60 / 60
番外編 使いたい玩具を用意した高瀬の話
④(終)★
しおりを挟む
我慢なんてしなくても、挿れてくれればいいのに。
「高瀬っ……挿れて……」
両手を伸ばして、高瀬の肩を掴む。
「んっ、お前のが、いちばん……好き、だよ」
汗で滑る指先で懸命に高瀬を掴み自分の方へと引き寄せれば、高瀬はオレの性器を責め立てていたオナホから手を離し、オレの足を抱えるようにして体勢を整えた。
「ごめん、恭ちゃん、このまま挿れるね」
謝罪の意味がわからずに、頷いて高瀬にしがみつく腕に力を込める。
高瀬の性器が余裕無くナカに突っ込まれた時、さっきまで前立腺を甘く揺さぶっていたローターがまだ抜かれていなかったことに気付かされた。
「ひっ、あっ……? ナカでっ、動いてっ……ゃんっ、奥、入ってぇ……んんっ、あァ!」
固くなった高瀬のモノに吸い付いている直腸内を、ゴリゴリと奥へ進んでいく異物感。高瀬の性器を感じたいのに、締め付ければ遠慮なく震えるローターも一緒に飲み込んでいく身体。逃げられなくて足の指を丸めながら、震える腕で高瀬に縋り付く。
「恭ちゃん、締め付け、すぎっ……んぐ……」
「あっ、ぁああ! 高瀬っ、奥っ、も、入んなぃ……!」
「もうちょっと、頑張って……」
高瀬の唇がオレの唇に落ちてくる。くすぐったさと気持ちよさに気が緩んだ瞬間を高瀬は見逃さず、グッと強く腰を押し込み震えるローターごと最奥にねじ込んできた。
「イっ……や、らぁっ! はいん、ないってぇ……!」
「恭ちゃん、こっも気持ちよくなろ?」
オレの性器を飲み込んだままのオナホを高瀬が掴む。やだ、と高瀬の手首を掴もうとしたが奥を突かれる快感のせいで高瀬にしがみつく手を離すことは出来なかった、
「恭ちゃんが本当に嫌なら、俺、止めますから」
急にピタリと動きを止めた高瀬は、涙の滲むオレの目を真っ直ぐに見つめてそんなことを言う。
「どうします?」
「はぁっ……んん……」
酷いやつだと責めてやりたいけれど、困ったことに止めないでとねだる気持ちの方が強い。
「つづけて……」
高瀬の身体を抱き寄せて、唇に触れるだけのキスをする。高瀬は嬉しそうに目を細めると、オレの首筋へと顔を埋めて叩きつけるように腰を振りながらオナホを上下に擦り上げた。
「あぁあっ! や、ぁ!」
「恭ちゃん……もっと、声、聞きたいっ……!」
オレのナカを濡らしていたローションがぐじゅぐじゅと音を立てて掻き出される。いつもならシーツに吸い込まれる水分は防水シートの上に水たまりを作り、高瀬が腰を振る度にびちゃびちゃとシートの上を跳ね回っていた。
「や、だっ……はずか、しいっ……ぁんっ!」
どんな否定の言葉だって、心からの言葉じゃないことは高瀬にバレてしまっているから意味はない。
高瀬は手の動きを緩めること無くオレの性器をぐじゅぐじゅと責め立てて、腰を浮かせば逃げ場を塞ぐように高瀬の性器が最奥へと叩きつけられる。
「ぁああっ! 両方、はっ、頭、ヘンになるっ……んあぁ!」
「気持ちいいんですよね、恭ちゃ、ん……はぁっ、ほんと、可愛いです」
高瀬の背に爪を立て、精液なのか潮なのかわからない何かが出るのを堪えることが出来ずにオレは腰を揺らした。
その最中でも容赦なく高瀬はオナホを動かして、最後の一滴まで絞り出すようにオレのものを擦り上げていくから頭の中は真っ白だ。
「んっ……恭ちゃん、俺も、出ます……!」
それでも、高瀬の言葉と今にも達しそうな高瀬のモノの感触はしっかりとわかってしまって、オレは全身で高瀬にしがみつくと奥へと注がれる精液を搾り取るようにナカを締め付けた。
「すご……気持ちいい、です……恭ちゃんのナカ、ぎゅーってしがみついてくる……」
「言わなくて、いいっ……」
高瀬が体重を掛けて、オレのことを押し潰すようにしながら奥へ奥へと精液を注いでいく。ナカに沈められたローターはまだ弱い振動を繰り返していて、腹のナカで液体が掻き混ぜられていた。
「一回抜きますね……」
高瀬はローターのスイッチを切ると、コードを引っ張りながら自分の性器と一緒にオレのナカから抜き取った。
ナカから現れたローターはさっきまで新品だったのに、あっという間に白濁に塗れてしまった。
「べとべとじゃん……」
「そりゃ、たくさん溢れてきてますから」
そう言って高瀬は力を込めていたオレの穴を指の腹で撫でる。気持ち良くて気が緩み、ナカからは高瀬の精液やらローションやらがどろどろと溢れ落ちて水たまりを大きくしていった。
「……楽しかったか?」
「はい! 恭ちゃんの感じる顔がたくさん見れて良かったです」
高瀬が満足したならいい。
オレはそっとオナホを自分の性器から抜くと、気だるい身体のまま目の前の高瀬へと寄り掛かるように抱き着いた。
「恭ちゃん?」
「オレも高瀬にだったら恥ずかしいとこ見せてもいいって思ってる。……でも、出来たらセックスは玩具よりも高瀬自身に責められたいかも」
高瀬は頷いてオレの腰を抱き寄せる。
「そんなこと言われたら嬉しくてもっと触りたくなっちゃいますよ」
「触ればいいだろ。……高瀬、次はもっとキスしながら突いてくれよ」
「それじゃあ次はとびっきり優しくしますね」
普段から優しいじゃん、と言いかけたオレの唇を高瀬はケーキでも食べるように塞いで、もう一度オレの身体をベッドの上へと横たわらせた。
ちらっと時計に目をやればまだ三時前だったけれど、今夜はもうピザでも取ろうかなと夕飯の準備をする気なんてものは無くなってしまっていた。
「高瀬っ……挿れて……」
両手を伸ばして、高瀬の肩を掴む。
「んっ、お前のが、いちばん……好き、だよ」
汗で滑る指先で懸命に高瀬を掴み自分の方へと引き寄せれば、高瀬はオレの性器を責め立てていたオナホから手を離し、オレの足を抱えるようにして体勢を整えた。
「ごめん、恭ちゃん、このまま挿れるね」
謝罪の意味がわからずに、頷いて高瀬にしがみつく腕に力を込める。
高瀬の性器が余裕無くナカに突っ込まれた時、さっきまで前立腺を甘く揺さぶっていたローターがまだ抜かれていなかったことに気付かされた。
「ひっ、あっ……? ナカでっ、動いてっ……ゃんっ、奥、入ってぇ……んんっ、あァ!」
固くなった高瀬のモノに吸い付いている直腸内を、ゴリゴリと奥へ進んでいく異物感。高瀬の性器を感じたいのに、締め付ければ遠慮なく震えるローターも一緒に飲み込んでいく身体。逃げられなくて足の指を丸めながら、震える腕で高瀬に縋り付く。
「恭ちゃん、締め付け、すぎっ……んぐ……」
「あっ、ぁああ! 高瀬っ、奥っ、も、入んなぃ……!」
「もうちょっと、頑張って……」
高瀬の唇がオレの唇に落ちてくる。くすぐったさと気持ちよさに気が緩んだ瞬間を高瀬は見逃さず、グッと強く腰を押し込み震えるローターごと最奥にねじ込んできた。
「イっ……や、らぁっ! はいん、ないってぇ……!」
「恭ちゃん、こっも気持ちよくなろ?」
オレの性器を飲み込んだままのオナホを高瀬が掴む。やだ、と高瀬の手首を掴もうとしたが奥を突かれる快感のせいで高瀬にしがみつく手を離すことは出来なかった、
「恭ちゃんが本当に嫌なら、俺、止めますから」
急にピタリと動きを止めた高瀬は、涙の滲むオレの目を真っ直ぐに見つめてそんなことを言う。
「どうします?」
「はぁっ……んん……」
酷いやつだと責めてやりたいけれど、困ったことに止めないでとねだる気持ちの方が強い。
「つづけて……」
高瀬の身体を抱き寄せて、唇に触れるだけのキスをする。高瀬は嬉しそうに目を細めると、オレの首筋へと顔を埋めて叩きつけるように腰を振りながらオナホを上下に擦り上げた。
「あぁあっ! や、ぁ!」
「恭ちゃん……もっと、声、聞きたいっ……!」
オレのナカを濡らしていたローションがぐじゅぐじゅと音を立てて掻き出される。いつもならシーツに吸い込まれる水分は防水シートの上に水たまりを作り、高瀬が腰を振る度にびちゃびちゃとシートの上を跳ね回っていた。
「や、だっ……はずか、しいっ……ぁんっ!」
どんな否定の言葉だって、心からの言葉じゃないことは高瀬にバレてしまっているから意味はない。
高瀬は手の動きを緩めること無くオレの性器をぐじゅぐじゅと責め立てて、腰を浮かせば逃げ場を塞ぐように高瀬の性器が最奥へと叩きつけられる。
「ぁああっ! 両方、はっ、頭、ヘンになるっ……んあぁ!」
「気持ちいいんですよね、恭ちゃ、ん……はぁっ、ほんと、可愛いです」
高瀬の背に爪を立て、精液なのか潮なのかわからない何かが出るのを堪えることが出来ずにオレは腰を揺らした。
その最中でも容赦なく高瀬はオナホを動かして、最後の一滴まで絞り出すようにオレのものを擦り上げていくから頭の中は真っ白だ。
「んっ……恭ちゃん、俺も、出ます……!」
それでも、高瀬の言葉と今にも達しそうな高瀬のモノの感触はしっかりとわかってしまって、オレは全身で高瀬にしがみつくと奥へと注がれる精液を搾り取るようにナカを締め付けた。
「すご……気持ちいい、です……恭ちゃんのナカ、ぎゅーってしがみついてくる……」
「言わなくて、いいっ……」
高瀬が体重を掛けて、オレのことを押し潰すようにしながら奥へ奥へと精液を注いでいく。ナカに沈められたローターはまだ弱い振動を繰り返していて、腹のナカで液体が掻き混ぜられていた。
「一回抜きますね……」
高瀬はローターのスイッチを切ると、コードを引っ張りながら自分の性器と一緒にオレのナカから抜き取った。
ナカから現れたローターはさっきまで新品だったのに、あっという間に白濁に塗れてしまった。
「べとべとじゃん……」
「そりゃ、たくさん溢れてきてますから」
そう言って高瀬は力を込めていたオレの穴を指の腹で撫でる。気持ち良くて気が緩み、ナカからは高瀬の精液やらローションやらがどろどろと溢れ落ちて水たまりを大きくしていった。
「……楽しかったか?」
「はい! 恭ちゃんの感じる顔がたくさん見れて良かったです」
高瀬が満足したならいい。
オレはそっとオナホを自分の性器から抜くと、気だるい身体のまま目の前の高瀬へと寄り掛かるように抱き着いた。
「恭ちゃん?」
「オレも高瀬にだったら恥ずかしいとこ見せてもいいって思ってる。……でも、出来たらセックスは玩具よりも高瀬自身に責められたいかも」
高瀬は頷いてオレの腰を抱き寄せる。
「そんなこと言われたら嬉しくてもっと触りたくなっちゃいますよ」
「触ればいいだろ。……高瀬、次はもっとキスしながら突いてくれよ」
「それじゃあ次はとびっきり優しくしますね」
普段から優しいじゃん、と言いかけたオレの唇を高瀬はケーキでも食べるように塞いで、もう一度オレの身体をベッドの上へと横たわらせた。
ちらっと時計に目をやればまだ三時前だったけれど、今夜はもうピザでも取ろうかなと夕飯の準備をする気なんてものは無くなってしまっていた。
10
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
透けるほどうすい/溶けるほどあつい
鴻上縞
BL
日々何をするでもなく適当に生きていた真柴久志が知人の紹介で入った会社で真柴の教育係になった堂前哲は、仕事は出来るが口調は荒く乱暴で無愛想な取っ付きづらい男だった。しかし歓迎会の席で明かされた哲の驚くべき過去は、真柴の若い好奇心を掻き立てた。
歓迎会の後、真柴は好奇心を抑えきれず、酔に任せて哲に手を出してしまう。
一夜明けて酔いが覚め、気まずさを抱え一応謝罪をしたものの、哲の態度が負けず嫌いな真柴に火を付けて────。
足場鳶職人達の、身体から始まる軽薄で微かに純情な恋物語。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
【完結】取り柄は顔が良い事だけです
pino
BL
昔から顔だけは良い夏川伊吹は、高級デートクラブでバイトをするフリーター。25歳で美しい顔だけを頼りに様々な女性と仕事でデートを繰り返して何とか生計を立てている伊吹はたまに同性からもデートを申し込まれていた。お小遣い欲しさにいつも年上だけを相手にしていたけど、たまには若い子と触れ合って、ターゲット層を広げようと20歳の大学生とデートをする事に。
そこで出会った男に気に入られ、高額なプレゼントをされていい気になる伊吹だったが、相手は年下だしまだ学生だしと罪悪感を抱く。
そんな中もう一人の20歳の大学生の男からもデートを申し込まれ、更に同業でただの同僚だと思っていた23歳の男からも言い寄られて?
ノンケの伊吹と伊吹を落とそうと奮闘する三人の若者が巻き起こすラブコメディ!
BLです。
性的表現有り。
伊吹視点のお話になります。
題名に※が付いてるお話は他の登場人物の視点になります。
表紙は伊吹です。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
受けと攻めの関係性がとても素敵だなあと思いました…!
読んでて本当に楽しかったです。
感想ありがとうございます!
個人的好みの関係性の二人で書いたお話なので、そこを気に入っていただけてとても嬉しく思います。
楽しんでいただけてなによりです。ありがとうございました!
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます!
書いている本人としては面白いのかとか、登場人物たちは読んでくださる方に受け入れてもらえるのかとか不安が多くあるのですが、このように感想を頂けとても励みになりました。ありがとうございます。
面白かったです
受けがそれを言えず言うつもりもなく好みじゃないという表現をするのがとても良かった
とても私好みでした!
続きもぜひ読みたいです♪
感想ありがとうございます!
好みじゃないという言葉に込められた様々な思いを楽しんで頂けたようで嬉しいです。
お話を気に入ってくださってありがとうございます。
この二人のこれからの話もまた書いていきたいと思いますので、その時はまた楽しんで頂けるよう頑張ります。