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第9章 転移者捜索編
01 他の転移者について
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ティルナノーグに着いたレンは国内を全て平定した事をエリザ達に伝えた。
「それは、大変でしたね。まさか戦まで起きていた何て…。無事で何よりですわ…。それで、国内の平定が終わった今、次は何をされる予定ですの?」
「あぁ。それについてなんだが、茜、ちょっと来てくれ。」
茜は日本と比べて遜色ない景色を見るのをやめ、枢の近くに寄った。
「実は、秘密にしていたんだが、俺はこの世界の人間ではない。いや、正確には違う世界で一度死んでこの世界に生まれたと言うのが正しいか。」
「レン様が死ぬなんて…恐ろしい世界なのですね…。」
レンはまずそこから説明した。
「まず、俺とこの茜の居た世界には魔法や、魔物、それこそ魔王なんか居ないんだ。その変わりに科学と言う物が発達していた。この街みたいなな。それと…茜はあっちでは死んでおらず、この世界の誰かに呼ばれてこっちに来たらしい。ここからは彼女に説明してもらう。」
こほんと、茜は一息溜めてから説明を開始した。
「えっと、まず…私達を呼んだのはエルダート帝国って国なんだけど…わかります?」
エリザが答える。
「この国の北に位置する国ですわね。確か、あそこは人族至上主義国だった筈ですわ。以前親書を送った時も何の返答もありませんでした。」
「そう。私達はその国に呼ばれたの。呼ばれた時に1人一個スキルが付いたんだけど…。」
茜はレンをちらっと見た。レンはこくんと頷いた。
「私のスキルは…相手の精液からそのスキルをコピーして使えるってモノだったのよ。私は誰にも抱かれる気は無かったし、他に能力もなかったから奴隷として売られた。もう少しで処分される私をレンが買って助けてくれたの。」
「それで、他に呼ばれたのは何人で今どうしてるかわかるか?」
茜は首を横に振る。
「呼ばれたのは私を除いたら後3人。何故か全員女性だったけど…。スキルはわかるわ。それぞれ、【攻撃特化】【賢者】【隠密】だったわ。私が奴隷にされてから先は分からないわ。多分まだ帝国に居ると思う。」
エリザはレンに聞いた。
「それでレン様は如何なさるおつもりで?」
「俺達異世界人は正直言って危険だ。俺をみたらわかるだろうが、この世界に無い知識を有している。出来ればその3人を回収したいのだ。この国の民が犠牲になる前にな。それと、茜には既に俺の精液を流し込み、スキルをコピーして貰っている。後は武闘家とプリーストだ。転移者を探しに連れていく。また暫く街を空けるが、危険を未然に防ぐ為だ、了承してくれ。」
エリザ達は条件をつけた。
「わかりました。ただし、約束して下さい。無理はしない。死なない。後は…行く前に私達を抱いて下さい…。もう暫く抱いて貰って無いので、皆我慢の限界なんです!」
五人がレンに群がった。レンは五人の頭を優しく撫で、言った。
「今日は眠れないと思え。茜達は街で旅に使えそうな物を集めておいてくれ。じゃあ寝室いくぞ?来い。」
レンはそれから全員を何回も抱いた。五人以外にも噂を聞きつけ、何人かが来たが、それも抱いた。どこから漏れたのかビル中に噂が広まり、結局ビルに居た全ての嫁をだいた。レン達が出発出来たのは一か月してからだった。
「じゃあ…行ってくるわ。何かあったら街の防衛結界を使うんだぞ?」
「「「はいっ、いってらっしゃい旦那様っ♪」」」
嫁全員に見送られ、レン達はエルダート帝国へ向かう旅に出た。
茜がレンにしがみつきながら言った。
「レン、アナタ…嫁多すぎじゃない!?ここに居ない嫁もまだ居るんでしょ!?」
「あぁ、まぁな。だが全員ちゃんと愛しているぞ?」
「…一か月我慢したんだから…今夜は私達3人が満足するまでして、いい?」
「ん?そう言えば、茜は来なかったな。」
茜はネネとマリーを見た。2人はサッと視線を外した。
「ま、まさか…アナタたち…!何回!?何回して貰ったの!?」
「えっと…10回くらいかなぁ…あはは。」
「私はほぼ毎日ですぅ~♪」
茜は泣いた。
「私だけ…して貰って無かったの?旅の雑用とかこなしてたのに?…酷くない?…ぐすっ。」
「逆に何で来なかったんだよ?待ってたんだぜ?」
「旅に出たらいつでも出来るから譲ろうかなって…。アナタたち2人は暫くレン禁止ね!今夜から私が相手するんだからっ!勿論部屋は別ねっ!」
「「えぇ~っ…。」」
ネネとマリーはがっかりしていた。やる気の半分は無くなった顔だった。
旅に出た最初の夜、茜は今までの分を取り戻すかの様にレンを求めた。五回位注ぐと失神し眠ってしまった為、レンは2人の寝室へと侵入した。2人は全裸で自慰をしながら待っていた。
「来ると思った♪」
「流石御主人様ですぅ、期待を裏切らないですねぇ♪」
その後しっかりと抱き終わった後にレンは言った。
「あ、避妊魔法忘れた…。」
2人は笑いながら抱きついてきた。
「私、今回の旅はただのセックス要員だから、孕むなら是非にっ♪」
「私もですぅ。て、言うかぁ多分もう孕んでますぅ~♪ほぼ毎日膣内に頂いていましたので~♪」
「そういやそうだったなぁ…。じゃあ茜んとこ戻るから、またな。」
「「は~い♪」」
こうして旅の初日は終わったのだった。
「それは、大変でしたね。まさか戦まで起きていた何て…。無事で何よりですわ…。それで、国内の平定が終わった今、次は何をされる予定ですの?」
「あぁ。それについてなんだが、茜、ちょっと来てくれ。」
茜は日本と比べて遜色ない景色を見るのをやめ、枢の近くに寄った。
「実は、秘密にしていたんだが、俺はこの世界の人間ではない。いや、正確には違う世界で一度死んでこの世界に生まれたと言うのが正しいか。」
「レン様が死ぬなんて…恐ろしい世界なのですね…。」
レンはまずそこから説明した。
「まず、俺とこの茜の居た世界には魔法や、魔物、それこそ魔王なんか居ないんだ。その変わりに科学と言う物が発達していた。この街みたいなな。それと…茜はあっちでは死んでおらず、この世界の誰かに呼ばれてこっちに来たらしい。ここからは彼女に説明してもらう。」
こほんと、茜は一息溜めてから説明を開始した。
「えっと、まず…私達を呼んだのはエルダート帝国って国なんだけど…わかります?」
エリザが答える。
「この国の北に位置する国ですわね。確か、あそこは人族至上主義国だった筈ですわ。以前親書を送った時も何の返答もありませんでした。」
「そう。私達はその国に呼ばれたの。呼ばれた時に1人一個スキルが付いたんだけど…。」
茜はレンをちらっと見た。レンはこくんと頷いた。
「私のスキルは…相手の精液からそのスキルをコピーして使えるってモノだったのよ。私は誰にも抱かれる気は無かったし、他に能力もなかったから奴隷として売られた。もう少しで処分される私をレンが買って助けてくれたの。」
「それで、他に呼ばれたのは何人で今どうしてるかわかるか?」
茜は首を横に振る。
「呼ばれたのは私を除いたら後3人。何故か全員女性だったけど…。スキルはわかるわ。それぞれ、【攻撃特化】【賢者】【隠密】だったわ。私が奴隷にされてから先は分からないわ。多分まだ帝国に居ると思う。」
エリザはレンに聞いた。
「それでレン様は如何なさるおつもりで?」
「俺達異世界人は正直言って危険だ。俺をみたらわかるだろうが、この世界に無い知識を有している。出来ればその3人を回収したいのだ。この国の民が犠牲になる前にな。それと、茜には既に俺の精液を流し込み、スキルをコピーして貰っている。後は武闘家とプリーストだ。転移者を探しに連れていく。また暫く街を空けるが、危険を未然に防ぐ為だ、了承してくれ。」
エリザ達は条件をつけた。
「わかりました。ただし、約束して下さい。無理はしない。死なない。後は…行く前に私達を抱いて下さい…。もう暫く抱いて貰って無いので、皆我慢の限界なんです!」
五人がレンに群がった。レンは五人の頭を優しく撫で、言った。
「今日は眠れないと思え。茜達は街で旅に使えそうな物を集めておいてくれ。じゃあ寝室いくぞ?来い。」
レンはそれから全員を何回も抱いた。五人以外にも噂を聞きつけ、何人かが来たが、それも抱いた。どこから漏れたのかビル中に噂が広まり、結局ビルに居た全ての嫁をだいた。レン達が出発出来たのは一か月してからだった。
「じゃあ…行ってくるわ。何かあったら街の防衛結界を使うんだぞ?」
「「「はいっ、いってらっしゃい旦那様っ♪」」」
嫁全員に見送られ、レン達はエルダート帝国へ向かう旅に出た。
茜がレンにしがみつきながら言った。
「レン、アナタ…嫁多すぎじゃない!?ここに居ない嫁もまだ居るんでしょ!?」
「あぁ、まぁな。だが全員ちゃんと愛しているぞ?」
「…一か月我慢したんだから…今夜は私達3人が満足するまでして、いい?」
「ん?そう言えば、茜は来なかったな。」
茜はネネとマリーを見た。2人はサッと視線を外した。
「ま、まさか…アナタたち…!何回!?何回して貰ったの!?」
「えっと…10回くらいかなぁ…あはは。」
「私はほぼ毎日ですぅ~♪」
茜は泣いた。
「私だけ…して貰って無かったの?旅の雑用とかこなしてたのに?…酷くない?…ぐすっ。」
「逆に何で来なかったんだよ?待ってたんだぜ?」
「旅に出たらいつでも出来るから譲ろうかなって…。アナタたち2人は暫くレン禁止ね!今夜から私が相手するんだからっ!勿論部屋は別ねっ!」
「「えぇ~っ…。」」
ネネとマリーはがっかりしていた。やる気の半分は無くなった顔だった。
旅に出た最初の夜、茜は今までの分を取り戻すかの様にレンを求めた。五回位注ぐと失神し眠ってしまった為、レンは2人の寝室へと侵入した。2人は全裸で自慰をしながら待っていた。
「来ると思った♪」
「流石御主人様ですぅ、期待を裏切らないですねぇ♪」
その後しっかりと抱き終わった後にレンは言った。
「あ、避妊魔法忘れた…。」
2人は笑いながら抱きついてきた。
「私、今回の旅はただのセックス要員だから、孕むなら是非にっ♪」
「私もですぅ。て、言うかぁ多分もう孕んでますぅ~♪ほぼ毎日膣内に頂いていましたので~♪」
「そういやそうだったなぁ…。じゃあ茜んとこ戻るから、またな。」
「「は~い♪」」
こうして旅の初日は終わったのだった。
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