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セーラー服が着られない!
二
しおりを挟む「タコ星人だ!タコ星人が襲ってきたぞー!」
部室外から、大勢が逃げ惑う物音や叫び、悲鳴が聞こえてきた。
○○星人は、このごろになって、町に出没するようになった、異形の怪物だ。
着替えを手伝ってくれていた部員が「マジか」と覗きこもうとして、ドアを開けた間もなく、廊下にふっとばされた。
吃驚して、駆け寄りも後ずさりもできないうちに、「ここか、スケバンマン!」とドアの枠を、赤い触手が掴み、巨大なタコが顔を覗かせた。
「スケバンマン」と聞いて、今の自分の格好が、それに重なると気づくも遅く、目に止まらぬ早さで赤い触手が伸びてきて、両手をまとめて縛り、腰に巻きついた。
こちらを身動きさせなくしてから、ドアから、ぬるりと室内に入ってきたタコ星人は「やっと見つけたぞ!スケバンマン!」と喚きつつ、腰に巻いた触手に力をこめてくる。
踏んばるも抗えずに、床に座らされたものの、居ても立ってもいられずに「俺はスケバンマンじゃない!」と叫ぶ。
「いやいや、私の目は誤魔化せないぞ」と目を細めて、にやついているらしく、「いやいや、スカートの丈!こんな短くないでしょ!」と堪らず、星人にツッコんだ。
「短い?そのほうが都合がいいわ」と縛った手を上げさせられ、どうにも、嫌な予感がして、足を閉じる。
「無駄だ」と喉の奥で笑うようにしながら、新たに二本、触手を伸ばして、両方の太ももに巻きつけ、閉じたばかりのを広げてみせた。
タコ星人の目的が分かり、「だから、スケバンマンじゃないって!」と訴えるも、聞く耳を持ってくれずに、また二本、触手が迫ってくる。
一本はスカート内に、一本はセーラー服の裾から侵入して、股間のふくらみと、胸の突起を撫でた。
何をされるか、分かりきっていたけど、「っ、はっ、あ・・・!」と声を漏らして、悶えてしまう。
「悪くない反応だな」とせせら笑われて、かっと顔を熱くしたものを、様子見なのか、まだくすぐったい程度だったから、どうにか耐えて「なんで、こんなこと!」と言葉で応戦しようとする。
「私は他の星人より賢いから、戦略を変えたのだよ。
スケバンマンは星人と見るや否や、問答無用に鞭をふるい、木っ端微塵にする。
だが、その腹に星人の子を孕めば、情が湧いて、同類に鞭を向けにくくなるだろうとな」
「孕む!?なに、あなたたち、分かっているの!?
『スケバン』はたしかに、女性だけど、『マン』がつくってことは、男なの!
人間の男は、体の構造上、孕めないの!分かる!?」
「私を、あのたこ焼きにされる下等な生物を一緒にするでない。
地球に侵攻するにあたって、基本は勉強したわ。
が、問題はない。
なにせ、星人はどんな生物相手だろうと、体に機能がなくても、孕ませることができるからな」
「孕む」と聞いたときは、馬鹿馬鹿しいと思ったのが、その後の説明を耳にするうちに、全身の血の気が引いていった。
隙なく触手に拘束されているとはいえ、じっとしていられるわけがなく、「く、このっ・・・!」と足掻こうとする。
図らずも、胸の突起と股間を撫でる触手に、自ら擦りつけるような形になって、「は、あ、く、そっ・・・ん、ああ」と唸るのに混じって、つい熱っぽく吐息する。
しばし、発言しなかったタコ星人は、こちらを見入っていたらしく、「はじめは、汚らしい人間なんかを孕みたくなかったが」と嘲るのではなく、ほう、と感心するように、息を漏らした。
「お前の痴態は中々、そそられるではないか。
よかろう。
痛めつけるつもりだったが、我が星人のテクニックを総動員して、快楽を与え、孕ませてやる」
「ば、やめ・・・!んあ、あ、く、あ、せめ、て、あ、あ、痛、く・・・!」
「嫌がられると、ますます、快楽の底なしに溺れさせたくなるぞ、スケバンマン。
今は乾いている触手に、粘着質な体液を滲ませて、全身愛撫してやろう。
それだけでなく、触手は二股にも、三股にも分かれるからな、お前が善いところ、すべてぐちゃぐちゃにしてやるぞ。
先を縛りながら、幾度も達するほどの快感を叩きこんで、お前が求めだしたら、自由自在に形も硬度も変えられる私ので、さらに具合がいいように犯してやる。
お前はどんなのがいい?
やはり固くて太いのか?
それとも短小なので、浅いところを、ずぼずぼされたいか?」
卑猥なことを口にするのに合わせて、実際に濡れて分かれた無数の触手に追いつめられ、「ああ、あ、あ、あ、そん、やあっ、あ、ん、だ、めえ、固、い、の、あ、なん、て・・・!」とろくに口でも抗えない。
「固いのがいいのか?ここに?」とパンツの裾から侵入した触手に、さらにそこに侵入されそうになり、あんあんしながらも、やばい!と震え上がった。
そのとき、一斉に触手がぴたりと止まり、え?と閉じていた瞼を上げれば、にわかにタコ星人が破裂して、ダム決壊したように、大量の青緑の液体がとび散った。
よける暇はなく、真っ向からぶっかけられ、全身青緑の液体まみれになる。
鼻がもげるような異臭が立ちこめても、驚きから覚められないで、呆けていたら、タコ星人の残骸を踏みつけ「カネツグ、大丈夫か!」とケイちゃんが、ドアから跳びこんできた。
足首が隠れるほどのスカート丈のセーラー服姿で、右手には鞭を持っていて。
「そんな、ケイちゃんが、スケバンマンだったの!」
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