27 / 48
第1章 昨日までの日常、モノトーンのふたり
27
しおりを挟む
-自分の性癖を自覚してからの俺は治朗に逆らう事を止めた。
それと同時に治朗や治朗の友人達に呼び出される回数が多くなった。
人が多く行き交う場所や集まる場所でこっそり治朗に抱かれたり、治朗の友人達に身体を弄られる日々が続く。
バレそうで、バレない。
そのスリルがたまらなくいい。
休日の寮の治朗の部屋で昼間、廊下を行き交う人の声を聞きながら誰が部屋に入ってくるかも分からない状態で治朗に激しく抱かれたり。
誰もいないとはいえ、どこから見られるかも分からない屋上で全裸になって尻を何度も叩かれながら四つん這いで歩き回らされたり。
クラスの中、休み時間、皆がいる前でプロレス技をかけるふりをしながら田野上に乳首を弄られた時は-その時にはもう、乳首を触られただけで感じるように躾けられていた俺は-喘ぎ声を我慢するのに苦労したし。
ロッカーの中、全裸で縛られ、尻にバイブを突っ込まれ、1日中放置された時はさすがに終わったと思った。
猿轡をされてなければ喘ぎ声がロッカーの外まで聞こえて、俺の恥ずかしい姿を皆に見られていただろう。
それを想像しただけで俺のペニスは痛いほど勃ち上がり、根元を縛られていなければイッてしまっていただろう。
こんな俺の姿を。
皆は知らない。
俺が治朗に抱かれている事を。
皆は知らない。
俺が治朗の仲間に身体を弄られて喘いでいる姿を。
皆は知らない。
この、秘密のスリルがたまらなく俺を興奮させる。
それを治朗に見抜かれた。
俺自身も知らなかった俺を治朗のせいで知ってしまった。
治朗はわざわざそういった場所で俺を抱き、俺の耳にその事を囁き、俺を昂ぶらせた。
そして、俺は。
抱かれて感じる身体に作り変えられてしまった。
治朗に。
治朗は俺の感じるツボをよく知っている。
俺自身も知らなかった俺を引きずり出す。
もう、戻れない。
心は彰を求めているのに、身体は治朗を求めている。
-この事がバレたら、彰を失うかもしれない。
そう思うのに。
治朗に抗う事ができない。
-彰が好きなのに。
止めなければ。
分かっているけど、止める事ができない。
-治朗なんか好きじゃないのに。
治朗から与えられる快感に狂わされる。
手放す事ができない。
彰に対する罪悪感と後ろめたさが俺の中で大きくなっていく。
それを忘れる為に、俺はますます治朗との行為にのめり込んでいく。
そして、彰に対する罪悪感が…後ろめたさが…また積もっていく。
まるで負のループ。
でも。
彰に対しての罪悪感とか後ろめたさとは別に。
彰に言えない秘密を抱える事に暗い興奮を覚えるのも事実で。
俺が治朗に抱かれて喘いでいるなんて事を知ったら、彰はどう思うだろうか。
いや、それより。
-俺が後ろの刺激だけでイクと知ったら彰は………。
それと同時に治朗や治朗の友人達に呼び出される回数が多くなった。
人が多く行き交う場所や集まる場所でこっそり治朗に抱かれたり、治朗の友人達に身体を弄られる日々が続く。
バレそうで、バレない。
そのスリルがたまらなくいい。
休日の寮の治朗の部屋で昼間、廊下を行き交う人の声を聞きながら誰が部屋に入ってくるかも分からない状態で治朗に激しく抱かれたり。
誰もいないとはいえ、どこから見られるかも分からない屋上で全裸になって尻を何度も叩かれながら四つん這いで歩き回らされたり。
クラスの中、休み時間、皆がいる前でプロレス技をかけるふりをしながら田野上に乳首を弄られた時は-その時にはもう、乳首を触られただけで感じるように躾けられていた俺は-喘ぎ声を我慢するのに苦労したし。
ロッカーの中、全裸で縛られ、尻にバイブを突っ込まれ、1日中放置された時はさすがに終わったと思った。
猿轡をされてなければ喘ぎ声がロッカーの外まで聞こえて、俺の恥ずかしい姿を皆に見られていただろう。
それを想像しただけで俺のペニスは痛いほど勃ち上がり、根元を縛られていなければイッてしまっていただろう。
こんな俺の姿を。
皆は知らない。
俺が治朗に抱かれている事を。
皆は知らない。
俺が治朗の仲間に身体を弄られて喘いでいる姿を。
皆は知らない。
この、秘密のスリルがたまらなく俺を興奮させる。
それを治朗に見抜かれた。
俺自身も知らなかった俺を治朗のせいで知ってしまった。
治朗はわざわざそういった場所で俺を抱き、俺の耳にその事を囁き、俺を昂ぶらせた。
そして、俺は。
抱かれて感じる身体に作り変えられてしまった。
治朗に。
治朗は俺の感じるツボをよく知っている。
俺自身も知らなかった俺を引きずり出す。
もう、戻れない。
心は彰を求めているのに、身体は治朗を求めている。
-この事がバレたら、彰を失うかもしれない。
そう思うのに。
治朗に抗う事ができない。
-彰が好きなのに。
止めなければ。
分かっているけど、止める事ができない。
-治朗なんか好きじゃないのに。
治朗から与えられる快感に狂わされる。
手放す事ができない。
彰に対する罪悪感と後ろめたさが俺の中で大きくなっていく。
それを忘れる為に、俺はますます治朗との行為にのめり込んでいく。
そして、彰に対する罪悪感が…後ろめたさが…また積もっていく。
まるで負のループ。
でも。
彰に対しての罪悪感とか後ろめたさとは別に。
彰に言えない秘密を抱える事に暗い興奮を覚えるのも事実で。
俺が治朗に抱かれて喘いでいるなんて事を知ったら、彰はどう思うだろうか。
いや、それより。
-俺が後ろの刺激だけでイクと知ったら彰は………。
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
オム・ファタールと無いものねだり
狗空堂
BL
この世の全てが手に入る者たちが、永遠に手に入れられないたった一つのものの話。
前野の血を引く人間は、人を良くも悪くもぐちゃぐちゃにする。その血の呪いのせいで、後田宗介の主人兼親友である前野篤志はトラブルに巻き込まれてばかり。
この度編入した金持ち全寮制の男子校では、学園を牽引する眉目秀麗で優秀な生徒ばかり惹きつけて学内風紀を乱す日々。どうやら篤志の一挙手一投足は『大衆に求められすぎる』天才たちの心に刺さって抜けないらしい。
天才たちは蟻の如く篤志に群がるし、それを快く思わない天才たちのファンからはやっかみを買うし、でも主人は毎日能天気だし。
そんな主人を全てのものから護る為、今日も宗介は全方向に噛み付きながら学生生活を奔走する。
これは、天才の影に隠れたとるに足らない凡人が、凡人なりに走り続けて少しずつ認められ愛されていく話。
2025.10.30 第13回BL大賞に参加しています。応援していただけると嬉しいです。
※王道学園の脇役受け。
※主人公は従者の方です。
※序盤は主人の方が大勢に好かれています。
※嫌われ(?)→愛されですが、全員が従者を愛すわけではありません。
※呪いとかが平然と存在しているので若干ファンタジーです。
※pixivでも掲載しています。
色々と初めてなので、至らぬ点がありましたらご指摘いただけますと幸いです。
いいねやコメントは頂けましたら嬉しくて踊ります。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる