9 / 63
第1章 転生
第7話 さらに快適にするために
しおりを挟む
肉の件を問い質されたアースは観念し、本当はダンジョンに一週間籠っていた事を妹に伝えた。そしたら案の定何故そんな危険な真似をしたのかと怒られた。
「ダンジョンは危険なんですっ! もう絶対に行っちゃダメなんですからねっ!」
「はぁ~い」
さすがに最下層まで行った事は伝えなかった。地下十一階辺りで稼いで戻ってきたとだけ伝えておいた。どうやら姉もそれで納得したらしい。
姉妹に美味い料理を振る舞った翌日、アースはストレージの中身を見ながら唸っていた。
「ふ~む……。う~ん……。これとこれをこうしたら……う~ん……」
そこに姉がやって来た。
「どうしたのだ? 何やらずいぶん悩んでいるようだが?」
「ん? うんまぁ……ね。一つ質問しても良いかな?」
「なんだ?」
アースは疑問に思っていた事を姉に質問した。
「ここは森じゃん?」
「うむ」
「エルフってさ……風呂に入らないの?」
「風呂? なんだそれは?」
「……は? 風呂を知らない!? え、嘘でしょ!?」
「む? また何か失礼な事を考えているな? だからその風呂とはいったいなんなのだ?」
アースは姉に風呂の説明をした。
「ほうほう。人間はそんな物を使っているのか。興味深いな」
「まぁ、うん。でさ、エルフってどうやって身体を綺麗にしてるのかなぁと」
「ふむ。手段は主に魔法だ。生活魔法といってな、身体を清潔に保つ魔法があるのだ。その他にも森には水の湧く泉がある。魔法で綺麗にしつつ、泉の水を浴びるのが習慣だな」
(なるほど。道理でいつも綺麗なわけだ。そうか、魔法で清潔を保っていたのか)
アースはいつも風呂もないのに何故二人は綺麗なままなのかずっと疑問に思っていたのだった。
「……じゃあ俺だけ汚いって事じゃん!? え、なんでもっと早く教えてくんなかったのさ!?」
「聞かれなかったからだな、うん」
助けてあげて家も建ててやったし、飯も作ってやったのになんて薄情なのだと、アースは溜め息を吐いた。
「……ま、良いや。ちょっと家を改築するよ」
「ん? ああ。ここはアースの家だからな。好きにすれば良い。っと、私達はそろそろ訓練に行く。帰りは夕方になるが……飯は頼むぞ?」
「さりげなく飯をたかるなっての」
「ははは! その内まとめて礼をしてやる。今日も美味い飯を作ってくれ!」
最近馴れてきたのか姉との距離感が縮んだような気がする。口調は相変わらずだが距離感がかなり近い。
「ま、良いや。さて、風呂を作りに行こう。日本人なら風呂に入らなきゃな!」
アースはまず家の隣に小屋を建てた。そして小屋と家を廊下で繋ぎ、壁は家と同じように白く塗り固めた。
「さて、ここからだ。まずは……」
アースはストレージから使えそうなモノを取り出す。
「まずは魔力を注ぐと水が出る魔水石を二個、これと同じく魔力を注ぐと熱を発する魔火石の三つを使おう」
構造はこうだ。まずは純粋に魔水石一つで水が出る蛇口。次に魔水石と魔火石で熱湯が出る蛇口の二つを作る。これで温度調節が可能となる。排水は浴槽の下に垂直に穴を掘り、その底に吸水石を設置する。穴の蓋は浴槽の栓にした。
そして洗い場にも蛇口を作り、そこにワームの皮を使ったホースと銀鉱石で作ったシャワーヘッドを繋ぐ。床は板張りにし、排水溝には同じ吸水石をセットした。
後は棚を作ったり椅子を作ったりと小物を作り洗い場に置いた。
「よし、次は石鹸を作るぞ! これは時間がかかるから【発明】で作ろう」
アースはストレージの中にある材料からかしの木の灰、動物性脂肪、生石灰に塩と小麦粉、そして水と香料を取り出し、スキル【発明】を使った。
「ん、ちょっと魔力減ったかな。でも……」
アースの手の中に良い香りのする石鹸が完成していた。
「よっし! 上手くいった! この要領で蜂蜜シャンプーも作ってしまおう」
アースは快適に暮らすために妥協せず頑張った。結果、またやり過ぎた。
「あのジャイアントスパイダーからもらった糸でタオルも発明したし、完璧だな! これで今日から風呂に浸かれるぞっ! おっといけないいけない。浮かれている場合じゃないな。今日の夕飯は何にしようか……」
段々主夫じみていくアースであった。
悩んだ結果、今日の夕飯は魚の塩焼きと野菜の浅漬け、白米に味噌汁となった。大豆に似た豆があったのでこれはと思い、味噌も発明した。その内納豆も作ろうかと思案している。
やがて食事が出来上がろかと言う時間、二人が訓練から戻ってきた。
「ただいまですっ!」
「今戻ったぞ、飯は出来てるだろうな?」
「開口一番飯かいっ!? 今出来る所だよ。身体を清潔にして座ってまってて」
「了解した!」
二人は魔法で身体を綺麗にし、躾られた犬のように大人しく椅子に座って待っている。そこにアースが空いた時間で作った木製のカートに料理を乗せて運び、二人の目の前に並べていく。
「ほう? これは魚か? 中々でかいな」
「それはキングサーケン(鮭)の切り身だよ。塩焼きにしてみた。白米によく合うからま、食べてみてよ」
「今日のご飯も美味しそうですっ!」
ひそかに自分は昼に焼き味噌おにぎりを食べたとは言えないアースだった。
「うんっ! 美味いっ! この塩加減がまた絶妙だっ! この茶色いスープもまた和むな!」
「ん~! 幸せですっ! 毎日こんな美味しいご飯が食べられるなんて……アース様々です!」
「ありがとう。………ってちょっと待とうか。何故俺が専属料理人みたくなってんの!? 二人はいつになったら料理を学ぶのさ!?」
姉が骨だけになった切り身を皿に乗せ、味噌汁を一口胃に流し込みアースに言った。
「アースよ、私達はこんな料理など食べた事がないのはわかるな?」
「へ? あ、うんまぁ……」
「なら、習った所で完成形を知らないと身に付かないと思うんだ。剣や弓にしてもそうだが、師匠がこうやるのだぞと、完成形を示してから指導するものだ。だからな、全ての完成形を知るまで料理には手を出せんのだよ」
アースは思った。
(あ、こいつもう自分で作る気はないな……)
不思議なプライドを見せる姉にアースは頭を垂れるのであった。
「ダンジョンは危険なんですっ! もう絶対に行っちゃダメなんですからねっ!」
「はぁ~い」
さすがに最下層まで行った事は伝えなかった。地下十一階辺りで稼いで戻ってきたとだけ伝えておいた。どうやら姉もそれで納得したらしい。
姉妹に美味い料理を振る舞った翌日、アースはストレージの中身を見ながら唸っていた。
「ふ~む……。う~ん……。これとこれをこうしたら……う~ん……」
そこに姉がやって来た。
「どうしたのだ? 何やらずいぶん悩んでいるようだが?」
「ん? うんまぁ……ね。一つ質問しても良いかな?」
「なんだ?」
アースは疑問に思っていた事を姉に質問した。
「ここは森じゃん?」
「うむ」
「エルフってさ……風呂に入らないの?」
「風呂? なんだそれは?」
「……は? 風呂を知らない!? え、嘘でしょ!?」
「む? また何か失礼な事を考えているな? だからその風呂とはいったいなんなのだ?」
アースは姉に風呂の説明をした。
「ほうほう。人間はそんな物を使っているのか。興味深いな」
「まぁ、うん。でさ、エルフってどうやって身体を綺麗にしてるのかなぁと」
「ふむ。手段は主に魔法だ。生活魔法といってな、身体を清潔に保つ魔法があるのだ。その他にも森には水の湧く泉がある。魔法で綺麗にしつつ、泉の水を浴びるのが習慣だな」
(なるほど。道理でいつも綺麗なわけだ。そうか、魔法で清潔を保っていたのか)
アースはいつも風呂もないのに何故二人は綺麗なままなのかずっと疑問に思っていたのだった。
「……じゃあ俺だけ汚いって事じゃん!? え、なんでもっと早く教えてくんなかったのさ!?」
「聞かれなかったからだな、うん」
助けてあげて家も建ててやったし、飯も作ってやったのになんて薄情なのだと、アースは溜め息を吐いた。
「……ま、良いや。ちょっと家を改築するよ」
「ん? ああ。ここはアースの家だからな。好きにすれば良い。っと、私達はそろそろ訓練に行く。帰りは夕方になるが……飯は頼むぞ?」
「さりげなく飯をたかるなっての」
「ははは! その内まとめて礼をしてやる。今日も美味い飯を作ってくれ!」
最近馴れてきたのか姉との距離感が縮んだような気がする。口調は相変わらずだが距離感がかなり近い。
「ま、良いや。さて、風呂を作りに行こう。日本人なら風呂に入らなきゃな!」
アースはまず家の隣に小屋を建てた。そして小屋と家を廊下で繋ぎ、壁は家と同じように白く塗り固めた。
「さて、ここからだ。まずは……」
アースはストレージから使えそうなモノを取り出す。
「まずは魔力を注ぐと水が出る魔水石を二個、これと同じく魔力を注ぐと熱を発する魔火石の三つを使おう」
構造はこうだ。まずは純粋に魔水石一つで水が出る蛇口。次に魔水石と魔火石で熱湯が出る蛇口の二つを作る。これで温度調節が可能となる。排水は浴槽の下に垂直に穴を掘り、その底に吸水石を設置する。穴の蓋は浴槽の栓にした。
そして洗い場にも蛇口を作り、そこにワームの皮を使ったホースと銀鉱石で作ったシャワーヘッドを繋ぐ。床は板張りにし、排水溝には同じ吸水石をセットした。
後は棚を作ったり椅子を作ったりと小物を作り洗い場に置いた。
「よし、次は石鹸を作るぞ! これは時間がかかるから【発明】で作ろう」
アースはストレージの中にある材料からかしの木の灰、動物性脂肪、生石灰に塩と小麦粉、そして水と香料を取り出し、スキル【発明】を使った。
「ん、ちょっと魔力減ったかな。でも……」
アースの手の中に良い香りのする石鹸が完成していた。
「よっし! 上手くいった! この要領で蜂蜜シャンプーも作ってしまおう」
アースは快適に暮らすために妥協せず頑張った。結果、またやり過ぎた。
「あのジャイアントスパイダーからもらった糸でタオルも発明したし、完璧だな! これで今日から風呂に浸かれるぞっ! おっといけないいけない。浮かれている場合じゃないな。今日の夕飯は何にしようか……」
段々主夫じみていくアースであった。
悩んだ結果、今日の夕飯は魚の塩焼きと野菜の浅漬け、白米に味噌汁となった。大豆に似た豆があったのでこれはと思い、味噌も発明した。その内納豆も作ろうかと思案している。
やがて食事が出来上がろかと言う時間、二人が訓練から戻ってきた。
「ただいまですっ!」
「今戻ったぞ、飯は出来てるだろうな?」
「開口一番飯かいっ!? 今出来る所だよ。身体を清潔にして座ってまってて」
「了解した!」
二人は魔法で身体を綺麗にし、躾られた犬のように大人しく椅子に座って待っている。そこにアースが空いた時間で作った木製のカートに料理を乗せて運び、二人の目の前に並べていく。
「ほう? これは魚か? 中々でかいな」
「それはキングサーケン(鮭)の切り身だよ。塩焼きにしてみた。白米によく合うからま、食べてみてよ」
「今日のご飯も美味しそうですっ!」
ひそかに自分は昼に焼き味噌おにぎりを食べたとは言えないアースだった。
「うんっ! 美味いっ! この塩加減がまた絶妙だっ! この茶色いスープもまた和むな!」
「ん~! 幸せですっ! 毎日こんな美味しいご飯が食べられるなんて……アース様々です!」
「ありがとう。………ってちょっと待とうか。何故俺が専属料理人みたくなってんの!? 二人はいつになったら料理を学ぶのさ!?」
姉が骨だけになった切り身を皿に乗せ、味噌汁を一口胃に流し込みアースに言った。
「アースよ、私達はこんな料理など食べた事がないのはわかるな?」
「へ? あ、うんまぁ……」
「なら、習った所で完成形を知らないと身に付かないと思うんだ。剣や弓にしてもそうだが、師匠がこうやるのだぞと、完成形を示してから指導するものだ。だからな、全ての完成形を知るまで料理には手を出せんのだよ」
アースは思った。
(あ、こいつもう自分で作る気はないな……)
不思議なプライドを見せる姉にアースは頭を垂れるのであった。
2
あなたにおすすめの小説
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる