改訂 勇者二世嫁探しの旅

nekomata-nyan

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18 あ~ん、癖になっちゃう!

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※最後の方、コピペを忘れた部分を8:52に補いました。 

 
キキョウはケーンと共に自宅へ。倹約家の彼女は、ニンジャらしく普段生活はつつましい。
 ただし、生活拠点となる自宅は、頑張って購入した。王都の一等地で、大きな店舗も近く、ギルドからもそれほど離れていない。
 家は小ぢんまりとしているが、しっかりとした構造である。家具も地味ながら高級なものを厳選した。
 体を休めたり、ポーションを作ったり。冒険者として理想に近い家だと、内心自慢だった。
 ケーンが、夜の王宮から色々な家具類や、生活必需品を取り寄せるまでは。

 あのテントと、同じキングサイズのベッド。魔石をエネルギーとする冷蔵庫、エアコン、電子レンジ、コンロ、泡の出るでかい浴槽、エトセトラ……。

 極めつけはシャワートイレ。あれは慣れたら、恐ろしく癖になる。予告されていたが、最初はびっくりして飛び上がった。
 むずむず感が次第に爽快感へ。もうあれなしでは用が足せない。
 クエストの途中でも、「お花摘み」のため、テントを出してもらっているほど。

「ケーン様、何を縫っているのですか?」
 夕食後の寝室。ケーンは白い布をハサミで裁断し、チクチクと針を動かしている。
 洋服を縫っているようだ。裁断の具合から、普通の上着ではないと思われる。特に今縫い付けている、紺の布地に白いストライブが入った襟の部分。

「ないしょ。キキョウに似合うと思うよ」
 ケーンはそう言って、楽しそうに針を動かす。

 キキョウはケーンの運針を、見るともなく見る。プロのお針子のようだ。縫い目が細かく、速い。
 愛撫の具合でわかってはいた。なんと器用な人なんだろう。
 ニンジャジョブのキキョウは、たいていのことを人並み以上にできる。裁縫も得意だ。
 だけど、ケーン様にはとうてい及ばない。

 見る見る間に、上着は完成したようだ。後ろ襟がやたら長く見える。

 次いでケーンは、紺色の布を裁断し、スカートを縫っているようだ。
 三十分も経っていないだろう。スカートも縫い終えた。

「プレス!」
 スカートに、きれいなギャザーができた。
 あれは生活魔法、「アイロン」と同じ? あれよりぴしりと折り筋がついている。

「縫ってるとき、サイズフリーの付与かけたから。
着てみて!」
 ケーンは少年のきらきら目でキキョウを見る。

「見ない洋服ですね」
 キキョウはパジャマを脱いだ。彼女はケーンが与えてくれた下着を常用している。
家では木綿の白がスタンダード。ワンポイントに小さなリボンがあしらわれている程度で、きわめてシンプルデザイン。

 冒険時には、デススパイダーシルクの下着。Aランクの魔物から取れる超高級素材。
 物理・魔法防御力、ともに下着の中では最高峰。透け具合において、男への誘引力も最高峰。
ミスリル糸を超細かく編み込んだ「おぎん網タイツ」をはかなければ、とてもクノイチ服は着られない。クノイチ服は、あまりにもパンチラ指数が高いので、キキョウが涙目で頼んだ。
ケーンが残念顔で出したのがそれ。「おぎん網タイツ」のネーミングの由来はいまだに不明だ。
 なんでも、ケンイチ様の故国では、クノイチの定番ファッションだとか。

 ケーン様との混浴時、白の「てぬぐい」と呼ばれるものを使うよう求められる。それもクノイチの入浴時、必須だとか。

意味不明。ただし、「おぎん網タイツ」をはいたら、入浴したくなるのは、やはりなにがしかの付与がかかっていると、キキョウは確信できた。
 
 キキョウはケーンから与えられた服を着てみた。
「それはセーラー服!
思った通り、超似あってる!」
「セーラー服?」

「日本の学校へ通う女子の制服だ。
ブレザーはスタイリッシュだけど、セーラー服は清楚系女子にぴったり!」
「そ、そうなんですか……。やん!」
 膝より少し短いスカートがめくられた。キキョウの反射神経でも避けられない素早さ。

「あ~~~ん!
セーラー服に、白の木綿パンツ、萌えるぅ~~~!」
 日本では確実にセクハラ行為。だが、嫁との戯れなら十分許される?
 ケーンは、そのように都合よく解釈している。

 事実、キキョウは喜んで許している。こうして遊んでいる間は、合体を求められない。
 遊びの後、前もってのサービスは確実に濃くなるし。

 その後、キキョウは、全部を脱がされないまま、ケーンにいたぶりつくされた。
 もちろん、必要な部分はさらされたが。
 
 全裸になるより、羞恥心が勝るのは、なにゆえ?

 や~ん! 癖になっちゃう!
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