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Ⅳ 想い出す
#18 追跡
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嘉慈 盟奈の友人。
名は「岩崎 碧」。
彼女は、「西荻すばる」を使って“事件”の調査をしている。
理由は、“事件”が自分の友人の「能力」が発端なのではないかと考えたため。
そして、その考えは事実だった。
ここから、碧が感じていた違和感は、確信へと繋がる。
彼女は。彼女も「能力者」だということに。
自分の予想していた事は必ず事実になる。幸か不幸か関係なく。
自分は「能力者」なのでは?と予想し、そしてそれは事実だった。
「西荻すばる」は元々西崎家の人間だったのでは?と予想し、そしてそれは事実だった。
堂崎魁斗は実は“事件”に全く関係していないのでは?と予想し、そしてそれは「事実ではない」という事実だった。
しかし本当に事実であるということは直接確認をしなければならなかった。
そのために、彼女はある組織を立ち上げた。暗殺業を主な依頼として…
それから数ヶ月を経て、“事件”について予想を立てた。
“事件”の黒幕は友人である 盟奈なのではないか…と。
目の前にいる人間は、僕が最も嫌っているタイプだ。
嫌につっかかってくる。行動が予測できそうでできない。
そして…あの方に、従わなかった。
「快く受けて立とう!」
こんな事を言う奴だ。ダメだ。やっぱり予測ができそうでできない。訳が分からない…魁斗よりも……ずっと………
というか、快くってなんだ。
まさかこいつ、お前の攻撃なんて余裕で受け流せるなんて考えているんじゃ……
「……どうしたんだい?どこか調子が悪いのか?僕のせいかな?」
「…俺は、お前の事が一番嫌いだ」
「そ、そんな…!じゃあ、取材も受けてくれない?」
「受けたくない」
「そんな……そんなぁ……」
なんでそんな落ち込むんだ。断っただけだ。早く殺さないと……
つくづく……訳が分からない。僕には、全く。
「早く…殺さないと……」
「な、なんて殺気…!これはいいのが書ける!」
「チッ……ああもういい!殺してやる!」
殺すなら徹底的に…無惨に…残酷に……想像すると、笑いが止まらなくなる…
まずは閉じ込める。
「……ん?あれ、見えない壁が…」
次に、上から物を落とす。
そして終わりだ。
「…上からなんか落ちてきてない?」
「もはやお前が知る意味はない」
「………いいや。知る権利はあるね」
「権利どうこうの話じゃないだろ!もう黙ってろ!」
……………
……………
あれ。
今、僕の目には何が映っている?
本来映るべきなのは…こいつの無惨に潰された死体だ。
なのに…こいつは……
「そう簡単に殺されてたまるかっての。」
こいつは閉じ込めたはずだ。
なぜ外に出ている?
「なんで閉じ込めた筈なのに外に出てるか知りたい?」
「…………」
なんでこんな事を聞くんだ……訳が…分からない…
「教えてあげるよ」
「能力か?」
「正解!」
な……何を言っているんだこいつは……
それ以外選択肢なんてないだろ普通…
何が狙いだ…?ますます分からなくなってきた…
「君も透明な物を創る「能力者」ってことが分かったし、僕の「能力」も教えてあげる。情報交換ってやつだね」
情報交換……!?
今、聞き捨てならない言葉を聞いたぞ。
まさか僕の「能力」を上手いこと利用して、あの方を欺こうとか考えているんじゃないのか…!?
まずい…それはまずい…!
「情報交換だと?お前に渡す物自体無いが?」
「そ、そんな…やっぱり僕の取材、受けてくれないのかい?」
「だから受けないと言っただろ」
「せ、せめて…彼女に“改造”?とかされた時のお話とか…あ、これタブーだったかも。」
“改造”?何を言っているんだ…本当に訳が分からない…。
あの方は初対面でこんな僕のことを気遣ってくれて…
えっと………なんだったっけ……
……とにかく。
「…もういい。殺す」
「まだ続けるの!?」
「お前が死ぬまでだ」
「僕の取材、受けなくていいの?それに、僕の「能力」、知りたくない?」
「……興味はない」
「えっと、僕の「能力」は…」
「興味はないと言っているだろう…」
「あっ、それじゃあ、僕の「能力」教えるから、取材に応じてよ」
「……いい加減に……」
「あ、ごめん電話。出ていいかな?」
「………好きにしろ」
「ありがと~!」
……ちょっと待って。
今までの下り、全部見られてたの??
あ、予想されてた?それは無理だわ……
流石に…それは……考えてなかった…
こんな事上司に報告されちゃったら、僕に大惨事が起こりそうだと思うんだけど……
「……あー、ごめん。待たせちゃったね…それじゃあ僕の…
ってあれ。」
いない……電話長くて帰っちゃったのかな…
取材…したかったなあ…
「あれ。お前あの時の…」
!!!!!!!!!!!!
▼西荻すばるは新しいネタをゲットした!
続く
長い!
名は「岩崎 碧」。
彼女は、「西荻すばる」を使って“事件”の調査をしている。
理由は、“事件”が自分の友人の「能力」が発端なのではないかと考えたため。
そして、その考えは事実だった。
ここから、碧が感じていた違和感は、確信へと繋がる。
彼女は。彼女も「能力者」だということに。
自分の予想していた事は必ず事実になる。幸か不幸か関係なく。
自分は「能力者」なのでは?と予想し、そしてそれは事実だった。
「西荻すばる」は元々西崎家の人間だったのでは?と予想し、そしてそれは事実だった。
堂崎魁斗は実は“事件”に全く関係していないのでは?と予想し、そしてそれは「事実ではない」という事実だった。
しかし本当に事実であるということは直接確認をしなければならなかった。
そのために、彼女はある組織を立ち上げた。暗殺業を主な依頼として…
それから数ヶ月を経て、“事件”について予想を立てた。
“事件”の黒幕は友人である 盟奈なのではないか…と。
目の前にいる人間は、僕が最も嫌っているタイプだ。
嫌につっかかってくる。行動が予測できそうでできない。
そして…あの方に、従わなかった。
「快く受けて立とう!」
こんな事を言う奴だ。ダメだ。やっぱり予測ができそうでできない。訳が分からない…魁斗よりも……ずっと………
というか、快くってなんだ。
まさかこいつ、お前の攻撃なんて余裕で受け流せるなんて考えているんじゃ……
「……どうしたんだい?どこか調子が悪いのか?僕のせいかな?」
「…俺は、お前の事が一番嫌いだ」
「そ、そんな…!じゃあ、取材も受けてくれない?」
「受けたくない」
「そんな……そんなぁ……」
なんでそんな落ち込むんだ。断っただけだ。早く殺さないと……
つくづく……訳が分からない。僕には、全く。
「早く…殺さないと……」
「な、なんて殺気…!これはいいのが書ける!」
「チッ……ああもういい!殺してやる!」
殺すなら徹底的に…無惨に…残酷に……想像すると、笑いが止まらなくなる…
まずは閉じ込める。
「……ん?あれ、見えない壁が…」
次に、上から物を落とす。
そして終わりだ。
「…上からなんか落ちてきてない?」
「もはやお前が知る意味はない」
「………いいや。知る権利はあるね」
「権利どうこうの話じゃないだろ!もう黙ってろ!」
……………
……………
あれ。
今、僕の目には何が映っている?
本来映るべきなのは…こいつの無惨に潰された死体だ。
なのに…こいつは……
「そう簡単に殺されてたまるかっての。」
こいつは閉じ込めたはずだ。
なぜ外に出ている?
「なんで閉じ込めた筈なのに外に出てるか知りたい?」
「…………」
なんでこんな事を聞くんだ……訳が…分からない…
「教えてあげるよ」
「能力か?」
「正解!」
な……何を言っているんだこいつは……
それ以外選択肢なんてないだろ普通…
何が狙いだ…?ますます分からなくなってきた…
「君も透明な物を創る「能力者」ってことが分かったし、僕の「能力」も教えてあげる。情報交換ってやつだね」
情報交換……!?
今、聞き捨てならない言葉を聞いたぞ。
まさか僕の「能力」を上手いこと利用して、あの方を欺こうとか考えているんじゃないのか…!?
まずい…それはまずい…!
「情報交換だと?お前に渡す物自体無いが?」
「そ、そんな…やっぱり僕の取材、受けてくれないのかい?」
「だから受けないと言っただろ」
「せ、せめて…彼女に“改造”?とかされた時のお話とか…あ、これタブーだったかも。」
“改造”?何を言っているんだ…本当に訳が分からない…。
あの方は初対面でこんな僕のことを気遣ってくれて…
えっと………なんだったっけ……
……とにかく。
「…もういい。殺す」
「まだ続けるの!?」
「お前が死ぬまでだ」
「僕の取材、受けなくていいの?それに、僕の「能力」、知りたくない?」
「……興味はない」
「えっと、僕の「能力」は…」
「興味はないと言っているだろう…」
「あっ、それじゃあ、僕の「能力」教えるから、取材に応じてよ」
「……いい加減に……」
「あ、ごめん電話。出ていいかな?」
「………好きにしろ」
「ありがと~!」
……ちょっと待って。
今までの下り、全部見られてたの??
あ、予想されてた?それは無理だわ……
流石に…それは……考えてなかった…
こんな事上司に報告されちゃったら、僕に大惨事が起こりそうだと思うんだけど……
「……あー、ごめん。待たせちゃったね…それじゃあ僕の…
ってあれ。」
いない……電話長くて帰っちゃったのかな…
取材…したかったなあ…
「あれ。お前あの時の…」
!!!!!!!!!!!!
▼西荻すばるは新しいネタをゲットした!
続く
長い!
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