僕が玩具になった理由

Me-ya

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止まない雨-眞司の章-

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「………ア………ッ!!……ガ………ッ!!……イ………ッ!!」

まだ先っぽが入ったばかりだというのに、優紀は身体を硬直させ目を見開いて悲鳴を上げている。

よほど痛くて苦しいらしい。

そんな優紀を、女性は食い入るように見ている。

「…ひっ!!……あ…っ!!…が……っ!!」

男性のペニスが少しずつ優紀の中に入り込み、優紀の顔が仰け反る。

「……や……た…て……し…じ……っ」

優紀が俺に助けを求めている。

………助けるはずないのに………。

(本当、馬鹿………)

「…ねえ、動いて見せて」

女性の言葉に優紀は首をふるふると左右に振る。

(…ま、そうだよな…)

俺は動けないように背中から、優紀を強く抱き締めた。

「……や……止めて……っ!!」

優紀の声は、恐怖に震えている。

だが、そんな優紀を無視して男性は動き始める。

「…ひっ!!……ひぃ……っ!!…ひぎっ……っ!!」

痛みと苦しさからか、優紀の身体が……足が……爪先まで硬直していた。

「……ヒ……ッ!……ヒィ…っ!!」

少しの間、身体は硬直したまま、切れ切れの悲鳴を上げていたが………………。

その内、男性に合わせて腰をゆるゆると動かし始める。

優紀には珍しく、感じ始めてきたようだ。

優紀の瞳もぼんやりと焦点が合ってなくて、どこを見ているのか分からない。

「………凄い……」

女性の興奮した声が聞こえる。

男性のペニスが優紀の中を出入りしている場面を凝視しているらしい。

「……眞司……眞司…ぃ…」

ねだるような、甘い声。

(…まさかコイツ、俺に抱かれているつもりか………?)

「……眞司……ぃ……眞司…」

優紀がイカないように、優紀の勃起し始めたペニスの根元を強く握る。

「…や…放し…お願……眞司…イカし……」

両足を男性の腰に絡ませ、男性の動きに合わせて激しく腰を振りながら、うわごとのようにつぶやく優紀。

男性の腰に絡ませている優紀の足を引き離し、両足を大きく広げる。

「……ひ…っ……ひぃ……っ」

内股に力が入る。

足の爪先が伸びたり、縮んだりしている。

優紀の腰の動きがますます激しくなる。

俺が優紀の足を大きく広げた事で、男性と繋がっている場所が女性に丸見えだ。

(その女性の存在は、今の優紀の頭の中にはないだろうけど…)

「…眞司…眞司…ぃ…っ…」

うわごとのように、俺の名前を呼び続ける優紀。

やはり、俺に抱かれているつもりなのだろう。

ペニスから盛大に白濁を吹き上げながら、白目を剥き…それでも幸せそうに微笑んで見える顔を見詰めながら、ぼんやりと思う。

…どこまで俺についてくる事ができるのだろうか……と……。

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