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目覚めない少女たち
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復唱し番号に間違いがないことを確認すると、私はちらりと九条さんの方を見た。彼は相変わらずぼうっとポッキーを齧り続けている。
何か気を使ったのか、伊藤さんは「コーヒー淹れようっと」と独り言を発してキッチンへと入っていってしまった。
私はなるべく平然を装い、九条さんに近づいて尋ねる。
「九条さんも聞いていいですか?」
彼はああ、と小さく呟き私を見る。
「思えば携帯がないと色々不便でしたね。今回結局別行動になることはありませんでしたが、今後そうなった時連絡取れないと」
九条さんは淡々と番号を読み上げた。私はどこか緊張した親指を動かしながらそれを入力していく。どうせ仕事上でしか使わないだろうに、何を緊張しているんだ自分は。
「はい、大丈夫ですありがとうございます」
「一度鳴らしてもらえますか、私もあなたの番号を登録しておくので」
「あ、はい!」
言われた通りすぐに1コールだけする。九条さんが鳴った携帯画面をちらりと見て頷いた。
「きました、大丈夫です」
「あ、あの、LINEとかで連絡してもいいですか?」
「ええどうぞ」
早速確認してみる。きっとメッセージを送ることなんてほぼないだろうけど、この人がどんなアイコンを使ってるのかというだけでも見てみたかった。誰ともやりとりをしていない寂しい画面が表示される。
そこに、ぽんと『九条尚久』の名前を見つけた。
初期アイコン。
「…………」
「何ですか」
「ぶは、いや、期待裏切らないですね九条さん……! 初期アイコンって!」
つい笑ってしまった。私ですらちょっと変えてみたりしたのに、九条さん何も設定してないんだ。
ケラケラ笑っている私を、九条さんは無の表情で見ている。何がそんなにおかしいんだろう、と不思議に思っている顔だ。
「すみません、九条さんらしくて面白くて」
「はあ、わざわざ変えるのは面倒で」
「その返答も想定内です!」
未だおさまらない笑いを漏らしながら、私は携帯を見つめる。何にせよ、一つ目標達成できたかな。連絡先の交換、ってかなり低い目標だけど。
一人ニヤニヤしている私をじっと眺め、九条さんは突然訪ねた。
「そういえば」
「はい?」
「あなたは眠った時、どんな夢を見てたんです」
突如すごい質問をぶつけられ、私は息を呑んで九条さんを見る。ガラス玉みたいな綺麗な色をした瞳が私を見上げていた。
「え、っと~……」
言えるはずがなかった。夢の中で九条さんが出てきて、私に告白してくれただなんて。そんなの、この秘めた気持ちをバラしてしまうようなもの。今の段階で九条さんにバレるだなんてごめんだ。
回らない頭を何とか回転させながら、この状況にあう嘘を口から出した。
「お母さん、が出てきて。最初は幸せだなーって過ごしてたんですけど、もう亡くなってることを途中で思い出したんです……」
こんな形で使ってごめん、お母さん。でもこれ以外に上手い嘘が思いつかなかったのだ。九条さんを納得させるにはこれしかない。
心の中で母に謝っていると、納得したような声がした。
「なるほど、それは確かに幸福ですね」
「で、ですよねー」
「私はどうやって出てきたんですか」
心臓が止まるかと思った。
突然そんな的確な質問を私にぶつけるだなんて。
この人は鈍いんだか鋭いんだか、分からない。
「……え」
「目を覚ました後、何度か私を本物か、と疑ってましたよね」
「……あ~……」
マヌケな声が漏れる。心の中では冷や汗ダラダラだ。
出てきた、出てきましたよ。むしろ九条さんしか出てきませんでしたよ。私の理想の幸福とは、恥ずかしながら片想いが実ることらしいですからね。
……なんて言えるはずもなく。
私はポーカーフェイスでにっこりと笑った。
「はい、夢の中でも仕事してましたよ私。伊藤さんと九条さんと。この仕事、結構楽しいので」
口から出まかせの事を言うと、それを聞いた九条さんはなぜか少しだけ微笑んだ。目を細めて私を見上げる。
柔らかな雰囲気につい呑まれ、真実を言ってしまいたくなった。
「そうですか。ならよかったです。光さんはよく怖がっているので、仕事を無理させているのではと」
「と、とんでもない! そりゃ怖いですけどね、私はこの仕事に人生捧げるつもりなんですよ!」
「それは流石に大袈裟ですね」
「本当に! だから、これからもよろしくお願いします!」
勢いよく頭を下げて大声で叫んだ。まさか、九条さんがそんな心配をしてくれているなんて思わなかった。
確かにトイレについてきてもらうほど怖がっていたし、多分伊藤さんからチクチク言われていたんだろうな。でも決して嘘じゃないし、私の人生を救ってくれたのはこの仕事なんだから。怖くても、やりがいは感じている。
顔をあげると、九条さんは何も言わないまま無言で小さく頷いた。そんななんて事ないシーンが酷く尊く感じて、ああ自分は重症だなと思い知らされる。
「光ちゃんコーヒーどうぞー」
キッチンから出てきた伊藤さんが両手にマグカップを持って私に呼びかけた。振り返ってお礼を言う。
「あ、すみません伊藤さん! 私が淹れなきゃなのに……」
「え? 手が空いた人がやればいいんだよこういうのはー。置いておくね。おっと、電話だ、依頼かなあ」
サラリと男性として人として出来た発言を置いた彼は、ポケットにしまってある電話を取り出してそれにでた。明るく対応する声からは、まさかここが心霊調査事務所だなんて怪しい場所だとは到底思えない。
「ここ最近依頼がいいタイミングで入ってきますね。売り上げ計算が楽しみです」
「九条さんってほんと意外にお金好きですよね」
「金が嫌いな人間などいるんですか」
「そうですけど、だって九条さんポッキー以外に物欲あるんですか?」
「ポッキー以外………………
……………………」
「あ、ほんとにないんですね」
「ポッキーほど美味な食べ物がなかなかないのがいけないんです」
無茶苦茶な言い分につい笑ってしまう。本当にこの人、変な人だな。
穏やかな昼下がり。電話に対応する伊藤さんの声に、九条さんがポッキーを齧る音。こんな平和なワンシーンが、すごく幸せだなあと感じた。九条さんに愛の告白なんかされなくても、今私は十分満たされている。
そんな中伊藤さんが対応する電話が、これからとんでもない恐ろしい事態を巻き起こすきっかけになるなんて——この時はまだ知る由もない。
何か気を使ったのか、伊藤さんは「コーヒー淹れようっと」と独り言を発してキッチンへと入っていってしまった。
私はなるべく平然を装い、九条さんに近づいて尋ねる。
「九条さんも聞いていいですか?」
彼はああ、と小さく呟き私を見る。
「思えば携帯がないと色々不便でしたね。今回結局別行動になることはありませんでしたが、今後そうなった時連絡取れないと」
九条さんは淡々と番号を読み上げた。私はどこか緊張した親指を動かしながらそれを入力していく。どうせ仕事上でしか使わないだろうに、何を緊張しているんだ自分は。
「はい、大丈夫ですありがとうございます」
「一度鳴らしてもらえますか、私もあなたの番号を登録しておくので」
「あ、はい!」
言われた通りすぐに1コールだけする。九条さんが鳴った携帯画面をちらりと見て頷いた。
「きました、大丈夫です」
「あ、あの、LINEとかで連絡してもいいですか?」
「ええどうぞ」
早速確認してみる。きっとメッセージを送ることなんてほぼないだろうけど、この人がどんなアイコンを使ってるのかというだけでも見てみたかった。誰ともやりとりをしていない寂しい画面が表示される。
そこに、ぽんと『九条尚久』の名前を見つけた。
初期アイコン。
「…………」
「何ですか」
「ぶは、いや、期待裏切らないですね九条さん……! 初期アイコンって!」
つい笑ってしまった。私ですらちょっと変えてみたりしたのに、九条さん何も設定してないんだ。
ケラケラ笑っている私を、九条さんは無の表情で見ている。何がそんなにおかしいんだろう、と不思議に思っている顔だ。
「すみません、九条さんらしくて面白くて」
「はあ、わざわざ変えるのは面倒で」
「その返答も想定内です!」
未だおさまらない笑いを漏らしながら、私は携帯を見つめる。何にせよ、一つ目標達成できたかな。連絡先の交換、ってかなり低い目標だけど。
一人ニヤニヤしている私をじっと眺め、九条さんは突然訪ねた。
「そういえば」
「はい?」
「あなたは眠った時、どんな夢を見てたんです」
突如すごい質問をぶつけられ、私は息を呑んで九条さんを見る。ガラス玉みたいな綺麗な色をした瞳が私を見上げていた。
「え、っと~……」
言えるはずがなかった。夢の中で九条さんが出てきて、私に告白してくれただなんて。そんなの、この秘めた気持ちをバラしてしまうようなもの。今の段階で九条さんにバレるだなんてごめんだ。
回らない頭を何とか回転させながら、この状況にあう嘘を口から出した。
「お母さん、が出てきて。最初は幸せだなーって過ごしてたんですけど、もう亡くなってることを途中で思い出したんです……」
こんな形で使ってごめん、お母さん。でもこれ以外に上手い嘘が思いつかなかったのだ。九条さんを納得させるにはこれしかない。
心の中で母に謝っていると、納得したような声がした。
「なるほど、それは確かに幸福ですね」
「で、ですよねー」
「私はどうやって出てきたんですか」
心臓が止まるかと思った。
突然そんな的確な質問を私にぶつけるだなんて。
この人は鈍いんだか鋭いんだか、分からない。
「……え」
「目を覚ました後、何度か私を本物か、と疑ってましたよね」
「……あ~……」
マヌケな声が漏れる。心の中では冷や汗ダラダラだ。
出てきた、出てきましたよ。むしろ九条さんしか出てきませんでしたよ。私の理想の幸福とは、恥ずかしながら片想いが実ることらしいですからね。
……なんて言えるはずもなく。
私はポーカーフェイスでにっこりと笑った。
「はい、夢の中でも仕事してましたよ私。伊藤さんと九条さんと。この仕事、結構楽しいので」
口から出まかせの事を言うと、それを聞いた九条さんはなぜか少しだけ微笑んだ。目を細めて私を見上げる。
柔らかな雰囲気につい呑まれ、真実を言ってしまいたくなった。
「そうですか。ならよかったです。光さんはよく怖がっているので、仕事を無理させているのではと」
「と、とんでもない! そりゃ怖いですけどね、私はこの仕事に人生捧げるつもりなんですよ!」
「それは流石に大袈裟ですね」
「本当に! だから、これからもよろしくお願いします!」
勢いよく頭を下げて大声で叫んだ。まさか、九条さんがそんな心配をしてくれているなんて思わなかった。
確かにトイレについてきてもらうほど怖がっていたし、多分伊藤さんからチクチク言われていたんだろうな。でも決して嘘じゃないし、私の人生を救ってくれたのはこの仕事なんだから。怖くても、やりがいは感じている。
顔をあげると、九条さんは何も言わないまま無言で小さく頷いた。そんななんて事ないシーンが酷く尊く感じて、ああ自分は重症だなと思い知らされる。
「光ちゃんコーヒーどうぞー」
キッチンから出てきた伊藤さんが両手にマグカップを持って私に呼びかけた。振り返ってお礼を言う。
「あ、すみません伊藤さん! 私が淹れなきゃなのに……」
「え? 手が空いた人がやればいいんだよこういうのはー。置いておくね。おっと、電話だ、依頼かなあ」
サラリと男性として人として出来た発言を置いた彼は、ポケットにしまってある電話を取り出してそれにでた。明るく対応する声からは、まさかここが心霊調査事務所だなんて怪しい場所だとは到底思えない。
「ここ最近依頼がいいタイミングで入ってきますね。売り上げ計算が楽しみです」
「九条さんってほんと意外にお金好きですよね」
「金が嫌いな人間などいるんですか」
「そうですけど、だって九条さんポッキー以外に物欲あるんですか?」
「ポッキー以外………………
……………………」
「あ、ほんとにないんですね」
「ポッキーほど美味な食べ物がなかなかないのがいけないんです」
無茶苦茶な言い分につい笑ってしまう。本当にこの人、変な人だな。
穏やかな昼下がり。電話に対応する伊藤さんの声に、九条さんがポッキーを齧る音。こんな平和なワンシーンが、すごく幸せだなあと感じた。九条さんに愛の告白なんかされなくても、今私は十分満たされている。
そんな中伊藤さんが対応する電話が、これからとんでもない恐ろしい事態を巻き起こすきっかけになるなんて——この時はまだ知る由もない。
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