85 / 450
真夜中に来る女
薩摩芋
しおりを挟む
「光ちゃんもまた調査始まると大変だね、早く終わるといいんだけどね?」
「そうですね、長期戦はなるべく避けたいです。着替えとかも困るし、なんか痩せるし……」
「えっ! 確かに調査終わる頃げっそりしてるもんね光ちゃん……無理しちゃだめだよ、九条さんのポッキー奪って食べるんだよ!」
「あは、ありがとうございます」
「現場に入ると僕は全然協力できなから申し訳ないなー差し入れくらい行くから!」
「ありがとうございます」
「あ、早く食べないと依頼者さん来ちゃうね」
伊藤さんは慌てて頬張る。大したことない弁当を、本当に美味しそうに食べてくれるからこちらも嬉しくなってしまう。対して九条さんはいつものように無表情でもぐもぐと食べ続けていた。米粒はついたままだ。
まあ、彼も美味しいですよって言ってくれたことあるからいいんだけど。
気持ちのいい食べっぷりで伊藤さんは食べ続けながら言う。
「ねえ、この肉団子? めちゃくちゃ美味しいね」
「そうですか? 結構簡単なんですけど」
「もし機会があったら次もこれ入れて」
「よろこんで!」
今現在プライベートで手料理を振る舞う相手などいない私にとって、こんなに美味しそうに食べてくれる人がいるというのはかなりありがたい。自分だけのための料理とは味気ないものなのだ。
チラリと時計を見上げ、私も食べることに集中して箸を進める。さてどんな依頼内容やら。
一足先に食べ終えた伊藤さんがトイレへと立っていく。残された私と九条さんは、無言で二人ともおにぎりを頬張っていた。
九条さんはマイペースにゆっくり食事をとっている。春の日差しを眩しそうに眺めながら、思い出したように言った。
「今日の朝光さんが電話くれたんですね」
「はい、朝伊藤さん忙しそうにしてたので。九条さんもうちょっと他に起きる方法ないんですか? いい目覚ましとかないですかね」
「私もこれまでの人生色々試行錯誤したんですがね。仕事中だったりするとすぐに覚醒するのに、そのほかはまるで夢の中から抜け出せなくて」
「どんな夢見てるんですか」
「今日は大きなカラスに連れ去られる夢を」
「悪夢!!」
つい笑ってご飯を吹き出しそうになってしまう。同時にカラスに連れ去られていく九条さんも想像してしまった。子供みたいな夢を見るんだな意外。
笑う私を横目で眺めながら、彼は小さくなったおにぎりを最後一口で口にいれた。
「笑いすぎです」
「あはは、すみません。それとずっと口の端に米粒ついてますよ、依頼者のかた来るんだから取ってください」
「ずっと前からならなぜもっと早く教えてくれないのですか」
「九条さんは米粒ついてても恥ずかしいとか思わないかなって」
「思いませんけど」
再び吹き出してしまった。男前の無駄遣い、顔だけ見れば文句の付け所がない綺麗さなのに、なんて身だしなみに無頓着なんだろう。私と伊藤さんがいなかったらご飯つけたまま相談を聞いていただろう。
「あっと、いけない本当に急がなきゃ時間が」
慌てて食事を続ける。九条さんは水をいくらか喉に流し込むと、突拍子もなく言い放った。
「私は薩摩芋の甘露煮です」
顔を上げて意味不明な自己紹介をしてきた男をぽかんとして見る。急にどうした、九条さんが薩摩芋??
理解していない私に気づいたのか、彼がこちらをゆっくり振り向く。ご飯粒が取れた端正な顔立ちで私を見た。
「光さんの弁当のおかず。また入れてきてください」
「……は」
それがさっき伊藤さんが言った、お弁当のおかずのリクエストだとようやく気がついた。正直なところ、あれは私の晩御飯の残りだった。
美味しいと言ってもらえただけでも嬉しかったけれど、特にお気に入りのメニューを聞くとまた全然気分が違う。
薩摩芋、の、甘露煮。
沸き上がる嬉しさとムズムズする複雑な気持ちを必死に押し殺しながら、私はただ短く『はい』と答えるしかできなかった。にやけてしまいそうになる頬を誤魔化すために、必死にご飯を口の中に入れて噛み締めた。今もし家に帰宅したら、私山ほど薩摩芋の甘露煮作っちゃいそう。
「初めまして、大川八重と申します」
上品そうな女性が頭を下げた。白いカーディガンに紺色のスカート。セミロングの髪の毛がふわりと揺れる。年は二十代後半と言ったところだろうか、柔らかそうなオーラを感じる方だった。
大川さんの後ろでもう一人、中年の女性が頭を下げる。ショートカットの小柄な人で、六十歳くらいに見える。
「母の大川まさこと言います」
事務所を訪れたお二人はまず入り口でそう丁寧に挨拶をした。伊藤さんが素早く反応してソファへ誘導する。
「お待ちしていました! こちらへどうぞ」
二人はおずおずと言った様子で事務所中央にある黒い革のソファへと移動し腰掛ける。九条さんも立ち上がり、二人の前へ移動した。私もその隣へ腰掛ける。
母娘二人の相談者だったとは。きっと同居しているに違いないと思った。
「初めまして、九条尚久と言います」
「黒島光です」
挨拶を述べると、二人は再びゆっくり頭を下げる。私はじっと二人を見据えた。
今のところ、何かを連れている様子はない。だが、二人から漂う悲壮感というか、落ち込んだオーラが非常に気になった。無論ここに相談に来る人はみんなそれなりに困った様子で尋ねてくるのだが、この二人は特に顔にどっと疲れが出ている。
八重さんがキョロキョロとあたりを見渡した。私は微笑んで声をかける。
「思ったより普通の事務所で驚かれました?」
「あ、ごめんなさい……はい、いらっしゃる方々もお若くて、その想像と違ったものですから」
「ふふ、私も最初そう思いましたよ。大丈夫です、怪しいところじゃないですよ」
私の声かけに、八重さんは僅かに表情を緩めた。そこへコーヒーを淹れ終えた伊藤さんがやってきて、さらに場の雰囲気が和む。
「そうそう! 僕も元は依頼者でしたけど最初は来るのにすっごくビビってて! 拍子抜けですよねえ」
二人の前に湯気のたつコーヒーが置かれる。母のまさこさんは会釈してそれを少しだけすすった。八重さんは手をつけることなくじっと座っている。
「それで、どんな内容のご相談ですか」
九条さんが本題に入った。二人の顔が一気に陰る。まさこさんはカバンからハンカチを取り出し、それで額の汗を拭いながら言う。
「私と娘は二人暮らしでして、元は私の母の……つまりは八重にとっての祖母の家に住んでいるんです。長く住んでいましたけど、住み心地のよい家でした。それがここ最近、突然……」
ハンカチを握る手に力が入る。八重さんがバトンタッチしたように続けた。
「真夜中に、女が来るんです」
「女?」
九条さんが少し首を傾ける。八重さんは一度呼吸を整えるようにして息を吐いた。見れば、彼女の手は酷く震えている。
「そうですね、長期戦はなるべく避けたいです。着替えとかも困るし、なんか痩せるし……」
「えっ! 確かに調査終わる頃げっそりしてるもんね光ちゃん……無理しちゃだめだよ、九条さんのポッキー奪って食べるんだよ!」
「あは、ありがとうございます」
「現場に入ると僕は全然協力できなから申し訳ないなー差し入れくらい行くから!」
「ありがとうございます」
「あ、早く食べないと依頼者さん来ちゃうね」
伊藤さんは慌てて頬張る。大したことない弁当を、本当に美味しそうに食べてくれるからこちらも嬉しくなってしまう。対して九条さんはいつものように無表情でもぐもぐと食べ続けていた。米粒はついたままだ。
まあ、彼も美味しいですよって言ってくれたことあるからいいんだけど。
気持ちのいい食べっぷりで伊藤さんは食べ続けながら言う。
「ねえ、この肉団子? めちゃくちゃ美味しいね」
「そうですか? 結構簡単なんですけど」
「もし機会があったら次もこれ入れて」
「よろこんで!」
今現在プライベートで手料理を振る舞う相手などいない私にとって、こんなに美味しそうに食べてくれる人がいるというのはかなりありがたい。自分だけのための料理とは味気ないものなのだ。
チラリと時計を見上げ、私も食べることに集中して箸を進める。さてどんな依頼内容やら。
一足先に食べ終えた伊藤さんがトイレへと立っていく。残された私と九条さんは、無言で二人ともおにぎりを頬張っていた。
九条さんはマイペースにゆっくり食事をとっている。春の日差しを眩しそうに眺めながら、思い出したように言った。
「今日の朝光さんが電話くれたんですね」
「はい、朝伊藤さん忙しそうにしてたので。九条さんもうちょっと他に起きる方法ないんですか? いい目覚ましとかないですかね」
「私もこれまでの人生色々試行錯誤したんですがね。仕事中だったりするとすぐに覚醒するのに、そのほかはまるで夢の中から抜け出せなくて」
「どんな夢見てるんですか」
「今日は大きなカラスに連れ去られる夢を」
「悪夢!!」
つい笑ってご飯を吹き出しそうになってしまう。同時にカラスに連れ去られていく九条さんも想像してしまった。子供みたいな夢を見るんだな意外。
笑う私を横目で眺めながら、彼は小さくなったおにぎりを最後一口で口にいれた。
「笑いすぎです」
「あはは、すみません。それとずっと口の端に米粒ついてますよ、依頼者のかた来るんだから取ってください」
「ずっと前からならなぜもっと早く教えてくれないのですか」
「九条さんは米粒ついてても恥ずかしいとか思わないかなって」
「思いませんけど」
再び吹き出してしまった。男前の無駄遣い、顔だけ見れば文句の付け所がない綺麗さなのに、なんて身だしなみに無頓着なんだろう。私と伊藤さんがいなかったらご飯つけたまま相談を聞いていただろう。
「あっと、いけない本当に急がなきゃ時間が」
慌てて食事を続ける。九条さんは水をいくらか喉に流し込むと、突拍子もなく言い放った。
「私は薩摩芋の甘露煮です」
顔を上げて意味不明な自己紹介をしてきた男をぽかんとして見る。急にどうした、九条さんが薩摩芋??
理解していない私に気づいたのか、彼がこちらをゆっくり振り向く。ご飯粒が取れた端正な顔立ちで私を見た。
「光さんの弁当のおかず。また入れてきてください」
「……は」
それがさっき伊藤さんが言った、お弁当のおかずのリクエストだとようやく気がついた。正直なところ、あれは私の晩御飯の残りだった。
美味しいと言ってもらえただけでも嬉しかったけれど、特にお気に入りのメニューを聞くとまた全然気分が違う。
薩摩芋、の、甘露煮。
沸き上がる嬉しさとムズムズする複雑な気持ちを必死に押し殺しながら、私はただ短く『はい』と答えるしかできなかった。にやけてしまいそうになる頬を誤魔化すために、必死にご飯を口の中に入れて噛み締めた。今もし家に帰宅したら、私山ほど薩摩芋の甘露煮作っちゃいそう。
「初めまして、大川八重と申します」
上品そうな女性が頭を下げた。白いカーディガンに紺色のスカート。セミロングの髪の毛がふわりと揺れる。年は二十代後半と言ったところだろうか、柔らかそうなオーラを感じる方だった。
大川さんの後ろでもう一人、中年の女性が頭を下げる。ショートカットの小柄な人で、六十歳くらいに見える。
「母の大川まさこと言います」
事務所を訪れたお二人はまず入り口でそう丁寧に挨拶をした。伊藤さんが素早く反応してソファへ誘導する。
「お待ちしていました! こちらへどうぞ」
二人はおずおずと言った様子で事務所中央にある黒い革のソファへと移動し腰掛ける。九条さんも立ち上がり、二人の前へ移動した。私もその隣へ腰掛ける。
母娘二人の相談者だったとは。きっと同居しているに違いないと思った。
「初めまして、九条尚久と言います」
「黒島光です」
挨拶を述べると、二人は再びゆっくり頭を下げる。私はじっと二人を見据えた。
今のところ、何かを連れている様子はない。だが、二人から漂う悲壮感というか、落ち込んだオーラが非常に気になった。無論ここに相談に来る人はみんなそれなりに困った様子で尋ねてくるのだが、この二人は特に顔にどっと疲れが出ている。
八重さんがキョロキョロとあたりを見渡した。私は微笑んで声をかける。
「思ったより普通の事務所で驚かれました?」
「あ、ごめんなさい……はい、いらっしゃる方々もお若くて、その想像と違ったものですから」
「ふふ、私も最初そう思いましたよ。大丈夫です、怪しいところじゃないですよ」
私の声かけに、八重さんは僅かに表情を緩めた。そこへコーヒーを淹れ終えた伊藤さんがやってきて、さらに場の雰囲気が和む。
「そうそう! 僕も元は依頼者でしたけど最初は来るのにすっごくビビってて! 拍子抜けですよねえ」
二人の前に湯気のたつコーヒーが置かれる。母のまさこさんは会釈してそれを少しだけすすった。八重さんは手をつけることなくじっと座っている。
「それで、どんな内容のご相談ですか」
九条さんが本題に入った。二人の顔が一気に陰る。まさこさんはカバンからハンカチを取り出し、それで額の汗を拭いながら言う。
「私と娘は二人暮らしでして、元は私の母の……つまりは八重にとっての祖母の家に住んでいるんです。長く住んでいましたけど、住み心地のよい家でした。それがここ最近、突然……」
ハンカチを握る手に力が入る。八重さんがバトンタッチしたように続けた。
「真夜中に、女が来るんです」
「女?」
九条さんが少し首を傾ける。八重さんは一度呼吸を整えるようにして息を吐いた。見れば、彼女の手は酷く震えている。
53
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。