お前はオレの好みじゃない!

河合青

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番外編 使いたい玩具を用意した高瀬の話

②★

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 吸い付かせたい場所に当ててネジを巻くだけというシンプルなものだったが、高瀬は興味深そうにいろんな角度から眺め回している。
「初めて見る? 玩具使ってこなかったって言ってたもんな」
「はい、あんまり玩具に興味なかったので……結構単純な仕組みなんですね」
 高瀬は自分の手の甲に吸引器をくっつけると、ネジを回して使い方を試し始めた。
 こういうところは可愛いんだよなと眺めていたら、高瀬は同じ顔のままオレの胸へと慣れた手付きでローションを垂らし始めた。こういうとこは、可愛くない。
「んっ……」
「まずは直接触りますね」
 さらっとした手触りのローションが胸の頂きへと落とされ、それだけでも十分に声が漏れてしまうというのに、根本からキュッとつまみ上げるようにして高瀬に擦られてしまうからすぐに腰が浮き始めてしまった。
「ァっ、高瀬、それ……きもち、い」
「恭ちゃんのココ、吸い上げなくてもすぐ勃っちゃうんですね。これ以上吸ったら、服、着られなくなったりして」
 コリコリと指先で緩く擦りながら、反対の乳首へと高瀬は唇を寄せた。舌から唾液を垂らすと、先っぽの窪みをぐりぐりと舌で押し潰す。
「んっ、ぁん……」
 今度は高瀬の舌が固くなった乳首をぴちゃぴちゃと音を立てながら弾き始めた。弱い刺激がもどかしく、膝をすり合わせていたら高瀬はそれを制止するようにオレの足の間に体を滑り込ませた。
「勝手に気持ちよくなっちゃダメですよ」
 じゅるっと音を立ててオレの乳首を吸い上げると、高瀬は身体を起こして吸引器を手に取った。
 期待と不安で上下する心臓を高瀬は優しく一撫でし、濡れて立ち上がっているオレの乳首に吸引器を覆い被せる。
「痛かったら言って下さいね」
「んっ、あ、や……きつっ……」
 高瀬がネジを回すのに合わせて、吸引器の中の乳首が吸い上げられていく。痛みよりも敏感になったソコを吸い上げられる刺激の方が強く、もどかしさから逃げるようにオレは自分の両足を高瀬の身体へと絡ませた。
 反対の乳首も同じように吸い上げられる。胸の刺激が気持ちのいいものだと覚え込んでしまった体が情けなく反応し、下着に染みを作り始めてしまうのが自分でもわかった。
「見て、恭ちゃん。しっかり吸い上げられてますよ」
「や、だ……見んなぁ……」
 真っ赤に熟れた先端を隠すことも出来ずに晒されている。いつもはもっと慎ましいはずのそこが、ぴくぴくと震えながら引き伸ばされていた。
「こんなぷっくりさせちゃって……直接触りたいな……」
「ひっ、ん!」
 高瀬が吸引器を指先で軽く突くその刺激だけで軽くイってしまい、下着の中で精液を吐き出してしまう。
「っ、高瀬、触って……」
「え?」
「今、高瀬に、触られたいっ……」
 いつもより敏感になっているのが自分でもわかる。だから高瀬に触れてほしくて、高瀬の手を取ると吸引器へと導いた。
「それなら、こっちも使いましょうか」
 そう言って高瀬はベッドの脇においてあった段ボールから一番小ぶりなローターを掴む。そしてオレの胸から吸引器を外すとローターのスイッチを入れて固く尖った乳首へと押し付けた。
「あっ、あぁっ、やばっ、すぐイくっ、むりぃっ!」
「いいですよ、好きなだけ出して下さい」
 そう言って高瀬は反対の乳首に歯を立てると、痛みを感じさせない絶妙な力加減で敏感になった乳首を責め立てた。
 鈍い振動音がぴったりと離れずにいろんな角度から押し当てられ、反対ではさっきの吸引器とは違い甘く包み込むようにちゅうちゅうと吸い上げられている。
「も、やめっ……高瀬っ、やだぁ! ァ、あぁっ! イ、くっ……!」
 震えるローターに固くなった乳首を強く押し潰され、じゅるじゅると音を立てて吸い付かれる。
 左右で異なる刺激を与えられ、耐えられるわけがなくオレは胸だけで達してしまった。
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