僕が玩具になった理由

Me-ya

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心の行き場-最終章-

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「…~~っ!!…~っ!!…~~~っ!!」

優紀は先程から口を大きく開け、喉を震わせながら声にならない悲鳴を上げ続けている。

男性二人に押さえ付けられ、逃げる事ができない身体で…それでも、反り返らせた背中と激しく振り続けている腰は…逃れようとしてか…それとも、あまりにも感じ過ぎている証か…。

「…そうか、そうか。そんなに良いのか…僕も嬉しいよ、そんなに悦んでもらえるなんて…じゃ、もっとしてやろうな…」

兄貴は相変わらず優しい声で優紀に話しかけている。

だが、兄貴の言葉は優紀の耳には届いていないだろう。

涙を流しながら見開かれた優紀の瞳は、何も映していない。

「…~っ!!…~~~っ!!…~~っ!!」

優紀は今、感じすぎるほどに感じている。

それは、優紀のぺニスが勃っている事からもよく分かる。

そして快感に苦しんでいる。

イキたくても、イケないから。

…尿道に挿入した針金が邪魔して…出す事ができない。

針金を取りたくても、両手は男性二人に押さえられているし。

もしかしたら、軽く何度か絶頂に達したかもしれない…。

…出さないままで。

「…おい、おい。いくら悦いからってそんなに締め付けると、動かせないだろ…もう少し、緩めろよ…ほら」 

「…~~っ!!…~~~っ!!…~~っ!!」

―優紀の大きく拡げられた足。

その奥に…。

兄貴の手が…手首まで優紀の中に、埋め込まれていた―。 
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