7 / 7
空回りの毎日
しおりを挟む
ドキドキしていた。
誰かにいつも見られているような高揚感。
小恥ずかしくなり、照れる感じ。
恋をしてしまったのかもしれない……。
嫌だ。
今の暮らしに不満はないはず。
会ってしまえば、きっと胸の詰まる毎日になる。
……でも、逢いたい。
会ってみたら、意外に『なーんだ。がっかり……。』
って冷めてしまうかもしれないし。
だいたい、マンガとか小説みたいなドラマチック展開なんて、有り得ないから(笑)
自問自答しながら悶々と料理していたら、肉じゃがを作るつもりがカレーになっていた……。
カレーライスにきゅうりの酢の物という、ビミョーな組み合わせの食卓に、主人は特に気にも止めず、食べ終わっていた。
いつからだろう。
毎日作る料理に、美味しいかな?とか、栄養バランスとか、塩分や添加物注意しなきゃとか考えなくなってきた。
何が不満、というわけではない。
日々の、日常の幸せに麻痺している自分がいて、これでいいの?と思う時がある。
一度きりの人生に後悔はないのかと。
誰かにいつも見られているような高揚感。
小恥ずかしくなり、照れる感じ。
恋をしてしまったのかもしれない……。
嫌だ。
今の暮らしに不満はないはず。
会ってしまえば、きっと胸の詰まる毎日になる。
……でも、逢いたい。
会ってみたら、意外に『なーんだ。がっかり……。』
って冷めてしまうかもしれないし。
だいたい、マンガとか小説みたいなドラマチック展開なんて、有り得ないから(笑)
自問自答しながら悶々と料理していたら、肉じゃがを作るつもりがカレーになっていた……。
カレーライスにきゅうりの酢の物という、ビミョーな組み合わせの食卓に、主人は特に気にも止めず、食べ終わっていた。
いつからだろう。
毎日作る料理に、美味しいかな?とか、栄養バランスとか、塩分や添加物注意しなきゃとか考えなくなってきた。
何が不満、というわけではない。
日々の、日常の幸せに麻痺している自分がいて、これでいいの?と思う時がある。
一度きりの人生に後悔はないのかと。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる