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なにか、みつけた
ぼくの泣き言
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「まったく、ジェイのやつには……」
ドアの向こうで、エムが吐き捨てるように言うのが聞こえた。
ぼくはバスルームに行って、裏返ったTシャツを脱ぎ捨てた。
エムと別れる日という記念日の追加は、いよいよ現実みを帯びてきた。
どうして「一人で引っ越しをして、ここから出て行く」なんて、微塵も心にないことを口走ってしまったんだろう。
近頃は、特にそうだ。望んでいるのとは、反対のことばかりしてしまう。
エムが言うような嫌がらせをしたいわけじゃない。エムを怒らせたいわけじゃない。
だけど、結果的にそうなってしまうんだ。エムが好きであればあるほど、彼の気に触ることばかりしてしまう。
アールと寝たことだって、そうだ。
ぼくは、エムを愛している。
アールなんて、なんとも思っちゃいない。あんなヤツ、その辺の石ころ同然、いや石ころ以下だ。最低なやつであればあるほど、エムへの当て付けで、付き合ってしまうんだ。
惨めになるのはエムではなくて、ぼくなのに……。ぼくだけが、どんどん汚れて堕ちていく。
ぼくは、自分自身を持て余していた。
病気が進行していくのを止めることができないように、心までどうすることもできなくなっている。病は、ぼくの心を身体以上に急速に蝕んでいっている。
熱いシャワーはアールの匂いを洗い流してくれたけれど、焦燥や苦悩、悲しみは洗い流してくれなかった。
ぼくは嗚咽を堪えきれず、声を上げて泣いていた。
ドアの向こうで、エムが吐き捨てるように言うのが聞こえた。
ぼくはバスルームに行って、裏返ったTシャツを脱ぎ捨てた。
エムと別れる日という記念日の追加は、いよいよ現実みを帯びてきた。
どうして「一人で引っ越しをして、ここから出て行く」なんて、微塵も心にないことを口走ってしまったんだろう。
近頃は、特にそうだ。望んでいるのとは、反対のことばかりしてしまう。
エムが言うような嫌がらせをしたいわけじゃない。エムを怒らせたいわけじゃない。
だけど、結果的にそうなってしまうんだ。エムが好きであればあるほど、彼の気に触ることばかりしてしまう。
アールと寝たことだって、そうだ。
ぼくは、エムを愛している。
アールなんて、なんとも思っちゃいない。あんなヤツ、その辺の石ころ同然、いや石ころ以下だ。最低なやつであればあるほど、エムへの当て付けで、付き合ってしまうんだ。
惨めになるのはエムではなくて、ぼくなのに……。ぼくだけが、どんどん汚れて堕ちていく。
ぼくは、自分自身を持て余していた。
病気が進行していくのを止めることができないように、心までどうすることもできなくなっている。病は、ぼくの心を身体以上に急速に蝕んでいっている。
熱いシャワーはアールの匂いを洗い流してくれたけれど、焦燥や苦悩、悲しみは洗い流してくれなかった。
ぼくは嗚咽を堪えきれず、声を上げて泣いていた。
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