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桃香
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「今川くん? そこで何してるの? ……ここ、三年生の教室だよね?」
突然教室の外から投げかけられた声に、僕は飛び上がるかと思うほど驚いた。しかし、振り返ると、そこに立っていたのはとても見覚えのある姿――朝比奈桃香さん。小さな丸眼鏡をかけ、小柄で物静かな雰囲気。休み時間には決まって一人で本を読んでいる、僕の隣の席の女の子だった。
朝比奈さんは教室の入り口のところに立ち、怪訝そうな表情を浮かべながらこちらを見つめている。自分とは違う学年の誰もいない教室に男が一人ぽつんと佇んでいたら、怪しまれるのは当然のこと。僕はなるべくキョドらないよう気をつけながら答えた。
「あ、ああ……更紗のことで、ちょっと気になったことがあってさ……植木鉢が落ちてきたの、ちょうどそこの窓なんだ」
僕が件の窓を指差すと、朝比奈さんは僕の指す方をちらりと見てから、教室のプレートを確認した。
「なるほど……ほんとだ、三年B組……」
落ちた植木鉢が三年B組のものだったことは、既に学校中に知れ渡っている。僕は朝比奈さんに尋ねた。
「朝比奈さんは、どうしてここに?」
「私は、文芸部に入部届を出しに部室に行ったんだけど、部室にはもう誰もいなかったから、もしかしたら部長がまだ教室に残っているかもしれないと思って、三年生の教室に来てみたの」
「そうなんだ」
「見事に当てが外れちゃったけどね」
朝比奈さんはそう言い、小さく舌を出して微笑んだ。普段おどおどしていることが多い彼女の、それは初めて見る表情だった。あれ、こんなにかわいい子だったっけ……。
女の子にしては、という前置きが不要なほど大人しい朝比奈さんは、教室でもほとんど喋ることがない。休み時間も大抵本を読んでいるから、怖いわけでは全くないのに、話しかけづらい雰囲気がある。読書の邪魔はしたくないし――だから、隣の席であるにもかかわらず、僕は今まで一度も彼女とゆっくり話をしたことがなかった。
朝比奈さんは辺りをきょろきょろと見回して言う。
「……あの、私はこれから帰るところなんだけど、今川くんは?」
「ああ、僕もそろそろ帰ろうかと思ってた」
「じゃあ、途中まで一緒に帰らない?」
朝比奈さんからの予想外の申し出に、僕は驚きながらも、小さく頷いた。
「残念だったね、由比さんのこと……」
校舎を出て校門へ向かって歩きながら、朝比奈さんがぽつりと呟く。
「……うん」
一緒に帰ることにしたものの、三年B組の教室を出てからここまで会話は全くなかった。何を話したらいいのかわからないし、それはきっと彼女にとっても同じだろう。そして、ようやく捻り出した話題が更紗のこと、という感じだった。本来なら僕の方から話題を提供するべきだったのかもしれないけれど、それができないのが僕の情けないところというか――だから、彼女の言葉に、僕はただ頷くことしかできなかった。
「一つ聞いてもいい?」
「……? あ、うん、どうぞ」
「今川くんと由比さんって、もしかして、付き合ってたの?」
「はは、バレてたか……」
僕は朝比奈さんに、僕と更紗の関係についてざっくりと説明した。更紗が亡くなったのは、僕と彼女が付き合うことになった、まさにその直後であったことも。
「やっぱり。すごく仲良さそうだったものね。詮索するつもりはなかったんだけど、隣の席にいると、何となく雰囲気でわかっちゃう。それに、さっき今川くん、由比さんのことを下の名前で呼んでたから」
「なるほど……さすがに鋭いな、女の子は」
「それにしても、早いね、由比さんも、今川くんも……あ、その、非難するつもりは全然ないんだけど。同じクラスになって、知り合ったばかりで……私なんてまだ友達もいないのに、そんなに積極的になれるのがちょっと羨ましくて」
「そうなのかな……? いや、僕は全然そんなつもりなかったんだけど、更紗がすごく優しくしてくれたから」
「今川くん、人気者だもの」
「そんなことないよ……」
別に人気者なわけじゃなくて、単に男子が少ないから、物珍しさで話しかけてもらっているのだと、僕はそう思っている。でも、朝比奈さんは長いツインテールと首を大きく横に振って否定した。
「由比さんだけじゃないよ。福島さんも岡部さんも、隣の席の私がまだうまく話しかけられないでいるうちに、どんどん……部活にまで勧誘して」
「あれは、そういうんじゃないよ……武田に絡まれているところを助けてくれただけで」
「でも、嫌いな男の子だったらわざわざ声をかけようとは思わないでしょう?」
「う~ん」
そういえば、武田が他の女子と二人で話しているところはまだ見たことがない――いや、ここで武田を思い浮かべるのはあいつに対してあまりに失礼か。
「今日、こうして今川くんとお話ができて良かった。周りに他の子がいると、どうしてもあんまり話しかけられないし……それに、実は私、昔から男の子が苦手で……」
「え、そうなの?」
朝比奈さんはこくりと頷く。
「私が花倉への進学を希望したのも、あんまり男の子と接したくなかったからなの。ただ、進路希望出す時、花倉が今年から共学になるって知らなかったんだよね。私、こういうところが抜けてるっていうか、おっちょこちょいっていうか……だから、武田くんみたいな男の子は怖くって、ちょっと目が合うだけでもびくびくしちゃうんだ。でも今川くんは、あんまりそういうのを感じなくて」
「……ああ、うん、そうらしいね。ナヨナヨしてるからね、僕」
僕はこれまで、色んな人に耳にタコができるほど『男っぽくない』あるいは『女々しい』という趣旨のことを言われてきた。だから、慣れたとまではいかないが、ある程度耐性がついてきたつもりだ。しかし、朝比奈さんのように悪気がない口調で言われると、それはそれでつらいものがある。
「いや、ううん、誤解しないで、そういう意味で言ったつもりじゃないんだけど……はあ、ダメだなあ、私」
なんとなく気まずい空気が流れ、会話が途切れたところで、ちょうど校門に差し掛かった。僕は朝比奈さんに軽く手を振る。
「じゃあ、朝比奈さん、また明日」
「う、うん。また明日」
互いにぎこちなく手を振り、僕達は同じ方向に歩き出した。
……そう、同じ方向に。
「もしかして、朝比奈さんもこっち?」
「うん……今川くんも?」
まさか、ここまで一緒に歩いてきて帰る方向も同じだというのに、わざわざ距離をとって別々に歩くわけにもいくまい。僕と朝比奈さんは、そのまま並んで歩き出した。
校門に差し掛かる前、やや気まずい形で会話が途切れたのを気にしてか、もう朝比奈さんの方からは話を振って来なかった。これ以上沈黙が続くとさらに気まずくなる一方なので、何か話さなければとは思うのだが、自分から会話を切り出すのがとんでもなく苦手な僕である(しかも相手は女の子)。どこかに話のとっかかりになるものはないかと、横目で朝比奈さんを観察する。
身長は150前後、もしかすると140台かもしれない。小柄で華奢で童顔で、一歩足を踏み出すごとにツインテールの髪が微かに揺れる。小さな丸眼鏡には夕焼け色に染まり始めた街の風景が映り込み、手にはカバンと、一冊の文庫本が握られていた。
「朝比奈さんって、よく本読んでるよね。どんなの読んでるの?」
他に適切な話題が見当たらず、ようやく繰り出した質問だったのだが、どうやらこの一言が朝比奈さんのスイッチに触れてしまったらしかった。彼女は急に目をらんらんと輝かせ、その手に持っていた本に関する蘊蓄を滔々と語り始める。
「あのね、これは、夢野久作っていう昔の作家の、『ドグラ・マグラ』っていう本で、日本四大奇書と呼ばれる作品の中でも……」
それから僕のアパートの近くで別れるまで、朝比奈さんはずうっとその夢野久作という作家の話を続けた。そして終いには、これ読んでみて、とその『ドグラ・マグラ』の文庫本を押し付けられてしまった。その表紙は、淫靡というか、退廃的というか、とにかく僕にはちょっと刺激が強すぎる感じのもの。朝比奈さんのイメージと読んでいる本とのギャップに、僕はとても驚かされた。
「あの、僕、アパートこの辺だから……」
「あ、そうなの?」
と、あれだけ喋ったのにまだ話し足りない様子の朝比奈さん。
「うん。今日はありがとう。色々話せて楽しかったよ」
「本当? 私、昔から本のことを話し始めると止まらなくなっちゃって、ドン引きされることが多くて……」
「(ああ、自覚はあるのか)いやぁ、隣同士なのに今までほとんど喋ったことなかったから、もしかして嫌われてるのかなと思っちゃったりしててさ……でも、そうじゃないってわかって、ちょっとほっとしたよ」
「そう? そう言ってもらえると、私も嬉しい。じゃあね、今川くん。また明日、教室で」
「うん。また明日」
そして朝比奈さんは、普段とは別人のような溌剌とした笑顔を振りまきながら、今にもスキップを始めそうなほど弾む足取りで去って行く。
『ドグラ・マグラ』について語っているときの朝比奈さんからは、本に対する深い情熱が感じられた。せっかく貸してもらったものだし、ちょっと難しそうだけど、とりあえずこの『ドグラ・マグラ』という本を読んでみようかな。
突然教室の外から投げかけられた声に、僕は飛び上がるかと思うほど驚いた。しかし、振り返ると、そこに立っていたのはとても見覚えのある姿――朝比奈桃香さん。小さな丸眼鏡をかけ、小柄で物静かな雰囲気。休み時間には決まって一人で本を読んでいる、僕の隣の席の女の子だった。
朝比奈さんは教室の入り口のところに立ち、怪訝そうな表情を浮かべながらこちらを見つめている。自分とは違う学年の誰もいない教室に男が一人ぽつんと佇んでいたら、怪しまれるのは当然のこと。僕はなるべくキョドらないよう気をつけながら答えた。
「あ、ああ……更紗のことで、ちょっと気になったことがあってさ……植木鉢が落ちてきたの、ちょうどそこの窓なんだ」
僕が件の窓を指差すと、朝比奈さんは僕の指す方をちらりと見てから、教室のプレートを確認した。
「なるほど……ほんとだ、三年B組……」
落ちた植木鉢が三年B組のものだったことは、既に学校中に知れ渡っている。僕は朝比奈さんに尋ねた。
「朝比奈さんは、どうしてここに?」
「私は、文芸部に入部届を出しに部室に行ったんだけど、部室にはもう誰もいなかったから、もしかしたら部長がまだ教室に残っているかもしれないと思って、三年生の教室に来てみたの」
「そうなんだ」
「見事に当てが外れちゃったけどね」
朝比奈さんはそう言い、小さく舌を出して微笑んだ。普段おどおどしていることが多い彼女の、それは初めて見る表情だった。あれ、こんなにかわいい子だったっけ……。
女の子にしては、という前置きが不要なほど大人しい朝比奈さんは、教室でもほとんど喋ることがない。休み時間も大抵本を読んでいるから、怖いわけでは全くないのに、話しかけづらい雰囲気がある。読書の邪魔はしたくないし――だから、隣の席であるにもかかわらず、僕は今まで一度も彼女とゆっくり話をしたことがなかった。
朝比奈さんは辺りをきょろきょろと見回して言う。
「……あの、私はこれから帰るところなんだけど、今川くんは?」
「ああ、僕もそろそろ帰ろうかと思ってた」
「じゃあ、途中まで一緒に帰らない?」
朝比奈さんからの予想外の申し出に、僕は驚きながらも、小さく頷いた。
「残念だったね、由比さんのこと……」
校舎を出て校門へ向かって歩きながら、朝比奈さんがぽつりと呟く。
「……うん」
一緒に帰ることにしたものの、三年B組の教室を出てからここまで会話は全くなかった。何を話したらいいのかわからないし、それはきっと彼女にとっても同じだろう。そして、ようやく捻り出した話題が更紗のこと、という感じだった。本来なら僕の方から話題を提供するべきだったのかもしれないけれど、それができないのが僕の情けないところというか――だから、彼女の言葉に、僕はただ頷くことしかできなかった。
「一つ聞いてもいい?」
「……? あ、うん、どうぞ」
「今川くんと由比さんって、もしかして、付き合ってたの?」
「はは、バレてたか……」
僕は朝比奈さんに、僕と更紗の関係についてざっくりと説明した。更紗が亡くなったのは、僕と彼女が付き合うことになった、まさにその直後であったことも。
「やっぱり。すごく仲良さそうだったものね。詮索するつもりはなかったんだけど、隣の席にいると、何となく雰囲気でわかっちゃう。それに、さっき今川くん、由比さんのことを下の名前で呼んでたから」
「なるほど……さすがに鋭いな、女の子は」
「それにしても、早いね、由比さんも、今川くんも……あ、その、非難するつもりは全然ないんだけど。同じクラスになって、知り合ったばかりで……私なんてまだ友達もいないのに、そんなに積極的になれるのがちょっと羨ましくて」
「そうなのかな……? いや、僕は全然そんなつもりなかったんだけど、更紗がすごく優しくしてくれたから」
「今川くん、人気者だもの」
「そんなことないよ……」
別に人気者なわけじゃなくて、単に男子が少ないから、物珍しさで話しかけてもらっているのだと、僕はそう思っている。でも、朝比奈さんは長いツインテールと首を大きく横に振って否定した。
「由比さんだけじゃないよ。福島さんも岡部さんも、隣の席の私がまだうまく話しかけられないでいるうちに、どんどん……部活にまで勧誘して」
「あれは、そういうんじゃないよ……武田に絡まれているところを助けてくれただけで」
「でも、嫌いな男の子だったらわざわざ声をかけようとは思わないでしょう?」
「う~ん」
そういえば、武田が他の女子と二人で話しているところはまだ見たことがない――いや、ここで武田を思い浮かべるのはあいつに対してあまりに失礼か。
「今日、こうして今川くんとお話ができて良かった。周りに他の子がいると、どうしてもあんまり話しかけられないし……それに、実は私、昔から男の子が苦手で……」
「え、そうなの?」
朝比奈さんはこくりと頷く。
「私が花倉への進学を希望したのも、あんまり男の子と接したくなかったからなの。ただ、進路希望出す時、花倉が今年から共学になるって知らなかったんだよね。私、こういうところが抜けてるっていうか、おっちょこちょいっていうか……だから、武田くんみたいな男の子は怖くって、ちょっと目が合うだけでもびくびくしちゃうんだ。でも今川くんは、あんまりそういうのを感じなくて」
「……ああ、うん、そうらしいね。ナヨナヨしてるからね、僕」
僕はこれまで、色んな人に耳にタコができるほど『男っぽくない』あるいは『女々しい』という趣旨のことを言われてきた。だから、慣れたとまではいかないが、ある程度耐性がついてきたつもりだ。しかし、朝比奈さんのように悪気がない口調で言われると、それはそれでつらいものがある。
「いや、ううん、誤解しないで、そういう意味で言ったつもりじゃないんだけど……はあ、ダメだなあ、私」
なんとなく気まずい空気が流れ、会話が途切れたところで、ちょうど校門に差し掛かった。僕は朝比奈さんに軽く手を振る。
「じゃあ、朝比奈さん、また明日」
「う、うん。また明日」
互いにぎこちなく手を振り、僕達は同じ方向に歩き出した。
……そう、同じ方向に。
「もしかして、朝比奈さんもこっち?」
「うん……今川くんも?」
まさか、ここまで一緒に歩いてきて帰る方向も同じだというのに、わざわざ距離をとって別々に歩くわけにもいくまい。僕と朝比奈さんは、そのまま並んで歩き出した。
校門に差し掛かる前、やや気まずい形で会話が途切れたのを気にしてか、もう朝比奈さんの方からは話を振って来なかった。これ以上沈黙が続くとさらに気まずくなる一方なので、何か話さなければとは思うのだが、自分から会話を切り出すのがとんでもなく苦手な僕である(しかも相手は女の子)。どこかに話のとっかかりになるものはないかと、横目で朝比奈さんを観察する。
身長は150前後、もしかすると140台かもしれない。小柄で華奢で童顔で、一歩足を踏み出すごとにツインテールの髪が微かに揺れる。小さな丸眼鏡には夕焼け色に染まり始めた街の風景が映り込み、手にはカバンと、一冊の文庫本が握られていた。
「朝比奈さんって、よく本読んでるよね。どんなの読んでるの?」
他に適切な話題が見当たらず、ようやく繰り出した質問だったのだが、どうやらこの一言が朝比奈さんのスイッチに触れてしまったらしかった。彼女は急に目をらんらんと輝かせ、その手に持っていた本に関する蘊蓄を滔々と語り始める。
「あのね、これは、夢野久作っていう昔の作家の、『ドグラ・マグラ』っていう本で、日本四大奇書と呼ばれる作品の中でも……」
それから僕のアパートの近くで別れるまで、朝比奈さんはずうっとその夢野久作という作家の話を続けた。そして終いには、これ読んでみて、とその『ドグラ・マグラ』の文庫本を押し付けられてしまった。その表紙は、淫靡というか、退廃的というか、とにかく僕にはちょっと刺激が強すぎる感じのもの。朝比奈さんのイメージと読んでいる本とのギャップに、僕はとても驚かされた。
「あの、僕、アパートこの辺だから……」
「あ、そうなの?」
と、あれだけ喋ったのにまだ話し足りない様子の朝比奈さん。
「うん。今日はありがとう。色々話せて楽しかったよ」
「本当? 私、昔から本のことを話し始めると止まらなくなっちゃって、ドン引きされることが多くて……」
「(ああ、自覚はあるのか)いやぁ、隣同士なのに今までほとんど喋ったことなかったから、もしかして嫌われてるのかなと思っちゃったりしててさ……でも、そうじゃないってわかって、ちょっとほっとしたよ」
「そう? そう言ってもらえると、私も嬉しい。じゃあね、今川くん。また明日、教室で」
「うん。また明日」
そして朝比奈さんは、普段とは別人のような溌剌とした笑顔を振りまきながら、今にもスキップを始めそうなほど弾む足取りで去って行く。
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