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「乗れ」
馨は由貴を車の助手席に押し込むと、自分も運転席に乗り込む。
雨に濡れて、二人ともびしょ濡れだ。
馨は大雨の中、車を発進させる。
深夜で大雨のせいか、道路には車が一台も走っていない。
人影もない。
走る車の中、由貴は助手席でぼんやりと窓の外、流れる景色を見ている。
由貴には馨が自分をどこに連れて行こうとしているのかわかっていた。
馨の親が所有している別荘だ。
由貴が馨に抵抗したり反抗する度にお仕置きをすると称して連れて行かれた場所で、あまりいい記憶がない場所。
だから今回、馨が自分を刺そうとした由貴をその別荘へ連れて行くだろうことは容易に想像ができた。
案の定、車は街を離れ、別荘へと続く山道を進んでいく。
真っ暗な道を車のライトだけが照らしていく。
馴れている道の為か、車はスピードを落とさず進んでいる。
この道を上れば、下り坂になる。
そこを通れば、別荘はすぐだ。
相変わらず車は、スピードを落とさずに進んでいく。
が。
ふと、馨は怪訝な顔をした。
馨は由貴を車の助手席に押し込むと、自分も運転席に乗り込む。
雨に濡れて、二人ともびしょ濡れだ。
馨は大雨の中、車を発進させる。
深夜で大雨のせいか、道路には車が一台も走っていない。
人影もない。
走る車の中、由貴は助手席でぼんやりと窓の外、流れる景色を見ている。
由貴には馨が自分をどこに連れて行こうとしているのかわかっていた。
馨の親が所有している別荘だ。
由貴が馨に抵抗したり反抗する度にお仕置きをすると称して連れて行かれた場所で、あまりいい記憶がない場所。
だから今回、馨が自分を刺そうとした由貴をその別荘へ連れて行くだろうことは容易に想像ができた。
案の定、車は街を離れ、別荘へと続く山道を進んでいく。
真っ暗な道を車のライトだけが照らしていく。
馴れている道の為か、車はスピードを落とさず進んでいる。
この道を上れば、下り坂になる。
そこを通れば、別荘はすぐだ。
相変わらず車は、スピードを落とさずに進んでいく。
が。
ふと、馨は怪訝な顔をした。
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