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84 だめだこりゃ
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結局俊也についてきたのは、二組の若い(俊也には少し若すぎると思えるが)カップルと、ニーナだけだった。
もちろん、おびえるブレイブは、俊也が首根っこを押さえ連れてきた。ニーナの様子が怪しすぎるのだ。
幼馴染はおいしいよ、と、俊也はブレイブを洗脳するつもりだ。
よっし、カップル三組誕生!
俊也は嫁たちと必要以上に密着し、物欲しげな目で見る、ニーナをけん制している。
嫁たちは俊也の意図が丸わかり。かわいそうだが、ストライクゾーン外だったようだ。
これが俊也さんなりの優しさ。
嫁たちはもちろん大歓迎。人目を憚らず大いにイチャイチャしている。
もっとも、人目は元村人の六人だけだが。この者たちには慣れてもらう必要がある。誰も遠慮なんかしない。
「ふふふ、やだ~。おっぱいダイレクトに触らないで~、って離しちゃ、やだ~!」
「俊也さん、今度は私のおっぱい触って~」
「じゃんけんだよ、じゃんけん」
てな感じ。
慌てて前に回って、先導する六人は、振り返る勇気がなかった。
すると、あの村の連中が後を追ってきた。移住する気になったのかと思ったが、違っていた。
なんとオオカミ狩りと、当面の生活資金を要求してきたのだ。
村の大切な財産である若い衆を、六人もつれていく。その代価を補償しろ。
要約すればそうなる。
まあ、気持ちはわからないこともない。だが、この頑迷さは処置なし。とても館近くに住まわせることはできない。
俊也は村人を見限って、要求を飲んだ。
「さてと、昼前までには片付けよう。ブルー、さっき出かけた時はどうだった?」
「もちろん村を取り囲んでたよ。
私たちにおびえて、うろうろしてるだけだったけど。
一挙にせん滅するなら、火属性の魔法が一番手っとり早いと思うけど、そういうわけにいかないでしょ?」
あたりまえでしょうが、と一同思う。
それにおびえているのは、多分あんたにだけだよ。一同そう思ったが、もちろん何も言わない。
「アン、働いてもらうよ。トラップをうまく仕掛けて。
火属性以外ならなんでもあり。
イザベル、ブルー、鹿か猪的なやつを一頭調達。
このあたり、もう少なくなってると思うけど、なんとか頼む。
時間が迫ったら即引き返すこと。
村人男子三人はイザベルについて。肉の運搬係。
ローランはその補助。怪我してもローランがすぐ治してくれる。
ユーノは俺と一緒に待機。
マサラ、エンラン、二百メートルほど登って、派手な音がする遠距離魔法を、そのあたりにぶっ放しながら下る。
そうだな、インプロージョンを空中で爆発させろ。
下に追うだけだから、攻撃力はごく抑えて。
標的の姿を見たら、もちろんやっつけてもいい。
餌獲り以外の作戦開始は一時間後。
展開!」
俊也の指示に従い、全員散った。
「俊也さん、私の膝でお昼寝予定でしょ? どうぞ」
さすがユーノ、察しが最高。
俊也は寝転がり、ナイトに変身。つまり寝てしまった。
ユーノは俊也の服を集めてたたむ。そして、爆睡ナイトを膝の上に乗せる。
「女の子、集合。今見たとおり、俊也さんは猫に変身できる。
この秘密をもらしたら、生かしておかないからそのつもりで。
起きたらどう変身するか、お楽しみよ。
ただし、パートナーの男の子と比べたらダメ。
わかった?」
ユーノは、俊也がなぜ自分と女の子を残したのかわかっていた。
女の子三人に、ガツンと一発脅しを入れろということだ。
俊也さんに色目を使うと、こわ~いお姉さんが怒っちゃうぞ、とはっきり示す。
多分お姉さんでいられるのは、わずかな期間だろうが。
自分と同格のローランは、優しすぎるし、人間がまっすぐすぎる。
女の子たちは、俊也が猫に変身した不思議さを忘れ、身を固くしている。
「生かしておかないから」
あのセリフが超効果的だったからだ。超美形が全く表情を変えず、物騒な言葉をさらっという。
ちょっと効きすぎたかな、とユーノは反省。まあこれから長く付き合う予定だから、いいだろう。
ユーノは、周りがうっとりするようなやさしい目で、ナイトを見つめ、頭をそ~っとなでた。
女の子たちは、どっちが本当のユーノさんだろうと思った。
両方がまさしくユーノなのだ。
もちろん、おびえるブレイブは、俊也が首根っこを押さえ連れてきた。ニーナの様子が怪しすぎるのだ。
幼馴染はおいしいよ、と、俊也はブレイブを洗脳するつもりだ。
よっし、カップル三組誕生!
俊也は嫁たちと必要以上に密着し、物欲しげな目で見る、ニーナをけん制している。
嫁たちは俊也の意図が丸わかり。かわいそうだが、ストライクゾーン外だったようだ。
これが俊也さんなりの優しさ。
嫁たちはもちろん大歓迎。人目を憚らず大いにイチャイチャしている。
もっとも、人目は元村人の六人だけだが。この者たちには慣れてもらう必要がある。誰も遠慮なんかしない。
「ふふふ、やだ~。おっぱいダイレクトに触らないで~、って離しちゃ、やだ~!」
「俊也さん、今度は私のおっぱい触って~」
「じゃんけんだよ、じゃんけん」
てな感じ。
慌てて前に回って、先導する六人は、振り返る勇気がなかった。
すると、あの村の連中が後を追ってきた。移住する気になったのかと思ったが、違っていた。
なんとオオカミ狩りと、当面の生活資金を要求してきたのだ。
村の大切な財産である若い衆を、六人もつれていく。その代価を補償しろ。
要約すればそうなる。
まあ、気持ちはわからないこともない。だが、この頑迷さは処置なし。とても館近くに住まわせることはできない。
俊也は村人を見限って、要求を飲んだ。
「さてと、昼前までには片付けよう。ブルー、さっき出かけた時はどうだった?」
「もちろん村を取り囲んでたよ。
私たちにおびえて、うろうろしてるだけだったけど。
一挙にせん滅するなら、火属性の魔法が一番手っとり早いと思うけど、そういうわけにいかないでしょ?」
あたりまえでしょうが、と一同思う。
それにおびえているのは、多分あんたにだけだよ。一同そう思ったが、もちろん何も言わない。
「アン、働いてもらうよ。トラップをうまく仕掛けて。
火属性以外ならなんでもあり。
イザベル、ブルー、鹿か猪的なやつを一頭調達。
このあたり、もう少なくなってると思うけど、なんとか頼む。
時間が迫ったら即引き返すこと。
村人男子三人はイザベルについて。肉の運搬係。
ローランはその補助。怪我してもローランがすぐ治してくれる。
ユーノは俺と一緒に待機。
マサラ、エンラン、二百メートルほど登って、派手な音がする遠距離魔法を、そのあたりにぶっ放しながら下る。
そうだな、インプロージョンを空中で爆発させろ。
下に追うだけだから、攻撃力はごく抑えて。
標的の姿を見たら、もちろんやっつけてもいい。
餌獲り以外の作戦開始は一時間後。
展開!」
俊也の指示に従い、全員散った。
「俊也さん、私の膝でお昼寝予定でしょ? どうぞ」
さすがユーノ、察しが最高。
俊也は寝転がり、ナイトに変身。つまり寝てしまった。
ユーノは俊也の服を集めてたたむ。そして、爆睡ナイトを膝の上に乗せる。
「女の子、集合。今見たとおり、俊也さんは猫に変身できる。
この秘密をもらしたら、生かしておかないからそのつもりで。
起きたらどう変身するか、お楽しみよ。
ただし、パートナーの男の子と比べたらダメ。
わかった?」
ユーノは、俊也がなぜ自分と女の子を残したのかわかっていた。
女の子三人に、ガツンと一発脅しを入れろということだ。
俊也さんに色目を使うと、こわ~いお姉さんが怒っちゃうぞ、とはっきり示す。
多分お姉さんでいられるのは、わずかな期間だろうが。
自分と同格のローランは、優しすぎるし、人間がまっすぐすぎる。
女の子たちは、俊也が猫に変身した不思議さを忘れ、身を固くしている。
「生かしておかないから」
あのセリフが超効果的だったからだ。超美形が全く表情を変えず、物騒な言葉をさらっという。
ちょっと効きすぎたかな、とユーノは反省。まあこれから長く付き合う予定だから、いいだろう。
ユーノは、周りがうっとりするようなやさしい目で、ナイトを見つめ、頭をそ~っとなでた。
女の子たちは、どっちが本当のユーノさんだろうと思った。
両方がまさしくユーノなのだ。
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