21 / 43
第2章 グリッド盗賊団
第17話 第3皇子
しおりを挟む
先ず初めに悪徳貴族を的に掛ける。コイツらは死んでも国からは追われない。寧ろ感謝されて良いだろう。実際皇帝を含め誰も疑っていない。ただ1人を除いて。
「やはりおかしい…。死んでいるのは悪い噂が絶えない者達ばかりだ。けれど家族からは事故死と…。死に方は様々…。風呂で溺死、階段から落ちての転落死、急性アルコール中毒に騎馬の訓練中に落馬して死亡…。どれも確かにありえる死に方だが…。こうも短期間に続くものか?」
今の所、疑いの域を出ないが、ミハエルは確実に怪しんでいた。それもその筈。いつ自分の婚約者の家に不幸が訪れるか分からないからだ。
その不幸は今正に起こっているのだが…。
「あっあっ♪グリッド様ぁっ♪リアナはもう果ててしまいますぅっ♪」
「良いよ?じゃあ一緒に逝こうか。どこに欲しい?」
「も、勿論…リアナの奥にっ…♪リアナの子宮にグリッド様の熱い子種をっ♪あっ…い…くぅっ♪」
グリッドは彼女の胎内に容赦無く大量の精を流し込む。それももうここ数日で何度もだ。こうなった切っ掛けは彼女が偶然グリッドの店を訪れてからだ。彼女は店にあったドレスを試着していた所をグリッドに犯された。その際、彼女はグリッドの虜となり、今では自ら喜んで店に通う様になっていた。
「何時も来てくれるけど…婚約者さんは知ってるの?」
「まだそんな事を言ってるのですか?私は…最初に貫かれた日からグリッド様の事が…♪」
「けどさ~。リアナにはミハエルって婚約者が居るでしょう?ミハエルと俺じゃ格も違うし、何故俺を?」
リアナは接続部をくねらせながら言った。
「だって…グリッド様の方が素敵なのですもの…♪優しいし…こんなに気持ち良くして下さるし…。彼は顔は良いけど真面目過ぎて疲れるのです。」
「おいおい、それじゃ俺が不真面目みたいじゃないですか?」
「あら?試着室に押し入り後ろから激しく何度も貫いた癖に…♪」
「あまりに可愛かったからつい…ね。」
「ふふふっ♪嬉しい…♪こんなに注がれても子が出来る心配が無いだなんて…遊び人とは凄い職業ですねぇ。」
「まぁ大分レベルを上げなきゃならないけどね。それより…今日はどうする?」
リアナは言った。
「連日の貴族の不審死を気にしてミハエル様が我が家を訪れる予定です。」
「はは、そんな日に別の男とこんな事してるなんてねぇ?大丈夫?」
「バレたらバレたで婚約を破棄するだけですわ。グリッド様は恨まれるでしょうけど♪」
「皇子には睨まれたくないねぇ。折角軌道に乗ってきた店が潰されそうだ。」
「それは大変♪潰れたら我が家で買いなおさないと♪」
「はは、その時は頼むよ。さ、もう行きなさい。腹に俺の精を溜めたままでね。」
「ええ、ではまた明日…♪」
リアナは微笑んで店を出ていった。
「酷い女だなぁ。婚約者がいながらに別の男となんて。」
「マイラさんか。国の動きは?」
「今んとこ無し。疑っているのはミハエルだけだね。どうする?」
「…そうだなぁ。そろそろ…殺るか。マイラ、リアナを拐って魔導ハウスに入れといて。で、彼女の家にミハエルを1人で町の地下水路に呼び出す旨の手紙を。」
「了解。相手は魔法剣士に聖騎士だ。気を付けなよ?」
「ふふっ、大丈夫さ。じゃ頼むよ。」
その後、マイラは家に戻る途中のリアナを言葉巧みに魔導ハウスへと誘導し、薬で眠らせた後、魔導ハウスを玉に戻した。玉になっている際はどうやっても出られないのが魔導ハウス。実に便利だ。
その後、手紙を受け取った彼女の親はミハエルにそれを見せた。
「り…リアナが…さ、拐われた?」
「ああ。ど、どうしたら…。ミハエル様…!」
「…僕が行けば良いんだね?なら…行くよ。」
「ああ…どうか…宜しくお願い致します!」
「任せて。」
ミハエルは呼び出された場所へと向かう最中、考えていた。
「やはり今回の貴族の死には裏があった…!リアナ…今助けに行くよっ!」
首都には地下水路が設けられていた。民の生活排水等が地下に流れ込む仕組みだ。実に臭う。
「リアナ!何処だっ!返事をしてくれっ!」
ミハエルは臭いも気にせず地下水路を走り回る。首都全体を走る地下水路はかなり広い上に世捨て人の溜まり場となっている。大体はカジノで身を滅ぼした連中だ。
「ありゃあ…第3皇子じゃねえか?」
「あ?何してんだありゃ?」
「おい!此処に女が拐われて来なかったか!」
「あ~?知らねえよ。仮に知ってたとしてよ?タダで教えると思うか?」
と、浮浪者は手を伸ばした。
「ちっ。ほら。」
ミハエルは男に金貨を1枚渡した。
「ありがとよ。で、女だっけ?」
「ああ。」
「知らんな。」
「は?じゃあ返せよ。」
「バカだな。知らないってのも情報だろうが。騙される方が悪いのさ。けけけけ。」
「くっ!時間を無駄にしたっ!いや…つまりは此方には居ないと言う事か。しかし…信用しても良いのか…。」
「早く行った方が良いんじゃねぇか?こんな場所に女が来たらよ、分かるだろう?今頃ぐっちゃぐちゃに汚され…ぐはっ!な、何しやがる!」
「黙れ、クズが。いずれ此処も掃除してやる!精々悪足掻きでもするんだな!」
そう言ってミハエルは違う方向に走って行った。
「くそがっ!くたばれっ!!」
ミハエルは必死に探し回る。
「くそぉっ!見つからないっ!!何処に居るんだっ!」
そこに変装したグリッドが姿を見せた。
「お兄さんお兄さん。」
「なんだ…!って…子供?何故こんな所に…。」
「お兄さん、女の人探してるんだって?僕居場所知ってるよ?」
「な、何っ!?ど、何処に居るっ!金なら払うっ!場所を教えてくれっ!」
グリッドは言った。
「地下水路には隠し部屋がいくつかあってね。あそこを真っ直ぐ進んで右に曲がった先の行き止まりの壁に仕掛けがあるんだ。レバーを引くと壁が開くから…。」
「そこに居るんだなっ!ありがとう!少ないが取っておけ。」
と、ミハエルは白金貨を1枚渡し走って行った。
「少な。じゃあね、ミハエル。サヨウナラ。」
グリッドは笑って変装を解いた。
「はぁっ、はあっ!み、見つけたっ!此処だ!れ、レバーは?あ、あった!今助けるよ、リアナ!」
ミハエルは焦ったままレバーを引く。冷静な状態ならまず引っ掛からない罠に、ミハエルはハマった。
「え?うわっ…落とし穴っ!?ぐぅっ…!」
ミハエルは罠にハマった。下に落ちたミハエルを何かが噛んだ。
「つっ!?な、何…あぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
ミハエルは見た。自分の回りに大量の蛇が居る。
「か、噛まれた?ま、先ずい【キュ…くあぁぁぁぁぁっ!」
ミハエルの首に蛇が飛び付き喉を潰す。
「かひゅっ…!?が…かは…っ。」
詠唱を妨害されたミハエルにはもう為す術がない。最後は全身を噛まれ痛みと毒の回る苦しみで穴の上を見上げていた。そして見た。
(お前が…犯人…だった…のか…………。)
穴の上では笑う少年が1人立っていたのであった。
「やはりおかしい…。死んでいるのは悪い噂が絶えない者達ばかりだ。けれど家族からは事故死と…。死に方は様々…。風呂で溺死、階段から落ちての転落死、急性アルコール中毒に騎馬の訓練中に落馬して死亡…。どれも確かにありえる死に方だが…。こうも短期間に続くものか?」
今の所、疑いの域を出ないが、ミハエルは確実に怪しんでいた。それもその筈。いつ自分の婚約者の家に不幸が訪れるか分からないからだ。
その不幸は今正に起こっているのだが…。
「あっあっ♪グリッド様ぁっ♪リアナはもう果ててしまいますぅっ♪」
「良いよ?じゃあ一緒に逝こうか。どこに欲しい?」
「も、勿論…リアナの奥にっ…♪リアナの子宮にグリッド様の熱い子種をっ♪あっ…い…くぅっ♪」
グリッドは彼女の胎内に容赦無く大量の精を流し込む。それももうここ数日で何度もだ。こうなった切っ掛けは彼女が偶然グリッドの店を訪れてからだ。彼女は店にあったドレスを試着していた所をグリッドに犯された。その際、彼女はグリッドの虜となり、今では自ら喜んで店に通う様になっていた。
「何時も来てくれるけど…婚約者さんは知ってるの?」
「まだそんな事を言ってるのですか?私は…最初に貫かれた日からグリッド様の事が…♪」
「けどさ~。リアナにはミハエルって婚約者が居るでしょう?ミハエルと俺じゃ格も違うし、何故俺を?」
リアナは接続部をくねらせながら言った。
「だって…グリッド様の方が素敵なのですもの…♪優しいし…こんなに気持ち良くして下さるし…。彼は顔は良いけど真面目過ぎて疲れるのです。」
「おいおい、それじゃ俺が不真面目みたいじゃないですか?」
「あら?試着室に押し入り後ろから激しく何度も貫いた癖に…♪」
「あまりに可愛かったからつい…ね。」
「ふふふっ♪嬉しい…♪こんなに注がれても子が出来る心配が無いだなんて…遊び人とは凄い職業ですねぇ。」
「まぁ大分レベルを上げなきゃならないけどね。それより…今日はどうする?」
リアナは言った。
「連日の貴族の不審死を気にしてミハエル様が我が家を訪れる予定です。」
「はは、そんな日に別の男とこんな事してるなんてねぇ?大丈夫?」
「バレたらバレたで婚約を破棄するだけですわ。グリッド様は恨まれるでしょうけど♪」
「皇子には睨まれたくないねぇ。折角軌道に乗ってきた店が潰されそうだ。」
「それは大変♪潰れたら我が家で買いなおさないと♪」
「はは、その時は頼むよ。さ、もう行きなさい。腹に俺の精を溜めたままでね。」
「ええ、ではまた明日…♪」
リアナは微笑んで店を出ていった。
「酷い女だなぁ。婚約者がいながらに別の男となんて。」
「マイラさんか。国の動きは?」
「今んとこ無し。疑っているのはミハエルだけだね。どうする?」
「…そうだなぁ。そろそろ…殺るか。マイラ、リアナを拐って魔導ハウスに入れといて。で、彼女の家にミハエルを1人で町の地下水路に呼び出す旨の手紙を。」
「了解。相手は魔法剣士に聖騎士だ。気を付けなよ?」
「ふふっ、大丈夫さ。じゃ頼むよ。」
その後、マイラは家に戻る途中のリアナを言葉巧みに魔導ハウスへと誘導し、薬で眠らせた後、魔導ハウスを玉に戻した。玉になっている際はどうやっても出られないのが魔導ハウス。実に便利だ。
その後、手紙を受け取った彼女の親はミハエルにそれを見せた。
「り…リアナが…さ、拐われた?」
「ああ。ど、どうしたら…。ミハエル様…!」
「…僕が行けば良いんだね?なら…行くよ。」
「ああ…どうか…宜しくお願い致します!」
「任せて。」
ミハエルは呼び出された場所へと向かう最中、考えていた。
「やはり今回の貴族の死には裏があった…!リアナ…今助けに行くよっ!」
首都には地下水路が設けられていた。民の生活排水等が地下に流れ込む仕組みだ。実に臭う。
「リアナ!何処だっ!返事をしてくれっ!」
ミハエルは臭いも気にせず地下水路を走り回る。首都全体を走る地下水路はかなり広い上に世捨て人の溜まり場となっている。大体はカジノで身を滅ぼした連中だ。
「ありゃあ…第3皇子じゃねえか?」
「あ?何してんだありゃ?」
「おい!此処に女が拐われて来なかったか!」
「あ~?知らねえよ。仮に知ってたとしてよ?タダで教えると思うか?」
と、浮浪者は手を伸ばした。
「ちっ。ほら。」
ミハエルは男に金貨を1枚渡した。
「ありがとよ。で、女だっけ?」
「ああ。」
「知らんな。」
「は?じゃあ返せよ。」
「バカだな。知らないってのも情報だろうが。騙される方が悪いのさ。けけけけ。」
「くっ!時間を無駄にしたっ!いや…つまりは此方には居ないと言う事か。しかし…信用しても良いのか…。」
「早く行った方が良いんじゃねぇか?こんな場所に女が来たらよ、分かるだろう?今頃ぐっちゃぐちゃに汚され…ぐはっ!な、何しやがる!」
「黙れ、クズが。いずれ此処も掃除してやる!精々悪足掻きでもするんだな!」
そう言ってミハエルは違う方向に走って行った。
「くそがっ!くたばれっ!!」
ミハエルは必死に探し回る。
「くそぉっ!見つからないっ!!何処に居るんだっ!」
そこに変装したグリッドが姿を見せた。
「お兄さんお兄さん。」
「なんだ…!って…子供?何故こんな所に…。」
「お兄さん、女の人探してるんだって?僕居場所知ってるよ?」
「な、何っ!?ど、何処に居るっ!金なら払うっ!場所を教えてくれっ!」
グリッドは言った。
「地下水路には隠し部屋がいくつかあってね。あそこを真っ直ぐ進んで右に曲がった先の行き止まりの壁に仕掛けがあるんだ。レバーを引くと壁が開くから…。」
「そこに居るんだなっ!ありがとう!少ないが取っておけ。」
と、ミハエルは白金貨を1枚渡し走って行った。
「少な。じゃあね、ミハエル。サヨウナラ。」
グリッドは笑って変装を解いた。
「はぁっ、はあっ!み、見つけたっ!此処だ!れ、レバーは?あ、あった!今助けるよ、リアナ!」
ミハエルは焦ったままレバーを引く。冷静な状態ならまず引っ掛からない罠に、ミハエルはハマった。
「え?うわっ…落とし穴っ!?ぐぅっ…!」
ミハエルは罠にハマった。下に落ちたミハエルを何かが噛んだ。
「つっ!?な、何…あぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
ミハエルは見た。自分の回りに大量の蛇が居る。
「か、噛まれた?ま、先ずい【キュ…くあぁぁぁぁぁっ!」
ミハエルの首に蛇が飛び付き喉を潰す。
「かひゅっ…!?が…かは…っ。」
詠唱を妨害されたミハエルにはもう為す術がない。最後は全身を噛まれ痛みと毒の回る苦しみで穴の上を見上げていた。そして見た。
(お前が…犯人…だった…のか…………。)
穴の上では笑う少年が1人立っていたのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる