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第七話
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何故、海斗は泣いているんだ。
やっぱり痛いのか?
それとも、嫌だったか?
「海斗……?」
勝手にこんなにまで勃起させて海斗に突っ込んで快楽に腰を動かし始めてしまったことをすぐ後悔した。
最低だ。
向かい合って海斗の感じる顔を見たいって思ってしまったのが運の尽きだ。
してみたい、無邪気な好奇心だっただろうに。
バイが、ノンケに本気になっちゃ駄目だ。
これは、実験か何かなんだから。
海斗から引き抜こうとすると海斗の足にそれを阻まれた。俺の腰に巻きつけて、ナカも俺を抜かせないようキツく締め付けている。
「やめんなって」
「じゃぁ、なんで泣いてんだよ……」
「イかせてくんないから……」
おいおい……。
「……くっ、海斗……締め付けんな」
海斗が俺を見上げている。
「薫」
「……ハァ……」
「俺、薫とこうしたかった」
「え……?」
「ずっと、薫とセックスしてみたかったんだから」
そう言われて海斗のナカにいる分身が一段と硬くなる。
「嫌だからじゃないんだな?」
「そーだよ、イきたいのに……っ」
俺は海斗の表情を見ながら一旦腰を引いてまたゆっくりと挿入した。本当に気持ちいい顔をしているのか確かめるためだ。海斗は気持ちよさそうに顎をあげて可愛い声をあげた。
「薫、いまの、もいっか……んぁっ」
言い終わる前にコリコリと海斗の前立腺を擦った。
ずっとセックスしてみたかっただと?
「海斗は男とのセックスに興味あんだ?」
「はぁ、そこ、だめ……」
「やめないよ、してみたかったんだろ?」
「んんっ、」
今度は強めに突くと顎を上げて痙攣した。海斗のアレが一層大きくなって俺と海斗の腹の間に挟まってる。
触りたい、そしてイかせたい。
けど、こんな顔見たら、ナカでイけるかもしれないという希望が見えてくる。……だったらコレには触れない。
前立腺を擦られてよがる口端からは唾液がつたう。
「薫……っ、ん……っ、俺、お前のこと、好きっ」
頬を高揚させて目はとろりとして、俺にそんなセリフを吐いた。
「そんな顔で言われたら、信じちゃうけど」
「えっ! 信じてよ」
「アプリで男を探してたのに?」
「それは、お互い様だろ?」
息はすっかり上がっているのに俺を睨んで口を尖らせてナカを締め付けた。
「いきなり、やめろって、イク」
「俺もイきたい」
「ご要望通り、ナカでイカせてやる」
「えっ待ってよ」
海斗が俺の胸を押してくる。
「お前は? 俺のこと好き?」
「あぁ、ずっと好きだよ、出会った時から」
海斗の甘い唾液を舌で舐め上げてから唇を奪った。
腰をグッと深く侵入させると、くぐもった海斗の甘い声が漏れる。
「あ……ぁ、ぁぁぁ……、なんか変、薫、」
「大丈夫だよ、安心して……」
「薫、好き、すき……」
海斗が俺の頭を胸に抱きしめる。やがてその腕が俺の背中を掻き抱いた。
前立腺を擦りあげてりゃいつかはイけるかもしれない。
けど、ナカでイくのに最高に効果があるのは愛してるって海斗に伝わることだ。
「海斗、もう離してやんないからな」
キスしながら抱き合って腰を何度も何度も打ちつける。
「ぁっ、ハァ………、薫、かおる……ぃ……っっ」
痙攣する海斗に、俺は腰を打ち続けた。
おわり。
やっぱり痛いのか?
それとも、嫌だったか?
「海斗……?」
勝手にこんなにまで勃起させて海斗に突っ込んで快楽に腰を動かし始めてしまったことをすぐ後悔した。
最低だ。
向かい合って海斗の感じる顔を見たいって思ってしまったのが運の尽きだ。
してみたい、無邪気な好奇心だっただろうに。
バイが、ノンケに本気になっちゃ駄目だ。
これは、実験か何かなんだから。
海斗から引き抜こうとすると海斗の足にそれを阻まれた。俺の腰に巻きつけて、ナカも俺を抜かせないようキツく締め付けている。
「やめんなって」
「じゃぁ、なんで泣いてんだよ……」
「イかせてくんないから……」
おいおい……。
「……くっ、海斗……締め付けんな」
海斗が俺を見上げている。
「薫」
「……ハァ……」
「俺、薫とこうしたかった」
「え……?」
「ずっと、薫とセックスしてみたかったんだから」
そう言われて海斗のナカにいる分身が一段と硬くなる。
「嫌だからじゃないんだな?」
「そーだよ、イきたいのに……っ」
俺は海斗の表情を見ながら一旦腰を引いてまたゆっくりと挿入した。本当に気持ちいい顔をしているのか確かめるためだ。海斗は気持ちよさそうに顎をあげて可愛い声をあげた。
「薫、いまの、もいっか……んぁっ」
言い終わる前にコリコリと海斗の前立腺を擦った。
ずっとセックスしてみたかっただと?
「海斗は男とのセックスに興味あんだ?」
「はぁ、そこ、だめ……」
「やめないよ、してみたかったんだろ?」
「んんっ、」
今度は強めに突くと顎を上げて痙攣した。海斗のアレが一層大きくなって俺と海斗の腹の間に挟まってる。
触りたい、そしてイかせたい。
けど、こんな顔見たら、ナカでイけるかもしれないという希望が見えてくる。……だったらコレには触れない。
前立腺を擦られてよがる口端からは唾液がつたう。
「薫……っ、ん……っ、俺、お前のこと、好きっ」
頬を高揚させて目はとろりとして、俺にそんなセリフを吐いた。
「そんな顔で言われたら、信じちゃうけど」
「えっ! 信じてよ」
「アプリで男を探してたのに?」
「それは、お互い様だろ?」
息はすっかり上がっているのに俺を睨んで口を尖らせてナカを締め付けた。
「いきなり、やめろって、イク」
「俺もイきたい」
「ご要望通り、ナカでイカせてやる」
「えっ待ってよ」
海斗が俺の胸を押してくる。
「お前は? 俺のこと好き?」
「あぁ、ずっと好きだよ、出会った時から」
海斗の甘い唾液を舌で舐め上げてから唇を奪った。
腰をグッと深く侵入させると、くぐもった海斗の甘い声が漏れる。
「あ……ぁ、ぁぁぁ……、なんか変、薫、」
「大丈夫だよ、安心して……」
「薫、好き、すき……」
海斗が俺の頭を胸に抱きしめる。やがてその腕が俺の背中を掻き抱いた。
前立腺を擦りあげてりゃいつかはイけるかもしれない。
けど、ナカでイくのに最高に効果があるのは愛してるって海斗に伝わることだ。
「海斗、もう離してやんないからな」
キスしながら抱き合って腰を何度も何度も打ちつける。
「ぁっ、ハァ………、薫、かおる……ぃ……っっ」
痙攣する海斗に、俺は腰を打ち続けた。
おわり。
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