13 / 23
Ⅲ その時は
#12 場所
しおりを挟む
「能力」は、世間一般には知られていない。それもそのはず、全ての「能力者」達は、人前で「能力」を見せてはいけないからだ。もし一般人に見せびらかしてしまった場合は_____
「没収される。気をつけろ。過去一番危なかったぞ。」
そんなこと言われても…普通に考えて、無理では?だって撃たれた体が何事も無かったかのように戻るんだよ?勝手にだよ?きつくね?て言っても聞いてくれなさそうだなあ。
自分が持つ圧倒的な回復能力は、家族にしか知られていなかった。
自分の事を話しても、大して驚いた反応はなかったけど。でも、自分の家族は「能力者」っぽくなかった。
最近、「能力者」じゃない人に自分の体のこと言ったらダメって言われた。なんでぇ。
まあ、周りの人にも迷惑がかかっちゃったりするかもだし、友人にも言わないでおこうかな、とは思った。
でも話したって信じてくれないだろうし、言ってみよっかな~みたいな軽いノリで友達に自分の事を話した。
今思えば。あれは。一番やっちゃいけないことなんだなと実感した。
やっぱり軽いなあ…
………多分。今。目の前にある光景は。きっと、あの時言っちゃったから…なのかな。なんて、おもっちゃったり。
あ、あっちから来た。
声は…女の子でいくか。
「何…してるの?」
「お、また1人、可哀想な犠牲者さんが。」
ここは…どこだ?
ああ…「暗闇」か。
名前の通り、真っ暗でなんも見えない…果てしなく続く、狂っちまいそうな空間だが…迷い込んだ奴は、不思議と恐怖感を抱かない。訳分からんとこ。だな。
最後の記憶は、恐らく…嘉慈に“改造”させかけられたとこだろう。なんだ、2回目は流石になかったか…安心した…
2回目ともなると…俺は、もうダメだったな。一生、刹那とは会えなくなってただろう。
まあ、そんなことはどうでもいい。ここはどこだ…?
いや、暗闇なのは分かってる。分かってるんだが、なんか変な感覚だな…
というか、動けない。金縛りか…?何か見えないものが乗せられてるな……既視感を感じるんだが。まずいな…
待てよ…“改造”されかけて意識が消えて…しかも、動けないとは…嫌な予感がするな。
「起きたかしら?」
!?!?
「割と早く起きたみたいね~、調子はどう?」
………………どうしたもんかな…
眠ったフリをするか?それとも直ぐに起きて攻撃してもいい。でも危ない。こいつのバックにはあいつがいるしな…
と、とりあえず起きるか…眠ったフリが一番危ない。
動けないんだった。
「流石に、今の体制には驚くわよね…膝枕、されたことあるかしら?」
頭が痛くないな…とは思ったが。まさか、そんな…訳な…
……………
mjdsk…………
そ、そうだ…なんで「能力」を使わなかったんだ。心を……
読めねえ!!!
なんでだ…?
今度こそ本当に詰みか。
だが…こいつにまたしても従うなんて死んでもやりたくない…
「まず、起こさせてくれ」
「嫌」
「……そ、そうか………で、お前は多分、そういうことなんだな…」
「ええ。そういうことよ。あなたが本当に居るべき場所に戻してあげるの。」
「遠回しな言い方だな…“改造”したいです、って言えばいいじゃないか。というか起こしてくれ」
「私の“改造”が効かない子だっているわ。聞くこと聞いたら、後はあなたの意思なんだから。あと、起こすぐらいだったらいいわよ」
……一々イラっとくる言い方しやがって…
あ、動けた。とりあえず距離を……
…足音?
「あ…!この前の…えっと…嘉慈さん、でしたっけ。また、迷っちゃって…」
「…あら、お久しぶりね」
………こいつは…なんか、既視感…
あるけど、誰?
続く
書きながら構想を考えているので、展開がまるっきり即時です。違和感があったら言っていってくださいね。
p.s.ちょっと展開が増えました。
「没収される。気をつけろ。過去一番危なかったぞ。」
そんなこと言われても…普通に考えて、無理では?だって撃たれた体が何事も無かったかのように戻るんだよ?勝手にだよ?きつくね?て言っても聞いてくれなさそうだなあ。
自分が持つ圧倒的な回復能力は、家族にしか知られていなかった。
自分の事を話しても、大して驚いた反応はなかったけど。でも、自分の家族は「能力者」っぽくなかった。
最近、「能力者」じゃない人に自分の体のこと言ったらダメって言われた。なんでぇ。
まあ、周りの人にも迷惑がかかっちゃったりするかもだし、友人にも言わないでおこうかな、とは思った。
でも話したって信じてくれないだろうし、言ってみよっかな~みたいな軽いノリで友達に自分の事を話した。
今思えば。あれは。一番やっちゃいけないことなんだなと実感した。
やっぱり軽いなあ…
………多分。今。目の前にある光景は。きっと、あの時言っちゃったから…なのかな。なんて、おもっちゃったり。
あ、あっちから来た。
声は…女の子でいくか。
「何…してるの?」
「お、また1人、可哀想な犠牲者さんが。」
ここは…どこだ?
ああ…「暗闇」か。
名前の通り、真っ暗でなんも見えない…果てしなく続く、狂っちまいそうな空間だが…迷い込んだ奴は、不思議と恐怖感を抱かない。訳分からんとこ。だな。
最後の記憶は、恐らく…嘉慈に“改造”させかけられたとこだろう。なんだ、2回目は流石になかったか…安心した…
2回目ともなると…俺は、もうダメだったな。一生、刹那とは会えなくなってただろう。
まあ、そんなことはどうでもいい。ここはどこだ…?
いや、暗闇なのは分かってる。分かってるんだが、なんか変な感覚だな…
というか、動けない。金縛りか…?何か見えないものが乗せられてるな……既視感を感じるんだが。まずいな…
待てよ…“改造”されかけて意識が消えて…しかも、動けないとは…嫌な予感がするな。
「起きたかしら?」
!?!?
「割と早く起きたみたいね~、調子はどう?」
………………どうしたもんかな…
眠ったフリをするか?それとも直ぐに起きて攻撃してもいい。でも危ない。こいつのバックにはあいつがいるしな…
と、とりあえず起きるか…眠ったフリが一番危ない。
動けないんだった。
「流石に、今の体制には驚くわよね…膝枕、されたことあるかしら?」
頭が痛くないな…とは思ったが。まさか、そんな…訳な…
……………
mjdsk…………
そ、そうだ…なんで「能力」を使わなかったんだ。心を……
読めねえ!!!
なんでだ…?
今度こそ本当に詰みか。
だが…こいつにまたしても従うなんて死んでもやりたくない…
「まず、起こさせてくれ」
「嫌」
「……そ、そうか………で、お前は多分、そういうことなんだな…」
「ええ。そういうことよ。あなたが本当に居るべき場所に戻してあげるの。」
「遠回しな言い方だな…“改造”したいです、って言えばいいじゃないか。というか起こしてくれ」
「私の“改造”が効かない子だっているわ。聞くこと聞いたら、後はあなたの意思なんだから。あと、起こすぐらいだったらいいわよ」
……一々イラっとくる言い方しやがって…
あ、動けた。とりあえず距離を……
…足音?
「あ…!この前の…えっと…嘉慈さん、でしたっけ。また、迷っちゃって…」
「…あら、お久しぶりね」
………こいつは…なんか、既視感…
あるけど、誰?
続く
書きながら構想を考えているので、展開がまるっきり即時です。違和感があったら言っていってくださいね。
p.s.ちょっと展開が増えました。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる