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中学校編②
15 問題のある家庭
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レズカップルを制覇した悠真は次の部屋に向かった。依頼人は母親。自分を抱いても良い代わりに、引きこもりがちで一切学校に行かない娘を何とか更正させて欲しいとお願いされたのだ。
「引きこもりねぇ…。こんな所にも居るなんて。ま、取り敢えず会ってみないとな。」
悠真はインターホンを押した。
「はぁ~い。あら…もしかして…貴方が悠真くん?」
「はい、初めまして。貴女が依頼された方で宜しいですか?」
「ええ。私よ。どうぞ中へ…。」
「失礼しますね。」
悠真は部屋に上がり事情を聞いた。
「あっあっ♪これぇっ…依頼料になるのぉっ♪私だけ得してるぅっ♪あっあっ…久しぶりのおちんぽぉっ♪気持ち良いぃっ♪」
悠真はソファーに座り、母親を抱きながら話を聞いていた。娘は都会に居た頃イジメに遭い、学校に行かなくなったらしい。学年は学校に行っていれば五年生との事だ。引きこもりは一年の頃かららしい。既に丸四年。筋金入りだ。
「誰が説得しても何も聞き入れなくてぇっ♪部屋から出たのは引っ越しの時だけぇっ♪その引っ越しの時でさえ、フルフェイスのヘルメットを被って表情すら見せてくれなかったの。夫は呆れて離婚。私も日中は仕事で話を聞いてあげられなくてね…。んっ…はぁぁっ♪」
母親は射精を終えたモノから降り、割れ目を拭いていた。エロい…。
「もう頼れるのは貴方しかいないの…。お願い!娘を部屋から連れ出してっ!」
「…分かりました。やってみましょう。娘さんの部屋に案内して下さい。」
「ええ、付いてきて。」
悠真は母親に付いて娘の部屋の前に立った。
「っと、私そろそろ仕事に行かなきゃ。ごめんね…。」
「いえ、今から仕事ですか。大丈夫ですか?」
「大丈夫♪いっぱい元気貰ったし♪じゃあ…夜には戻るから…それまで好きにしててね。いってきまぁ~す♪」
母親は仕事に行った。あれだけ運動した後だって言うのに…元気だなぁ…。
悠真は母親を見送った後、再び家の中を見回した。すると、幾つかカメラを確認出来た。
「成る程、これで監視しているのか。…となるとさっきのアレも見ていた事に…。やれやれ…。」
悠真は部屋の扉をノックした。が、返事は無い。
「返事なしか。しかし…この扉…認証システムですか。手間を掛けさせてくれますねぇ。よっと。」
悠真はパネルを開き、携帯からコードを伸ばし接続する。
《ピッ。認証シマシタ。》
扉が難なく開いた。
「な、何で開くの!?私しか入れない様にしたのにっ!」
「ふっふっふ。甘いですね。僕にかかればこの程度造作もありませんよ。」
悠真は部屋に入った。すると扉が閉まり、室内が暗くなった。光源はPCのモニターのみ。そんな中悠真は娘を見る。髪は伸ばし放題、ついでに目が悪いのか眼鏡を掛けている。身体は長い引きこもり生活の為か、発育が悪い。
「は、早く出ていってよ!出ていかないと通報するんだからね!」
「どうぞ?僕はこの国の王様。通報した所で捕まりませんよ。」
そう言って、悠真は娘に近付く。
「い、いや…。来ないでぇっ!イジメないでぇっ!いやぁぁぁっ!………え?あ…。」
悠真は優しく娘を抱きしめ頭を撫でてやった。
「僕は君の味方ですよ。イジメないし、話も聞きます。だから焦らず、ゆっくりと思っている事を全て吐き出して下さい。ちゃんと全部聞いてあげますから…ね?」
「う…うぅっ…。本当?嘘つきってバカにしない?」
「しませんよ。座りましょうか。」
「…うん。」
悠真はベッドに腰掛け、娘が口を開くのを待った。イジメにあった理由はこうだ。一年の時、仲の良かった友達のキーホルダーが盗難にあった。そして、それが何故か彼女の鞄に入っていたのだ。彼女もキーホルダーの存在は知っており、いつも同じ物を欲しがっていたそうだ。それが鞄の中から出てきた。当然彼女は疑われ、先生に呼ばれた。彼女は自分は盗んでないと何度も言ったが、聞き入れては貰えなかった。その時はまだ子供だと言う事もあり、親を呼ばれて注意されただけで済んだらしい。父親は酷く怒った。それから娘には一切関わらなくなり、やがて両親は離婚。学校では友達も無くし、更に机に落書きや靴を隠されるなど、イジメが始まったらしい。それで誰も信用しなくなり、現在に到るって訳か。
「お母さんは嫌い?」
「嫌いじゃない。お母さんは最後までやってないって信じてくれたし、今も私を見捨てずに育ててくれてるから。」
「犯人は見つかった?」
「ううん。けど、やったのは私と仲が良かった友達の友達。私達が仲良くしてるのが気に食わなかったみたい。イジメを始めたのもその子。それから私は人が信じられなくなった。信じなきゃ辛い事も無いし。裏切られる事も無いから。」
この歳で人生に絶望してるなんてな。
「だけどさ、それじゃ楽しい事も無いし、幸せにもなれないんじゃないかな?このままずっと1人で生きていくのかい?」
「…うん。一生1人で良い。だから…帰って。話を聞いてくれたのは感謝するけど…私にはもう関わらないで。ネットがあれば私は生きていける。こう見えてお金持ちなの私。動画を配信すればお金は稼げるし、ネットがあれば何でも買える。不自由はしてないもの。」
動画配信者か。
「因みにどんな動画を配信してるの?」
「アングラサイトでしか見られないよ。つまりはそう言う事。 あ…そろそろ配信時間だから…見てても良いけどカメラには写らないでね。」
そう言うと娘はPCの前に座り、動画を配信し始めた。どうやらリアルタイム方式らしい。
「はぁ~い、今日も集まってくれた皆ありがとう♪ジュリのえっちな動画配信はっじまるよ~♪」
悠真はテンションの違いに驚いた。しかも偽名まで使っているとは。彼女の本当の名前は朱里。母親から聞いてあるから間違いない。
「えっとぉ…リクエストは~。脚を開いてパンツを見せて?こうかな~?」
画面にコメントが流れる。やたら草が生えていた。そして、徐々にカウンターの数が増えていく。どうやらあの数字は貰える金額らしい。既に一万は超え、まだまだ凄い勢いで増えていく。
「あ、ごめんね~。今日は履いて無かった~。全部見えちゃったね♪あ、表のサイトには流さないでね?バレたら配信出来なくなっちゃうからね~。」
画面には神とかマジ天使とかアホみたいなコメントが寄せられていた。
「じゃあ次のリクエストいっくよ~。えっと…くぱぁ?何それ?分かんな~い。誰か教えて~。」
朱里は甘える仕草で画面に向かって語り掛けていた。これが本来の彼女なんだろうか。
悠真は段々エスカレートしていく欲求に苛立ちを覚えるのであった。
「引きこもりねぇ…。こんな所にも居るなんて。ま、取り敢えず会ってみないとな。」
悠真はインターホンを押した。
「はぁ~い。あら…もしかして…貴方が悠真くん?」
「はい、初めまして。貴女が依頼された方で宜しいですか?」
「ええ。私よ。どうぞ中へ…。」
「失礼しますね。」
悠真は部屋に上がり事情を聞いた。
「あっあっ♪これぇっ…依頼料になるのぉっ♪私だけ得してるぅっ♪あっあっ…久しぶりのおちんぽぉっ♪気持ち良いぃっ♪」
悠真はソファーに座り、母親を抱きながら話を聞いていた。娘は都会に居た頃イジメに遭い、学校に行かなくなったらしい。学年は学校に行っていれば五年生との事だ。引きこもりは一年の頃かららしい。既に丸四年。筋金入りだ。
「誰が説得しても何も聞き入れなくてぇっ♪部屋から出たのは引っ越しの時だけぇっ♪その引っ越しの時でさえ、フルフェイスのヘルメットを被って表情すら見せてくれなかったの。夫は呆れて離婚。私も日中は仕事で話を聞いてあげられなくてね…。んっ…はぁぁっ♪」
母親は射精を終えたモノから降り、割れ目を拭いていた。エロい…。
「もう頼れるのは貴方しかいないの…。お願い!娘を部屋から連れ出してっ!」
「…分かりました。やってみましょう。娘さんの部屋に案内して下さい。」
「ええ、付いてきて。」
悠真は母親に付いて娘の部屋の前に立った。
「っと、私そろそろ仕事に行かなきゃ。ごめんね…。」
「いえ、今から仕事ですか。大丈夫ですか?」
「大丈夫♪いっぱい元気貰ったし♪じゃあ…夜には戻るから…それまで好きにしててね。いってきまぁ~す♪」
母親は仕事に行った。あれだけ運動した後だって言うのに…元気だなぁ…。
悠真は母親を見送った後、再び家の中を見回した。すると、幾つかカメラを確認出来た。
「成る程、これで監視しているのか。…となるとさっきのアレも見ていた事に…。やれやれ…。」
悠真は部屋の扉をノックした。が、返事は無い。
「返事なしか。しかし…この扉…認証システムですか。手間を掛けさせてくれますねぇ。よっと。」
悠真はパネルを開き、携帯からコードを伸ばし接続する。
《ピッ。認証シマシタ。》
扉が難なく開いた。
「な、何で開くの!?私しか入れない様にしたのにっ!」
「ふっふっふ。甘いですね。僕にかかればこの程度造作もありませんよ。」
悠真は部屋に入った。すると扉が閉まり、室内が暗くなった。光源はPCのモニターのみ。そんな中悠真は娘を見る。髪は伸ばし放題、ついでに目が悪いのか眼鏡を掛けている。身体は長い引きこもり生活の為か、発育が悪い。
「は、早く出ていってよ!出ていかないと通報するんだからね!」
「どうぞ?僕はこの国の王様。通報した所で捕まりませんよ。」
そう言って、悠真は娘に近付く。
「い、いや…。来ないでぇっ!イジメないでぇっ!いやぁぁぁっ!………え?あ…。」
悠真は優しく娘を抱きしめ頭を撫でてやった。
「僕は君の味方ですよ。イジメないし、話も聞きます。だから焦らず、ゆっくりと思っている事を全て吐き出して下さい。ちゃんと全部聞いてあげますから…ね?」
「う…うぅっ…。本当?嘘つきってバカにしない?」
「しませんよ。座りましょうか。」
「…うん。」
悠真はベッドに腰掛け、娘が口を開くのを待った。イジメにあった理由はこうだ。一年の時、仲の良かった友達のキーホルダーが盗難にあった。そして、それが何故か彼女の鞄に入っていたのだ。彼女もキーホルダーの存在は知っており、いつも同じ物を欲しがっていたそうだ。それが鞄の中から出てきた。当然彼女は疑われ、先生に呼ばれた。彼女は自分は盗んでないと何度も言ったが、聞き入れては貰えなかった。その時はまだ子供だと言う事もあり、親を呼ばれて注意されただけで済んだらしい。父親は酷く怒った。それから娘には一切関わらなくなり、やがて両親は離婚。学校では友達も無くし、更に机に落書きや靴を隠されるなど、イジメが始まったらしい。それで誰も信用しなくなり、現在に到るって訳か。
「お母さんは嫌い?」
「嫌いじゃない。お母さんは最後までやってないって信じてくれたし、今も私を見捨てずに育ててくれてるから。」
「犯人は見つかった?」
「ううん。けど、やったのは私と仲が良かった友達の友達。私達が仲良くしてるのが気に食わなかったみたい。イジメを始めたのもその子。それから私は人が信じられなくなった。信じなきゃ辛い事も無いし。裏切られる事も無いから。」
この歳で人生に絶望してるなんてな。
「だけどさ、それじゃ楽しい事も無いし、幸せにもなれないんじゃないかな?このままずっと1人で生きていくのかい?」
「…うん。一生1人で良い。だから…帰って。話を聞いてくれたのは感謝するけど…私にはもう関わらないで。ネットがあれば私は生きていける。こう見えてお金持ちなの私。動画を配信すればお金は稼げるし、ネットがあれば何でも買える。不自由はしてないもの。」
動画配信者か。
「因みにどんな動画を配信してるの?」
「アングラサイトでしか見られないよ。つまりはそう言う事。 あ…そろそろ配信時間だから…見てても良いけどカメラには写らないでね。」
そう言うと娘はPCの前に座り、動画を配信し始めた。どうやらリアルタイム方式らしい。
「はぁ~い、今日も集まってくれた皆ありがとう♪ジュリのえっちな動画配信はっじまるよ~♪」
悠真はテンションの違いに驚いた。しかも偽名まで使っているとは。彼女の本当の名前は朱里。母親から聞いてあるから間違いない。
「えっとぉ…リクエストは~。脚を開いてパンツを見せて?こうかな~?」
画面にコメントが流れる。やたら草が生えていた。そして、徐々にカウンターの数が増えていく。どうやらあの数字は貰える金額らしい。既に一万は超え、まだまだ凄い勢いで増えていく。
「あ、ごめんね~。今日は履いて無かった~。全部見えちゃったね♪あ、表のサイトには流さないでね?バレたら配信出来なくなっちゃうからね~。」
画面には神とかマジ天使とかアホみたいなコメントが寄せられていた。
「じゃあ次のリクエストいっくよ~。えっと…くぱぁ?何それ?分かんな~い。誰か教えて~。」
朱里は甘える仕草で画面に向かって語り掛けていた。これが本来の彼女なんだろうか。
悠真は段々エスカレートしていく欲求に苛立ちを覚えるのであった。
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