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友人からの電話
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朝食を食べているとスマホに着信が来た。
「もしもし?」
『祐一、元気か?』
「おぉ~、直樹か」
電話の相手は友人である、風野直樹。
俺が異世界に行っていた事を知っている唯一の人物だ。
偶に連絡を入れたり差し入れを持ってきたりしてくれる。
「どうかしたか?」
『実はな、お前の住んでる無人島付近で『歪み』が観測されたんだ。 何かあったんじゃないかと思って』
異世界と繋がる時に歪みという物が発生されるらしい。
実は俺が異世界に行っている時も歪みは発生していて、人が行方不明になっているそうだ。
直樹は帰って来た俺の話を聞いて異世界召喚の可能性を自分の上司に相談したらしい。
直樹が働いているのは役所でもちょっと特殊な所で簡単に言ってしまうと『公安』に近いそうだ。
だからこそ、普通は鼻で笑われそうな俺の話でも真剣に聞いてくれた。
「あぁ~、実は……」
俺は姫様の事を話した。
『マジかっ!? 是非会いたいんだけどっ!!』
「まだ来たばっかりだから落ち着いたら連絡するよ」
『そうだな、とりあえず写真送ってくれ』
俺は通話を切った。
「姫様、俺の友人が姫様に会いたい、て言ってるんだけど」
「ユウイチ様のお友達ですか? 良いですよ」
「いきなり合わせるとなんだからまず姫様の姿を見せたいんだ。 だから、写真を撮りたいんだけどいいかな?」
「良いですよ」
俺はカメラを起動してエリーゼ姫の写真を撮った。
すぐさま直樹に送った。
(あいつ、絶対テンション上がるだろうな……)
直樹は俺の異世界の話を興味津々で聞いてくれた。
そして、直樹は可愛い子が大好きだ。
エリーゼ姫に予備知識無く会ったらアイツは絶対テンション上げるだろう。
流石にそんな状態で会わせたらいくらエリーゼ姫でも引くだろう。
だから、まずは写真と動画を送った。
その直後にメールが来たんだが『現実にこんな可愛い子がいるのかっ!?』とか『理性が吹っ飛ぶ所だった……』とか『なんか涙が出てくる……』みたいな返信が来た。
……あいつ、直接会ったら心臓止まるんじゃないか。
「もしもし?」
『祐一、元気か?』
「おぉ~、直樹か」
電話の相手は友人である、風野直樹。
俺が異世界に行っていた事を知っている唯一の人物だ。
偶に連絡を入れたり差し入れを持ってきたりしてくれる。
「どうかしたか?」
『実はな、お前の住んでる無人島付近で『歪み』が観測されたんだ。 何かあったんじゃないかと思って』
異世界と繋がる時に歪みという物が発生されるらしい。
実は俺が異世界に行っている時も歪みは発生していて、人が行方不明になっているそうだ。
直樹は帰って来た俺の話を聞いて異世界召喚の可能性を自分の上司に相談したらしい。
直樹が働いているのは役所でもちょっと特殊な所で簡単に言ってしまうと『公安』に近いそうだ。
だからこそ、普通は鼻で笑われそうな俺の話でも真剣に聞いてくれた。
「あぁ~、実は……」
俺は姫様の事を話した。
『マジかっ!? 是非会いたいんだけどっ!!』
「まだ来たばっかりだから落ち着いたら連絡するよ」
『そうだな、とりあえず写真送ってくれ』
俺は通話を切った。
「姫様、俺の友人が姫様に会いたい、て言ってるんだけど」
「ユウイチ様のお友達ですか? 良いですよ」
「いきなり合わせるとなんだからまず姫様の姿を見せたいんだ。 だから、写真を撮りたいんだけどいいかな?」
「良いですよ」
俺はカメラを起動してエリーゼ姫の写真を撮った。
すぐさま直樹に送った。
(あいつ、絶対テンション上がるだろうな……)
直樹は俺の異世界の話を興味津々で聞いてくれた。
そして、直樹は可愛い子が大好きだ。
エリーゼ姫に予備知識無く会ったらアイツは絶対テンション上げるだろう。
流石にそんな状態で会わせたらいくらエリーゼ姫でも引くだろう。
だから、まずは写真と動画を送った。
その直後にメールが来たんだが『現実にこんな可愛い子がいるのかっ!?』とか『理性が吹っ飛ぶ所だった……』とか『なんか涙が出てくる……』みたいな返信が来た。
……あいつ、直接会ったら心臓止まるんじゃないか。
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