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第45話 迷宮核を持ち帰る
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大量の魔物を前にリリーが叫ぶ。
「レイ! 飛ぶなのっ!」
「わかった!」
リリーは言葉を発した瞬間からハンマーに魔力を流し振りかぶる。レイは飛行を使い真っ直ぐゴブリンキングに向かう。
「いくなのぉぉぉっ! 【大震撃】っ!!」
《グゲェェェェェッ!?》
「せいっ!!」
《グゴォォォォッ!!》
リリーの迷宮全体を揺らすような一撃でフロアいた魔獣はすべからく転倒し、バランスを崩したゴブリンキングの首をレイが落とす。
「リリー──大丈夫そうだな」
「やっ! はっ! てぇぇぇいっ!」
リリーは巨大ハンマーを振り回し次々と魔獣を圧死させていた。レイはリリーにまったく問題がないとその他を任せコボルトキングと対峙する。
「こっちも早く終わらせて手伝うよっ! 箱庭っ!」
《ガルッ!? ガ──》
レイは箱庭を開くとコボルトキングの背後へと廻り込み、背後から思いっきり死なない程度にコボルトキングを蹴り飛ばした。
「よっし! コボルトキングゲットだ!」
コボルトキングを捕獲したのには理由がある。レイは収納からオリハルコンの剣を取り出し、右手に刀、左手に剣を構えた。
「使える……かな。今行くぞリリー!」
そこからは凄まじい勢いで魔獣の数が消えていった。
「な、なんなのあれ? 武器二つ使ってるなの!?」
《《キャウゥゥゥゥゥンッ!?》》
コボルトキングを捕獲して得たスキル。それは【二刀流】だ。ついでにツインコボルトも捕獲しつつスキルレベルを上げていきつつ、ゴブリンなどは残さず殲滅していった。
戦闘開始から十分足らず、フロアから全ての魔獣が消え、奥へと続く扉の前に普通の宝箱より二まわりほど大きな宝箱が一つ現れた。
「宝箱一つなの?」
「多分あれが全部で迷宮ボスだったんだろうね。助かったよリリー」
「ほとんど一人で倒してたなの」
「そんな事はないよ。最初の一撃でずいぶん助かった。だからあの宝箱はリリーにプレゼントしよう」
しかしリリーはあまり嬉しそうではなかった。
「えぇ~……。だってここ地下三階でしかも生まれたての迷宮なの。中身もきっとショボいなの」
「開けてみなきゃわからないだろ?」
「ゴミな予感しかしないなの……」
リリーは渋々宝箱を開いていった。
「こ、これ!」
「どれどれ……ってこれ!?」
宝箱の中には卵が一つ入っていた。
「卵? なんの卵だろ」
「レイ! 鑑定するなのっ」
「そうだね。【鑑定】」
鑑定をかけたレイは驚きの声を上げた。
「す、凄いレアだ! いや、大発見じゃないかこれっ!」
「なんの卵なの!?」
「これは……神獣【グリフォン】の卵らしい……」
「グリフォン!? グリフォンってあのグリフォン!? 魔獣じゃなくてなの?」
「うん。鑑定では魔獣じゃなくて神獣って表示されてる」
「……空飛ぶモフモフ……これはリリーが持ち帰るなの~っ!」
リリーは卵を抱え一気にテンションを上げた。
「最初からリリーにあげるって言ったじゃないか。大事に育ててくれよな」
「箱庭に帰るなのっ。卵を孵す準備するなのっ」
「孵し方はわかるの?」
「神獣の卵なら魔力を注げば孵るなのっ。毎日頑張るなのっ」
「無理はしないでよ」
そうして箱庭を開くとリリーは中へと消えて行った。入り口を閉じたレイは奥へと続く扉に向かう。
「地下三階しかなかったけどこの迷宮は危険だな。駆け出しがこのフロアに入ったらまず間違いなく死ぬ。消すしかないかな」
駆け出しが地下二階までで調子に乗り三階に降りて死ぬ未来しか見えなかったレイは迷宮を消す選択をした。レイは扉を開き中へと進む。
「あった、迷宮核だ」
扉の奥には小さなフロアがあり、このフロアの中央に台座があった。その台座の上に紅く丸い迷宮核が浮かんでいる。
「さて壊す……いや、待てよ?」
レイは迷宮核を見てしばらく悩んだ。
「これが迷宮の心臓なんだよな。……持ち帰れないかな」
まさかの破壊ではなく持ち帰る案を打ち出したレイは破壊しないように慎重に迷宮核に触れる。
「脈打ってる。生きてるみたいだなぁ」
迷宮核はまるで心臓のように脈打っていた。触れても壊れなかったため、ゆっくりと台座から抱きかかえる。
「っ! わっ!?」
台座から迷宮核を外すと一瞬視界が歪み、気付くとレイは迷宮核を抱えたまま元いた森の中へと戻っていた。
「迷宮が消えたか。これ、箱庭の中に運んでみるかな」
レイは箱庭の中へと迷宮核を持ち込み世界樹の前に向かった。
「世界樹は箱庭の心臓部。そして迷宮核は迷宮の心臓部。合体したりしないかなぁ」
そう考えたレイは迷宮核を世界樹に近付けていく。
「ダメなら破壊して終わる。けど成功したら──あ!」
世界樹と迷宮核が触れ合う瞬間、迷宮核は吸い込まれるように世界樹の中へと消え、レイの頭に声が響いた。
《世界樹に迷宮核が与えられた事で世界樹は迷宮に進化しました。これより世界樹のアップデートが開始されます。一時的にボーナス機能を停止します。世界樹の迷宮完成までしばらくお待ち下さい》
そうして声は聞こえなくなった。
「や、やった! 思った通りだ! これで箱庭の中に迷宮ができる! これでもっと箱庭の中は便利になる! リリーにも教えてあげるかっ」
レイはリリーのもとへと駆け出すのだった。
「レイ! 飛ぶなのっ!」
「わかった!」
リリーは言葉を発した瞬間からハンマーに魔力を流し振りかぶる。レイは飛行を使い真っ直ぐゴブリンキングに向かう。
「いくなのぉぉぉっ! 【大震撃】っ!!」
《グゲェェェェェッ!?》
「せいっ!!」
《グゴォォォォッ!!》
リリーの迷宮全体を揺らすような一撃でフロアいた魔獣はすべからく転倒し、バランスを崩したゴブリンキングの首をレイが落とす。
「リリー──大丈夫そうだな」
「やっ! はっ! てぇぇぇいっ!」
リリーは巨大ハンマーを振り回し次々と魔獣を圧死させていた。レイはリリーにまったく問題がないとその他を任せコボルトキングと対峙する。
「こっちも早く終わらせて手伝うよっ! 箱庭っ!」
《ガルッ!? ガ──》
レイは箱庭を開くとコボルトキングの背後へと廻り込み、背後から思いっきり死なない程度にコボルトキングを蹴り飛ばした。
「よっし! コボルトキングゲットだ!」
コボルトキングを捕獲したのには理由がある。レイは収納からオリハルコンの剣を取り出し、右手に刀、左手に剣を構えた。
「使える……かな。今行くぞリリー!」
そこからは凄まじい勢いで魔獣の数が消えていった。
「な、なんなのあれ? 武器二つ使ってるなの!?」
《《キャウゥゥゥゥゥンッ!?》》
コボルトキングを捕獲して得たスキル。それは【二刀流】だ。ついでにツインコボルトも捕獲しつつスキルレベルを上げていきつつ、ゴブリンなどは残さず殲滅していった。
戦闘開始から十分足らず、フロアから全ての魔獣が消え、奥へと続く扉の前に普通の宝箱より二まわりほど大きな宝箱が一つ現れた。
「宝箱一つなの?」
「多分あれが全部で迷宮ボスだったんだろうね。助かったよリリー」
「ほとんど一人で倒してたなの」
「そんな事はないよ。最初の一撃でずいぶん助かった。だからあの宝箱はリリーにプレゼントしよう」
しかしリリーはあまり嬉しそうではなかった。
「えぇ~……。だってここ地下三階でしかも生まれたての迷宮なの。中身もきっとショボいなの」
「開けてみなきゃわからないだろ?」
「ゴミな予感しかしないなの……」
リリーは渋々宝箱を開いていった。
「こ、これ!」
「どれどれ……ってこれ!?」
宝箱の中には卵が一つ入っていた。
「卵? なんの卵だろ」
「レイ! 鑑定するなのっ」
「そうだね。【鑑定】」
鑑定をかけたレイは驚きの声を上げた。
「す、凄いレアだ! いや、大発見じゃないかこれっ!」
「なんの卵なの!?」
「これは……神獣【グリフォン】の卵らしい……」
「グリフォン!? グリフォンってあのグリフォン!? 魔獣じゃなくてなの?」
「うん。鑑定では魔獣じゃなくて神獣って表示されてる」
「……空飛ぶモフモフ……これはリリーが持ち帰るなの~っ!」
リリーは卵を抱え一気にテンションを上げた。
「最初からリリーにあげるって言ったじゃないか。大事に育ててくれよな」
「箱庭に帰るなのっ。卵を孵す準備するなのっ」
「孵し方はわかるの?」
「神獣の卵なら魔力を注げば孵るなのっ。毎日頑張るなのっ」
「無理はしないでよ」
そうして箱庭を開くとリリーは中へと消えて行った。入り口を閉じたレイは奥へと続く扉に向かう。
「地下三階しかなかったけどこの迷宮は危険だな。駆け出しがこのフロアに入ったらまず間違いなく死ぬ。消すしかないかな」
駆け出しが地下二階までで調子に乗り三階に降りて死ぬ未来しか見えなかったレイは迷宮を消す選択をした。レイは扉を開き中へと進む。
「あった、迷宮核だ」
扉の奥には小さなフロアがあり、このフロアの中央に台座があった。その台座の上に紅く丸い迷宮核が浮かんでいる。
「さて壊す……いや、待てよ?」
レイは迷宮核を見てしばらく悩んだ。
「これが迷宮の心臓なんだよな。……持ち帰れないかな」
まさかの破壊ではなく持ち帰る案を打ち出したレイは破壊しないように慎重に迷宮核に触れる。
「脈打ってる。生きてるみたいだなぁ」
迷宮核はまるで心臓のように脈打っていた。触れても壊れなかったため、ゆっくりと台座から抱きかかえる。
「っ! わっ!?」
台座から迷宮核を外すと一瞬視界が歪み、気付くとレイは迷宮核を抱えたまま元いた森の中へと戻っていた。
「迷宮が消えたか。これ、箱庭の中に運んでみるかな」
レイは箱庭の中へと迷宮核を持ち込み世界樹の前に向かった。
「世界樹は箱庭の心臓部。そして迷宮核は迷宮の心臓部。合体したりしないかなぁ」
そう考えたレイは迷宮核を世界樹に近付けていく。
「ダメなら破壊して終わる。けど成功したら──あ!」
世界樹と迷宮核が触れ合う瞬間、迷宮核は吸い込まれるように世界樹の中へと消え、レイの頭に声が響いた。
《世界樹に迷宮核が与えられた事で世界樹は迷宮に進化しました。これより世界樹のアップデートが開始されます。一時的にボーナス機能を停止します。世界樹の迷宮完成までしばらくお待ち下さい》
そうして声は聞こえなくなった。
「や、やった! 思った通りだ! これで箱庭の中に迷宮ができる! これでもっと箱庭の中は便利になる! リリーにも教えてあげるかっ」
レイはリリーのもとへと駆け出すのだった。
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