平々凡々に芸能人と

ルルオカ

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平々凡々に芸能人と 上

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どうして、こいつはここにいるのだろう。

もう七年ほどのつきあいになるのが、顔を会わせるたび、不思議になる。

奥まった路地裏にある、創業五十年の老舗喫茶店。テーブル代わりにインベーダーゲーム機が配置されている店内は、全盛期のその時代のまま、内装やインテリアが古めかしく、日中でも薄暗い。

今時、全面喫煙にしているから、客が多いときなど、室内は煙でもやがかかったようになる。早朝まで営業しているとあって、夕方から夜にかけては、水商売系や「や」のつく系が出入りしているらしいが、昼時はヨークシャテリアをつれた老女が、コーヒー一杯で長居したり、買い物帰りの主婦が旦那の悪態をつきあったり、制服姿の事務員が一人でランチを食べにきたりと、女性がふらりと立ちよる姿も目につく。

ただ、いくら客層が幅広いとはいっても、学生服姿で居座るのは俺らくらい。学生にも肩身の狭い思いをさせない、店の雰囲気づくりのおかげか。それとも、十年来の常連のような顔をして、くつろいでいる、こいつが大物なのか。

今でこそ、背もたれに寄りかかれるようになったが、はじめて、ここに連れてこられたときは、外でお茶をするとなると、せいぜい〇ックな俺は、そりゃあ尻込みして、二十分も立ち往生したものだ。「大盛りナポリタンおごるから」とにこやかに「じゃあ半熟卵も」と、その割には痛いほど手首を絞めつけられ、結局は折れたのだが。

夕刻にかけての半端な時間帯。客がまばらな店内の、奥まった二人がけのテーブルが、俺らの指定席(この席が空いていないと、店には入らない)。向かいにいるのは、半分になったミルクセーキのコップを前にして、婦人〇論をめくる、どの角度から見ても、ほころびがないような、憎たらしいほどの男前。

玉のような、ぴちぴちDKが、子供っぽい(いや、渋いのか)飲みものをストローで吸いながら、年齢的性別的にそぐわない、雑誌を読みふけっているさまは、ちぐはくのようで、総合的には絵になり、笑いを誘うどころか、時に、遠くの席のマダムにため息を吐かせている。

「どうしてお前は、こんなとこにおるんかな」

もう、とっくに見慣れたはずの光景に、でも、飽きずに眉をひそめて、独り言ちてしまう。目だけ上げたリョーマは、これまた、嫌味なほど頭も切れるものだから、唐突な問いに問いで返してくることはなく「シノこそ」と目を細めた。

たしかに、アイスがのったメロンソーダを置いて、セ〇ンティーンをめくる自分に、人のことをいえないが、それでも、比べたら俺は、ずっと凡庸な男子高生だ。リョーマのように、年がら年中、鼓膜が破裂しんばかりの黄色い声を浴びせられたら、とても、こんな老後を持て余す爺さんのように、くさくさしていられないと思う。

思えばリョーマは、小学三年で、この海のない陸の孤島に越してきてから、田舎のだっぺ節に染まることなく、染まらないのを「鼻につく」と村八分にされることもなく、星の下に生まれた輝きを失わないでいた。垢ぬけた容姿に、標準語をスマートに口にするリョーマのような子供はとくに、対都民意識が強い土壌でやっていくのは、ハードルが高かったはずだ。

はず、だったのに、転向初日からクラスの女子にはもちろん、男子にも大手を広げて歓迎されたといい、翌日には、学校中に名前が知れ渡って、また、気のいい、その人柄が評判となった。「おもしろい人がいい」と口先だけで、なんだかんだ、ハンサムに弱い女子ならともかく、悪ぶった上級生男子をも「なかなか、話がわかる奴やんけ」と唸らせた挙句、しばらくもすれば、他校の女子や、果てには、中高生のお姉さまがたまで、校門で出待ちをする始末。

でる杭は打たれるものだが、ですぎた杭は打たれないようで、妬むのも阿呆らしいほど、リョーマには、人から愛される天性のようなものがあった。そのうち、芸能事務所に声をかけられ、所属して間もなくテレビに出演するようになっても、地元民は「やっとか」と知った口を利き、かえって騒ぎたてなかったもので。

女でも男でも、その中間でも、年齢国籍問わず、誰もが、リョーマの隣にいたがった。といっても、ある程度は容姿や才覚が釣り合わないと、近寄れなく思ってか、学校では「〇4」ともてはやされる、アイドルユニットのような四人組で、主につるんでいるのだとか。

一つ年上で、生まれも、生い立ちも、見た目も、知能も、運動神経も、人並みな俺とは縁遠い存在だったのが、でも、気がつけば、つかず放れず、ずるずると今に至るまで、友人付き合いをしている。我ながらミラクルというか、いっそ怪奇現象だと思うものの、リョーマの七不思議の一つ、女っ気がないのと同じくらい、俺たちの組み合わせを見て、周りは首を傾げてやまない。

なんたって、こちとら肌が白い以外に、特筆すべきもののない、毎日をだるそうに過ごす、今時の高校男児なわけで。痛いような視線を向けてくる周りが、釈然とせず、ケチをつけたくなるのは、重々承知なれど「なぜ自分なのか」との答えは、まだ見つけだせていなかった。

大体、よく今まで、すれ違だったり、疎遠にならなかったものだと、他人事のように感心する。というのも、相手は今や、電車で片道一時間のトーキョーに往来し、学業との兼業に忙殺されるゲーノンジンなわけで、おまけに一つ下。

どんなに親しくても、たとえば小、中、高校と、どうしたって俺が先に卒業するから、それを機に、なんとなく、心が遠のくものだし、駆けだしのゲーノンジンなら尚のこと、地元の友人に時間を割くのが、煩わしくなってもよさそうなもの。遊び盛りのDKゲーノンジンならば、休みの短さを惜しんで、花の都にとどまり、パーリーピーポーに交じってはっちゃけるのではないのか。

なんていうのは、ゲーノージンへの偏見的な印象なのだろうか。我が家のぼろアパートの一室で、母と幼い弟らの相手をして、だらだら過ごしているのが、悲しいかな、現状だ。

バイト帰りの俺が、帰宅したところで「おかえり」とファンが腰を抜かすような笑みを無駄遣いされ「ただいま」と応じたことはない。いつも事前連絡なしに、家に出没するのに「なんで、お前がおるの」といちゃもんをつけないでいられず、対して「今日カレーだってさ」と聞き流し、夕食の内容を知らせてくるのが、お約束になっている。

そうして、俺の問いを無視したまま、カレーを頬ばって、弟たちと風呂に入り、今やリョーマ専用になった、俺のお古の、くたびれたジャージを着て、ただでさえ、ぎゅうぎゅう詰めに、川の字で寝る三兄弟の、自分と弟の間に割りこんで寝りにつく。翌朝は早めに起こされて、リョーマの住む金ぴかマンションに寄り、「おまたせえ」制服姿ででてきたら、また肩を並べて歩きだし、商店街のパン屋名物のホットサンドを買い、店の前で、おまけでくれる紙パックの牛乳と胃に流しこんでから、それぞれの学校へと向かう。

学校が終われば、たいてい、近くのコンビ二で立ち読みしていてるのを、窓の硝子を叩いてやり、でてきたところで、こういった地元でも、荒廃的な趣があるディープな界隈を散歩するか、ぼろアパートで昼寝したり、だべったり、弟とプロレスをしたりする。いや、リョーマとの過ごし方をこう説明すると、誤解されそうなものを、帰宅部の俺だって、暇なわけではない。

家が裕福でないとあって、週五日バイトを入れている。のに、リョーマの朝帰りがてらの、まるまるオフの日と、バイトの日と、一度も重なったことがない。たしかに、お互い週末に仕事が詰まりがちとはいえ、平日でも、学校を早退して電車に跳び乗る、馬車馬学生ゲーノージンが、自分の都合で、スケジュールを組めるとは思えない。が。「シノ、今週のシフトは?」と毎週、欠かさずチェックしてくるのは、なんなのかと思う。

「そういえばさ」と雑誌に向いたまま問われて、肩を跳ねる。ずっと顔を眺めていたのが咎められたようで、頬を熱くし、すかさず雑誌を持ち上げつつ、ちらりと見れば、表面上はそ知らぬふりをして「二人はどうしてんの」とつづける。

「ああ、セリは絶賛受験勉強中。カナタのほうは、卒業近くに、バンドででっかいイベントやるらしくて、その準備で忙しいみたい」

「ふーん」と気がなさそうなのに、「なぜ聞いた」とやや苛立ちつつ、「呼ぶか?」と持ちかけてみる。無視して「シノは?」と聞いてくるから、「なにが」と苛立ちを隠さず返したら「俺と暇潰しなんか、してていいわけ」と雑誌を置いた。

察して、むっとなり「おーおーどうせ、俺は将来の野望も夢もない、自分探しもしない、無気力で自堕落な今時の子ですからねえ」と雑誌を放って、テーブルに肘をつけば、「だったらゲーノンジンにでもなったら?」と、あちらも肘をついて、前のめりになった。「はあ?おまえ、からかうのもいい加減に」しろ、と返しきらないうちに「この前さあ」と畳みかけられる。

「エキストラで一緒に仕事したでしょ。そのとき、監督がシノのこと気に入ったみたいでさ」

「だから」と身を乗りだしてきたところで、二人の鼻先の間を、甘ったるい匂いがかすめた。目の前には、店の名物、十段重ねのホットケーキが置かれていて、見上げれば「大仏さん」が仏頂面で佇んでいる。

「念力で髪を巻いているのでは?」と噂されるほど、三十年前から、すこしも変わらずパンチパーマが決まっているという、この店の女主人は、客相手に分け隔てなく愛想が悪い。常連のゲーノンジンも例外でなく、その点がリョーマのツボらしいのだが、だから、頼んでもないスイーツを、下心丸だしでサービスしてくれるとは思えず。どういうことかと、聞こうとして「あっちのお客さんからや」と顎をしゃくられた。

「あっち?」と鉢植えから顔をだそうとしたら、ネクタイをつかまれ、テーブルに引き倒された。「て」と顎を打ち付けながらも、怒るより驚きのほうが先だって、すぐに目を上げれば、ホットケーキのタワーから、半ば顔を覗かせるリョーマが、口元に人差し指を立ててみせた。

半目で、必死こいて訴えるように見つめてくるから、口を閉じ大人しくして、そのうちにリョーマは、戻ろうとした大仏さんを呼びとめ「悪いけど、これ、受け取れませんって、その人のとこに持っていってくれない?もし代金請求されたら、払うし」とファンイチコロ必殺スマイルを向けた。ただ、二人してテーブルに伏せていては、間抜けだったが、大仏さんはもちろん、くすりともせず、かといって、眉間の皺を増やすこともなく「分かった。話つける」とホットケーキのタワーを片手に、例の客の元へと歩いていった。

そこらの男より、よほど頼もしそうな、ずんぐりした背中を見送り、しばらく耳をそばだてる。「お客さん、これは」と控えめに話しかけたのに、声を荒らげることなく、悲鳴を上げるでなく、例の客はぼそぼそと返し、後は物音がしなくなったから、丸くおさまったのだろう。

といって、すぐに起き上がれば、目が合うかもしれなかったので、伏せたまま、前に向き直ると、リョーマはほっと息をついて、ネクタイを放した。一難は去ったようだったから、「あれ、なんやの」とやっと問いただす。

いつになく渋ってから、発声せずに、口をぱくぱくとさせるのを「す」「とお」「かあ」と読みとって「ストーカー?」と大口を開けそうになった。すかさず、開きかけの口を手で覆ったリョーマは、植木鉢の隙間から目を覗かせると、ため息を吐いて、ほふく前進するように、にじり寄ってくる。口から手を放してくれず、むしろ、指に力を込め「勘違いなら、よかったのだけど」と苦い顔をした。

「ここ一ヶ月くらいかな、学校とか家の近くとかの、こういう、あんまり人目がない、静かなところにくると『いるなあ』って思うことがあってさ。でも、姿は見えないから、ちょっと自分が神経質になってるんだろうって、思ってた。のに」

声を落としていって飲みこみ、テーブルに額を押し当てて、身動きしなくなったからに、冗談ではなさそう。身分相応に華やかな交友関係もあるリョーマだが、七不思議の一つにあるように、まるで女っ気がなく、すくなくとも、俺との間に、色恋沙汰を持ちこまないし、知りあいでない異性とは、関わらないようにしている。

なにせ、歩く女子ホイホイのようなリョーマだけに、そうやって線引きしないことには、きりがないのだ。男からしたら、羨ましく妬ましい、いいご身分とはいえ、ゲーノージンの肩書を持つとなれば、今回のように身の危険に晒されることもあって、モテるままに、ウハウハしてもいられないらしい。

だから、逆に女子高生などを寄りつかせず、且つゲーノンジンだからといって、特別扱いしない、偏屈な女主人がしきる店で、くつろいでいるわけで、千円もするホットケーキタワーを献上されても、いい迷惑なのだろう。それにしても、思いのほか、リョーマはうろたえている。

犯罪行為に走る相手を、怖がるのは当たり前だが、どこまでも、如才なく、スター性を発揮するのがリョーマだ。声をかけられ、サインを求められるのは日常茶飯事。たまに「ゲーノージン生意気」テンションで食ってかかるのがいても、結果的に皆(相手が野郎だろうと)「やだ、好き・・・」と胸をときめかせるほど、にこやかな対応を貫いていた。

内心は知らないものの、表面上、笑みを引きつらせるなど、決してぼろを見せたことはない。から、今回にしろ、相手を快く退かせるものと思いきや、十段重ねのホットケーキが置かれてから、ずっと目を泳がせて、みっともなく隠れていた。そう、ぼろがでまくっている。

「こいつも、年並みの男子だったか」と変に感心していたら、伝わったのか「なに、ちょっと、可哀想だとか思わないわけ?」と恨めしそうに見られた。「だって、お前のストーカーなんて、どんだけでもいそうだし」とにやりとすれば「まあね」としれっと否定せずに「でも、トーキョーならまだしも、俺のふるさとまでさあ」と頭を抱える。

出身は違うくせにと思いつつ、にやけそうになるのを堪えて「で、どうすんの。事務所に連絡でもする?」とそっけなく聞いたら、口をへの字にし、俺の顔を注視してきた。少しして、目を逸らし「どうせ無理でしょ」とぶっきらぼうに呟く。

らしくなく口調が荒んでいたから、本格的に心配になり「無理なことなかろうよ。シャチョー曰く、お前は事務所の宝物なんだろ」と跳ねた髪を引っ張ってやったが、「そうだ!」とにわかに起きあがったリョーマは、慰めたぶん損をしたように思うほど、喜色満面に笑いかけてきやがって。

母性本能ドストライクな無垢な笑みに、嫌な予感しかしなかった。




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