暗い水の中を壊して逃げていく

Me-ya

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第1章 昨日までの日常、モノトーンのふたり

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「…は……っ……あぁ……っ…あぅ……っ」

俺は今、佐野と田野上に呼び出されトイレの個室で下半身は足を広げたままズボンと下着を膝下まで下ろされ、僕の中にある前立腺を触られながら上半身はシャツを捲られ、両方の乳首をそれぞれに弄られている。

-イキたいのにイケない…下半身が疼いてたまらない。 

「…あ~、たまんねぇな…見てみろよ、コイツのアハ顔…ヤリてぇ」

「…ヤレよ、止めないぜ…ただし、後で治朗にバレてみろ。何かされても知らねぇからな……しっかし…あの樹生がこんなに大人しく尻の穴と乳首を弄らせるなんて意外だったけど……どんな魔法を使ったんだろな、アイツは…怖ぇから知りたくないけど…」

「………確かに…俺達は言われた事だけしてような………そしたらおこぼれが貰えるから。こんな風に…ほら、ちゃんと腰を突き出せよ」

「……あぁ……っ……あぅ………っ」

俺は揺れる腰を前に突き出す。

(………あぁ…イケそうでイケない……じれったい……でも、気持ちいい………)

-入れられるのがこんなに気持ちいいなんて。

「…おいおい、アノ樹生が尻の穴と乳首を弄られてウットリしちゃってるぜ」

「…あの日、俺達が襲った夜とは大違いだな」

2人が笑っているのも気づかない程、2人が俺に与えてくれる快感に夢中になっていた。

この場所がトイレの個室なのも。

学校の中である事さえ。

忘れて-。

「……あぁ……っ…も…でる………っ!!」

そう口にした途端。

パァンッ!!

「………あぅ……っ!?」

俺の中から指が勢いよく引き抜かれて尻を平手で叩かれた。

剥き出しの尻をいきなり叩かれて夢見心地だった俺は一気に現実に引き戻される。

何がどうしたのか、何故叩かれたのか分からない。

「違うだろう」

パンッ!!

「……う…っ!!」

「でる、じゃなくてイク、だろ」

パンッ!!

「…ぐ…っ!!」

「治朗さんの女になったんなら、でる、じゃなくてイク、って言うんだって教えただろ…ほら、言ってみな」

バンッ!!

「……ぐ…っ!!」

…言ってみろと言われても尻を叩かれた衝撃で現実に戻った俺は今更、イケそうにもない。

それが分かっていながら、2人ともワザと俺に言わそうとしている。

-俺を辱める為だけに。

2人、笑いながら交互に俺の尻を叩き続ける。

俺は唇を引き結び、尻を叩かれる痛さと屈辱に顔を真っ赤にして耐えた。

だが。

「…いいのかな~?尻を叩いている音を聞いた皆が、このトイレに集まってくるかもよ?」

(-皆が……………)

田野上の言葉にドキドキし…2人に尻を叩かれながら中を弄られて身体が熱くなり…皆にこの俺の姿を見られている想像をしてますます下半身に熱が集まってきて…。

結局。

2人が俺の尻と乳首を弄りながらゲラゲラ笑っている中、俺は『イク』と言いながら後ろの刺激だけで射精を何度も強要された。

-その日、俺は認めたくなかった自分の性癖を認めるしかなかった…。
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