お前はオレの好みじゃない!

河合青

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番外編 使いたい玩具を用意した高瀬の話

③★

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「恭ちゃん……」
「やっ、んぁ……」
 敏感な乳首を唇で食むようにして口付けると、高瀬は身体を起こして自分の腰に絡みついているオレの足を外した。
「準備するからちょっと待ってて下さいね」
 すっかりぼうっとしてしまった頭のまま、ぼんやりとオレは高瀬を眺めていた。さっき使ったローションを片手に、段ボールの中から新しい玩具を取り出している。
 さっき見た中にあった。女の子の絵がパッケージに描かれているあれは……。
「待っ、高瀬! それっ、使う気か……?」
「はい。俺、挿れながらだと上手く前触ってあげられてないんで……これなら恭ちゃんも気持ちよくなれますよ!」
 オナホを取り出して、中にローションを仕込んでいく高瀬。ぐちゅぐちゅと馴染ませていくその音は、まるで自分が準備をしている時のようで恥ずかしさから顔を上げられない。
 まさか、オレに使うために買っていたなんて思わなかった。さっき無駄に嫉妬じみた想いを抱いてしまったこともまた恥ずかしさを加速させた。
「こんなに濡れて……恭ちゃんのナカみたいですね」
 片手でオナホを揉みながら、器用に高瀬は空いている手でオレの腰を撫でるとそのまま指先でローションを零している窄まりに触れた。
「今だって、ナカから溢れてる……今日はすぐ挿れられるように準備してくれたんですね」
「……玩具使いたいって言うから、スムーズに入るほうがいいかと思ったんだよ」
「それじゃあ、これも入れてみていいですか?」
「え?」
 そう言って高瀬は、さっきまでオレの胸に押し当てていたローターをまだ何も飲み込んでいない後孔に押し当てる。
「ダメじゃ、ないけどっ……」
「期待してるの、わかりますよ」
 高瀬のモノと比べたら全然小さな塊だけど、入り口でちゅぽちゅぽと出し入れを繰り返されればどうしてもそこを意識してしまい、つい力が入って自ら招き入れてしまった。
「う……なんか、変な感じ……」
「痛くはないですか?」
「それは、平気」
「普段もっとデカいもの挿れてますもんね」
 足の間に視線を落とせば、まるでしっぽのようにローターから伸びたコードがリモコンへと繋がっている。高瀬はリモコンを手に取り、スイッチを入れると振動を弱に設定した。
「んんっ……や、これっ……焦れったい……」
「気持ちよくはないですか?」
「気持ちいいより、くすぐったいっていうか……んんっ」
「振動弱めですしね。ちょっと待っててくださいね」
 そう言って高瀬はひくひくと震えるオレの後孔に指を添えると、浅いところに収まっているローターをナカへと押し込んだ。
「んぁっ! あっ、あぁ、そこっ、だめ……」
「前立腺に当ててあげれば気持ちいいでしょ? それじゃ、そのまま……」
 オレのナカから指を抜いた高瀬はオレの下着を足首まで下ろすと、そのまま足を大きく開かせた。閉じられないように自分の足でオレの膝の裏を固定して、高瀬の目の前に自身の精液で濡れた性器を晒す。ナカで弱く震えるローターが前立腺を揺さぶるから、恥ずかしさなんて感じる余裕はなかった。
「恭ちゃんのちんちんも気持ちよくしてあげますね……って、もうちょっと出ちゃってますけど」
 楽しそうに頬を緩ませた高瀬は、片手でオレの性器を数回擦ると、精液で濡れた先っぽにくちゅっとオナホを押し当てた。
「う、ぁっ、まって、高瀬」
「どっちもぬるぬるですね。これならローション無しでも十分だったんじゃないですか?」
「んんんっ……や、ぁ……」
 ゆっくりと高瀬は手にしたオナホに、オレの性器を飲み込ませていく。ローションのヌルヌルとした感触が、人工的なヒダや凹凸の中でも滑らかにオレの性器を包み込む。
「ひっ、やば……刺激っ、つよぃ……」
「直接触らなくても凄く固くなってるのがのわかります」
 高瀬がぎゅっと握りながら緩く擦るから知らない刺激に喉からは甘えているのか縋っているのかわからない声が出てしまう。自分の精液がローションと混ざり合って、溢れた液体が泡立ちながらオレの足の間を濡らしていく。
「やっ、やらっ、たかせ、止めっ、あっあぁぁっ! 出るっ、イ、くっ……んんぁ、あァっ!」
 ぐちょぐちょと水気の混じった音が部屋を満たす中、オレの媚びるような声ばかりが響く。高瀬、と涙で滲む瞳を凝らしてみれば、高瀬はぐずぐずになっているオレを見下ろして昂りを堪えるように眉根を寄せていた。
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