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46 Cランク昇格!
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テレサがパーティに加わって、一か月が経過した。
ケーンの言葉通りだった。テレサは底の見えない魔力の資質を持っていた。
ギルドランクはDまで上がり、実績的にはそれ以上。今では一人前の冒険者と言えるほどの、実力を備えている。
ケーンたちは、オークの群れに遭遇。クオーク近郷で、オークは弱者に属する。小さな群れでは生き残れない。全部で五十頭はいるだろう。
そして、群れの最後尾には、ひときわ目立つ巨体。あれはキングと呼ばれる個体だ。
「テレサ、卒業試験だ。
雑魚は俺とユリが引き受ける。
オークキングをやっつけちゃえ!」
ケーンは檄を飛ばし、ミスリルソードを抜いた。さすがに鋼の剣では、この地の魔物に歯が立たない。
ケーンは群れの中に突撃。ユリはケーンの背中に寄り添うようにして、炎の槍でアシスト。
雑魚オーク程度なら、二人の連携の敵ではなかった。
「ホワイトさん、オークキングの背後へ!」
テレサは緊張の面持ちで、ペガサス形体のホワイトに命じる。
「承知!」
テレサを乗せたホワイトは、空へふわりと舞い上がった。
「かかって、こんか~~~い!」
ケーンは雑魚オークのヘイトを集める。雑魚オークは、ケーンとユリに群がった。
そのヘイトに、唯一かからなかったオークキングは焦る。
統率が利かない!
なんか取り残されちゃった。ペガサスが迫ってきたよ!
逃げるわけに、いかないよね? 俺、キングだし……。
第一、ペガサスから逃げられるわけないし!
え~い!
かかってきやがれ!
オークキングは、槍を構えて、上空五十メートルほどの、ペガサスをにらみつけた。
「光の矢!」
ペガサスに騎乗したテレサは、魔法を放った。
光の矢は、文字通り光速で飛ぶ。相当以上の魔防結界がない限り……、
こうなっちゃう。オークキングの額は、光の矢で貫かれた。
テレサは、漆黒のローブむをたなびかせ、ホワイトと共に降りてきた。
颯爽と下馬。慣れというのは恐ろしいものだ。天使のレオタード姿が、丸見えになっていることなんてもう気にしない。
ケーンは、もちろん大いに気にしている。
あの透け具合、最高かよ!
テレサとユリ、ケーンは、ハイタッチをかわす。
「やん、もう……」
ケーンはついでにπタッチ。
セクハラ?
ノンノンノン! 礼儀ですよ、礼儀! と、ケーンは申しております。あんなにかわいい透けπ、タッチしなければπに失礼でしょ!
セクハラと親愛表現の境界が、微妙なのは確かだ。極論すれば、相手が嫌がっているか否か。
ケーンは、その「境界」のぎりぎりを、確かめながら楽しんでいる。このような、たわいもない男女交際のやりとり、ケーンにとっては、初めての経験だった。
超おくてに属するテレサのATフィールドは、確実に薄くなっている。
だって、「やん、もう」と、抗議する目が、ケーンを拒絶していないし、避けようともしない。
ケーンたちは、ライラックギルドに帰還。テレサは胸を張って受付に並ぶ。
今日のクエスト達成で、Cランクに昇格できるかも……。ドキドキ……。
ケーンとユリは、その姿をほほえましく見守る。
テレサの番が回ってきた。
「オーク討伐、達成しました。
ノーマルオーク、五十体…、その群れのリーダーはキングでした」
テレサは誇らしげに報告。証拠の耳が入った、皮袋をカウンターに置く。
「確認させていただきます」
受付嬢は、平然と皮袋を開け、耳の数を数える。
地球人なら卒倒するかもしれないグロい光景。だが、受付嬢はこちらの世界の女性だ。しかも、日常としてこの手の仕事をこなしている。
「この大きさ、間違いなくキングサイズですね。
ノーマル五十体も確認しました。
……おめでとうございます。
テレサさんは、Cランク昇格規定に達しました。
ギルドカードの更新と、報酬の受け取り、換金カウンターの方で」
受付嬢は、ゼロ円スマイルをおまけしながらそう言った。
「ありがとうございます」
テレサは緩もうとする頬を引き締め、換金カウンターへ向かった。
やったね!
その夜、宿のテントの中で、テレサの昇格祝が盛大に執り行われたこと、言うまでもない。
そして、シャンパンに酔ったテレサは、ユリと濃厚な夜を過ごした。
見てるだけ、で、放置プレイの憂き目にあったケーンは、テレサが熟睡した後、ユリの体にたっぷりお仕置きしたこと、これもまた言うまでもないだろう。
ユリにも言い分があった。百合がらみに、必ずケーンは参加すると彼女は思っていた。つまり、ケーンとテレサにきっかけを与える目論見だったのだ。
ところが、驚くべきことに、ケーンは傍観者の立場を守り切ってしまった。
二人の関係を、ユリはじれったくも感じたが、無理に関係を持たせるわけにもいかない。
しばらく見守ることにした。
翌朝、テレサは一番後に目を覚ました。
これが二日酔いってやつ?
頭が重い……。テレサは付き合いでワインをたしなんだことはあったが、あんなに飲んだのは初めてだった。
一人前の冒険者と言われるCランクに昇格。しかも、地球のフランスと呼ばれる地方産の発泡ワイン。口当たりがよく、ついつい過ぎてしまった。
テレサは体を起こした。
ん…? はっ…、裸だ!
そうだ、ゆうべは酔って、ユリさんに……。その後、テントの中で寝たんだ?
テレサは、いつも宿のベッドで寝ていた。
だって、ケーンさんとユリさんは、チョメチョメするし。それに、キキョウさんとレミさんもテントに通ってくる。
テントの中でなんて、眠れるわけがない。
「おはようございます」
テレサは気恥ずかしい思いを押して、挨拶する。
ケーンは気まずそうに、ユリは、にやにやしながら朝の挨拶を返した。
テレサはベッドから降りて、光のレオタードを身につけた。
もう裸体を今さら二人に隠す気はしなかった。テレサ的には、ケーンが望むならいつでも、の心境だった。
テレサは、みだらな衣装の身だしなみを整え、朝の食卓に着く。
そうだ……。
「キュア」
自分に状態異常回復魔法をかける。たちどころに二日酔いはすっきり。
へへへ……、魔法の腕、ずいぶん上がった。
テレサは、夜の王宮からデリバリーされたであろう、朝食をおいしくいただいた。
「テレサ、大賢者の杖は今日までだ。
賢者の杖に装備を変えろ」
一人だけ和風の朝食を終え、ケーンはそう命じた。テレサは和食も好きになったが、あの「ナットー」だけは、どうしても無理。
…って、大賢者の杖使っちゃいけないの!
「どうしてですか?」
テレサはきょとんとして聞く。
「防具や魔玉の指輪は今まで通りでいい。
いや、希望があれば、光のレオタード、替えてもいいよ」
「別にいいですけど……」
彼女は意地で光のレオタードを装備し続けている。
ケーンだけには、セミヌードに近いが、今では慣れてしまった。本音を言えば、結構お気に入り。ケーンに見られること。
ただし、テレサは、いまだに積極的に求める踏ん切りがつかないでいた。
よって彼女は、VS男の観点では処女のままだ。
エッチはじっくり付き合ってから、が彼女の建前だから。
だがしかし、見られるだけの清いお付き合いに、内心物足りなさを感じている今日この頃。
「だって、魔物一人で倒しちゃうんだもん。
つまんない。
何度も言うように、俺の目的は、戦いのスリルと嫁さがし。
嫁候補は見つかったから、ライラックに帰ろうと思う。
あそこなら変なヒモ、付かないだろ?」
「本当に私で、いいんですか?
キキョウさん、私よりはるかに強いんでしょ?
ユリさんだって、武器さえもっとよければ十分強い。
それに……、私はそのヒモの一人ですし」
テレサはうなだれて応える。
「俺の嫁になる可能性、何パーセント?」
「何パーセントと言われても……、そんなのわかんないです」
「じゃ、こう聞こうか。ライラックに付いてくる気は?」
「付いていきます!」
テレサは、キッと顔を上げ、そう答えた。
「決まりだな。
元仲間にこう伝えろ。
自分が身を投げうって、あのスケベヤローのいけにえになっている。
自分を組織に取り戻そうとしたら、あのドスケベは、何をするかわからない。
自分がそばにいる間、聖神女は安泰だ。
夜の女王とケンイチは親バカそのもの。
ケーンがねだったら、聖神女の貞操はあぶない。
夜の女王とその眷族、ケンイチのパーティ。
その不死身の軍勢と全面戦争したくないなら、自分を組織から外すべきだ」
「ケーン様、黙っていましたが、申し上げます。
現聖神女は幼女です。
魔王の娘も同じく幼女。
だから夜の女王様は、ケーン様を放置なさったのです」
食器を片付けながら、ホワイトが爆弾発言。
「母ちゃん……、なんということを……。
俺、真性の変態だと疑われてた?」
愕然とするケーンだった。
「ケーンさんに、幼女趣味はないこと、最後の報告に付け加えておきます」
テレサは、憐みの目でケーンを見た。ケーンさんは超スケベだけど、意外に紳士的だ。
幼女愛好趣味は、さすがにありえない。
多分……。
その夜、ケーンの目的は、テリーヌ中枢に伝わった。
泰山鳴動鼠一匹。テリーヌ中枢は、ほっと胸をなでおろした。
もちろん、テリーヌの疫病神を追い払うため、テレサは解任された。
ケーンの言葉通りだった。テレサは底の見えない魔力の資質を持っていた。
ギルドランクはDまで上がり、実績的にはそれ以上。今では一人前の冒険者と言えるほどの、実力を備えている。
ケーンたちは、オークの群れに遭遇。クオーク近郷で、オークは弱者に属する。小さな群れでは生き残れない。全部で五十頭はいるだろう。
そして、群れの最後尾には、ひときわ目立つ巨体。あれはキングと呼ばれる個体だ。
「テレサ、卒業試験だ。
雑魚は俺とユリが引き受ける。
オークキングをやっつけちゃえ!」
ケーンは檄を飛ばし、ミスリルソードを抜いた。さすがに鋼の剣では、この地の魔物に歯が立たない。
ケーンは群れの中に突撃。ユリはケーンの背中に寄り添うようにして、炎の槍でアシスト。
雑魚オーク程度なら、二人の連携の敵ではなかった。
「ホワイトさん、オークキングの背後へ!」
テレサは緊張の面持ちで、ペガサス形体のホワイトに命じる。
「承知!」
テレサを乗せたホワイトは、空へふわりと舞い上がった。
「かかって、こんか~~~い!」
ケーンは雑魚オークのヘイトを集める。雑魚オークは、ケーンとユリに群がった。
そのヘイトに、唯一かからなかったオークキングは焦る。
統率が利かない!
なんか取り残されちゃった。ペガサスが迫ってきたよ!
逃げるわけに、いかないよね? 俺、キングだし……。
第一、ペガサスから逃げられるわけないし!
え~い!
かかってきやがれ!
オークキングは、槍を構えて、上空五十メートルほどの、ペガサスをにらみつけた。
「光の矢!」
ペガサスに騎乗したテレサは、魔法を放った。
光の矢は、文字通り光速で飛ぶ。相当以上の魔防結界がない限り……、
こうなっちゃう。オークキングの額は、光の矢で貫かれた。
テレサは、漆黒のローブむをたなびかせ、ホワイトと共に降りてきた。
颯爽と下馬。慣れというのは恐ろしいものだ。天使のレオタード姿が、丸見えになっていることなんてもう気にしない。
ケーンは、もちろん大いに気にしている。
あの透け具合、最高かよ!
テレサとユリ、ケーンは、ハイタッチをかわす。
「やん、もう……」
ケーンはついでにπタッチ。
セクハラ?
ノンノンノン! 礼儀ですよ、礼儀! と、ケーンは申しております。あんなにかわいい透けπ、タッチしなければπに失礼でしょ!
セクハラと親愛表現の境界が、微妙なのは確かだ。極論すれば、相手が嫌がっているか否か。
ケーンは、その「境界」のぎりぎりを、確かめながら楽しんでいる。このような、たわいもない男女交際のやりとり、ケーンにとっては、初めての経験だった。
超おくてに属するテレサのATフィールドは、確実に薄くなっている。
だって、「やん、もう」と、抗議する目が、ケーンを拒絶していないし、避けようともしない。
ケーンたちは、ライラックギルドに帰還。テレサは胸を張って受付に並ぶ。
今日のクエスト達成で、Cランクに昇格できるかも……。ドキドキ……。
ケーンとユリは、その姿をほほえましく見守る。
テレサの番が回ってきた。
「オーク討伐、達成しました。
ノーマルオーク、五十体…、その群れのリーダーはキングでした」
テレサは誇らしげに報告。証拠の耳が入った、皮袋をカウンターに置く。
「確認させていただきます」
受付嬢は、平然と皮袋を開け、耳の数を数える。
地球人なら卒倒するかもしれないグロい光景。だが、受付嬢はこちらの世界の女性だ。しかも、日常としてこの手の仕事をこなしている。
「この大きさ、間違いなくキングサイズですね。
ノーマル五十体も確認しました。
……おめでとうございます。
テレサさんは、Cランク昇格規定に達しました。
ギルドカードの更新と、報酬の受け取り、換金カウンターの方で」
受付嬢は、ゼロ円スマイルをおまけしながらそう言った。
「ありがとうございます」
テレサは緩もうとする頬を引き締め、換金カウンターへ向かった。
やったね!
その夜、宿のテントの中で、テレサの昇格祝が盛大に執り行われたこと、言うまでもない。
そして、シャンパンに酔ったテレサは、ユリと濃厚な夜を過ごした。
見てるだけ、で、放置プレイの憂き目にあったケーンは、テレサが熟睡した後、ユリの体にたっぷりお仕置きしたこと、これもまた言うまでもないだろう。
ユリにも言い分があった。百合がらみに、必ずケーンは参加すると彼女は思っていた。つまり、ケーンとテレサにきっかけを与える目論見だったのだ。
ところが、驚くべきことに、ケーンは傍観者の立場を守り切ってしまった。
二人の関係を、ユリはじれったくも感じたが、無理に関係を持たせるわけにもいかない。
しばらく見守ることにした。
翌朝、テレサは一番後に目を覚ました。
これが二日酔いってやつ?
頭が重い……。テレサは付き合いでワインをたしなんだことはあったが、あんなに飲んだのは初めてだった。
一人前の冒険者と言われるCランクに昇格。しかも、地球のフランスと呼ばれる地方産の発泡ワイン。口当たりがよく、ついつい過ぎてしまった。
テレサは体を起こした。
ん…? はっ…、裸だ!
そうだ、ゆうべは酔って、ユリさんに……。その後、テントの中で寝たんだ?
テレサは、いつも宿のベッドで寝ていた。
だって、ケーンさんとユリさんは、チョメチョメするし。それに、キキョウさんとレミさんもテントに通ってくる。
テントの中でなんて、眠れるわけがない。
「おはようございます」
テレサは気恥ずかしい思いを押して、挨拶する。
ケーンは気まずそうに、ユリは、にやにやしながら朝の挨拶を返した。
テレサはベッドから降りて、光のレオタードを身につけた。
もう裸体を今さら二人に隠す気はしなかった。テレサ的には、ケーンが望むならいつでも、の心境だった。
テレサは、みだらな衣装の身だしなみを整え、朝の食卓に着く。
そうだ……。
「キュア」
自分に状態異常回復魔法をかける。たちどころに二日酔いはすっきり。
へへへ……、魔法の腕、ずいぶん上がった。
テレサは、夜の王宮からデリバリーされたであろう、朝食をおいしくいただいた。
「テレサ、大賢者の杖は今日までだ。
賢者の杖に装備を変えろ」
一人だけ和風の朝食を終え、ケーンはそう命じた。テレサは和食も好きになったが、あの「ナットー」だけは、どうしても無理。
…って、大賢者の杖使っちゃいけないの!
「どうしてですか?」
テレサはきょとんとして聞く。
「防具や魔玉の指輪は今まで通りでいい。
いや、希望があれば、光のレオタード、替えてもいいよ」
「別にいいですけど……」
彼女は意地で光のレオタードを装備し続けている。
ケーンだけには、セミヌードに近いが、今では慣れてしまった。本音を言えば、結構お気に入り。ケーンに見られること。
ただし、テレサは、いまだに積極的に求める踏ん切りがつかないでいた。
よって彼女は、VS男の観点では処女のままだ。
エッチはじっくり付き合ってから、が彼女の建前だから。
だがしかし、見られるだけの清いお付き合いに、内心物足りなさを感じている今日この頃。
「だって、魔物一人で倒しちゃうんだもん。
つまんない。
何度も言うように、俺の目的は、戦いのスリルと嫁さがし。
嫁候補は見つかったから、ライラックに帰ろうと思う。
あそこなら変なヒモ、付かないだろ?」
「本当に私で、いいんですか?
キキョウさん、私よりはるかに強いんでしょ?
ユリさんだって、武器さえもっとよければ十分強い。
それに……、私はそのヒモの一人ですし」
テレサはうなだれて応える。
「俺の嫁になる可能性、何パーセント?」
「何パーセントと言われても……、そんなのわかんないです」
「じゃ、こう聞こうか。ライラックに付いてくる気は?」
「付いていきます!」
テレサは、キッと顔を上げ、そう答えた。
「決まりだな。
元仲間にこう伝えろ。
自分が身を投げうって、あのスケベヤローのいけにえになっている。
自分を組織に取り戻そうとしたら、あのドスケベは、何をするかわからない。
自分がそばにいる間、聖神女は安泰だ。
夜の女王とケンイチは親バカそのもの。
ケーンがねだったら、聖神女の貞操はあぶない。
夜の女王とその眷族、ケンイチのパーティ。
その不死身の軍勢と全面戦争したくないなら、自分を組織から外すべきだ」
「ケーン様、黙っていましたが、申し上げます。
現聖神女は幼女です。
魔王の娘も同じく幼女。
だから夜の女王様は、ケーン様を放置なさったのです」
食器を片付けながら、ホワイトが爆弾発言。
「母ちゃん……、なんということを……。
俺、真性の変態だと疑われてた?」
愕然とするケーンだった。
「ケーンさんに、幼女趣味はないこと、最後の報告に付け加えておきます」
テレサは、憐みの目でケーンを見た。ケーンさんは超スケベだけど、意外に紳士的だ。
幼女愛好趣味は、さすがにありえない。
多分……。
その夜、ケーンの目的は、テリーヌ中枢に伝わった。
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