、僕はソレ以上追及することも出来ず、成り行きを見守っているしかなかった。
「こ、コレは……」
「あ、ああ、し、信じられん……。ま、まさか、こんな辺境の村で、こんなことが……」
「しかし、それでは、この水晶は一体⁉」
「ん? どうかしましたか?」
「し、司祭様っ! ち、ちょうどよかった! い、今、お呼びしようかと……。ともあれ、こ、コレをご覧くださいっ‼」
「ん? 一体どうしたと……――ふ、ふぉおおおおおおおおおおおおおおおっ⁉」
騒ぎを聞きつけたのか、それとも偶然やってきただけか、修道女たちに促されるままに司祭様が水晶を覗き込んだかと思えば、天幕を突き破らんまでの絶叫とともに、遂には腰でも抜かしのか、その場にへたり込んでしまう。
「「「し、司祭様⁉ だ、大丈夫ですか⁉」」」
慌てた様子でこの場にいた修道士たちが司祭様を助け起こしていく。
「――……ハァ、ハァ~~~、も、もう、大丈夫です。心配をかけてしまいましたね……」
「し、司祭様? そ、それで、コレはやはり⁉」
「う、うむ、ま、間違いないでしょう……。コレは、レア・スキル……。そ、それも、未だかつて発現例さえなかった未知のレア・スキルに相違ないっ‼」
「や、やっぱり‼」
どよめき狼狽える大人たちとは対照的に、僕は訳が分からず只々呆然とその場に突っ立っていた。
と、そんな僕に対し、その場にいた大人たちが一斉にコチラと振り返ってくる。
――ビクッ⁉
ほんの数十分前とは打って変わって、僕を見つめる大人たちの瞳には、羨望、嫉妬、恐怖といった様々な感情が浮かび上がっていて……。
「あ、あのぉ……?」
「この子の名は?」
「リ、リック……。リック・リパートンです、司祭様……。」
「う、うむ、リック・リパートンか……。あ~~~、ゴホンッ‼ ……リック・リパートン。心して聞きなさい。我らが父たる神よりアナタが授かったスキルは……」
そこで、司祭様の口から告げられた内容は、余りにも衝撃的な事実であった……。
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