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第2章 グリッド盗賊団
第16話 貴族の女達
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「い、逝っくぅぅぅぅぅっ♪」
グリッドは毎夜貴族の女達の屋敷に通い、調教していた。
「あ…あぁ…♪熱いのがいっぱい…♪」
「ふぅ、俺は誰かな?」
「はいぃ♪私達メス犬のご主人様ですぅっ…♪」
「この屋敷の貴族はどうなった?」
「はいっ…♪酒に酔って階段から落ちて死にましたぁ…♪」
「よく出来ました。ではご褒美だ。」
「あぁんっ♪ご褒美ありがとうございますぅぅぅっ♪」
貴族の妻と従者達はすっかり堕ちてしまっていた。問題は娘だ。母親に聞いた話だと俺の1つ下らしい。まだこう言った事の意味すら分からないそうだ。もう何度も抱いたがまだ態度が変わらない。
「お母様…皆…どうして…。」
「従う気は無いか?」
「何故従わなければならないのですか!親を殺されたばかりか…毎日毎日私の身体に何かをして…!」
「気持ち良くはないか?」
「あれが気持ち良い?バカな事を…。あんな恥ずかしい事が気持ち良い訳ありません!淑女を裸にし股を擦るだけで…!」
う~む。どうやらまだ快楽が分からないらしい。どうしようか…。
「全く…、これだから子供は…。」
「なっ!?わ、私は子供ではありませんっ!婚約者もいるれっきとした淑女ですわっ!」
「婚約者だぁ?ガキの癖に?ははっ、男女の喜びも知らないお子様が淑女とはなぁ。こんな子供を婚約者にとか、もらう男は哀れだなぁ。男を喜ばせる事も知らない相手が妻とはな。どこの誰々さだ?」
「聞いて驚くがいい!私の婚約者はこの国の第2皇子様なんだからっ!誰がお子様よ!裸で股を擦るのが何だって言うのさ!毎回私のお腹に何か出して…!へんたいへんたいへんた~い!」
第2皇子…だと?はは、そんな繋がりが。
「ふぅ、なら教えてやるよ。俺達がやっているのはな、本来は夫婦が子供を作る為に行う行為だ。」
「………え?」
「知らないのか?毎晩お前に注いでるあれは子種だ。あれを注がれた女は腹に赤ん坊が出来る。」
「…えぇぇぇぇっ!?う…嘘…。」
「さて、散々受け入れたお前の腹を婚約者はどう思うかな?まさか…自分以外の男に散々注がれた女を優しい優しい皇子様は受け入れてくれるかな?」
「あ…あぁぁぁ…あぁぁぁぁぁっ!!!」
娘は混乱した。
「う、嘘よ!わ、私…!毎日いっぱい注がれて…!」
「そうだ。お前の行き先は…俺の女か、他の男の下か…あの世しかない。残念だったな。」
「あぁぁぁぁぁぁっ!このっ!悪魔ぁっ!」
「知らねぇな。俺は盗賊だ。欲しい者は奪うし、要らないモノは壊す。大人しく俺のモンになれよ。今なら優しく愛してやるが、奴隷に落ちたら沢山の男に寄って集って犯されて玩具にされるだろうなぁ。」
「愛…。」
「そうだ。愛だ。俺は…お前の身体で気持ち良くなれたからあれを注げる。今素直になればお前は俺だけに愛される。」
と、グリッドはマスクを外し素顔を晒した。
「え…。」
「「「い、イケメン!?私達の主様は超イケメンだった!!」」」
「俺の女になれ。皇子なんかより幸せにしてやるよ。」
そう言ってグリッドは彼女の身体で抽挿を始めた。
「あっ…♪え?な、なんで?今気持ち良く…あっあっ…♪ぬるぬるが…気持ち…良いの!?」
「ぞくぞくするだろう?大人の男女はこうやって肌を重ねて愛を確かめあうんだ。」
「大人の女…。」
「ああ、大人のお前なら分かるよな?俺がちゃんと愛してるってな。愛がないとこんなに抱けないんだ?」
「わ、私の事…好きなの?」
「そりゃあな?けど…嫌ならもう諦めるよ。こうして秘密もバラしたし…。」
「そ、そう。ふ~ん。す、好きなんだ。わ、私の身体が気持ち良いからこんなに硬くなってるの?」
「そうだな。硬くならないと入らないだろう?」
「へ、へ~。そうなんだ…。き、キス…して。ちゃんとキスして好きだって言ってくれたらバラさないであげる。後…んむっ!?」
グリッドは彼女にキスをした。
「…好きだよ。」
「ふぁっ…♪はぁぁぁ…♪」
「で?後なに?」
「後…これからも毎日会いに来て…。皇子は婚約者だったけど…一回しか会った事ないし、挨拶しかした事無いんだもん。握手すらしてないわ。」
それは…ただの政略結婚では?グリッドは母親を見た。すると、何故か親指を立ててテヘペロしていた。
「あのな…多分それ…。」
と、グリッドは結婚が金の為だと彼女に告げた。
「…え?そ、それじゃ…皇子…は?」
従者が現実を突きつける。
「第2皇子はゲスですからね~。他にも婚約者と言ってる人を何人か知ってますよ~。」
「え?」
「大体皇子と10歳位歳が離れてるじゃないですか?これで皇子が本気だったらロリコンっす。」
「ろ、ロリ?」
「ここのご主人は金だけは持ってましたからね~。娘を使って成り上がろうとしてたのが見え見えっす。」
「わ、私…愛されて…なかった?」
最後に母親が締めた。
「皇子ね、帰り際こう言ってたわ。「せめてもう少し大人だったらなぁ…。ガキはいらん。」ってね。」
「…は、はは。私…何にも知らなかった…。」
グリッドが言った。
「な?現実なんてこんなもんさ。俺を見ろ。お前と歳は一歳しか違わないんだぜ?俺達…良い仲になれると思わないか?」
「…なる。私…グリッドのお嫁さんになる!秘密もバラさないから!」
「良かった。なら…これからは俺の言う事をちゃんと聞いて守るんだぞ?」
「うんっ!」
こうして、貴族と繋がりを持ったグリッドは次々と貴族の屋敷を襲い、国を混乱へと導く。
貴族の相次ぐ死に王は頭を悩ませていた。
「むう…こうも立て続けに貴族が事故死とは…。」
「父上、これは本当に事故死なのですか?僕にはとても事故には…。」
「死んだ家族が事故だと言っておるのだ。大黒柱を失った者達が嘘を吐く訳があるまい。お前は何事も疑い過ぎだ。少しは兄2人を見習ったらどうだ?」
第1皇子は…。
「死んだのは裏金や横領を繰り返している様なクズだ。むしろ国が綺麗になって良いじゃないか。」
第2皇子は…。
「俺もそう思う。無理矢理押し付けられた婚約者が居なくなって精々してるわ。王家と繋がろうと言う魂胆が丸見えだったからな。」
第3皇子は悟った。
(この国に何かが起きている…。これを見過ごしたらいつかとんでもない事になりそうだ。早急に手を打たねば…。)
こうして、事態はグリッドの思惑通りに進む。
グリッドは毎夜貴族の女達の屋敷に通い、調教していた。
「あ…あぁ…♪熱いのがいっぱい…♪」
「ふぅ、俺は誰かな?」
「はいぃ♪私達メス犬のご主人様ですぅっ…♪」
「この屋敷の貴族はどうなった?」
「はいっ…♪酒に酔って階段から落ちて死にましたぁ…♪」
「よく出来ました。ではご褒美だ。」
「あぁんっ♪ご褒美ありがとうございますぅぅぅっ♪」
貴族の妻と従者達はすっかり堕ちてしまっていた。問題は娘だ。母親に聞いた話だと俺の1つ下らしい。まだこう言った事の意味すら分からないそうだ。もう何度も抱いたがまだ態度が変わらない。
「お母様…皆…どうして…。」
「従う気は無いか?」
「何故従わなければならないのですか!親を殺されたばかりか…毎日毎日私の身体に何かをして…!」
「気持ち良くはないか?」
「あれが気持ち良い?バカな事を…。あんな恥ずかしい事が気持ち良い訳ありません!淑女を裸にし股を擦るだけで…!」
う~む。どうやらまだ快楽が分からないらしい。どうしようか…。
「全く…、これだから子供は…。」
「なっ!?わ、私は子供ではありませんっ!婚約者もいるれっきとした淑女ですわっ!」
「婚約者だぁ?ガキの癖に?ははっ、男女の喜びも知らないお子様が淑女とはなぁ。こんな子供を婚約者にとか、もらう男は哀れだなぁ。男を喜ばせる事も知らない相手が妻とはな。どこの誰々さだ?」
「聞いて驚くがいい!私の婚約者はこの国の第2皇子様なんだからっ!誰がお子様よ!裸で股を擦るのが何だって言うのさ!毎回私のお腹に何か出して…!へんたいへんたいへんた~い!」
第2皇子…だと?はは、そんな繋がりが。
「ふぅ、なら教えてやるよ。俺達がやっているのはな、本来は夫婦が子供を作る為に行う行為だ。」
「………え?」
「知らないのか?毎晩お前に注いでるあれは子種だ。あれを注がれた女は腹に赤ん坊が出来る。」
「…えぇぇぇぇっ!?う…嘘…。」
「さて、散々受け入れたお前の腹を婚約者はどう思うかな?まさか…自分以外の男に散々注がれた女を優しい優しい皇子様は受け入れてくれるかな?」
「あ…あぁぁぁ…あぁぁぁぁぁっ!!!」
娘は混乱した。
「う、嘘よ!わ、私…!毎日いっぱい注がれて…!」
「そうだ。お前の行き先は…俺の女か、他の男の下か…あの世しかない。残念だったな。」
「あぁぁぁぁぁぁっ!このっ!悪魔ぁっ!」
「知らねぇな。俺は盗賊だ。欲しい者は奪うし、要らないモノは壊す。大人しく俺のモンになれよ。今なら優しく愛してやるが、奴隷に落ちたら沢山の男に寄って集って犯されて玩具にされるだろうなぁ。」
「愛…。」
「そうだ。愛だ。俺は…お前の身体で気持ち良くなれたからあれを注げる。今素直になればお前は俺だけに愛される。」
と、グリッドはマスクを外し素顔を晒した。
「え…。」
「「「い、イケメン!?私達の主様は超イケメンだった!!」」」
「俺の女になれ。皇子なんかより幸せにしてやるよ。」
そう言ってグリッドは彼女の身体で抽挿を始めた。
「あっ…♪え?な、なんで?今気持ち良く…あっあっ…♪ぬるぬるが…気持ち…良いの!?」
「ぞくぞくするだろう?大人の男女はこうやって肌を重ねて愛を確かめあうんだ。」
「大人の女…。」
「ああ、大人のお前なら分かるよな?俺がちゃんと愛してるってな。愛がないとこんなに抱けないんだ?」
「わ、私の事…好きなの?」
「そりゃあな?けど…嫌ならもう諦めるよ。こうして秘密もバラしたし…。」
「そ、そう。ふ~ん。す、好きなんだ。わ、私の身体が気持ち良いからこんなに硬くなってるの?」
「そうだな。硬くならないと入らないだろう?」
「へ、へ~。そうなんだ…。き、キス…して。ちゃんとキスして好きだって言ってくれたらバラさないであげる。後…んむっ!?」
グリッドは彼女にキスをした。
「…好きだよ。」
「ふぁっ…♪はぁぁぁ…♪」
「で?後なに?」
「後…これからも毎日会いに来て…。皇子は婚約者だったけど…一回しか会った事ないし、挨拶しかした事無いんだもん。握手すらしてないわ。」
それは…ただの政略結婚では?グリッドは母親を見た。すると、何故か親指を立ててテヘペロしていた。
「あのな…多分それ…。」
と、グリッドは結婚が金の為だと彼女に告げた。
「…え?そ、それじゃ…皇子…は?」
従者が現実を突きつける。
「第2皇子はゲスですからね~。他にも婚約者と言ってる人を何人か知ってますよ~。」
「え?」
「大体皇子と10歳位歳が離れてるじゃないですか?これで皇子が本気だったらロリコンっす。」
「ろ、ロリ?」
「ここのご主人は金だけは持ってましたからね~。娘を使って成り上がろうとしてたのが見え見えっす。」
「わ、私…愛されて…なかった?」
最後に母親が締めた。
「皇子ね、帰り際こう言ってたわ。「せめてもう少し大人だったらなぁ…。ガキはいらん。」ってね。」
「…は、はは。私…何にも知らなかった…。」
グリッドが言った。
「な?現実なんてこんなもんさ。俺を見ろ。お前と歳は一歳しか違わないんだぜ?俺達…良い仲になれると思わないか?」
「…なる。私…グリッドのお嫁さんになる!秘密もバラさないから!」
「良かった。なら…これからは俺の言う事をちゃんと聞いて守るんだぞ?」
「うんっ!」
こうして、貴族と繋がりを持ったグリッドは次々と貴族の屋敷を襲い、国を混乱へと導く。
貴族の相次ぐ死に王は頭を悩ませていた。
「むう…こうも立て続けに貴族が事故死とは…。」
「父上、これは本当に事故死なのですか?僕にはとても事故には…。」
「死んだ家族が事故だと言っておるのだ。大黒柱を失った者達が嘘を吐く訳があるまい。お前は何事も疑い過ぎだ。少しは兄2人を見習ったらどうだ?」
第1皇子は…。
「死んだのは裏金や横領を繰り返している様なクズだ。むしろ国が綺麗になって良いじゃないか。」
第2皇子は…。
「俺もそう思う。無理矢理押し付けられた婚約者が居なくなって精々してるわ。王家と繋がろうと言う魂胆が丸見えだったからな。」
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