僕が玩具になった理由

Me-ya

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かりそめの日々の鎖-雅樹の章-

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「…………………………っ!!」

雅樹がドアノブを掴んだ時、嬌声が聞こえて眞司は足を止めた。

振り返り、見上げたステージ上では、腸内洗浄を終わった優紀が黒服の男性に犯されていた。

最初は痛がっていた優紀も、段々と感じ始めたらしく黒真珠を付けられたペニスが大きくなり、勃起し始める。 

だが、ぺニスの根元はリングが嵌められていてイキたくてもイケないようになっていた。

そんな優紀のペニスに、後ろから犯している黒服の手が伸びて扱き始める。

「~~っ!!~~~……っ!!」

快感とイケない苦痛に、優紀は声にならない悲鳴を上げて、身体を何度も硬直させた。

そんな優紀を見ている事ができず、思わずステージ上の優紀から顔を背けた眞司の耳に、雅樹が楽しそうに囁く。

「……ほら、行くよ…眞司もアレと同じ事をその内、してもらうかもしれないから」

「……え…?」

「…何、驚いた顔をしてんの?当たり前でしょ。何の為に眞司をここまで連れて来たと思ってんのさ。彼に会わせる為じゃないからね」

雅樹の言葉に、眞司の顔色が変わる。

「…彼も可哀想に。眞司に係わらなければ、こんな場所まで堕ちる事もなかっただろうに…」

雅樹の呟きに言葉もなく項垂れた眞司は、聞こえてきた拍手と笑い声に、視線をステージの方に向けた。 

そこでは、ぺニスリングを外された優紀が、白濁を客席に向かって撒き散らしているところだった。

ギリギリまで我慢させられていた射精を許された優紀の顔は、恍惚とした顔をしている。

「…ま、あれはあれで幸せなのかもな」

優紀の顔を見詰めて、雅樹が呟く。

優紀の射精が続いている中、スポットライトが消えてステージが暗くなっていった。

眞司は暗くなり優紀の姿が見えなくなったステージ上を、思い詰めた顔で見詰めている。


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