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4.青空と、うわの空
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「…それより治夫、休み時間の度にこのクラスに来ているけど、勉強は大丈夫なのか?」
「…何、心配してくれているのか?」
何故か嬉しそうな治夫。
「まさか。ただ、治夫の成績が落ちたりした時、僕のせいにでもされたらたまらないからな」
「俺が成績を落とすわけないだろ」
…あ~、はいはい。
そうでした。
愚問でした…。
「それより隼人の方だよ、心配なのは」
…え…。
………僕!?
「今度のテスト、大丈夫か?」
「………う………」
そうでした…。
「ま、大丈夫だよ。俺が付いているじゃん」
…だ~か~ら~!!
そんな眼で見るんじゃな~いっ!!
思わずクラッとしてしまうだろ~!!
って、何クラッとしてんだ、僕~っ!!
しっかりしろ!!
っていうか、治夫が流し目なんかするからつい、クラッと…。
いやいや、流し目されたからといってクラッとしちゃ駄目だろ!!
「何、百面相してんだ?変なヤツだな」
悩んでいる僕を見て、呆れたような治夫の声がした。
……お前のせいだよ!!
「…何、心配してくれているのか?」
何故か嬉しそうな治夫。
「まさか。ただ、治夫の成績が落ちたりした時、僕のせいにでもされたらたまらないからな」
「俺が成績を落とすわけないだろ」
…あ~、はいはい。
そうでした。
愚問でした…。
「それより隼人の方だよ、心配なのは」
…え…。
………僕!?
「今度のテスト、大丈夫か?」
「………う………」
そうでした…。
「ま、大丈夫だよ。俺が付いているじゃん」
…だ~か~ら~!!
そんな眼で見るんじゃな~いっ!!
思わずクラッとしてしまうだろ~!!
って、何クラッとしてんだ、僕~っ!!
しっかりしろ!!
っていうか、治夫が流し目なんかするからつい、クラッと…。
いやいや、流し目されたからといってクラッとしちゃ駄目だろ!!
「何、百面相してんだ?変なヤツだな」
悩んでいる僕を見て、呆れたような治夫の声がした。
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