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第1章 始まりの章
12 戦闘準備
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「ねぇ、枢?」
「なんだ、ライム。」
枢はベッドの上でライムと話をしている。
「私あれから毎晩当たり前の様にヤられてんだけどさ?」
「何か問題でもあるのか?」
「出来ちゃったかも。」
ライムはニッコリ笑いながら報告した。そして、枢はそれを余裕で受け止める。
「そうか、ま、当然だな。嬉しいよ。」
ライムはそれを受け、複雑な表情を浮かべながら枢に問い掛けた。
「明後日の争いが終わったら枢はどうするの?」
「どうするって…そりゃ勿論、俺の町に来るんだろ?ライム?」
ライムは少し悩んだ。
「女側が勝つって事は…皆で助け合って生きるって事でしょ?そうなるとあっち側の人達も付いて来る事にならない?大丈夫なの?」
「そう言えば…俺此処に来てからライムしか見てない気が…。どんな奴等が居るか全然分かんねぇな。悪い奴って言うか問題がありそうな奴は居るか?」
ライムは男達を思い出しながら言った。
「無理矢理従わされている男衆以外は一緒に暮らしたくないわね。分かるでしょ?」
「ふむ、ライムが嫌うなら処分しちまうか。そうだな、こっちの長に言っておけ。先ず勝ったら無理矢理従わせた男を返すように宣言させてくれ。それから男達に自分達の方針に従う奴だけ此方に来る様に言うんだ。それで来た奴等だけ俺の町に連れて行く事にする。要は横暴な男衆が嫌いなんだろ?此処の女達は。」
「ええ。その条件なら…。1度マーレに話しておいた方が良いかしらね。ちょっと呼んで来るわ。そろそろ準備も終わったから時間も出来ただろうしね。」
「俺が会っても大丈夫か?」
「大丈夫よ。…多分。じゃ、呼んで来るから。」
そう言ってライムは家を出て隣の家に入った。
「隣かいっ!?」
「只今~…?変なポーズ決めてどうしたの?」
「いや…、そちらがマーレか?」
枢はライムの後ろに隠れる様に立つ女の子を見る。
「は、初めまして!私が代表のマーレです。貴方が…枢さん…ですか?」
「ああ、そうだ。宜しくな?」
と、枢は手を差し出した。マーレはおずおずとその手をとり握手を交わした。
「【転移】。」
「は?ちょっ!?枢!?」
枢はマーレと手を繋いだまま自分の町へと転移した。
「え?こ、此処…どこですか!?」
「悪いな、いきなりで。ここが俺の町だよ。口で説明するより見て貰った方が早いと思ってな。」
マーレは突然の事に驚きながらも、しっかりと町の様子を観察していた。その辺りはさすが代表に選ばれるだけはあると言えよう。
「もう良いか?早く戻らないとライムに怒られそうだ。」
「あ、は、はいっ。」
枢は再びマーレと手を繋ぎ、ライムの家へと戻った。
「あ、帰ってきた!ちょっと!いきなり何処に消え…マーレ?」
マーレは目をキラキラさせて枢を見ていた。
「す、凄かったです!私の…私が目指す町がありました!皆が幸せそうに笑顔で暮らしてて…あれを枢さんが?」
「まぁな。俺はあの町を魔族達の楽園にしようと考えているんだ。争いが無く、皆が笑顔で暮らせる町をな。あの地はフィールドのモンスターも此処より遥かに弱いし、俺が作ったダンジョンもある。生きるのには困らない筈だ。」
「成る程…。もしかして枢さんが此処に来た理由って…。」
「話が早いな。そうだ、俺は各地を回って魔族を集めている。」
「私達もあの町に住めるのですか!?」
「あぁ。仮に全魔族が集まっても余裕で住める規模に作った。どうだ?来るか?」
マーレは喜んで頷いた。
「も、勿論です!私の理想の町があるのですから…行かない理由はありませんよ!」
「ま、マーレ?そんなに凄かったの?私は映像でしか見て無いんだけど…。」
「ライムも実際に見れば分かります。素晴らしい町並みでした。活気と笑顔に満ちて…。家も綺麗だったし…。」
ライムはマーレに言った。
「ならさ、争いはほったらかして私達だけで行っちゃう?」
「…ダメです。無理矢理従わされている男の方達を何とかしてあげないと…。」
「だよね。争いは勝ちの目処がたったわ。だからね?」
ライムは枢に言われた内容をマーレに説明した。
「成る程、それなら取り戻せそうですね。しかし…反発して力に訴えられませんかね?」
「そこは俺に任せな。こっち側の住人は俺が守ってやるよ。」
ライムが枢に質問した。
「枢ってさ、強いの?」
「ん?まぁ…この大陸でなら一番強いんじゃないかな。空を無傷で飛び回れるって言ったら分かるか?」
「あの危険な空を?無傷で?証拠あるの?」
枢は倉庫からドラゴンの素材を一つ見せてやった。
「こ、これ!レッドドラゴンの角じゃない!た、倒したの?」
「軽くこずいた程度で爆散した。」
「強いのはあっちだけじゃ無かったのね…。」
「あっち?」
「マーレはまだ知らなくていい。子供の前で何言ってんだ!?」
「あら?マーレはこう見えても成人してるのよ?」
「あっちって…あ。…ライムさん…もしかして…。」
「そ、私今お腹に赤ちゃんいるのよ。」
「ふぇぇぇっ!?」
マーレは驚いた。
「夜な夜な聞こえていたあの変な声は…子作りしていたのですね!おめでとうございます、ライムさん!」
「ありがと。後はキッチリ勝って白黒ハッキリさせるだけ。明日は頑張ろうね?」
「は、はいっ!頑張りましょう!」
枢は2人に質問した。
「そう言えば…料理は大丈夫なんだよな?確実に勝てるんだろうな?」
「大丈夫だって!なんなら食べてみる?」
「そうですね、枢さんにも確認して貰いましょうか。丁度お昼ですし。私料理代表を呼んで来ますね!」
そう言ってマーレは家を出て行った。
「大丈夫なんだろうか。」
「心配性ねぇ。ま、食べれば分かるよ。」
暫く待っているとマーレが女魔族を連れて戻って来た。
「お、男!?」
「あ、大丈夫よ、【リンダ】。これ、私の旦那。」
「ライム、貴方いつの間に…。今がどんな時か分かってるの!?男女で戦争しているのよ!?」
「あはは、ごめんごめん。私だけ先に結婚しちゃって。」
枢はリンダに話し掛けた。
「事情は聞いて知っている。俺は他の町から来たんだ。料理出来るんだって?」
「何?疑っているのかしら?」
「そう言う訳じゃないが…腕前が見たくてな。明日は何を作る気なんだ?素材は?」
リンダは枢に言った。
「素材は集落にある物で賄うしかないわ。此方には野菜類位しか無いから…野菜スープかしら。食べてみる?」
「お願いしようかな。」
「待ってなさい。直ぐに出してあげるわ。」
それからリンダは1度家に戻り野菜スープを持って戻って来た。
「作りたてだから、はい、どうぞ?」
枢はスープを一口口に含み、じっくりと味わう。
「…これは…もしかしたら…負けるかもしれんぞ。」
「「「えっ!?」」」
枢の感想を聞いた3人の驚いた声が部屋に木霊するのであった。
「なんだ、ライム。」
枢はベッドの上でライムと話をしている。
「私あれから毎晩当たり前の様にヤられてんだけどさ?」
「何か問題でもあるのか?」
「出来ちゃったかも。」
ライムはニッコリ笑いながら報告した。そして、枢はそれを余裕で受け止める。
「そうか、ま、当然だな。嬉しいよ。」
ライムはそれを受け、複雑な表情を浮かべながら枢に問い掛けた。
「明後日の争いが終わったら枢はどうするの?」
「どうするって…そりゃ勿論、俺の町に来るんだろ?ライム?」
ライムは少し悩んだ。
「女側が勝つって事は…皆で助け合って生きるって事でしょ?そうなるとあっち側の人達も付いて来る事にならない?大丈夫なの?」
「そう言えば…俺此処に来てからライムしか見てない気が…。どんな奴等が居るか全然分かんねぇな。悪い奴って言うか問題がありそうな奴は居るか?」
ライムは男達を思い出しながら言った。
「無理矢理従わされている男衆以外は一緒に暮らしたくないわね。分かるでしょ?」
「ふむ、ライムが嫌うなら処分しちまうか。そうだな、こっちの長に言っておけ。先ず勝ったら無理矢理従わせた男を返すように宣言させてくれ。それから男達に自分達の方針に従う奴だけ此方に来る様に言うんだ。それで来た奴等だけ俺の町に連れて行く事にする。要は横暴な男衆が嫌いなんだろ?此処の女達は。」
「ええ。その条件なら…。1度マーレに話しておいた方が良いかしらね。ちょっと呼んで来るわ。そろそろ準備も終わったから時間も出来ただろうしね。」
「俺が会っても大丈夫か?」
「大丈夫よ。…多分。じゃ、呼んで来るから。」
そう言ってライムは家を出て隣の家に入った。
「隣かいっ!?」
「只今~…?変なポーズ決めてどうしたの?」
「いや…、そちらがマーレか?」
枢はライムの後ろに隠れる様に立つ女の子を見る。
「は、初めまして!私が代表のマーレです。貴方が…枢さん…ですか?」
「ああ、そうだ。宜しくな?」
と、枢は手を差し出した。マーレはおずおずとその手をとり握手を交わした。
「【転移】。」
「は?ちょっ!?枢!?」
枢はマーレと手を繋いだまま自分の町へと転移した。
「え?こ、此処…どこですか!?」
「悪いな、いきなりで。ここが俺の町だよ。口で説明するより見て貰った方が早いと思ってな。」
マーレは突然の事に驚きながらも、しっかりと町の様子を観察していた。その辺りはさすが代表に選ばれるだけはあると言えよう。
「もう良いか?早く戻らないとライムに怒られそうだ。」
「あ、は、はいっ。」
枢は再びマーレと手を繋ぎ、ライムの家へと戻った。
「あ、帰ってきた!ちょっと!いきなり何処に消え…マーレ?」
マーレは目をキラキラさせて枢を見ていた。
「す、凄かったです!私の…私が目指す町がありました!皆が幸せそうに笑顔で暮らしてて…あれを枢さんが?」
「まぁな。俺はあの町を魔族達の楽園にしようと考えているんだ。争いが無く、皆が笑顔で暮らせる町をな。あの地はフィールドのモンスターも此処より遥かに弱いし、俺が作ったダンジョンもある。生きるのには困らない筈だ。」
「成る程…。もしかして枢さんが此処に来た理由って…。」
「話が早いな。そうだ、俺は各地を回って魔族を集めている。」
「私達もあの町に住めるのですか!?」
「あぁ。仮に全魔族が集まっても余裕で住める規模に作った。どうだ?来るか?」
マーレは喜んで頷いた。
「も、勿論です!私の理想の町があるのですから…行かない理由はありませんよ!」
「ま、マーレ?そんなに凄かったの?私は映像でしか見て無いんだけど…。」
「ライムも実際に見れば分かります。素晴らしい町並みでした。活気と笑顔に満ちて…。家も綺麗だったし…。」
ライムはマーレに言った。
「ならさ、争いはほったらかして私達だけで行っちゃう?」
「…ダメです。無理矢理従わされている男の方達を何とかしてあげないと…。」
「だよね。争いは勝ちの目処がたったわ。だからね?」
ライムは枢に言われた内容をマーレに説明した。
「成る程、それなら取り戻せそうですね。しかし…反発して力に訴えられませんかね?」
「そこは俺に任せな。こっち側の住人は俺が守ってやるよ。」
ライムが枢に質問した。
「枢ってさ、強いの?」
「ん?まぁ…この大陸でなら一番強いんじゃないかな。空を無傷で飛び回れるって言ったら分かるか?」
「あの危険な空を?無傷で?証拠あるの?」
枢は倉庫からドラゴンの素材を一つ見せてやった。
「こ、これ!レッドドラゴンの角じゃない!た、倒したの?」
「軽くこずいた程度で爆散した。」
「強いのはあっちだけじゃ無かったのね…。」
「あっち?」
「マーレはまだ知らなくていい。子供の前で何言ってんだ!?」
「あら?マーレはこう見えても成人してるのよ?」
「あっちって…あ。…ライムさん…もしかして…。」
「そ、私今お腹に赤ちゃんいるのよ。」
「ふぇぇぇっ!?」
マーレは驚いた。
「夜な夜な聞こえていたあの変な声は…子作りしていたのですね!おめでとうございます、ライムさん!」
「ありがと。後はキッチリ勝って白黒ハッキリさせるだけ。明日は頑張ろうね?」
「は、はいっ!頑張りましょう!」
枢は2人に質問した。
「そう言えば…料理は大丈夫なんだよな?確実に勝てるんだろうな?」
「大丈夫だって!なんなら食べてみる?」
「そうですね、枢さんにも確認して貰いましょうか。丁度お昼ですし。私料理代表を呼んで来ますね!」
そう言ってマーレは家を出て行った。
「大丈夫なんだろうか。」
「心配性ねぇ。ま、食べれば分かるよ。」
暫く待っているとマーレが女魔族を連れて戻って来た。
「お、男!?」
「あ、大丈夫よ、【リンダ】。これ、私の旦那。」
「ライム、貴方いつの間に…。今がどんな時か分かってるの!?男女で戦争しているのよ!?」
「あはは、ごめんごめん。私だけ先に結婚しちゃって。」
枢はリンダに話し掛けた。
「事情は聞いて知っている。俺は他の町から来たんだ。料理出来るんだって?」
「何?疑っているのかしら?」
「そう言う訳じゃないが…腕前が見たくてな。明日は何を作る気なんだ?素材は?」
リンダは枢に言った。
「素材は集落にある物で賄うしかないわ。此方には野菜類位しか無いから…野菜スープかしら。食べてみる?」
「お願いしようかな。」
「待ってなさい。直ぐに出してあげるわ。」
それからリンダは1度家に戻り野菜スープを持って戻って来た。
「作りたてだから、はい、どうぞ?」
枢はスープを一口口に含み、じっくりと味わう。
「…これは…もしかしたら…負けるかもしれんぞ。」
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