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199 一期一会?
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一か月後、元ラブホ大使館。静香の後輩阿倍芙蓉は、大使館を訪ねた。
静香が娘の花を伴い、大使館に帰っていると聞いたからだ。
「静香さん、なんかやけに若返ってないですか?
いやになっちゃう」
芙蓉は三十五歳で、まだ花の独身。教員という職業は、融通が利かない。
出会いがないのだ。変な形の出会いは、職業に障るし。
「フミちゃんが、新しい方法を持って帰ってくれたの。
おかげで魔力が、バキバキ上がった。
魔力の急激な増大は、老化抑止だけではなく、成長過程が過ぎた者には、若返りの効果があるの。
魔力は人体の最適化を志向する。
その考えは定説となった。
フミちゃんのおばあさんなんか、三十代に帰ったそうよ。
お母さんは、まだ三十代くらい?
元の魔力が少ないから」
「おばあさん?
お母さん?
つまり、三世代超絶親子どん?」
芙蓉は超引いた。
「俊也君は細かいこと気にしない。
お気に入りだったらOKの男なの。
フーちゃんも、お気に入りだと思うけど、試してみる?」
静香は乳首をシュコシュコしながら、眠りこんだ花を抱き上げ、げっぷをさせる。
花はまだ乳離れができない。もう日本語もイシュタルト語も流暢にしゃべるのに。
これでは外に出せない。
「けっこうです!
変に若返ったら学校へ行けなくなる……。
あっ、魔力ゼロなら問題ないのか……」
「新方式は違うの。
ゼロでも妊娠しなくてOK。
琴ちゃんなんて、バリバリで魔法が使えるようになった。
こっちでは控えているみたいだけど」
「新方式?」
「そう。どんぎつね方式。
詳細は嫁と愛人以外に明かせない。
さくらちゃん、出てきなさ~い」
静香はキッチンに引っ込んだままの、専属料理人に呼びかける。
「ごめん! フーちゃん。いただかれました!」
芙蓉の目から見たら、とても同い年に見えないさくらだった。
そりゃ、静香さんについて、あちらに行っていれば、抱かれたくなるよね……。
あ~ん! 悔しい!
マジ泣きの芙蓉だった。
芙蓉はベッドに横たわるレジの裸体を見て、ごくんと喉を鳴らす。
たまたま俊也とフミたちが、大使館に帰ってきた。芙蓉は静香から耳より情報を得た。
つまり、レジ形態なら極端に魔力は上がらない。
かねてからレジの肉体に憧れていた芙蓉は、一期一会の一発をねだった。
どんぎつね方式なので、基礎魔力はついてしまう。したがって、若返ることは予想できる。
だから一発だけ。
静香は一発で収まるわけがないと思いながら、俊也に口をきいた。
芙蓉は、静香が最もかわいがっていた後輩だ。年下の彼女が老けていく様は、見ていられなかった。
多分フーちゃんは、教職を辞めることになるだろう。
だが、仕事はこちらでもあちらでも、いくらでもある。
特に館の子供たちの教育係りに、フーちゃんはうってつけ。
静香はそんな計算も働かせていた。
芙蓉はレジの舌を借り、下準備を整えた。
狐憑きになった芙蓉は、なんだかずっとふわふわした感じだ。
性体験は、それほど多くない芙蓉だが、下準備だけでも軽くいってしまった。
普通の身体能力でレジ形態と、受身セックスしたら危険だと聞いた。だから「舌を借りた」形での下準備となった。
なんだか飢えた淫乱オバサンみたい……。その自虐気分は、逆に彼女の性感を高めた。
止まらなかった……。
いよいよ止まらなくなった彼女は、「いよいよ」となり、少し逡巡する。「頑丈」でなければ騎乗位でするしかないらしい。
芙蓉は騎乗位の経験がなかった。なんとなく淫乱イメージ? 下準備で乱れに乱れまくったことと合わせ、ますます倒錯感は高まる。
だが、一切の羞恥心は、抑えがたい性欲の前に消えた。
芙蓉はレジの超パオーンを左手で握る。
そして、軽く当て、照準を定める。
一気に!
「あうっ! あ、あ、あ~~ん! すごいよ! うあぁ~~ん!」
気まじめ人間芙蓉は、ケモノとなり、欲望の赴くまま腰を前後させた。
「阿部先生、おはよう!
…風邪?」
芙蓉は当番で校門に立っている。登校してきた児童たちが、マスク姿の芙蓉を気遣う。
ちなみに、コ〇ナ禍は下火となり、ノーマスクが一般的となっている。
「ちょっとね」
芙蓉は、児童の目を見ないようにして答える。
職業柄、そのアクションは、やましいことがある証拠だと知っているが、いかんせん彼女は正直者だった。
「またメガネ?
コンタクトの具合が悪いの?」
別の子が、メガネをかけている芙蓉を気遣う。実はダテメガネだ。その子は、芙蓉がコンタクトを利用していると解釈していた。
エンランに視力矯正してもらい、芙蓉はメガネを外していた。少しでも老けて見えるよう、メガネをかけてみました。
「まあね……」
芙蓉は困りきっていた。教師であるという自覚は、レジとのエッチを、後ろめたく感じさせていた。正確に言えば、エッチというより、ハーレムキングと情を交わした、という点で。
どんぎつね方式セックス効果は、彼女の想像をはるかに超えていた。
鏡の中の自分は、どう見ても二、三歳は若返っていた。体のラインも、やけにすっきりしてしまった。
三十なかばと、三十そこそこは決定的に違う。
俊也さん形態と、セックスするのは怖い……、って、何考えてるのよ!
一期一会セックスなんだから!
でも……、したい。
静香の計略は、ずっぽりとはまりそうだった。
静香が娘の花を伴い、大使館に帰っていると聞いたからだ。
「静香さん、なんかやけに若返ってないですか?
いやになっちゃう」
芙蓉は三十五歳で、まだ花の独身。教員という職業は、融通が利かない。
出会いがないのだ。変な形の出会いは、職業に障るし。
「フミちゃんが、新しい方法を持って帰ってくれたの。
おかげで魔力が、バキバキ上がった。
魔力の急激な増大は、老化抑止だけではなく、成長過程が過ぎた者には、若返りの効果があるの。
魔力は人体の最適化を志向する。
その考えは定説となった。
フミちゃんのおばあさんなんか、三十代に帰ったそうよ。
お母さんは、まだ三十代くらい?
元の魔力が少ないから」
「おばあさん?
お母さん?
つまり、三世代超絶親子どん?」
芙蓉は超引いた。
「俊也君は細かいこと気にしない。
お気に入りだったらOKの男なの。
フーちゃんも、お気に入りだと思うけど、試してみる?」
静香は乳首をシュコシュコしながら、眠りこんだ花を抱き上げ、げっぷをさせる。
花はまだ乳離れができない。もう日本語もイシュタルト語も流暢にしゃべるのに。
これでは外に出せない。
「けっこうです!
変に若返ったら学校へ行けなくなる……。
あっ、魔力ゼロなら問題ないのか……」
「新方式は違うの。
ゼロでも妊娠しなくてOK。
琴ちゃんなんて、バリバリで魔法が使えるようになった。
こっちでは控えているみたいだけど」
「新方式?」
「そう。どんぎつね方式。
詳細は嫁と愛人以外に明かせない。
さくらちゃん、出てきなさ~い」
静香はキッチンに引っ込んだままの、専属料理人に呼びかける。
「ごめん! フーちゃん。いただかれました!」
芙蓉の目から見たら、とても同い年に見えないさくらだった。
そりゃ、静香さんについて、あちらに行っていれば、抱かれたくなるよね……。
あ~ん! 悔しい!
マジ泣きの芙蓉だった。
芙蓉はベッドに横たわるレジの裸体を見て、ごくんと喉を鳴らす。
たまたま俊也とフミたちが、大使館に帰ってきた。芙蓉は静香から耳より情報を得た。
つまり、レジ形態なら極端に魔力は上がらない。
かねてからレジの肉体に憧れていた芙蓉は、一期一会の一発をねだった。
どんぎつね方式なので、基礎魔力はついてしまう。したがって、若返ることは予想できる。
だから一発だけ。
静香は一発で収まるわけがないと思いながら、俊也に口をきいた。
芙蓉は、静香が最もかわいがっていた後輩だ。年下の彼女が老けていく様は、見ていられなかった。
多分フーちゃんは、教職を辞めることになるだろう。
だが、仕事はこちらでもあちらでも、いくらでもある。
特に館の子供たちの教育係りに、フーちゃんはうってつけ。
静香はそんな計算も働かせていた。
芙蓉はレジの舌を借り、下準備を整えた。
狐憑きになった芙蓉は、なんだかずっとふわふわした感じだ。
性体験は、それほど多くない芙蓉だが、下準備だけでも軽くいってしまった。
普通の身体能力でレジ形態と、受身セックスしたら危険だと聞いた。だから「舌を借りた」形での下準備となった。
なんだか飢えた淫乱オバサンみたい……。その自虐気分は、逆に彼女の性感を高めた。
止まらなかった……。
いよいよ止まらなくなった彼女は、「いよいよ」となり、少し逡巡する。「頑丈」でなければ騎乗位でするしかないらしい。
芙蓉は騎乗位の経験がなかった。なんとなく淫乱イメージ? 下準備で乱れに乱れまくったことと合わせ、ますます倒錯感は高まる。
だが、一切の羞恥心は、抑えがたい性欲の前に消えた。
芙蓉はレジの超パオーンを左手で握る。
そして、軽く当て、照準を定める。
一気に!
「あうっ! あ、あ、あ~~ん! すごいよ! うあぁ~~ん!」
気まじめ人間芙蓉は、ケモノとなり、欲望の赴くまま腰を前後させた。
「阿部先生、おはよう!
…風邪?」
芙蓉は当番で校門に立っている。登校してきた児童たちが、マスク姿の芙蓉を気遣う。
ちなみに、コ〇ナ禍は下火となり、ノーマスクが一般的となっている。
「ちょっとね」
芙蓉は、児童の目を見ないようにして答える。
職業柄、そのアクションは、やましいことがある証拠だと知っているが、いかんせん彼女は正直者だった。
「またメガネ?
コンタクトの具合が悪いの?」
別の子が、メガネをかけている芙蓉を気遣う。実はダテメガネだ。その子は、芙蓉がコンタクトを利用していると解釈していた。
エンランに視力矯正してもらい、芙蓉はメガネを外していた。少しでも老けて見えるよう、メガネをかけてみました。
「まあね……」
芙蓉は困りきっていた。教師であるという自覚は、レジとのエッチを、後ろめたく感じさせていた。正確に言えば、エッチというより、ハーレムキングと情を交わした、という点で。
どんぎつね方式セックス効果は、彼女の想像をはるかに超えていた。
鏡の中の自分は、どう見ても二、三歳は若返っていた。体のラインも、やけにすっきりしてしまった。
三十なかばと、三十そこそこは決定的に違う。
俊也さん形態と、セックスするのは怖い……、って、何考えてるのよ!
一期一会セックスなんだから!
でも……、したい。
静香の計略は、ずっぽりとはまりそうだった。
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