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~序章~ 道の始まり
第一話
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とある国の城の裏道から姿を見せた一つの影。
一つに纏めたブロンズの長い髪を翻しながら走るその影は、この国『フォルオスト』の王家の齢十四の娘、エマ・オスト。
王家の娘、つまる所『姫』である。
そんな身分でありながら、外へと出掛けていく。
この事について城の人間の許可が無いようで、その後をおって憲兵らしき人が何人かで追っていく。
「姫様!お待ちください!」
「また、国王陛下に叱られますよ!」
そんな呼び声がエマに届く。
しかし、ドレスとは違い、町娘と同じ動き易い服の姫は止まろうともせず、走り続ける。
「そんなのあなた達が言わなければ、良いのよ!」
笑顔でそんな事を言い放ち、エマは町の中へと紛れていった。
「エマ様、また外出ですかい?」
「あんまり、お城の方を困らせないでくださいよ」
町に入ったエマにはさっきの必死な声とは違って、笑顔で楽しさと余裕が溢れる声がかけられる。
「大丈夫ですよ!」
そんな言葉を笑顔で返していく、エマ。
エマが外出している事は勿論の事、公表されている訳では無い。
しかし、エマはその美しさに明るい性格も相まって今では、町の中で知らない人は居ないほどになっていた。
さらには、その外出の回数の多さから街の人々も慣れを覚え、今ではこの様に笑顔で声をかける程になっている。
「……エマ様」
そんな時、男の声としては少し高く細い声が細い路地からエマを呼び止めた。
「シーデ!」
エマはその声の主を見つけるとすぐさま駆け寄って行った。
エマが駆け寄って行った先に居たのは、声のイメージに似合う、少し小柄で黒く短い髪に幼さが抜け切ってない顔立ちをした同い歳の少年だった。
「行きましょう」
そう言ってシーデはエマを細い路地の先へと先導する。
「今日は話したい事があるんだよね~」
「何ですか?」
「それは話すまでのお楽しみ!」
そんないたずら笑顔のエマ。
「えー教えてくださいよ」
シーデも笑顔で返す。
「着いたらね~」
「そんな、気になるじゃないですか」
「あははっごめんって、代わりに違う話するから!」
「分かりました、絶対ですよ!?」
詰め寄ってシーデは念を押すように言う。
「分かってるって!それでね、違う話って言うのはね……」
日陰が多く暗い路地とは逆に明るく陽向の様な温かい会話が二人の間で交わされた。
しばらくすると目の前から二人の暖かい会話にも似た陽の光が差し込む。
「それでね……あっ着いたよ!」
エマはその光に向かって、駆け出した。
「ちょっと……まだ話の途中じゃ……」
しかし、そんなシーデの声が届くこともなくエマはそのまま前進していく。
そんなエマを追いかけてシーデも駆け出した。
シーデがエマに追いついた頃には目的地に着いていた。
そこにあったのは、どこかの屋敷の庭のような木々に囲まれた場所で、二人はその場所の真ん中に立っている大きな木の根元に腰を下ろす。
「どっちの話の続きから教えてくれるんですか?」
シーデは少し呆れるようにエマに聞いた。
「どっちがいい?」
「じゃあ、後でって言われた方で」
「分かった、良いよ!」
エマは楽しそうな笑みを零し、先程まで隠していた話をし始めた。
「実はね、この国で武闘大会があるんだって!」
「そうなんですか!?周りに出る屋台とか楽しみですね!」
「うん!それもそうなんだけど……」
「何ですか?」
俯きつつ言葉を濁すエマにシーデは少しの期待と不安を感じ、急かす様に聞く。
「なんとね……優勝賞品は願い事一つなんだって!」
「な、何でもですか!?」
「うん、もちろん限界はあると思うけどね」
「いや、それでも凄いですよ!凄い豪華ですね」
そんな驚くシーデを見て楽しそうに笑いながら、エマはこう続けた。
「それでね、シーデも出ちゃえば?シーデだって強いし」
「無、無理ですよ!」
「だって、初めてあった時だって凄かったじゃん!」
「あれはたまたまですよ!絶対出ませんよ僕は!」
「えーつまんないの」
少しわざとらしく拗ねた表情を浮かべるエマ。
「ほら、その代わりに出店とかはいっぱい見て回りましょう!ねっ!」
「うーん、それなら許す!」
その言葉を聞いて安心したのか、シーデはほっと息を吐き、エマはにこやかに笑顔を浮かべていた。
この時シーデが隠れてガッツポーズをしていたのはエマには秘密である。
「あと、もう一つの話の続きはね……」
そよ風で草木が揺れて、静かな波の様な音を、色を見せる。
そんな自然の音と同様に二人の笑顔は絶えず続いていた。
二人の会話が終わる頃には緑がオレンジ色の光を反射し、伸びた木の影の下ですら時々輝いて見えるようになっていた。
「そろそろ、帰りましょうか」
そんなシーデの提案にエマも賛同する。
「エマ様ー、そろそろお帰りにならないと、陛下に叱られますよ」
二人が別れの挨拶をしようとした時、そんな大声が大通りから響いた。
「迎えが来たみたい、それじゃ!」
「はい!また今度」
二人は少しの名残惜しさを混じらせた笑顔でお互いに挨拶をする。
「次は三日後に来るから、絶対来てよ?」
そんなことを言い残して、エマは大通りへと駆けて行った。
「三日後か……楽しみだな」
その時、エマの行った方向から急な風が走り周りの木々を大きな音と共に揺らす。
そよ風とは比べ物にならないその風が揺らす木々は、シーデが少し恐怖を覚える程だった。
城の一室、長いテーブルにいくつもの椅子が置かれている。
しかし、数多くの椅子とは逆に席に座っているのはたった二人。
周りに人はいるものの、人形かその部屋の飾りの様に微動だにしない。
その二人のうちの一人が口を開く。
「あの……お父様?怒っています?」
「当たり前だ、あれ程勝手に出るなと言ったのに!」
「ごめんなさい」
「お前は分かっているのか!外がどんなに危険か……」
また始まっちゃった、そんな感想をエマ含めてその場にいる全員が思っただろう。
元々、一国の姫ともあろうものが外に出るなんて考えられん。
それにな、お前があんなカッコで外に出ていると他国にバレれば危なくなる可能性もあるのだぞ!それに嫁の貰い手が見つけにくくなるだろうが!
こんな事が、エマの外出のたびに言われるのだから当たり前と言えば、当たり前だ。
「別に……好きな人くらいいるのに」
「何か言ったか!?」
「いいえ、言ってません」
ただし、今日はいつもより一言多かった。
「それに最近では、反逆者の話もちらほらとフージス大臣から聞いているのだぞ!」
「えっそれってどう言……「国王それは他言無用かと」」
エマの言葉に被せるように飾りのように微動だにしなかった一人、フージス大臣が言葉発する。
「皆様もこの事は聞かなかったことに」
すると、残りのメイドや執事がこれまた人形の様に黙って頷いた。
「良いですね、姫様も」
ただ一人、頷いて無かったエマにもそう言って微笑みかけた。
「分かったわよ」
エマはぶっきらぼうにそう言うと席を立ち、部屋へと足を運んだ。
エマは部屋に戻るとおもむろにドレスを脱ぎ、ベッドへとダイブする。
「いけませんよ、姫様そんなことをしては」
そんなエマを優しく窘めたのは、エマの世話役のメイドだった。
「分かったわよ、ウルザ」
ウルザと呼ばれたその女性は、白くなった髪をまとめていて、年が五十を超えていると言うには、いくらか元気な印象を得る女性だった。
「今日も会っていたのですか?シーデという少年に?」
「うん」
「それでは、大会の事も?」
「うん、言ってみたけどダメだった」
「それは残念でしたね」
「でもね、一緒に出店とか回ってくれるって!」
さっきまでの表情とは変わり、眩しい笑みにを浮かべるエマ。
「本当に姫様はシーデさんのことが好きなのですね」
眩しそうに優しく目を細めて微笑むウルザ。
「うん!好きだよ!まだ言えてないけど……」
「大丈夫です!いつか伝わりますよ」
「そうだといいなー」
「では仕事に戻りますね」
「うん、頑張ってね!」
ゆっくりと閉められたドアの向こうからウルザが歩いていく音が響く。
エマはもう一度、ベッドへと倒れ込む。
でも、何でシーデは大会に出てくれないんだろう。
折角、強いのに。
そんなことを考えているとついウトウトしてしまった様でエマは目を閉じて、意識を楽に体重を全てベッドへと沈めた。
一つに纏めたブロンズの長い髪を翻しながら走るその影は、この国『フォルオスト』の王家の齢十四の娘、エマ・オスト。
王家の娘、つまる所『姫』である。
そんな身分でありながら、外へと出掛けていく。
この事について城の人間の許可が無いようで、その後をおって憲兵らしき人が何人かで追っていく。
「姫様!お待ちください!」
「また、国王陛下に叱られますよ!」
そんな呼び声がエマに届く。
しかし、ドレスとは違い、町娘と同じ動き易い服の姫は止まろうともせず、走り続ける。
「そんなのあなた達が言わなければ、良いのよ!」
笑顔でそんな事を言い放ち、エマは町の中へと紛れていった。
「エマ様、また外出ですかい?」
「あんまり、お城の方を困らせないでくださいよ」
町に入ったエマにはさっきの必死な声とは違って、笑顔で楽しさと余裕が溢れる声がかけられる。
「大丈夫ですよ!」
そんな言葉を笑顔で返していく、エマ。
エマが外出している事は勿論の事、公表されている訳では無い。
しかし、エマはその美しさに明るい性格も相まって今では、町の中で知らない人は居ないほどになっていた。
さらには、その外出の回数の多さから街の人々も慣れを覚え、今ではこの様に笑顔で声をかける程になっている。
「……エマ様」
そんな時、男の声としては少し高く細い声が細い路地からエマを呼び止めた。
「シーデ!」
エマはその声の主を見つけるとすぐさま駆け寄って行った。
エマが駆け寄って行った先に居たのは、声のイメージに似合う、少し小柄で黒く短い髪に幼さが抜け切ってない顔立ちをした同い歳の少年だった。
「行きましょう」
そう言ってシーデはエマを細い路地の先へと先導する。
「今日は話したい事があるんだよね~」
「何ですか?」
「それは話すまでのお楽しみ!」
そんないたずら笑顔のエマ。
「えー教えてくださいよ」
シーデも笑顔で返す。
「着いたらね~」
「そんな、気になるじゃないですか」
「あははっごめんって、代わりに違う話するから!」
「分かりました、絶対ですよ!?」
詰め寄ってシーデは念を押すように言う。
「分かってるって!それでね、違う話って言うのはね……」
日陰が多く暗い路地とは逆に明るく陽向の様な温かい会話が二人の間で交わされた。
しばらくすると目の前から二人の暖かい会話にも似た陽の光が差し込む。
「それでね……あっ着いたよ!」
エマはその光に向かって、駆け出した。
「ちょっと……まだ話の途中じゃ……」
しかし、そんなシーデの声が届くこともなくエマはそのまま前進していく。
そんなエマを追いかけてシーデも駆け出した。
シーデがエマに追いついた頃には目的地に着いていた。
そこにあったのは、どこかの屋敷の庭のような木々に囲まれた場所で、二人はその場所の真ん中に立っている大きな木の根元に腰を下ろす。
「どっちの話の続きから教えてくれるんですか?」
シーデは少し呆れるようにエマに聞いた。
「どっちがいい?」
「じゃあ、後でって言われた方で」
「分かった、良いよ!」
エマは楽しそうな笑みを零し、先程まで隠していた話をし始めた。
「実はね、この国で武闘大会があるんだって!」
「そうなんですか!?周りに出る屋台とか楽しみですね!」
「うん!それもそうなんだけど……」
「何ですか?」
俯きつつ言葉を濁すエマにシーデは少しの期待と不安を感じ、急かす様に聞く。
「なんとね……優勝賞品は願い事一つなんだって!」
「な、何でもですか!?」
「うん、もちろん限界はあると思うけどね」
「いや、それでも凄いですよ!凄い豪華ですね」
そんな驚くシーデを見て楽しそうに笑いながら、エマはこう続けた。
「それでね、シーデも出ちゃえば?シーデだって強いし」
「無、無理ですよ!」
「だって、初めてあった時だって凄かったじゃん!」
「あれはたまたまですよ!絶対出ませんよ僕は!」
「えーつまんないの」
少しわざとらしく拗ねた表情を浮かべるエマ。
「ほら、その代わりに出店とかはいっぱい見て回りましょう!ねっ!」
「うーん、それなら許す!」
その言葉を聞いて安心したのか、シーデはほっと息を吐き、エマはにこやかに笑顔を浮かべていた。
この時シーデが隠れてガッツポーズをしていたのはエマには秘密である。
「あと、もう一つの話の続きはね……」
そよ風で草木が揺れて、静かな波の様な音を、色を見せる。
そんな自然の音と同様に二人の笑顔は絶えず続いていた。
二人の会話が終わる頃には緑がオレンジ色の光を反射し、伸びた木の影の下ですら時々輝いて見えるようになっていた。
「そろそろ、帰りましょうか」
そんなシーデの提案にエマも賛同する。
「エマ様ー、そろそろお帰りにならないと、陛下に叱られますよ」
二人が別れの挨拶をしようとした時、そんな大声が大通りから響いた。
「迎えが来たみたい、それじゃ!」
「はい!また今度」
二人は少しの名残惜しさを混じらせた笑顔でお互いに挨拶をする。
「次は三日後に来るから、絶対来てよ?」
そんなことを言い残して、エマは大通りへと駆けて行った。
「三日後か……楽しみだな」
その時、エマの行った方向から急な風が走り周りの木々を大きな音と共に揺らす。
そよ風とは比べ物にならないその風が揺らす木々は、シーデが少し恐怖を覚える程だった。
城の一室、長いテーブルにいくつもの椅子が置かれている。
しかし、数多くの椅子とは逆に席に座っているのはたった二人。
周りに人はいるものの、人形かその部屋の飾りの様に微動だにしない。
その二人のうちの一人が口を開く。
「あの……お父様?怒っています?」
「当たり前だ、あれ程勝手に出るなと言ったのに!」
「ごめんなさい」
「お前は分かっているのか!外がどんなに危険か……」
また始まっちゃった、そんな感想をエマ含めてその場にいる全員が思っただろう。
元々、一国の姫ともあろうものが外に出るなんて考えられん。
それにな、お前があんなカッコで外に出ていると他国にバレれば危なくなる可能性もあるのだぞ!それに嫁の貰い手が見つけにくくなるだろうが!
こんな事が、エマの外出のたびに言われるのだから当たり前と言えば、当たり前だ。
「別に……好きな人くらいいるのに」
「何か言ったか!?」
「いいえ、言ってません」
ただし、今日はいつもより一言多かった。
「それに最近では、反逆者の話もちらほらとフージス大臣から聞いているのだぞ!」
「えっそれってどう言……「国王それは他言無用かと」」
エマの言葉に被せるように飾りのように微動だにしなかった一人、フージス大臣が言葉発する。
「皆様もこの事は聞かなかったことに」
すると、残りのメイドや執事がこれまた人形の様に黙って頷いた。
「良いですね、姫様も」
ただ一人、頷いて無かったエマにもそう言って微笑みかけた。
「分かったわよ」
エマはぶっきらぼうにそう言うと席を立ち、部屋へと足を運んだ。
エマは部屋に戻るとおもむろにドレスを脱ぎ、ベッドへとダイブする。
「いけませんよ、姫様そんなことをしては」
そんなエマを優しく窘めたのは、エマの世話役のメイドだった。
「分かったわよ、ウルザ」
ウルザと呼ばれたその女性は、白くなった髪をまとめていて、年が五十を超えていると言うには、いくらか元気な印象を得る女性だった。
「今日も会っていたのですか?シーデという少年に?」
「うん」
「それでは、大会の事も?」
「うん、言ってみたけどダメだった」
「それは残念でしたね」
「でもね、一緒に出店とか回ってくれるって!」
さっきまでの表情とは変わり、眩しい笑みにを浮かべるエマ。
「本当に姫様はシーデさんのことが好きなのですね」
眩しそうに優しく目を細めて微笑むウルザ。
「うん!好きだよ!まだ言えてないけど……」
「大丈夫です!いつか伝わりますよ」
「そうだといいなー」
「では仕事に戻りますね」
「うん、頑張ってね!」
ゆっくりと閉められたドアの向こうからウルザが歩いていく音が響く。
エマはもう一度、ベッドへと倒れ込む。
でも、何でシーデは大会に出てくれないんだろう。
折角、強いのに。
そんなことを考えているとついウトウトしてしまった様でエマは目を閉じて、意識を楽に体重を全てベッドへと沈めた。
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