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56 現地妻の実家
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カナの父親は自宅で俊也と対面した。俊也は驚くべき構想を明らかにした。魔法の布を政府は有効利用しきれない。最初からそう読んでいたそうだ。
真の目的は、この魔石を政府に売り付けることだった。多くの真実を明かして実証し、肝心の部分はケムに巻く。
石の希少性をさりげなく印象づけているから、無理に石を求める者は出ないはずだ。
また、政府は秘密を押し通すのが大得意。もちろん、魔法の石だなんて、絶対言えない。多分混乱は起こらないだろう。実に巧妙だといわざるをえない。
販売先は政府。俊也も自分も、販売先に困って異世界の石を売れなかったが、これ以上ないほど信用できる相手だ。
証人がいくらでもいるから、なのだが。
利益は折半して、魔法の布と合わせ、両者に六千万円弱の利益が見込める。まず確実に売れるだろう。
見たところ石の価値だけでも、一億の値をつけていいほどだ。あくまでも消耗品だそうだから、買った者は後悔するだろうが。
魔法の効果が切れたら、石は粉々になるそうだ。加工しても同じ。
この石の中には、絶妙のバランスで魔力が蓄積されているらしい。
少し石を傷つけたり削るだけでも、粉々になってしまう。
「俊也君、娘が卒業したら、嫁にもらってくれないだろうか。側室でもかまわない」
父親は我慢できずそう言ってしまった。
「喜んで。ただし、カナさんは地球に残って、大学へ通いたいそうです。魔法も使えないし、あちらの世界では、異邦人ですから。
俺もその方がいいと思います。通い婚になりますが、なるべく帰ってきます」
「そうか。そこまで話はついていたのか。まあ、カナは別居婚が理想だと言っていた。
あいつは一人っ子だから、正直手離すのはさみしい。
家にいてくれたら老後も心強い。
もしかしたら、カナが押しかけ嫁になろうとしたのか?
あいつはずっと前から、君のことが大好きだった」
俊也は、いや~っと頭を掻くしかなかった。
「お父さん、想像通りよ。押し付け嫁になっちゃった。
だから、俊也さんが帰ったとき、二階へは侵入禁止よ」
複雑な話は終わったとみて、カナはお茶のお代わりを客間に運んできた。
「なっちゃった、のか?」
父親は、ややひるんで言う。
「うん。なっちゃった。こちらの世界の俊也さんは、私だけの者。絶対邪魔しないで」
父親は苦笑して、新しく入れてくれたお茶を一口飲んだ。
「君はウチの救いの神だ。どうか娘のこと、くれぐれもよろしくお願いします」
父親は座布団を下り、両手をついて深く頭を下げた。
俊也はびっくりし、座布団を下りて、父親に倣った。
「至らないことが多すぎる夫ですが、こちらこそお願いします」
「今夜、二階で泊まってもらっていい? あちらはあちらで忙しいみたい」
「まあ、政府を手玉にとれる男だからな。忙しくて当たり前だ。思い切りかわいがってもらえ。
なっちゃったそうだから」
「ありがとう、お父さん。
老後は私に任せて。
ちゃんとした施設探してあげる」
「もちろんジョークです。流して下さい」
俊也は慌ててフォローした。カナをにらんだら、おもいきりかわいい「てへぺろ」で返された。
「恵美、それでいいな?」
父親は最初から黙って聞いていた妻に振った。
「あなた、今まで気づかなかったの? なっちゃったこと。
私は『魔法の布』のお話を聞いたときから、気づいてましたけど。
カナは『お兄ちゃん』と呼ばなくなった。
俊也君のお嫁になるなら、どんな形でもかまわないと思います。
ずっと前から私も狙ってました。
家庭教師してもらったころ、いつ押し倒してもらえるか、気をもんでました。
まあ、中学生に手は出さないかな、とも思ってましたが」
母親は父親以上の貫禄を見せた。
「俊也君、聞かない方がいいと思うが……」
俊也は、やっぱりね、と思った。要するに、もっと儲けたいのだ。当然だとは思うが、でも、それはダメだ。
「絶対秘密を守るのが、身のためですよ。
緑の魔石さえあったなら、一時間でできます。こちらで一挙に販売するわけにいきません。もちろん、少量でも売るには工夫が必要です。とんでもない混乱が起こります」
「そうだろうな……」
「魔石販売代理店は、あきらめて下さい」
またしても、一本取られた父親だった。
現地妻の部屋。カナは風呂から上がり、ドレッサーで髪を乾かす。
カナは混浴を提案したが、俊也は首を縦に振らなかった。両親の存在が、やはり気まずいとのこと。
カナは鏡に映った自分の顔を、まじまじと見る。なんか、きれいになってない?
俊也と体を重ねた翌朝、はっきり気づいたこと。お肌が超すべすべつやつやになっていた。まるで館の嫁たちのように。
その効果は、だんだん薄れていった。だが、俊也とエッチした翌朝は、またすべすべつやつや。
つまり、俊也のエッチは、最高級エステに勝ると結論付けるしかない。
容貌については気づかなかったが、絶対きれいになってる。自分で言うのも変だが、輝いているというか……。
おっぱいや腰のくびれ、お尻の張り具合。ボン、キュッ、ボンの理想に近づいているような。
足もひざ下がすっきりすんなり。
俊也さんのエッチ、間違いなくお金になるよ! 究極の美容エスティシャンとして。
もちろん、絶対に許さないけど!
カナはナイトケアを終えて、ベッドを振り返る。あれっ……、俊也さんがいない! …って、そうか。多分ナイトに還って、布団に潜り込んでるんだ。
カナは買ったばかりのガウンを脱いだ。夜着はスケ感たっぷりのベビードール。その下も、もちろん白のセクシー仕様。
高校生の衣装じゃないよね? でも、いいの。嫁だから!
カナは布団をそっとめくる。やっぱりね……。ナイトがへそ天で寝ていた。
ツン。カナは鼻を、ナイトの鼻にくっつけた。
ボフン! マッパの俊也推参! カナはベッドに滑り込み、俊也に抱き付いた。
「シングルだから、少し窮屈だけど……、かわいがって」
ぎゅっ! カナを抱きしめ、体の位置を入れ替える俊也でありました。
シングルベッドも、それはそれで……。寝たらコンパクトになるし。
さあ、嫁の実家エッチだ! シチュエーション的にそそられる! ヤル気マンマンの俊也でありました。
ちゅっ、ちゅっ……。俊也はカナの唇を軽くついばむように。本当はこの程度で、満足するべきなんだろうけどね。
できるわけあるか~!
くちゅ、くちゅ……。舌で合図を送る。カナは心得て、唇をあける。俊也の舌が侵入してきた。
カナの脳髄は、たちまちしびれてきた。マジで甘いんだよね……。ルマンダさんが言ってた。普通甘いなんて感じないそうだ。
この甘さ、何に喩えたらいいだろう? 思いつかない……。考えられない……。ああ、大好き!
カナは夢中で俊也の舌をすすった。
真の目的は、この魔石を政府に売り付けることだった。多くの真実を明かして実証し、肝心の部分はケムに巻く。
石の希少性をさりげなく印象づけているから、無理に石を求める者は出ないはずだ。
また、政府は秘密を押し通すのが大得意。もちろん、魔法の石だなんて、絶対言えない。多分混乱は起こらないだろう。実に巧妙だといわざるをえない。
販売先は政府。俊也も自分も、販売先に困って異世界の石を売れなかったが、これ以上ないほど信用できる相手だ。
証人がいくらでもいるから、なのだが。
利益は折半して、魔法の布と合わせ、両者に六千万円弱の利益が見込める。まず確実に売れるだろう。
見たところ石の価値だけでも、一億の値をつけていいほどだ。あくまでも消耗品だそうだから、買った者は後悔するだろうが。
魔法の効果が切れたら、石は粉々になるそうだ。加工しても同じ。
この石の中には、絶妙のバランスで魔力が蓄積されているらしい。
少し石を傷つけたり削るだけでも、粉々になってしまう。
「俊也君、娘が卒業したら、嫁にもらってくれないだろうか。側室でもかまわない」
父親は我慢できずそう言ってしまった。
「喜んで。ただし、カナさんは地球に残って、大学へ通いたいそうです。魔法も使えないし、あちらの世界では、異邦人ですから。
俺もその方がいいと思います。通い婚になりますが、なるべく帰ってきます」
「そうか。そこまで話はついていたのか。まあ、カナは別居婚が理想だと言っていた。
あいつは一人っ子だから、正直手離すのはさみしい。
家にいてくれたら老後も心強い。
もしかしたら、カナが押しかけ嫁になろうとしたのか?
あいつはずっと前から、君のことが大好きだった」
俊也は、いや~っと頭を掻くしかなかった。
「お父さん、想像通りよ。押し付け嫁になっちゃった。
だから、俊也さんが帰ったとき、二階へは侵入禁止よ」
複雑な話は終わったとみて、カナはお茶のお代わりを客間に運んできた。
「なっちゃった、のか?」
父親は、ややひるんで言う。
「うん。なっちゃった。こちらの世界の俊也さんは、私だけの者。絶対邪魔しないで」
父親は苦笑して、新しく入れてくれたお茶を一口飲んだ。
「君はウチの救いの神だ。どうか娘のこと、くれぐれもよろしくお願いします」
父親は座布団を下り、両手をついて深く頭を下げた。
俊也はびっくりし、座布団を下りて、父親に倣った。
「至らないことが多すぎる夫ですが、こちらこそお願いします」
「今夜、二階で泊まってもらっていい? あちらはあちらで忙しいみたい」
「まあ、政府を手玉にとれる男だからな。忙しくて当たり前だ。思い切りかわいがってもらえ。
なっちゃったそうだから」
「ありがとう、お父さん。
老後は私に任せて。
ちゃんとした施設探してあげる」
「もちろんジョークです。流して下さい」
俊也は慌ててフォローした。カナをにらんだら、おもいきりかわいい「てへぺろ」で返された。
「恵美、それでいいな?」
父親は最初から黙って聞いていた妻に振った。
「あなた、今まで気づかなかったの? なっちゃったこと。
私は『魔法の布』のお話を聞いたときから、気づいてましたけど。
カナは『お兄ちゃん』と呼ばなくなった。
俊也君のお嫁になるなら、どんな形でもかまわないと思います。
ずっと前から私も狙ってました。
家庭教師してもらったころ、いつ押し倒してもらえるか、気をもんでました。
まあ、中学生に手は出さないかな、とも思ってましたが」
母親は父親以上の貫禄を見せた。
「俊也君、聞かない方がいいと思うが……」
俊也は、やっぱりね、と思った。要するに、もっと儲けたいのだ。当然だとは思うが、でも、それはダメだ。
「絶対秘密を守るのが、身のためですよ。
緑の魔石さえあったなら、一時間でできます。こちらで一挙に販売するわけにいきません。もちろん、少量でも売るには工夫が必要です。とんでもない混乱が起こります」
「そうだろうな……」
「魔石販売代理店は、あきらめて下さい」
またしても、一本取られた父親だった。
現地妻の部屋。カナは風呂から上がり、ドレッサーで髪を乾かす。
カナは混浴を提案したが、俊也は首を縦に振らなかった。両親の存在が、やはり気まずいとのこと。
カナは鏡に映った自分の顔を、まじまじと見る。なんか、きれいになってない?
俊也と体を重ねた翌朝、はっきり気づいたこと。お肌が超すべすべつやつやになっていた。まるで館の嫁たちのように。
その効果は、だんだん薄れていった。だが、俊也とエッチした翌朝は、またすべすべつやつや。
つまり、俊也のエッチは、最高級エステに勝ると結論付けるしかない。
容貌については気づかなかったが、絶対きれいになってる。自分で言うのも変だが、輝いているというか……。
おっぱいや腰のくびれ、お尻の張り具合。ボン、キュッ、ボンの理想に近づいているような。
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俊也さんのエッチ、間違いなくお金になるよ! 究極の美容エスティシャンとして。
もちろん、絶対に許さないけど!
カナはナイトケアを終えて、ベッドを振り返る。あれっ……、俊也さんがいない! …って、そうか。多分ナイトに還って、布団に潜り込んでるんだ。
カナは買ったばかりのガウンを脱いだ。夜着はスケ感たっぷりのベビードール。その下も、もちろん白のセクシー仕様。
高校生の衣装じゃないよね? でも、いいの。嫁だから!
カナは布団をそっとめくる。やっぱりね……。ナイトがへそ天で寝ていた。
ツン。カナは鼻を、ナイトの鼻にくっつけた。
ボフン! マッパの俊也推参! カナはベッドに滑り込み、俊也に抱き付いた。
「シングルだから、少し窮屈だけど……、かわいがって」
ぎゅっ! カナを抱きしめ、体の位置を入れ替える俊也でありました。
シングルベッドも、それはそれで……。寝たらコンパクトになるし。
さあ、嫁の実家エッチだ! シチュエーション的にそそられる! ヤル気マンマンの俊也でありました。
ちゅっ、ちゅっ……。俊也はカナの唇を軽くついばむように。本当はこの程度で、満足するべきなんだろうけどね。
できるわけあるか~!
くちゅ、くちゅ……。舌で合図を送る。カナは心得て、唇をあける。俊也の舌が侵入してきた。
カナの脳髄は、たちまちしびれてきた。マジで甘いんだよね……。ルマンダさんが言ってた。普通甘いなんて感じないそうだ。
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