トンネルを抜けると異世界であった。~タクシードライバーのちょっとエッチな救世主日誌~

浦登みっひ

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オナガー破壊作戦

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 そして次の日。

 一昨日の戦闘における勝利によってゴーマ軍に大打撃を与えたとはいえ、カムロヌムには依然として多くのゴーマ兵が駐屯しているし、前方に配置された多数のオナガーによる防御力は未だ健在。これを正攻法で攻め落とすなんて、サンガリアの僅かな兵力と貧弱な兵装では不可能だ。聖剣アランサーの力もまだ完全に解放されたとは言い難く、いざという時にちゃんと力を発揮してくれるか不安が残る。
 というわけで、まずカムロヌムの防御力を少しでも削ぐため、エリウを中心とした少数精鋭でカムロヌムの街に潜入し、オナガーを破壊するという作戦が立てられた。

 作戦の概要はこうだ。
 まず、俺とエリウとラスターグ王子、そして王子配下の精鋭二人の合わせて五人が、光る船、つまりタクシーでカムロヌムの街近くの森まで移動し、森に身を隠しながら街へ接近して、そのままオナガーが配置されている場所付近まで潜入する。
 作戦決行は夜。理由はもちろん、夜のほうが闇に紛れて色々と動きやすいからである。また、タクシーにはヘッドライトがあるから、夜間の移動にも不自由しない。作戦成功間違いなしと、羅生門ジジイことドルイドは太鼓判を押した。
 しかし、口で言うのは簡単だが、果たしてそこまで上手くいくものだろうか。率直に言って俺は不安だったが、俺だって隙間風の入らない部屋で眠りたかったし、木の実と小動物だけの簡素なメシにもいい加減うんざりしていた。あの町を奪還できれば、今より生活環境は大幅に改善するだろう。だから、俺はこの作戦への参加を了承した。タクシーを動かせるのは、この世界では俺だけなのである。

 地平線の向こうに日が沈んだのを確かめて、俺は助手席にエリウを、後部座席にその他三人を乗せてタクシーのアクセルを踏み込んだ。エリウは今回も革の胸当てを装着しており、残念ながらパイスラチャンスはなかった。
 昨日のように途中で敵と遭遇してしまったら作戦はそこで終了。夜間に哨戒が出ている可能性は極めて低いが、万が一ということもある。それに、平地を正面から突っ切るとヘッドライトの光に気付かれるおそれがあるため、平原を大きく迂回して森に接近するルートを選択した。これはかなりの遠回りで、街に近付くまでには昨日の倍の時間がかかった。

 タクシーに初めて乗り込むラスターグ王子とその手下は、超文明機動兵器タクシーのスピードに目を丸くしていた。俺の世界ではありふれたもの(むしろ車の中では遅い方)でも、騎馬が主体のこの世界では最高の機動力を誇る乗り物なのである。マクロスのバルキリーみたいな。

 きゅーんきゅーんと鼻歌まじりに車を走らせると、射手座午後九時の方向に、月明かりを受けてキラッ☆と光る大きな川が見えてきた。森を大きく迂回して、これ以上はいけないボーダーラインと感じたところでタクシーを止め、俺たち五人は森に入った。

 正直言って、俺はヒーリング能力が使える以外ただのタクシードライバーで、戦闘スキルは皆無。ついて行ったところで役に立てるとは思えない。だから、作戦が終わって四人が帰ってくるまで車で待っていようかとも考えた。しかし、どこに敵兵がうろついているかもわからない中、一人で取り残されるのもそれはそれで不安があるし、何よりエリウが俺の同行を強く望んだ。やっぱりエリウはアランサーの能力を引き出すために俺が必要だと考えているらしい。それらの複合的な理由から、俺は四人に同行することを選んだ。

 森の中は二億年前のように静かで、木の葉の擦れるサラサラという音に混じって、時折ホーホーという鳥のVOICESが聴こえるばかり。
 森の中を一時間ほど歩くと、木の幹の隙間から、煌々と輝くカムロヌムの街の明かりが見えてきた。

「いよいよですね、救世主メシアさま。ここから先は、絶対に私の側を離れないでください」

 エリウはそう言って俺の手を握る。

「あ、ああ……もちろん」

 森に身を潜めながら街の様子を窺うと、民家は既にほとんど真っ暗になっていた。サンガリアもそうだったが、この文明レベルの世界では、暗くなったら寝るのが普通らしい。油も蝋燭も高級品だから、火を灯すのがもったいないのである。
 しかし街の南側、オナガーがあると思われる方向には、篝火がいくつも焚かれ、多数の人影が蠢いているのが見えた。きっとゴーマ軍の守備兵だろう、どうやらこちらの想定以上の戦力が残っているようだ。俺はエリウに言われるままついてきてしまったことをちょっぴり後悔した。

 エリウと王子が無言で頷き合い、それを合図に、王子とその配下たちが真っ暗な街に潜入を開始する。奴らが先行し、安全を確認してから俺とエリウが後を追うというスタイルだ。民家や物陰を利用しながら少しずつ篝火目指して進んでいく感じは、メタルギアソリッドとダークソウルを一度にプレイしているような感覚。何だか急に王子たち三人が白ファントムに見え、頼もしく思えてきた。

 だが、篝火まであと数十メートルというところまで接近した俺達に、絶望が襲い掛かってきた。
 数十基並んだオナガーの威容は近くで見るとより壮観だった。しかし、問題はそれではない。オナガーの列のすぐそばに兵舎が建てられており、兵舎前の広場には数十人にも及ぶ兵士たちが屯していたのである。一昨日の衝撃的な敗戦を受けて警戒を強めているのであろう、夜中だというのに兵士たちは居眠りすらせず、油断なく周囲に目を光らせている。
 俺たち五人は、兵舎近くの物陰に隠れて様子を窺っていた。

「クソッ、ここまで来て……」

 王子は歯噛みしながら吐き捨てるようにそう言った。

「敵は何人いる?」
「ざっと見たところ、二、三十人といったところでしょうか。しかし、あれは夜間の見張りの兵。騒ぎが起これば、兵舎の中で休んでいる兵士たちも一斉に起き出してくるでしょう」
「先日の大敗で、奴らも神経質になっているのでしょう。ねずみ一匹入り込む隙すらなさそうです」
「いかにも。今回は撤退するのが賢明かと存じますが」

 手下二人の報告を聞いて、王子はさらにギリギリと奥歯を鳴らす。これではいくら何でも多勢に無勢、さしもの王子も反論できないらしく、今夜はこのまま撤退することになるかと思われた――が、

「一人で六、七人ずつ片付けると考えれば、決して突破が不可能な状況ではない」

 エリウが敢然と言い放ち、俺たち四人は思わず息を呑んだ。おい、余計なこと言うんじゃねえよ、と口を挟む間もなく、エリウは続ける。

「ここで撤退したところでカムロヌム攻略の手段が見つかるわけでもないし、日が経てば必ずゴーマ軍の増援がやってくる。これまで以上の大軍を擁してな。だから、我々に残された時間は決して多くない。ドルイドは作戦の成功を預言していたし、今の私たちには聖剣アランサーと救世主さまがいるのだぞ」

 はやるエリウを、王子が慌てた様子で宥める。

「なりませんエリウ様、聖剣の力は未だ不完全なまま。無闇に敵中に突っ込み、聖剣の力が不発に終わった場合はどうするのですか。貴女は我々サンガリアの民の希望、今ここでエリウ様を失うわけにはいかない」
「不完全なればこそ、叩けるうちに敵を叩いておかなければならないのではありませんか、王子」

 エリウはさらに語気を強める。その剣幕に、王子もすっかりたじろいでいた。

「しかし……とにかく、もう少し、ここで様子を見ましょう」

 だが、それから十分経っても二十分経っても、状況は変わらなかった。エリウは俺の手を取り、革の胸当ての上に露出したデコルテの部分へと当てる。じっと敵の様子を窺っていただけなのに、エリウの肌はしっとりと汗ばんでいた。

「な、なんだよ急に……」

 俺の手がエリウの胸に触れた瞬間、聖剣アランサーがカタカタと小さく震え始める。

「救世主さま、あなたの手に触れて、私の心とアランサーが震えています」
「お、おう……」
「救世主さま、そしてアランサー……私に力を授けてください」

 そう言い切るや否や、エリウはすっと立ち上がり、

「これ以上無駄に時を費やすことはできない。突っ込むぞ!」

 と叫びながら、三十人は下らないであろうゴーマ軍兵士の群れの中へ、単身で突撃ラブハートしていった……っておい! いくらなんでも無茶だろお前!

「なっ、エリウ様! ……ええい仕方ない、お前達、行くぞ!」

 王子と二人の手下も、エリウの後を追って物陰から飛び出して行く。俺だけ置いてくんじゃねえよ! ホスト置いてけぼりの白ファンとかありえねーぞ!

 四人の後を追って飛び出すと、異変に気付いて襲い掛かってきた最初の兵士の首を、エリウがアランサーの一太刀で刎ねるのが見えた。マミられた兵士の死体はその場に倒れ込み、持っていた剣と盾が地面に放り出される。静寂に包まれていたカムロヌムの町に、怒号と悲鳴、そして剣がぶつかり合う音が響き渡った。
 唯一丸腰の俺は、死んだ兵士が持っていた剣と盾を拾って、とりあえず持つだけ持ってみることにした。戦力になる気は毛頭ないけど。盾だけでよかったかもしれないけど。

 エリウを先頭に、四人の戦士たちが兵の群れの中に躍り込んでゆく。その足跡は死体と血で舗装され、一瞬にして辺りは凄惨な地獄絵図と化した。
 屯していた数十人の兵士たちは瞬く間に物言わぬ肉塊となり、その光景はまさにオフレッサー上級大将が暴れ回ったあとのよう。俺は四人が切り開いた血だまりの中、盾を構えながら、オナガーの並ぶ地点へと急いだ。

「あった! オナガーだぞ!」

 前方からエリウの声。
 俺たち五人は、破壊目標であるオナガーまでどうにか辿り着いた。しかし、オナガーの骨格は太い木材で組まれており、容易には破壊できそうにない。しかも、それが数十台も並んでいるのだ。
 エリウは早速一台のオナガーにアランサーの一太刀を浴びせたが、土台部分の太い材木をどうにか一本切り落とすに止まった。これ、全部ぶっ壊すには相当時間がかかるぞ……。

「はっ、エリウ様、危ない!」

 ラスターグ王子が叫ぶ。

「なにっ!」

 振り返ると、夥しい数の矢の雨が、緩やかな放物線を描きながらこちらに降ってくるのが見えた。
 ブスリブスリ、と嫌な音がして、王子より前に出ていた二人の手下がその場にぐったりと倒れ込んだ。体にはどちらも五、六本の矢が突き刺さっており、そのうちの数本は正確に急所を射貫いている。
 ここまで俺達を先導してくれた二人の精鋭たちは、僅かに痙攣した後、ぴくりとも動かなくなってしまった。王子も手足に数本の矢を受けたらしく、低く呻きながら膝をつく。

「うぐっ……!」

 倒れた王子の向こうに、昨日遭遇した弓騎兵たちの姿が見えた。兵舎での騒ぎを聞きつけ、ここまで馬を走らせてきたのだろう。やはり馬の機動力は侮れない!

「王子!」

 エリウがそう叫ぶ間にも、兵舎から後詰の兵が続々と湧いてくる。まだ中にあれだけの兵が残っていたとは……。弓騎兵たちは早くも矢筒から次の矢を抜こうとしていた。

 ……え、これって、ちょっとヤバくね?
 いくら俺にヒーリング能力があって不死身だとしても、治す間もなく俺が殺されたら終わりなんじゃね? 絶対絶命じゃね?

「アランサー……頼むっ、私に力を……!」

 エリウはアランサーに一縷の望みを託して聖剣を足元に突き立てたが、それは地面に小さな傷をつけただけで、一昨日のように大地が裂けることはなかった。

「何故……何故だ! 力があれば……アランサーよ、どうして私に応えてくれないのだ!」

 エリウの絶叫。
 弓騎兵たちが矢をつがえ始める。
 力。
 力があれば。
 エリウの言葉を反芻する。
 考えろ!

 アランサーの力を全て解放しなければ、この窮地を脱することはできないだろう。
 だが、アランサーは依然として沈黙したまま。何故だ、一昨日と今日の違いは……!
 俺は必死に頭を巡らせた。

 そして次の瞬間、俺の頭の中にビリビリと雷が落ちたような衝撃が走る。

 ……あった。あったぞ! アランサーの力を解放する鍵が!
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