1 / 28
殺処分ゼロ
しおりを挟む
「おまえが、がんばれよ!」
通話を切ったとたん、秋川さんは受話器に向かって怒鳴りました。
秋川さんの足元に座っていたレトリバーのシロップが「わん!」と吠えます。
「あきちゃんたら、また、ケンカしてたの?外まで聞こえたよ」
愛護館の事務室にもどってきた白崎さんが、苦笑い。アキちゃんは、秋川さんのニックネームです。
「ケンカなんかしてないわよ、しーちゃん。ていねいにご説明したまでのこと」
しーちゃんは、白崎さんのことです。
白崎さんは、秋川さんの向かいの机に座るとたずねました。
「飼えなくなったから引き取ってくれっていう、いつもの電話?」
「Yes」
「引っ越し?」
「No」
「遺族?」
「No」
「高齢者?」
「No」
「じゃ、『こどもの情操教育のため犬猫を飼い始めましたが、こどもは世話をしないし手に負えないので、動物愛護センターで引き取ってください』だ」
「ピンポーン! 命をなんだと思っているのかしらね。使い捨てのこどものおもちゃじゃないんだから」白崎さんは、ため息をつきました。「それもね、T市の住民が電話してきたのよ。ったく!」
「うちの管轄外じゃないの。T市にも、動物愛護センターあるの知らないの?」
「知ってたわよ。その上で、電話してきたのよ」
「えっ、なんで?」
「うちがいろいろがんばって、去年は犬の殺処分数ゼロを達成したって、テレビで見たからだって」
「私たちのがんばりをほめてもらえたのなら、それは、うれしきこと。しーちゃんも課長といっしょにテレビに出たから、一目惚れして電話してきたとか?」
「うちの嫁にぜひ……ってなわけないでしょ!」
「フフフ。で?」
「T市は、犬を殺処分してるから、犬がかわいそう。殺処分ゼロのセンターなら、犬の面倒を見てくれて、里親探しもしてくれるだろうからだってさ」
「何、それ! T市のセンターだって、好きで殺処分してるんじゃないよ! こういう飼い主がいるから、涙を呑んで仕方なくじゃないの! 犬にとって、飼い主がセンターに引き取ってくれって、電話することが一番かわいそうなのよ! うちのセンターだって、長い時間かけて努力を重ねて、やっと、犬の殺処分をゼロにしたんだから!」
「でしょ。だから、お宅の地域は管轄がT市の動物愛護センターです、うちは管轄外ですので引き取りはできません、T市のセンターでも犬の飼い方しつけ方教室を定期開催しています、お子さんと参加して犬の飼い方をもう一度見直してください、それでも飼えないのならご自分でがんばって里親を見つけてください、T市のセンターでも里親の探し方のアドバイスはしますって、ていねいにご説明したのよ。そしたら、なんて言ったと思う?」
「なんて言ったの?」
「わからない人だね、もう飼えないって言ってるだろ! がんばっていると聞いたから見込んで、わざわざ電話したのに! どうして、がんばらないんだ! だってさ」
白崎さんも、秋川さんと声を揃えて言いました。
「一番がんばらなきゃいけないのは、飼い主だろ!!」
シロップが「わんわん」と吠えました。
そこに、新人の和歌山くんが、駆け込んできました。
「秋川さん、白崎さん、すぐ管理棟に来てください! 町内会長がまた流血騒ぎ! 飼育員の米田さんに、噛みついちゃいました」
「えっ? あのこ、よねさんには、一番なついていたはずよ!」
秋川さんは、驚いて立ち上がりました。
「米田さんが、ホープは寝ていると油断して、彼の体を跨いじゃったんです! そしたら、ホープが目を覚まして、米田さんの足に噛みついちゃったんです!」
「きっと、びっくりしたんだわ。行きましょう、あきちゃん」
「まいったな。また、魔法の葉っぱに、仲介頼まなきゃ」
白崎さんと秋川さんは、管理棟に駆けて行きました。
ここはN市の動物愛護センター。
愛護館と管理棟、二つの建物があります。
愛護館は、保護された動物たちと会うことができたり、動物たちのことを学べる施設。
管理棟は、収容された動物の検査や治療など保護をするための施設。
町内会長は、収容犬ホープのニックネームです。
ホープには噛み癖があって、元の飼い主の家に訪ねてきた町内会の会長の肩に噛みついて大怪我をさせてしまったのです。
飼い主家族は引っ越すか、犬を処分するかどちらかにしろと迫られ、ホープはセンターに収容されました。
ホープは、センターに来てから職員さんたちがつけた名前。以前は別の名前でした。
どんな事情で収容された犬にだって、生きる望みをつなげたいという職員さんたちの願いが、この名前に込められているのです。
ホープのニックネームも「町内会長に噛みついてセンターにきた」というユーモアから。
収容された当初は大荒れだったホープも、職員さんたちとの信頼関係を少しづつ築き、だんだん心を開きつつあります。
先週、未去勢だったホープを去勢したのは、秋川さん。
翌日、唸られるのを覚悟して、恐る恐るようすを見に行った秋川さんに、ホープは恨めしげな目で見たものの唸りはしなかったのです。だから、秋川さんはホープとの信頼関係が振り出しに戻らずにすんだと、一安心していたのでした。
わたしは、落ち葉。
秋川さんが「魔法の葉っぱに仲介頼まなきゃ」と言った「魔法の葉っぱ」とは、わたしのことです。
わたしは、秋川さんが首から下げたIDケースの中にいます。
落ち葉のわたしが、どうして、秋川さんに魔法の葉っぱと呼ばれて、彼女のIDケースの中にいるのか……これから、そのお話をしようと思います。
通話を切ったとたん、秋川さんは受話器に向かって怒鳴りました。
秋川さんの足元に座っていたレトリバーのシロップが「わん!」と吠えます。
「あきちゃんたら、また、ケンカしてたの?外まで聞こえたよ」
愛護館の事務室にもどってきた白崎さんが、苦笑い。アキちゃんは、秋川さんのニックネームです。
「ケンカなんかしてないわよ、しーちゃん。ていねいにご説明したまでのこと」
しーちゃんは、白崎さんのことです。
白崎さんは、秋川さんの向かいの机に座るとたずねました。
「飼えなくなったから引き取ってくれっていう、いつもの電話?」
「Yes」
「引っ越し?」
「No」
「遺族?」
「No」
「高齢者?」
「No」
「じゃ、『こどもの情操教育のため犬猫を飼い始めましたが、こどもは世話をしないし手に負えないので、動物愛護センターで引き取ってください』だ」
「ピンポーン! 命をなんだと思っているのかしらね。使い捨てのこどものおもちゃじゃないんだから」白崎さんは、ため息をつきました。「それもね、T市の住民が電話してきたのよ。ったく!」
「うちの管轄外じゃないの。T市にも、動物愛護センターあるの知らないの?」
「知ってたわよ。その上で、電話してきたのよ」
「えっ、なんで?」
「うちがいろいろがんばって、去年は犬の殺処分数ゼロを達成したって、テレビで見たからだって」
「私たちのがんばりをほめてもらえたのなら、それは、うれしきこと。しーちゃんも課長といっしょにテレビに出たから、一目惚れして電話してきたとか?」
「うちの嫁にぜひ……ってなわけないでしょ!」
「フフフ。で?」
「T市は、犬を殺処分してるから、犬がかわいそう。殺処分ゼロのセンターなら、犬の面倒を見てくれて、里親探しもしてくれるだろうからだってさ」
「何、それ! T市のセンターだって、好きで殺処分してるんじゃないよ! こういう飼い主がいるから、涙を呑んで仕方なくじゃないの! 犬にとって、飼い主がセンターに引き取ってくれって、電話することが一番かわいそうなのよ! うちのセンターだって、長い時間かけて努力を重ねて、やっと、犬の殺処分をゼロにしたんだから!」
「でしょ。だから、お宅の地域は管轄がT市の動物愛護センターです、うちは管轄外ですので引き取りはできません、T市のセンターでも犬の飼い方しつけ方教室を定期開催しています、お子さんと参加して犬の飼い方をもう一度見直してください、それでも飼えないのならご自分でがんばって里親を見つけてください、T市のセンターでも里親の探し方のアドバイスはしますって、ていねいにご説明したのよ。そしたら、なんて言ったと思う?」
「なんて言ったの?」
「わからない人だね、もう飼えないって言ってるだろ! がんばっていると聞いたから見込んで、わざわざ電話したのに! どうして、がんばらないんだ! だってさ」
白崎さんも、秋川さんと声を揃えて言いました。
「一番がんばらなきゃいけないのは、飼い主だろ!!」
シロップが「わんわん」と吠えました。
そこに、新人の和歌山くんが、駆け込んできました。
「秋川さん、白崎さん、すぐ管理棟に来てください! 町内会長がまた流血騒ぎ! 飼育員の米田さんに、噛みついちゃいました」
「えっ? あのこ、よねさんには、一番なついていたはずよ!」
秋川さんは、驚いて立ち上がりました。
「米田さんが、ホープは寝ていると油断して、彼の体を跨いじゃったんです! そしたら、ホープが目を覚まして、米田さんの足に噛みついちゃったんです!」
「きっと、びっくりしたんだわ。行きましょう、あきちゃん」
「まいったな。また、魔法の葉っぱに、仲介頼まなきゃ」
白崎さんと秋川さんは、管理棟に駆けて行きました。
ここはN市の動物愛護センター。
愛護館と管理棟、二つの建物があります。
愛護館は、保護された動物たちと会うことができたり、動物たちのことを学べる施設。
管理棟は、収容された動物の検査や治療など保護をするための施設。
町内会長は、収容犬ホープのニックネームです。
ホープには噛み癖があって、元の飼い主の家に訪ねてきた町内会の会長の肩に噛みついて大怪我をさせてしまったのです。
飼い主家族は引っ越すか、犬を処分するかどちらかにしろと迫られ、ホープはセンターに収容されました。
ホープは、センターに来てから職員さんたちがつけた名前。以前は別の名前でした。
どんな事情で収容された犬にだって、生きる望みをつなげたいという職員さんたちの願いが、この名前に込められているのです。
ホープのニックネームも「町内会長に噛みついてセンターにきた」というユーモアから。
収容された当初は大荒れだったホープも、職員さんたちとの信頼関係を少しづつ築き、だんだん心を開きつつあります。
先週、未去勢だったホープを去勢したのは、秋川さん。
翌日、唸られるのを覚悟して、恐る恐るようすを見に行った秋川さんに、ホープは恨めしげな目で見たものの唸りはしなかったのです。だから、秋川さんはホープとの信頼関係が振り出しに戻らずにすんだと、一安心していたのでした。
わたしは、落ち葉。
秋川さんが「魔法の葉っぱに仲介頼まなきゃ」と言った「魔法の葉っぱ」とは、わたしのことです。
わたしは、秋川さんが首から下げたIDケースの中にいます。
落ち葉のわたしが、どうして、秋川さんに魔法の葉っぱと呼ばれて、彼女のIDケースの中にいるのか……これから、そのお話をしようと思います。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『【朗報】ボッチの僕、実は世界一の財閥の御曹司だった。〜18年の庶民修行を終えた瞬間、美少女11人が「専属秘書」として溺愛してくる件〜』
まさき
青春
「あんたみたいなボッチ、一生底辺のまま卒業ね」
学園の女王、高飛車な生徒会長、そして冷徹な美少女たち……。
天涯孤独でボッチな僕、佐藤(※苗字のみ使用)は、彼女たちからゴミを見るような目で見られ、虐げられる日々を送っていた。
だが、彼らには決して言えない秘密があった。
それは、僕が世界一の資産を誇る**『世界最強財閥』の唯一の跡継ぎであること。
そして、18歳になるまで一切の援助を受けずに生き抜く【庶民修行】**の最中であること。
そして運命の誕生日、午前0時。
修行終了を告げる通知がスマホに届いた瞬間、僕の世界は一変する。
「おめでとうございます、お坊ちゃま。これより『11人の専属秘書候補』による、真の主従関係を開始いたします」
昨日まで僕を蔑んでいた学園の美少女たちが、手のひらを返して膝をつく。
彼女たちの正体は、財閥が僕のために選りすぐった、愛が重すぎるエリート秘書たちだった――。
「ずっとおそばでお仕えしたかったんです……」
「昨日までの暴言は、修行を完遂させるための演技。今日からは全身全霊で甘やかさせていただきますね?」
24時間体制の過保護な奉仕、競い合うような求愛、そして財力による圧倒的なざまぁ。
ボッチだった僕の日常は、11人の美女たちに全肯定され、溺愛し尽くされる甘すぎる生活へと塗り替えられていく。
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる