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第1章 昨日までの日常、モノトーンのふたり
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入学した高校が全寮制で彰と同室になった事は運命だ。
やっぱり、俺と彰は結ばれる運命なんだとそう思った。
だから、俺は同室になったその夜をふたりの初夜に選んだ。
産まれたばかりの姿になったふたりはその夜、ひとつになる………はず………だった。
なのに。
-結局、初Hは失敗に終わった。
漫画なんかだとけっこうすんなり入ってすぐあんあん感じ始めるのに、実際は感じるどころか、入れるのも大変。
ふたりで汗だくになりながら、必死でああでもない、こうでもないと体位を変えて………。
結局。
やっている内に時間が経ち、俺のものが萎えてきて終わり。
やっぱり頭で理解している事と実際にするとなると勝手が違うみたいで…お互い痛い思いをしただけだった。
だが、俺達は諦めない。
絶対、結ばれるんだと思いながら日夜、場数をこなしていく内に段々とやり方を分かってきて………。
初めて結ばれた時は感動ものだった。
天にも昇るほどの気持ち良さ。
あまりの気持ち良さに一瞬でイってしまうくらい。
でも、やはり彰には少し負担が大きすぎたらしく。
我に返った時には彰はぐったり、失神していた。
そして、彰の下半身には血が………。
そういえば、俺が何度も激しく腰を使い、高みに昇りつめている時、微かに彰の悲鳴、やめてと哀願する声が聞こえたような気がしたけど…。
あまりの気持ち良さに彰の事を忘れてガツガツしすぎた事を後悔した。
(……ごめんな……次は絶対、こんな事はしない…彰も気持ち良くしてやるから………)
そう。
ふたり一緒に気持ち良くなろう。
そう決めた。
そして、次の日からふたりで気持ち良くなるように努力した。
そのかいあってか、徐々に、お互い感じるようになってきていた。
やっぱり1人でスルより、2人でスル方が気持ちいい。
となると、やりたい盛りという事もあり、俺の頭の中はその事ばかり。
彰にはせめてゴムを付けてくれと言われていたが、つい、いつも忘れてしまう。
いつも、後で彰に注意される。
後が大変だというけど、何が大変なのか俺はいまいちピンとこない。
気持ちいいのもあり、毎回ゴムを忘れて、つい、中出しをしてしまう。
その度、彰は半泣きの顔をしてバスルームに駆け込む。
1回、好奇心に駆られてバスルームを覗くなどいわれていたのを無視して覗いた事がある。
…その彰の姿にムラムラきてしまって彰を襲ってしまい、事が終わった後、彰に本気で怒られた。
普段、温厚な彰は怒らない。
初めてHしようとして失敗した時も、俺より痛い思いをしたはずなのにHに失敗して落ち込んでいた俺を慰めてくれた。
そして何度も挑戦する俺を、彰は何も言わず受け入れて付き合ってくれた。
初めて彰と身体を繋げる事に成功し、有頂天になった俺が無茶をした時だって、何も言わなかった。
その温厚な彰が本気で怒ったのを見たのは、後にも先にもあれが初めてだった。
それから以降は、たまにゴムをするのを忘れて彰に注意されたが、バスルームだけは絶対、覗かないと心に誓った。
-俺は幸せの絶頂だった。
これからも、このまま幸せが続いていくと思っていた。
高校も大学も社会に出てもずっと…ずっと彰と一緒だと思っていた。
そう。
一緒に居れるはずだったんだ。
彰と。
アイツさえ俺の前に現れなければ。
やっぱり、俺と彰は結ばれる運命なんだとそう思った。
だから、俺は同室になったその夜をふたりの初夜に選んだ。
産まれたばかりの姿になったふたりはその夜、ひとつになる………はず………だった。
なのに。
-結局、初Hは失敗に終わった。
漫画なんかだとけっこうすんなり入ってすぐあんあん感じ始めるのに、実際は感じるどころか、入れるのも大変。
ふたりで汗だくになりながら、必死でああでもない、こうでもないと体位を変えて………。
結局。
やっている内に時間が経ち、俺のものが萎えてきて終わり。
やっぱり頭で理解している事と実際にするとなると勝手が違うみたいで…お互い痛い思いをしただけだった。
だが、俺達は諦めない。
絶対、結ばれるんだと思いながら日夜、場数をこなしていく内に段々とやり方を分かってきて………。
初めて結ばれた時は感動ものだった。
天にも昇るほどの気持ち良さ。
あまりの気持ち良さに一瞬でイってしまうくらい。
でも、やはり彰には少し負担が大きすぎたらしく。
我に返った時には彰はぐったり、失神していた。
そして、彰の下半身には血が………。
そういえば、俺が何度も激しく腰を使い、高みに昇りつめている時、微かに彰の悲鳴、やめてと哀願する声が聞こえたような気がしたけど…。
あまりの気持ち良さに彰の事を忘れてガツガツしすぎた事を後悔した。
(……ごめんな……次は絶対、こんな事はしない…彰も気持ち良くしてやるから………)
そう。
ふたり一緒に気持ち良くなろう。
そう決めた。
そして、次の日からふたりで気持ち良くなるように努力した。
そのかいあってか、徐々に、お互い感じるようになってきていた。
やっぱり1人でスルより、2人でスル方が気持ちいい。
となると、やりたい盛りという事もあり、俺の頭の中はその事ばかり。
彰にはせめてゴムを付けてくれと言われていたが、つい、いつも忘れてしまう。
いつも、後で彰に注意される。
後が大変だというけど、何が大変なのか俺はいまいちピンとこない。
気持ちいいのもあり、毎回ゴムを忘れて、つい、中出しをしてしまう。
その度、彰は半泣きの顔をしてバスルームに駆け込む。
1回、好奇心に駆られてバスルームを覗くなどいわれていたのを無視して覗いた事がある。
…その彰の姿にムラムラきてしまって彰を襲ってしまい、事が終わった後、彰に本気で怒られた。
普段、温厚な彰は怒らない。
初めてHしようとして失敗した時も、俺より痛い思いをしたはずなのにHに失敗して落ち込んでいた俺を慰めてくれた。
そして何度も挑戦する俺を、彰は何も言わず受け入れて付き合ってくれた。
初めて彰と身体を繋げる事に成功し、有頂天になった俺が無茶をした時だって、何も言わなかった。
その温厚な彰が本気で怒ったのを見たのは、後にも先にもあれが初めてだった。
それから以降は、たまにゴムをするのを忘れて彰に注意されたが、バスルームだけは絶対、覗かないと心に誓った。
-俺は幸せの絶頂だった。
これからも、このまま幸せが続いていくと思っていた。
高校も大学も社会に出てもずっと…ずっと彰と一緒だと思っていた。
そう。
一緒に居れるはずだったんだ。
彰と。
アイツさえ俺の前に現れなければ。
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